はてなキーワード: 巡音ルカとは
多分、僕より詳しい人はいっぱいいると思うけど、「自分にとってのボカロ」はこんな感じ。
ニコ動以前からボーカロイドは存在したが、爆発的人気となったのは、初音ミクの登場とニコ動のボカロP達の活躍によるところが大きい。
今でも、ボカロPの初期キャリアはニコ動から始まることが多い。
現ニコニコ代表の栗田穣崇(https://twitter.com/sigekun)は重度のボカロ愛好者。
「○○P」とは、○○プロデューサーの略で、「初音ミク」などのボカロをアイドルに見立てて、作詞作曲した作者に対してあだ名をつけたもの。
本人が名乗るよりもニコニコ動画ユーザーが名付けることが多い。アイドルマスターのファン文化が影響している。
https://dic.nicovideo.jp/a/%E3%83%9C%E3%82%AB%E3%83%ADp
いつの間にか3DCG制作ソフトの代名詞のようになったが、もとはMikuMikuDanceで初音ミクやその他のキャラクターを動かすための3DCG。
https://dic.nicovideo.jp/a/mmd
https://sites.google.com/view/vpvp/
https://dic.nicovideo.jp/a/%E3%83%9E%E3%82%B8%E3%82%AB%E3%83%AB%E3%83%9F%E3%83%A9%E3%82%A4
ニコニコの親会社ドワンゴ主宰のユーザー参加型イベント。ランキング企画などがある。
2007年9月 ワンカップPの『初音ミクが来ない?来た?』騒動
2007年9月 前日予約P『Ievan Polkka』※ネギのイメージの発祥
2007年12月 ryo『メルト』の爆発的人気。これ以降、本格志向の曲が増える。
2008年2月 MMD(MikuMikuDance)公開
2009年2月 samfree『ルカルカ★ナイトフィーバー』
2009年7月 Project DIVA発売
2009年7月 家の裏でマンボウが死んでるP『家の裏でマンボウが死んでる』
2009年8月 iroha(sasaki)作曲・kuma(alfled)作詞『炉心融解』
2010年7月 daniwellP『Nyanyanyanyanyanyanya!』※後にnyancatとして海外で人気(2億回再生)に。
2010年7月 DECO*27『モザイクロール feat. GUMI』
2011年2月 NHKでボカロ特集(大海ディレクターによる初音の縦読み仕込み)
2012年2月 ryo『ブラック★ロックシューター』テレビアニメ化
本当は近くの郵便局に行くだけだった。
でも、久しぶりに午前中から外に出たし、
残った仕事も結局夜中もするし急ぎでも無いかと、携帯とPCだけ持って遠出した。
知らない道路を突き進んで、道路標識だけを頼りに知ってる街まで車を飛ばした。
知らない風景、
畑の土臭さ
並木道の青臭さ
久しぶりに部屋と近所以外の匂いを嗅いで、扇風機以外の風を感じた。
遠出しても良いんだとか、仕事を忘れて笑っても良いんだとか、当たり前の事を思ってしまった。
街についてから色々回った。
たまたま試読出来るキン肉マン二世の究極タッグトーナメント編を読んで頑張りたい気持ちになった。
リサイクルショップで昔はやった巡音ルカのタヌルカのデスクトップフィギュアが200円位だったから、可愛すぎて衝動買いしてしまった。
https://www.youtube.com/watch?v=_5HI9D2Htfs
科学を超えた歌姫からSFへのラヴソング。調声今一なのでSF好きの人だけにお薦め。これはニコニコでコメ見ながら聞いて欲しい。
https://www.youtube.com/watch?v=hC8KrIY8qT4
https://www.youtube.com/watch?v=u71IXyUep34
調声はすごくよい訳ではないですが、ふざけてるようで深い歌詞。上のオリジナル版の味と、下のライブ版のかっこよさどっち取るか迷って両方載せました。お薦め。
https://www.youtube.com/watch?v=NprE8_B7fQU
ミクの日感謝祭は、時代がついにここまで来たのか、今私は未来を生きてるんだ感がすごかったです。ここで演奏されてる曲も振り付けもCGモデルの一部もファンの自作持ち寄りってのが自分たちもこの奇跡の一部だって感じで。その伝説のイベントの伝説のクライマックス。
初音ミクが発売した当時、私は中学生でインターネットはごく当たり前のものとなりつつあった。
でも今の中学生と比較するとやっぱりまだまだパソコンを使えない子もいたし持ってない子もいた、そんな時代。
初音ミクと出会ったきっかけは定かではないが、多分、Flashサイトを見ていた流れで見つけたんだと思う。当時の私の中では涼宮ハルヒの憂鬱と同じぐらいブームだったから。
ニコニコ動画ではなくYouTubeの転載されたもの。曲名は「メルト」
最初は、人が歌った楽曲だろうと思って再生した。人の声とはちょっと違う合成音声に衝撃を受けた。
その後は関連の動画からひたすら初音ミクという単語を追っかけまわし、ひっくり返し、貪るように聴き続けた。
初音ミク、どうやらパソコンで作った声らしい、ボーカルの代用品で歌を歌うソフト、DTM、バーチャルアイドル・・・・・・
色々なサイト、公式ページを読んだけど中学生にはこれぐらいの印象だった。
率直にそう思った
そしてこれは黒歴史になるんだけど、若かりし頃の私は布教活動を始めた。あぁ本当に中学生ってやつは…
お昼の放送に曲をかけてもらおうとCDを持って行ったり、合唱でボカロ曲を推薦したり、休み時間にかけたり…色々とやった。
その甲斐あってか割と浸透したように思う。今でいうウェイ系の子にも認知されていたし、卒業生の合唱曲を桜ノ雨にしたいからみんなで投票しよ!みたいな動きもあったし。(でも卒業式は結局、定番曲になった。本当に良かった)
ボカロの認知度は高いんだ!と思い込み、のめり込み、音楽はボカロとアニソンしか聴かなくなった。
カラオケに行った。ド田舎の中学生には行く機会が限られているからそれはもう歌うぞーと意気込んで向かった。
もちろん歌うのはボカロとアニソン。それしか聴いてなかったからね。
3曲
私の初音ミクのピークは高校1年生ぐらいまで続き緩やかに下降していった。
高校ではオタク友達が出来た。友人らはニコ厨でもあったので話が合わなくて苦労したとかはなかった。むしろ話は合うし私もプレミアムニコ厨になるしゲームも復帰しちゃうで充実してた。ぼっちオタクで死にそうとかではなくてすまない。
ピークは下降したと言いつつも、人間の曲を聴くことは少なくやっぱりボカロ曲を聴いてた。
高校生ともなるとカラオケの敷居は下がり気軽に行けるようになった。数年ぶりのカラオケ、曲を検索してビックリした。
鏡音リン・レン、MEIKO、KAITO、巡音ルカまであった。
曲数も倍以上、知ってる曲はあらかた歌える。
浦島太郎の気分だった。
その後はもうなんかめまぐるしくボカロ曲は増えていくし新しいPも増え、新ボカロは発表されて……
ライブイベントなんかも催され完全にミクさん芸能人です本当にありがとうございました。
今では幅広い年代に知られ、ライブもあり、割と一般の話のネタとしても使える。
ミクさんが受け入れられていくことが、世間がミクさんを広めていくのが嬉しい。
それと共に、ファンの心理として寂しい気持ちが生まれるのはもちろんある。
でも昔の方が良かったとか今のが悪いとかそういう気持ちはないよ。
小さいコミュニティでしか認知されないより大きな世界でミクさんが知られていく方が断然いい。
今では好きなPさんの楽曲を中心としてボカロ曲を楽しんでいます。
これからもよろしくお願いします初音ミクを筆頭としたボーカロイド各位様。
ずっとミクさんを見てた一般人の戯言でした。
またもやボーカロイドの流行り廃りが話題だと聞いて。(例:http://anond.hatelabo.jp/20150707133957)
ボカロ周辺の二次創作に少なからず貢献してきた「ピアプロ」だけれども、最近は存在感が薄れてきた気がする。
「気がする」だけでは説得力が無いので、定量的データとして、ピアプロでクリプトンの6ボカロ(ミク、リン、レン、ルカ、メイコ、カイト)のタグが付けられた作品数の推移を、半年単位で纏めてみた。
長いので結論だけ先に書くと、「ピアプロの投稿作品数は、ミク以外は先細りになりつつあり、特にイラストの頭打ち傾向が強い」。
年月日 | 初音ミク | 鏡音リン | 鏡音レン | 巡音ルカ | MEIKO | KAITO |
---|---|---|---|---|---|---|
20100513 | 20608 | 5822 | 4013 | 3617 | 1071 | 1958 |
20101117 | 25633 | 6889 | 4739 | 4852 | 1243 | 2232 |
20110517 | 31390 | 8054 | 5649 | 6089 | 1434 | 2577 |
20111117 | 36710 | 9222 | 6458 | 7015 | 1549 | 2821 |
20120519 | 40806 | 10038 | 7076 | 7666 | 1609 | 2954 |
20121119 | 44435 | 10822 | 7549 | 8159 | 1709 | 3084 |
20130519 | 47645 | 11405 | 8025 | 8530 | 1773 | 3404 |
20131119 | 50253 | 11931 | 8241 | 8781 | 1781 | 3628 |
20140519 | 53492 | 12340 | 8446 | 9082 | 1942 | 3896 |
20141119 | 56210 | 12601 | 8540 | 9238 | 2084 | 4076 |
20150519 | 58323 | 12775 | 8704 | 9485 | 2177 | 4243 |
やはりミクが圧倒的に多い。2位はリンで、3位は元はレンだったが、2010年後半にはルカに抜かされてゐる。
しかし、これを「前回集計からの(半年間での)増加数」で見てみると、残念ながらどのキャラもゆっくりと減ってきてゐて、特にリン・レン・ルカが4年半で1/5以下まで減ってゐる。
年月日 | 初音ミク | 鏡音リン | 鏡音レン | 巡音ルカ | MEIKO | KAITO |
---|---|---|---|---|---|---|
20101117 | +5025 | +1067 | +726 | +1235 | +172 | +274 |
20110517 | +5757 | +1165 | +910 | +1237 | +191 | +345 |
20111117 | +5320 | +1168 | +809 | +926 | +115 | +244 |
20120519 | +4096 | +816 | +618 | +651 | +60 | +133 |
20121119 | +3629 | +784 | +473 | +493 | +100 | +130 |
20130519 | +3210 | +583 | +476 | +371 | +64 | +320 |
20131119 | +2608 | +526 | +216 | +251 | +8 | +224 |
20140519 | +3239 | +409 | +205 | +301 | +161 | +268 |
20141119 | +2718 | +261 | +94 | +156 | +142 | +180 |
20150519 | +2113 | +174 | +164 | +247 | +93 | +167 |
特にメイコは、半年で8作品しか増えなかった期間(2013年後半)があるほど。ただ、その次の半年間で急増したのは、V3が発売されたから(カイトが2013年前半で急増したのも同じ理由)と思はれる。
ミクの音楽作品は、2015年前半でも1日に10作品以上のペースで投稿があり、流石の強さ。
次にイラストだが、明らかに音楽よりも頭打ち傾向がはっきり出てゐる。
年月日 | 初音ミク | 鏡音リン | 鏡音レン | 巡音ルカ | MEIKO | KAITO |
---|---|---|---|---|---|---|
20090517 | 47124 | 25857 | 25248 | 5420 | 9517 | 23706 |
20091117 | 61189 | 32958 | 31119 | 9014 | 11063 | 27321 |
20100513 | 75643 | 40272 | 37649 | 12779 | 12342 | 31775 |
20101117 | 90431 | 47148 | 43773 | 16020 | 14077 | 35913 |
20110517 | 101659 | 52304 | 48027 | 18682 | 15070 | 38592 |
20111117 | 110859 | 55758 | 50656 | 20131 | 15768 | 39999 |
20120519 | 119715 | 59163 | 53218 | 21492 | 16119 | 40963 |
20121119 | 125159 | 60967 | 54469 | 22224 | 16433 | 41270 |
20130519 | 130368 | 62232 | 55349 | 22631 | 16580 | 41862 |
20131119 | 135349 | 63216 | 55911 | 23237 | 17056 | 42471 |
20140519 | 138522 | 63545 | 56227 | 23357 | 17026 | 42544 |
20141119 | 141433 | 63998 | 56406 | 23421 | 17221 | 42608 |
20150519 | 143311 | 64067 | 56413 | 23490 | 17277 | 42745 |
ここでもミクは圧倒的強さだが、他のキャラの2014年に入ってからの伸びなさが尋常でない。
半年ごとの増加数で見てみると更に頭打ち傾向が際立ち、なんとメイコは減ってゐる期間(2014年前半)があるほど。この期間はメイコV3の発売日(2014年2月)を含むのに、この結果はあんまりな気がする。
年月日 | 初音ミク | 鏡音リン | 鏡音レン | 巡音ルカ | MEIKO | KAITO |
---|---|---|---|---|---|---|
20091117 | +14065 | +7101 | +5871 | +3594 | +1546 | +3615 |
20100513 | +14454 | +7314 | +6530 | +3765 | +1279 | +4454 |
20101117 | +14788 | +6876 | +6124 | +3241 | +1735 | +4138 |
20110517 | +11228 | +5156 | +4254 | +2662 | +993 | +2679 |
20111117 | +9200 | +3454 | +2629 | +1449 | +698 | +1407 |
20120519 | +8856 | +3405 | +2562 | +1361 | +351 | +964 |
20121119 | +5444 | +1804 | +1251 | +732 | +314 | +307 |
20130519 | +5209 | +1265 | +880 | +407 | +147 | +592 |
20131119 | +4981 | +984 | +562 | +606 | +476 | +609 |
20140519 | +3173 | +329 | +316 | +120 | -30 | +73 |
20141119 | +2911 | +453 | +179 | +64 | +195 | +64 |
20150519 | +1878 | +69 | +7 | +69 | +56 | +137 |
のどれかの筈だけれども、「アカウントごと削除」の影響が大きい気がする。これは定量的データは無いけれども、お気に入りの作品がごっそり消えたことや、フォロー中の投稿者がいつの間にか消えたことが何度もあるので、そんな気がしてゐる。
どうして作品やアカウントを消すのかは、私は消さないタイプなので想像しかできないけれども、
なんて理由なのかもしれない。
因みにピアプロの規約では、消される前にダウンロードした作品は、その時に付与されてゐたライセンスのままで使へるので、そこは安心できる。(http://piapro.jp/user_agreement/ 第11条の7)
去年のマジカルミライでも「ピアプロによる創作の連鎖」が誇らしげに展示してあったが、最近の実態として新規作品がどんどん減ってきて、存在感が薄らいでゐる。(実は今回の集計方法だと新規投稿數と削除数を区別できないので、増加数が0に近くても新規投稿數が100とか200とか、もっと多い可能性はある。同じだけの削除数があるといふ悲しい想定だけど。どちらにしろピアプロに現存する作品数が頭打ち傾向なのは間違ひ無い)
最近のピアプロは、作品がそこそこ増えてきたが故に、逆に作品が埋もれやすくなって、利用率(「使わせてもらいました」が付く率)が下がり、わざわざ手間を掛けてピアプロに投稿する旨味が減ってきて、新規作品が増えない、といふ悪循環に陥ってゐるのかもしれない。
その他にも、TwitterやSoundCloudで気軽にイラストや音楽の作品を披露できる環境が広まったので、そこで満足してピアプロへの投稿まで辿り着かないのもあると思ふ。ピアプロからの働きかけとして、企業とのコラボでの作品募集は多いが、それはやはり商業分野であって、ユーザー同士が勝手に盛り上がれる雰囲気が薄まった風に感じる。
私みたいな絵を描けない奴にとっては、動画を作るときにピアプロのイラストは本当に有難い存在なので、クリプトンには頑張ってピアプロを盛り上げて欲しい。
今日は、あまり知られてないけど個人的にメッチャ好きな曲を20曲紹介するぜ!
ボカロ曲がメインだけど、歌ってみたやボカロPが作曲したオリジナルPVなども含むぜ!
ニコニコ動画に登録していない人も多いと思うからYouTubeのURLも貼っとくけど、できればニコニコ動画から見てくれよな!
曲についてのコメントはしないよ!変な先入観を与えたくないからな!
楽しんでくれよな!!
●白熱灯と歪曲線●
ニコニコ動画:http://www.nicovideo.jp/watch/sm23604125?ref=search_key_video
YouTube:https://www.youtube.com/watch?v=QBvPYZKBBxk
●或る愛の日●
ニコニコ動画:http://www.nicovideo.jp/watch/sm23649457?ref=search_key_video
YouTube:https://www.youtube.com/watch?v=IbpTaPKZ_tg
ニコニコ動画:http://www.nicovideo.jp/watch/sm24402300?ref=search_key_video
YouTube:https://www.youtube.com/watch?v=4SZ9E0iUCUw
●絵の上手かった友達●
ニコニコ動画:http://www.nicovideo.jp/watch/sm23298444?ref=search_key_video
YouTube:https://www.youtube.com/watch?v=It4ybm23uS4
●With Love●
ニコニコ動画:http://www.nicovideo.jp/watch/sm10420523?ref=search_key_video
YouTube:https://www.youtube.com/watch?v=ge4U13lXVxU
●蛍●
ニコニコ動画:http://www.nicovideo.jp/watch/sm11602026?ref=search_tag_video
YouTube:https://www.youtube.com/watch?v=t8wZbpUpPV0
●FACE●
ニコニコ動画:http://www.nicovideo.jp/watch/sm22681973?ref=search_tag_video
YouTube:https://www.youtube.com/watch?v=eQbByMuBYPs
●夜と風船●
ニコニコ動画:http://www.nicovideo.jp/watch/sm25052389?ref=search_tag_video
YouTube:アップされていませんでした
ニコニコ動画:http://www.nicovideo.jp/watch/sm13305655?ref=search_tag_video
YouTube:https://www.youtube.com/watch?v=DWbvKANT17Q
●砂時計●
ニコニコ動画:http://www.nicovideo.jp/watch/sm5589101?ref=search_tag_video
YouTube:https://www.youtube.com/watch?v=P1XnP1xZLbs
ニコニコ動画:http://www.nicovideo.jp/watch/sm2947973?ref=search_tag_video
YouTube:https://www.youtube.com/watch?v=j86Va8bDj0s
●病気みたいに君が好き●
ニコニコ動画:http://www.nicovideo.jp/watch/nm7978857?ref=search_tag_video
YouTube:アップされていませんでした
●コイサイテハナ●
言わずと知れたボカロPのSasakure.UK作曲で、ボーカルはmirto。
ニコニコ動画:http://www.nicovideo.jp/watch/so17228634?ref=search_key_video
YouTube:https://www.youtube.com/watch?v=ZBXfocss8N8
●剛毛ハート●
ニコニコ動画:http://www.nicovideo.jp/watch/nm16385183?ref=search_key_video
YouTube:https://www.youtube.com/watch?v=v3RWWT2lvJ4
ニコニコ動画:http://www.nicovideo.jp/watch/sm13203183?ref=search_key_video
YouTube:https://www.youtube.com/watch?v=rvGC7Q2BuGs
ニコニコ動画:http://www.nicovideo.jp/watch/sm23120218?ref=search_key_video
YouTube:https://www.youtube.com/watch?v=-goWSq-QH18
ニコニコ動画:http://www.nicovideo.jp/watch/sm24023812?ref=search_key_video
YouTube:https://www.youtube.com/watch?v=-I_Pa9j0kTo
●CHAO!●
ニコニコ動画:http://www.nicovideo.jp/watch/sm20061171?ref=search_key_video
YouTube:https://www.youtube.com/watch?v=bFTEK7t5LH0
●夢ゆめエレジー●
ニコニコ動画:http://www.nicovideo.jp/watch/nm18776458?ref=search_key_video
YouTube:https://www.youtube.com/watch?v=0Gwu9cxpRqg
●glow●
ミリオン曲ですが、再生回数の割に知名度がないのと、ボカロ曲の中で僕が一番好きな曲なのでぶっこみました。
ニコニコ動画:http://www.nicovideo.jp/watch/sm11209477?ref=search_key_video
死にたいって思ってる人には聞いてもらいたい曲
http://www.nicovideo.jp/watch/sm18188045
明日、僕が死んだら
青い鳥を探そうと見上げたが、
やっぱりやめた。
空が青くて、見えそうにない。
どうやら僕はこの世界の
天気が変わったりは、しないらしい。
死んだら駄目だと言う人よ、
なら君は僕に
何をしてくれる?
死んだらいいよと言う人よ、
僕の死体を見て悔やめ。
明日、僕が死んだら
ようやく退屈な 世界 とも
おさらばだ。
明日、僕が死んだら
その後のことなら まあ
適当にさ、やっといてよ。
誰もが同じ格好で、
「他人とは違う」と
言い張って。
もう駄目だと、
思ったんだ。
実は けっこう 少なくて、
その枠に、僕は
入れなかった。
真っ白に塗り潰したキャンバスを
持って僕は、
途方に暮れる。
明日、僕が死んでも
きっと何も変わらない、ね
知らないふりで
くるくる回り続けるんだろうね
ただの悲しみにさえなれずに
やりたいことはいろいろあった。
気に入らないやつを
思いきり 殴ったり
思いきり 泣いたり
思いきり 怒ったり、
思いきり 笑ったり
誰かを信じてみたり
明日を 僕が生きたら、
変わるものもあるのだろうか
懸命に何かを支え 声をあげる。
明日を君が生きたら、
誰もいない夜を越えて
着いた朝なら
きっと変えられる。
と言い換えても違和感ないよね。
「俺たちオジさん(オバさん)には今、歌う歌もなければ、聴く歌もない!」
http://bylines.news.yahoo.co.jp/tomisawaissei/20130216-00023503/
に噛み付いてるブログ
「青春時代を彷徨い続けるオジサンが大人の音楽を騙るなんて、ちゃんちゃらおかしい」
http://d.hatena.ne.jp/p_shirokuma/20130220/p1
両方読んで、人間って結局自己中だからそう思うのも仕方ないんじゃね?と思った。
はるか昔から繰り返されてきた、昔はよかった症候群のひとつだし。
口ではなんとでも言っても、なんだかんだで自分がいいと思ったものをいいと思い続けたいというのは別に悪いことじゃないだろう。
他人に押し付けるのは別としても。
ボカロ厨じゃないけど、仮にボーカロイドに当てはめて冒頭の団塊の記事を書き換えたらこうなる。
歌は歌であって、実は歌ではない、という時代があった。もう30年以上も前の〈初音ミク〉のことだ。その時代、初音ミクは歌であって、実は既成の意味での歌ではなかった。どういうことかというと、スタイルはあくまで歌だが、それを超えてしまう“何か”があったということだ。換言すれば、歌は己れの自己表現の一手段だったということでもある。かつて初音ミク時代は、歌とはそういうものだった。歌にボカロPの生きざまそのものが反映され、聴き手である私たちは歌を聴いてボカロPの〈生きざま〉に共感を覚えたのだ。ところが、年月は流れ、歌そのものが変わってしまったように思えてならない。いや、ボカロPも聴き手も、歌に対する考え方が変わってしまったという方が適切だろうか? 歌のスタイルはかつての初音ミク一辺倒の時代から、鏡音リンレン、巡音ルカ、MEIKO、KAITOなどと多様化したが、そんな中で歌は、一口で言うなら“たかが音楽”になってしまった。でも、それは「歌は歌としての“純粋性”を取り戻した」というパラドックスでもある。しかし、と私は考えてしまう。いくら音楽性があったとしても、内容の希薄な歌が本当に歌なのか、と。
初音ミク、ボーカロイドは、私たちが作りだしここまで育ててきた〈私たちの世代の歌〉だったのではないか。変にカッコウなどつけずに、素直な気持ちで自分の胸のうちをさらけ出して現在の〈人生〉を堂々と歌って欲しいものだ。私たちはそれを待ち望んでいるのである。かつてXXXX(※ボカロPの名前)が私に語った言葉が胸に深く刻みこまれている。
「今ぼくがやってることが、初音ミクなんだと思う。この頃、つくづく思うことは、ぼくが生きていること、それ自体がメッセージだってこと。この年になって、まだ現役で動画を作って、いろんなサイトに投稿して。お客さん、たくさん集めて、それで頑張っている。ぼくのそんな生き方そのものがメッセージだと思う。言葉でメッセージするんじゃなくて、生き方でメッセージする。それでいいんじゃないかと思う」
http://anond.hatelabo.jp/20110707195830
初音ミク現象の持つCGM的側面については、外国人の感想でもしばしば言及されている。しかし、ワールドイズマインならぬWorld is Hers(世界は彼女のもの)と題された以下の感想ほど、このテーマを正面から丁寧に描いたものはない。CGMこそ「クリプトンが世界にもたらした最大の贈り物」との指摘はとても重要だろう。伊藤社長が主役を演じる世にも珍しい感想、という面からも一読の価値はある。
urlは以下の通り。
伊藤博之は自ら説明しようとしていた。
「ヴァーチャル・アイドル」初音ミクを生み出した企業、クリプトン・フューチャー・メディアのCEOとして、伊藤は人で溢れる大衆文化のバンドワゴンの運転席に座っている。そして誰もが興奮しすぎる前に、彼は人々にこのバンドワゴンが何であるか理解させたいと望んでいた。
「初音ミクは[一つの]ソフトウエアです」と彼は言う。「YAMAHAが開発したボーカロイド技術を使ったものです。[ボーカロイドは]歌声を作り出すエンジンで、我々はYAMAHAからその技術に基づく製品を開発するライセンスを得ました」
言い換えれば、ミクのファンであると公言することは、KorgのTritonキーボードあるいはフェンダー・ストラトキャスター・ギターのファンであるのと似ているのだ。君が応援するのは楽器――PCにインストールしなきゃならないうえに箱にはアニメ風のイラストが描かれているが、でもやはりそれは楽器だ。おまけにボーカロイドというブランドネーム自体はミクや彼女の華やかな友人たちに帰するものというより、むしろ彼らを動かす音声合成エンジンを指している。文字通りに取れば、「ボーカロイドのファン」であるとは、特定ブランドのギター弦のファンであるのと同じである。
だが誰がそんな言葉遊びを気にするだろうか? どんな新興サブカルチャーでも、言葉に独自の意味が付きまとうのは普通である。今日では「ボーカロイド」はそのイノベーションから花開いた仮想世界全体を示す言葉となっている。ボーカロイドとは作曲家がそのソフトを使って自宅スタジオで作り出した無限のレパートリーを持つ曲のことである。ボーカロイドとはそれぞれの曲に対応する画像と動画のギャラリーである。ボーカロイドとはそれらの画像から生まれたあらゆるミームや粗筋である。ボーカロイドとはそれぞれ特有のボイスバンクを象徴するキャラクター群のことである。そして誰であれアニメ・エキスポに参加した者ならこう言うだろう。ボーカロイドとはそれらキャラのあらゆるバリエーションを含む姿にドレスアップしたファン層である。
これこそがクリプトンのマーケディング・ディレクター、佐々木渉すらも驚かせた口コミ波及効果だ。彼は「ユーチューブやニコニコのような動画シェアサイトを通じて[ボーカロイドが]利用されるやり方」に驚いたと話す。「これらのサイトを使って、本当に口コミで仲間の間に広がっていきます。本当に過去に例を見ない[方法で]様々な国で人気を得ています」。つまり、本流エンターテインメントの大半が今なお企業の重苦しい手によって運営されている一方、自力推進型であるボーカロイドの本質はあらゆるものをひっくり返したのだ。
「ある意味、こんな現象相手に取り組む最良の手法を見つけるためもがき続けてきました」と佐々木は話す。「ファンからのフィードバックを得るのが最良だと我々は信じてきました……いかに物事に対処するか、ファン層にとって最もよいことのためにどうするかを。急いで金儲けしようとは思っていません」
クリプトンは、当時まだMP3ですら未発達の技術であり、ユーチューブ誕生に10年も先行し、そしてあらゆるものを可愛いアニメ少女に擬人化するアイデアがまだ急増していない1995年に設立された。「我々の目的はそもそもボーカロイドを仕事にすることでも、[音声合成]ソフトを作ることでもありませんでした」と伊藤は話す。「クリプトンは音全般――音と関係するソフト全てを取り扱う企業として設立されました」
もし伊藤を冗談めかして「ミクのお父さん」と呼ぶのなら、彼女の祖父母は最初のボーカロイドエンジンを2003年に発表したYAMAHAの面々となるだろう。「そうした技術が存在することは知っていましたし、それを使って何かできることがあるんじゃないかと思っていました」と、伊藤は当時について話す。「我々は既にYAMAHAと係わり合いをもっていましたので、彼らと連絡を取りそこから製品を作り出すことができました」
だが、あたかも完成された合成音声で歌う天使の形でミクが天から降臨してきた訳ではない。彼女の根っこは、伊藤の説明によればとても粗末な形式の音声技術にまで遡ることができる。「日本では[音声合成]ソフトは結構一般的で、例えば駅などで使われています。そこでは列車の到着がアナウンスされたり、あるいは[乗車している場合]駅名が呼ばれたりします。自動応答システムを使う電話はボーカロイドによって動いています」(想像してほしい、ミクの親戚の一人がカスタマーサービス用の電話回線で働く恐ろしいロボ電話であるという事実を)
「当初[合成された]歌声を使うソフトは存在しませんでした」と伊藤は続ける。「そうしたソフトにどの程度の需要があるのか、私には確信が持てませんでした。というか、はっきり言うなら、PCに歌わせることができるソフトを作るのにどんなメリットがあるのか分かりませんでした」
この疑念こそが伊藤に次の手を講じさせた――それは最終的にはクリプトンの歴史で最も賢い一手となった。「2004年、私は最初の[ボーカロイド]ソフト、Meikoを作り、それに漫画風のキャラを付けました。ある人格が歌う[のを真似る]ソフトは人間にとって必要不可欠なものではなかったから、そうしたのです。人々にアピールし人々から愛されるようになるためには人間味を持たせる必要があると考え、そのための最適な手段が漫画風キャラのようなものでした。このソフトは結構いい成功を収め、そしてもちろん初音ミクの構想へとつながりました」
そしてその次に起きたことは誰もが知っている。
おそらく伊藤博之が成功した秘密は、クリプトン創業者である彼が音楽、サウンドエンジニアではなく、ソフト開発者ですらなく、何よりビジネスパーソンだった点にあるのだろう。伊藤は、あなたはミュージシャンではないのかと質問されると笑い(彼はミュージシャンではない)、自身が経済を専攻したことを認めた。「音楽とは無関係です」と彼は言う。「ボーカロイドのマーケティングに成功するうえで、私は自分が学んだスキルのいくつかを使ったと思います」
アニメ・エキスポ1日目のキーノート講演で、初音ミクとボーカロイド・カルトについてスライドショーを使った改まったプレゼンを始める際に、伊藤はビジネスマンとしての本領を発揮した。彼はまず自分が誰で彼の企業が何をしているかについて慣例となっている概要報告を行い、それから公式にクリプトンが制作しているボーカロイド「キャラクター」(あるいは、厳密に正確さを期するならソフトウエア・パッケージというべきか)の一覧を示した。
2007年8月31日に生まれた永遠の16歳、初音ミクは、今ではショーの目玉に位置している。人気で彼女に次ぐのは鏡音の双子、リンとレンであり、彼ら独特の黄色い装飾と少年/少女のペアは、ミクの緑と灰色と同じくらいコスプレ業界では至る所で見かける。だが音楽制作者の視点から見ると最も用途の広い声は2009年の製品である巡音ルカのもので、より深い音域と日本語及び英語で「歌う」能力を誇っている。何人かのファンは昔ながらのMeikoとKaitoの旗を掲げている。その声は旧世代のボーカロイド技術の上に構築されているが、今なおクリプトン・ファミリーの中心メンバーである。
クリプトン以外のボーカロイド・キャラもサブカルチャーの世界に入ってきている。たとえば声優中島愛のボイスサンプルに基づき、マクロスFのランカ・リーをモデルとしたMegpoidや、J-rockのスーパースター、Gacktの声を使ったGackpoidなどがそうだ。より進取の気性に富んだ人々はUtauloid(日本語の言葉『歌う』から来ている)と呼ばれるオープンソースの音声合成エンジンまでも開発しており、その中で最も有名なのはピンクの巻き毛をした重音テトだ。
音楽ソフトウエア・パッケージについて、それがまるで本物の人間であるかのように語るのは最初は奇妙に感じられるだろう。しかし伊藤が最初に作り出した時に予想したように、それこそがこのソフトをかくも魅力的にしている正体なのだ。これらのキャラがもたらした創造性は、伊藤がプレゼンで誇らしげに見せびらかした数字によれば、ユーチューブで36万6000件、ニコニコで9万2600件に及ぶボーカロイド関連動画へと結実した。
そしてこの成長するメタ=ジャンルからあふれ出したマルチメディアコンテンツもある。クリプトンが運営するウェブサイトPiapro(『ピア・プロダクション』の省略形)には、ボーカロイドに触発された45万を超えるテキスト、音楽、及び画像の創作物がある。さらに注目に値するのはクリエーターたちがどのように相互に刺激しあっているかだ。コンテンツを共有するポリシーの下、あるPiaproユーザーが音楽を制作すれば、別の誰かがそれを聞いて付随するイラストを描き、さらに別の人がその構想に従って短いアニメ動画を作成する。そこでは、サイトのルールに従い創始者を適切にクレジットに載せることだけが重要だ。
何人かのボーカロイドファンはアートの世界の彼方まで行ってしまい、エンジニアリングの成果をもたらした。最もよく知られているのは3DアニメーションプログラムのMikuMikuDanceで、初音ミクのキャラクターモデルを――実際にはどんなキャラクターモデルでも――特定の歌に合わせてリップシンクし踊らせることができる。より繊細な対象を扱っているのがVocaListnerで、本物の人間の歌手によるインプットを分析し、ボーカロイドプログラムのセッティングを自動的にその声にあわせて調整する。思いつきに過ぎない想像の飛躍ですら現実化し得る。初音ミクの動画「Innocence」で取り上げられた「Ano Gakki」(『あの楽器』)というニックネームで呼ばれている奇妙な見かけのタッチパネル式キーボードも、実際に使える楽器として再現された(それほど野心的でないバージョンならスマホ用アプリとしてダウンロードできる)。
これら全てが意味しているのは、ほぼ完全にファンによって運行される賑やかで創造性に富む生態系が存在するということだ。究極的にはそれこそクリプトンが世界にもたらした最大の贈り物だろう。初音ミクやボーカロイド・ソフトそのものではなく、それらが使われる方法こそがそうなのだ。企業という大領主によってではなく、消費者によって作られた完全なエンターテインメント形式。企業は僅かな道具と規則を与えるだけで、後は椅子に深く腰掛けて次に何が起きるかを見守っている。
それでもなお、ボーカロイド体験を活気づけるため企業が提供するイベントは多数ある。今年はアニメ・エキスポが日本以外では初となる「ボーカロイドのライブ・コンサート」ミクノポリスのホストを務めた。それはステージ上の綺麗なスクリーンに投影するCGIアニメーションでしかない(ほかならない)が、いい視野角と健全な猜疑心の保留があればそのイリュージョンはなお印象的になる。さらに感動的なのは、セットリストにある全ての曲が明らかにファンの作ったもの――クリプトンの地下室であくせく働かされるソングライターが大量生産した製品ではなく、本物のミュージシャンがボーカロイドという媒体を通じて自らを表現したものである点だ。
だがコンサートはどのような限界が残されているかも暴露した。ミクの魔法は左右双方40度以上の角度では働かなくなった。調整の効かないボーカルは、時に楽器の生演奏の下で迷子になっていた。そして音声合成技術のあらゆるイノベーションをもってしても、より繊細な耳にはなおミクが絞め殺されるようなロボットじみた変な声をしているように感じられた。でも、日本では生身のアイドルについてどう言われていると思う? 「アイドルは不完全であってこそふさわしい」。不完全さこそがミクをこれほど魅力的にしている。誰もが進行中の仕事に関与できるからだ。
どんな未来があるか、誰に分かるだろう? クリプトンは既に英語版の初音ミク・ソフトが開発途上にあることを約束しているし、日本では新しい改良されたボーカロイド・エンジンが開発中だ。それはつまり、韓国語ですら歌えるボイスバンクを含んだ新たなキャラの登場を意味している。クリプトンのオリジナル・ボーカロイド製品は、その声に新たな音色をもたらす追加物「アペンド」によって進化を続けている。そしてどこかで我々の誰にも知られていないマッドな天才が、ボーカロイドの世界を永遠に変えてしまうようなアイデアにおそらく取り組んでいる。
多くの人が知っているように、「初音ミク」という名は「未来の最初の音」をもじったものだ。だがボーカロイド文化が広がるにつれ、この名前はますます不正確になっている。彼女はもはや未来の音ではない。彼女はまさに今の音である。
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初音ミクLAライブ、外国人感想その2「再生の約束」フリーダム訳
http://anond.hatelabo.jp/20110708223459
初音ミクLAライブ、外国人感想その3「ミクノポリスのボカレタリアートたちよ、団結せよ!」
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初音ミクLAライブ、外国人感想その4「仮想の歌姫:初音ミクの人気と未来の音色」
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初音ミクLAライブ、外国人感想その5「オレはAXには行ってないけど、まあとにかく……」
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初音ミクLAライブ、外国人感想その6「ミクノポリス:7月のクリスマスと世界征服」
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初音ミクLAライブ、外国人感想その7「AX11:ミクノポリスの印象」
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初音ミクLAライブ、外国人感想その8「ミクノポリス:コンサート・リポート」
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初音ミクLAライブ、外国人感想その9「アニメ・エキスポ:初音ミク」
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初音ミクLAライブ、外国人感想その10「アニメ・エキスポ2011(抄訳)」
http://anond.hatelabo.jp/20110716194029
初音ミクLAライブ、外国人感想その12「アニメ・エキスポ2011でのボーカロイド体験」
http://anond.hatelabo.jp/20110719031316
初音ミクLAライブ、外国人感想その13「ミク:日本のヴァーチャル・アイドルとメディア・プラットフォーム」
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初音ミクLAライブ、外国人の感想。ミクノポリスを見た人は全てがボーカロイドを熱狂的に支持していた訳ではなかったようだ。あまりボーカロイドに詳しくない客もいたようだし、知識はあっても特にボーカロイドのファンではないという人も。以下の感想は「ファンではない」人物が書いたもの。コンサートを見てその心境にどんな変化が起きたのかを記している。
urlは以下の通り。
http://www.originalsoundversion.com/anime-expo-2011-hatsune-miku-mikunopolis-concert/
http://www.originalsoundversion.com/wp-content/uploads/2011/07/mikunopolis2011.jpg
アニメ・エキスポ終了から数日しか経っていないにもかかわらず、かのヴァーチャル・アイドルが西洋世界にどれほどの影響を与えたかは明白だ。クリプトンが開発したボーカロイド・ソフト初音ミクは、彼女の魅惑的な声を使った多数のアーティスト、各種フィギュア製品、及び最初の国際的体験として彼女をロサンゼルスへ連れてくるきっかけとなった日本でのコンサートと伴に、スーパースターの座へ登りつめた。
コンサートチケットは4日[ママ]で売り切れ、誰もがこの画期的なコンサートについて予想していたようにロサンゼルスのノキア・シアターはネギの形をしたケミカルライトで埋まった。私はこのコンサートに参加する機会を得た。ファンではない人間として、果たしてこのコンサートが初音ミクと彼女のヴァーチャル歌姫の仲間たちに対する私の見解を変えるかどうかに私はもちろん興味を持っていた。
コンサートはそれほどのものだったのか? 今や私は転向したのか?
ヴァーチャル歌手によるこのコンサートはどんなものだと思う? ステージの真ん中に置かれた3Dに見えるような投影スクリーンを使い、聴衆の前で歌い踊ることで初音ミクは命を得た。コンサートに参加した誰にとっても障害だったのは与えられた席の角度で、左側に座っている連中はミクが右側に動くと徐々に姿を消すように見え、劇場の右側に座っている連中には左側へ動くと同じように見えた。私は、エントリー画像に載っているチケットが示すのとは違って中央左側の最前列に座っていたため、少しだけそうした現象に気づいた。もちろん私は曲を聴くために行ったので、そのことについて余り深く考えなかった。
さて、では生きていない=ライブでない[non-live]声のコンサートは面白くなり得るのか? そうした問いは、予め録音した声を使い、歌手が声を切らすことなく踊りながらステージを行ったり来たりするコンサートについて、確かにちらほら耳にする。先行した日本でのコンサート同様、ミクノポリス・コンサートも演奏に生のバンドを使った。それに加え、弦楽器楽団も活用した。バンドの演奏は驚くばかりによく、単によくできたホログラフィーのお披露目を見るレベルを超えるうえでの助けとなっていた。
曲の多くは過去のコンサートでも使われ、SEGAのゲームProject DIVAシリーズに採用されているスタンダード曲だった。このコンサートは初音ミクのものではあったが、いくつかの歌は鏡音リンとレンの双子、及び巡音ルカを含む他のボーカロイド殿堂キャラが演じていた。自分はボーカロイド曲のファンに分類できないと思っているにもかかわらず、私は音楽に乗って足を踏み鳴らし手を叩くのを止められなかった。キャラと音楽の魅力が、おそらくコンサートで使われた技術によってさらに拡大されていた。
他に重箱の隅をつつくとすれば、伴奏が大きすぎてボーカルを押し流す場面があったことか。とはいえライブ・コンサートでは滅多に見られない訳ではない問題だし、私が見回したたびに確認した聴衆の熱狂から判断するにどちらかといえば些細な問題だろう。
他の記事が間違いなく言及するであろう個別の歌に焦点を合わせるより、コンサートは確実に見て楽しいものだったこと述べてこの記事を締めくくるとしよう。ディスプレーに映るキャッチーなポップ・ミュージックを楽しめる人なら、このコンサートをさらに満喫できるだろう。バンドの名演奏と一緒に流れる初音ミクのヴァーチャル・ボーカルは、音楽のレベルとしても間違いなく成功していた。
コンサートを聴きそびれた人には、このコンサートのDVD/BDが発売されるとの噂があることをお伝えしよう。この話と、英語版のボーカロイドソフト発売の話を並べれば、世の中のファンを興奮させるには充分だろう。果たしてこれは音楽の未来像なのか? 今はまだ分からない……
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初音ミクLAライブ、外国人感想その2「再生の約束」フリーダム訳
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初音ミクLAライブ、外国人感想その5「オレはAXには行ってないけど、まあとにかく……」
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初音ミクLAライブ、外国人感想その6「ミクノポリス:7月のクリスマスと世界征服」
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初音ミクLAライブ、外国人感想その8「ミクノポリス:コンサート・リポート」
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初音ミクLAライブ、外国人感想その10「アニメ・エキスポ2011(抄訳)」
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初音ミクLAライブ、外国人感想その11「世界は彼女のもの:初音ミクはいかにして全てを変えたのか」
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初音ミクLAライブ、外国人感想その12「アニメ・エキスポ2011でのボーカロイド体験」
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初音ミクLAライブ、外国人感想その13「ミク:日本のヴァーチャル・アイドルとメディア・プラットフォーム」
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初音ミクLAライブを受けた感想の多くは、初音ミク現象や初音ミクの海外進出などについて触れるのが主眼であり、ライブ自体への言及は意外と少ない。その中でも以下のエントリーはライブそのものに焦点を当て、その演出や音楽、聴衆の反応を報告している。既に日本からの参加者による様々なリポートが出ているが、外国人が見たミクノポリスを外国人向けにどう紹介しているかを知るという意味でも興味深いものである。
urlは以下の通り。
http://blog.animeinstrumentality.net/2011/07/anime-expo-2011-detox-and-brief-thoughts/
アニメ・エキスポ2011に関する私の第一報で言及したように、今年のミクノポリス・コンサートほど私を大混乱に陥れたイベントはなかった。ミクノポリス・コンサートは私の通常の経験領域を遥かに超えたものであり、そこから出てきた私の脳裏には回答よりも疑問の方がたくさんあった。まず、歌声合成を売り物にした演出の構想そのものが既に危険に満ちている。たとえ選曲が拙くなかったとしても、技術的な問題によってコンサート自体が台無しになるか、あるいは馬鹿げた振り付けによって、どんなボーカロイドのコンサートも決して完全にはなり得ないのではないか?
こうした質問に回答するうえで最も適切な人間とはいえない私は、おそらく聴衆の反応という意見に従った方がいいのだろう。私が見た限り、聴衆は完全に夢中になっていた。全体の意見はおそらく熱狂的な「イエス!」だろう。私が最初にいた見晴らしのいい張り出し席からは、聴衆が心から公演に参加し、そうすることによって彼ら自身の刻印をボーカロイド現象全体に刻み付けているのを見ることができた。コンサートの間、彼らはケミカルライトを爆発的なロックの時は熱狂的に、もっと優雅な曲の時はゆるやかに、あるいはミクや彼女の仲間たちが登場した時にはリズムなど気にもかけず興奮して動かしていた。
で、私は? どういうわけか私はヴァーチャル・ディーヴァという観念を完全に受け入れるための心理的ハードルを突破できなかった。他の多くのコンサートが有しているある種の感情一体化と同じものがミクノポリス・コンサートになかったのが問題の一部にある。と言うのはつまり、私が思うにこのコンサートに人々が参加し楽しんだ理由は一つだけではないのだ。
そこにいた人々はテクノロジーを目撃したのか? ミクと仲間たちが投影スクリーンを通じて生命を得るのを見るのは、一種のどえらい光学的な楽しみとして間違いなく極めてスリリングだった。聴衆に一息つくほんの僅かな余裕しか残さずに一つの曲から次へと素早く遷移したのは、目もくらむような効果をもたらした。ボーカロイド・キャラは、時に特定のキャラに対応した色の光の塊から実体化することで、興奮を高めた。例えばピンク色の光が巡音ルカのステージ登場の先触れとなったように。キャラの髪の毛や衣服が、彼らがステージで踊るたびにどれほど見事に揺れていたかに言及することなしに、技術面での議論を終えることはできない。中でも衣服は、懇願するような「炉心融解」の際にリンが身に着けていた黒と白のドレスや、「moon」でのミクの優雅な服装を含め、極めて魅力的だった。彼女らの服と髪はどれもキャラの動きと一緒に跳ね、揺らぎ、羽ばたき、その見栄え全てをまるで生きているかのように仕立てていた。もしテクノロジーの展示が目的なら、ミクノポリスは確かにこれらの高い期待に答えることで成功したと言えるだろう。
人々は単にミクと仲間たちを見に来たのか? それはおそらく最も説明力に乏しい説だろう。ミク自身は、その上にファンたちが彼らの(Kylaranが書いたヴァーチャル・ディーヴァから引用するなら)「歌や動画という形式の小さな物語を書き込み、それが回りまわって単なるキャラを超えた生命を彼女にもたらす」ための一片の白紙に過ぎない。ミクと友人たちが、いかに彼らの人格の多くをクラウドソーシングと数百ものその解釈から効果的に得ているかを見れば、何人かのファンは単に彼らの最も好きなボーカロイド・キャラに属するある特定の性質を見せる特定の歌を聴くために参加していることも充分にあり得るだろう。
だが私にとっては、焦点はもっぱら音楽にあった。つまり私がミクノポリスで主に注目したのは、たまたま情報伝達手段としてボーカロイドを使った作曲家たちのショーケースとしての音楽祭という側面だった。そしてこれまた、いかに多数の調べるべき曲があったことか! ミクノポリス・コンサートは23の楽曲[ママ]を含んでおり(文末にセットリストあり)、例えば古典的なryo(supercell)の歌「ワールドイズマイン」から、不明瞭な英語で歌われたwowakaの「ワールズエンド・ダンスホール」のような最近の曲まであった。ボーカロイドが人間を上回っている切れ味という点から、例えば「裏表ラバーズ」やcosMo(暴走P)の「初音ミクの消失」といった、どちらの歌も呼び物となっているミクが歌詞を速射砲のように歌う部分があり、どの人間にとっても明瞭に発音するには速すぎるため単なる人間には歌うことができないような曲の演奏を見るのも、一層興味深い。
しかしボーカロイドがステージ中央に陣取り注目を集めている一方、ミクと仲間たちを囲む人的要素の方が遥かに興味深いことに私は気づいた。コンサートの前に聴衆はダンスロイドによる型通りの演目を見たのだが、ボーカロイド現象が単にボーカロイド曲に合わせて踊るのが好きなだけのファングループを発生させたという事実に私は魅了された。彼女らが音楽に同期して動くやり方は、リズムとメロディーの視覚的側面をもたらし、歌を単なる聴覚上のものにとどまらずより多くのレベル全体にかかわるものとして表現している点で、実に楽しかった。彼女たちがコンサートの残り時間においてステージ近くにいなかったのは残念だった。人間のダンサーとミクが並んで演じる場面を見たかったのに。
ステージ上にいた人間の演奏家たちもまた素晴らしかった。ミクはエレキギター、ベース、パーカッション、キーボード、及び弦楽器の奏者たちを紹介するために時間を割いた。特にエレキギターはソロ演奏を通じてかなり目立っており、コンサートのボーカル部分からは失われていた名人芸の要素をもたらしていた。彼のリフは「StargazeR」の間奏において活力を高めるハイオクとなり、彼が見せるテクに私はずっと夢中になった。だが何より私が印象を受けたのは弦楽器とキーボードの編入だった。特に彼らが締めの「ハジメテノオト」で表現した驚くほど崇高なメロディーは、ボーカロイドの過去を作り上げてきた感情をもたらしながら、一方でその希望と楽観に満ちたやさしい音によって未来への道案内も務めていた。
そもそもこれほど多くのファンをノキア・シアターに連れてくるのに、唯一の尊大な理由があったとは思えない。テクノロジーの融合、キャラ/人格、そして丸見えになった音楽、さらにはその全ての体験が極めて刺激的だった。ボーカロイド技術はまだ音楽業界を支配するには程遠いし、そして現時点でのその化身は、まだ音楽の心臓部に横たわっている本物の人間ならではのある種感情的表現に取って代わる能力を持たない。これら全てを踏まえると、ボーカロイドはこれまでも、そして今のところなお、単に物珍しい存在にとどまっている。だが私は変化の地鳴りを感じている。予め歌声を調整された歌手の蔓延は、我々がヴァーチャル・アイドル界に後数歩まで迫っていることを意味しているのだろう。変化の風が人間の歌手を完全に吹き払ってしまうのか、誰にも分からないが、現時点で私はまだ人間の歌手が負ける方に賭ける準備はできていない。少なくとも今のところは。
1. Project Diva desu
2. ワールドイズマイン
3. えれくとりっく・えんじぇぅ
4. 恋スルVOC@LOID
6. ぽっぴっぽー
8. 裏表ラバーズ
9. パズル
11. 1/6
13. 初音ミクの消失
14. 右肩の蝶
15. 炉心融解
16. Just Be Friends
17. ワールズエンド・ダンスホール
18. from Y to Y
19. サイハテ
21. SPiCa
22. 愛言葉
24. ハジメテノオト
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初音ミクLAライブ、外国人感想その2「再生の約束」フリーダム訳
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初音ミクLAライブ、外国人感想その3「ミクノポリスのボカレタリアートたちよ、団結せよ!」
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初音ミクLAライブ、外国人感想その4「仮想の歌姫:初音ミクの人気と未来の音色」
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初音ミクLAライブ、外国人感想その5「オレはAXには行ってないけど、まあとにかく……」
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初音ミクLAライブ、外国人感想その6「ミクノポリス:7月のクリスマスと世界征服」
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初音ミクLAライブ、外国人感想その7「AX11:ミクノポリスの印象」
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初音ミクLAライブ、外国人感想その9「アニメ・エキスポ:初音ミク」
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初音ミクLAライブ、外国人感想その10「アニメ・エキスポ2011(抄訳)」
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初音ミクLAライブ、外国人感想その11「世界は彼女のもの:初音ミクはいかにして全てを変えたのか」
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初音ミクLAライブ、外国人感想その13「ミク:日本のヴァーチャル・アイドルとメディア・プラットフォーム」
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前回は初音ミクのLAコンサート、Mikunopolisに関する外国人の感想「Promise Of Rebirth」を翻訳してみたんだが、読み返してみると随分と難解で堅苦しい。逐語訳だとどうにも冴えないようだ。こりゃいっそ正確さは犠牲にして、分かり易さを最優先にもっとフリーダムに翻訳してみてもいいかもしれん。参考文献は水戸黄門の主題歌、つまり七五調で。
+++++以下翻訳+++++
するのは遥か 未来だと 思ったことも ありました
ミンメイだけが きっとこの 場面飾るに ふさわしい
そんな土曜の 夜の夢 思い返して 考えた
分かっているね お客さん DVDを チェック済み
青緑した 髪の毛が 繰り出す歌に 大興奮
ディラッド板に 弱点も あるけどそれも ご愛嬌
振り返る過去 幼い日 親に連れられ 見に行った
音に合わせた 光の線 まばゆく輝き 描き出す
それは発展 そしてまた 深い分裂 もたらした
好きなヤツらは 言われたよ 「お前ら音楽 分かってない」
人工的な 音なんぞ 芸術の名に 値せず
確かにそういう 面もある でも無視しては いけないよ
そして続いた 分裂は 未来に影響 及ぼした
音とつながり 融合し 未来の夢を 見せていた
それを知るため アイドルを きっちり考え 煮詰めよう
ショーは続くよ 華やかに 魅せる衣装の 早変り
再生求め 長き時 待ち望んでた この世代
ついに始まる 約束の 憧れ実る 新たな夜
イヴよシャロンよ レイ・トーエイ 君らの歌が もうそこに……
+++++翻訳終了+++++
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初音ミクLAライブ、外国人感想その3「ミクノポリスのボカレタリアートたちよ、団結せよ!」
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初音ミクLAライブ、外国人感想その5「オレはAXには行ってないけど、まあとにかく……」
http://anond.hatelabo.jp/20110711212701
初音ミクLAライブ、外国人感想その6「ミクノポリス:7月のクリスマスと世界征服」
http://anond.hatelabo.jp/20110712205546
初音ミクLAライブ、外国人感想その7「AX11:ミクノポリスの印象」
http://anond.hatelabo.jp/20110713211501
初音ミクLAライブ、外国人感想その8「ミクノポリス:コンサート・リポート」
http://anond.hatelabo.jp/20110714210122
初音ミクLAライブ、外国人感想その9「アニメ・エキスポ:初音ミク」
http://anond.hatelabo.jp/20110715222900
初音ミクLAライブ、外国人感想その10「アニメ・エキスポ2011(抄訳)」
http://anond.hatelabo.jp/20110716194029
初音ミクLAライブ、外国人感想その11「世界は彼女のもの:初音ミクはいかにして全てを変えたのか」
http://anond.hatelabo.jp/20110717201147
初音ミクLAライブ、外国人感想その12「アニメ・エキスポ2011でのボーカロイド体験」
http://anond.hatelabo.jp/20110719031316
初音ミクLAライブ、外国人感想その13「ミク:日本のヴァーチャル・アイドルとメディア・プラットフォーム」
初音ミクのLAコンサートに関して、Promise Of Rebirthと題したそこそこ長い感想を外国人が書き込んでいた。正直、随分と難解な表現が多く、翻訳も怪しげになってしまった。書き手のHN(wintermuted)を見るに、本来なら黒丸尚風に訳すべきなんだろうが、とても私には無理。とりあえず訳してみたのを置いておく。無断翻訳なので匿名で。誤訳はあると思う。
なお原文のurlは以下の通り。
http://animediet.net/commentary/mikunopolis-at-ax-2011-promise-of-rebirth
+++++以下無断翻訳+++++
メガゾーン23に出てきた謎めいたヴァーチャルアイドルの原型たる時祭イヴがSFにおける一種の狂信的比喩として想像をかき立てる場面に現れてから四半世紀強ののち、昨夜のアニメ・エキスポにおける比類なきイベントMikunopolisがちょっとした進化的な跳躍を成し遂げた。西洋におけるこの概念の最も著名な派生例がアル・パチーノの穏健な映画[シモーヌ]、及びウィリアム・ギブスンのほとんど遺伝的に接続された精神[小説『あいどる』]を通じた形をしていることを踏まえるなら、数千人のファン(及び間違いなく好奇心旺盛な連中)がオタク世界のデジタル彼女アンドその友人たちと伴にロサンゼルスのノキア・シアターをほとんど埋め尽くすなんてのは、まだまだ先のことだと考えらていたに違いない。不可解にも外部に広がった走査線から、ケミカルライトやネギその他に鮮やかに彩られた通路に至るまで、それはリン・ミンメイだけを認める歓迎の場であった。今なお振り払っている最中である土曜夜のイベント後の残響は、かなり深い思考を私にもたらした。
いつもカリスマチックなダニー・チューによる紹介と、それに伴うダンスロイドの形をしたリズム点火係は、その先に待っているものの興味深い味見役を果たした。この前座は、おそらく秋葉系(Akiba-kei)の空気に慣れていない聴衆にとって、何が次に来るかを示す重要なリトマス試験紙だ。このショーを準備する時間がほとんどなかったことが見て取れる点が、これが日本直輸入の製品であり、一見客に対するちょっとした警告にもなっていた。私自身が見いだした特に重要な点についてはすぐに述べる。
既に日本で有名になっていたコンサートの形式をカンニング済みだった客の大半は、青緑色の髪が次々と繰り出す人気のある曲と、目がくらむようなライブ伴奏(39s Giving DayのDVDで演じたオリジナル奏者の大半、及びこの有名なディスクには含まれていない弦楽器奏者の面々)の混合物を味わった。その間ずっと聴衆は大いなる称賛のためリズミカルにケミカルライトを振り、その動きが最後まで全公演を通じて見られたのは心強かった(こうした行為、及びその概念に対する彼らの長く続いた反応は、米国の聴衆にとっては奇妙に思われるものであることを、私はこの場で認めなければならない)。ボックス席に座り、ステージから1階席、クレーンカメラ、そして複数のカメラで撮ったHDスクリーンのハイライト映像まで含んだ全景を見る。多くのミクのファンかつアーティストが作った聴衆が親しんでいるヒット曲、World is Mineやポッピッポー、サウンド[ママ]、ロミオとシンデレラ、その他多く(どこかでミラクルペイントを彼女に演じて欲しかった)は、オープンソースな現象がほんの3年でどれほど広がったかを示している。そして特に歓迎された巡音ルカ、鏡音リン&レンの登場は、観客の熱狂をさらに高めた。センターステージに置かれたほとんど透過性のスクリーンに跳ね返るホログラフィックな投影機は、時にミクが踊りながら少し両端に近づくたびにその限界を示したが、同時にこの海外遠征の短い命に対する理解を伴ってある種の魅力ももたらしていた。
こうした話を正しい文脈の中に置くため、ちょっとした歴史を思い出そう――小さな子供だった私は、おそらくは地元の祭に毎年来ていたレーザーライトを使ったショーを見に行ったおかげでそれを一つの起源として啓示を受け、1980年代初頭に芽吹いてきた新たなテクノロジーに興味を抱いた。そのショーとは、要するに空気で膨らませたドームの中で音楽に合わせて行われたレーザーペインティングで、客は入場料を払い、床に置かれたたくさんのクッションの一つに腰を据えて15分から20分間、まばゆい光の列と、ミッシング・パーソンズやトーマス・ドルビーなどのアーティストの曲に合わせたアニメーションを楽しんだ。今となっては原始的なものに思える――ミュージックPVはいうまでもなく、コンピューターが生み出すアートとアニメーションにつながる想像まで至るには長い道のりがあった。また、こうした地味な傾向が存在しなければ、84年のマクロス映画における楽しいコンサートシーンもある種心を揺さぶるほどのパンチ力は持たなかったと敢えて言うこともできる。私が思うにそれは時代の刻印であるが、同時にライブエンターテインメントがどのように変化していくか数十年にわたる発展を知らせるものでもあり、おそらくは音楽芸術の愛好者がいずれはあるところで分裂に至ることまでも示唆していた。
なぜならこの時代に育った者にとって、アナログからデジタルへ向かう音楽の傾向が何か恐るべきものとみなされ、音楽業界で排斥されたことが一般的な心象として残されているからだ。子供の頃にクラフトワーク、デペッシュ・モード、ジョルジオ・モロダー、YMOやソフト・セルなどのファンだった者にとっては、誰かがシンセサイザーの人工性を嘲り、音楽の自然さを殺すと聞かされるのは珍しくもないことだった。そしてこの議論の中に何粒かの真実が含まれているとしても、それは一方で、当時は多数のコンピューターと故障の懸念とショーを乗り切るためだけに間違いのない注意深さを必要としたこれらのかさばったキーボードから音を創り出す人間の努力と創意工夫を、台無しにしていた。最終的にこの否定的な議論は多くの未来の音楽及び演奏形式に付きまとい、興味深い結末をもたらした。それはまたミクのライブ伴奏をこれほど楽しく必要な要素にもした(ギターの黒田晃年、ベースの田中晋吾、ドラムの折田新、キーボードの安部潤――言及すべき弦楽器部門を除く。いずれもとても素晴らしい)。スタジオミュージシャンは、あらかじめ簡単に録音することもできる演奏に大いに心をこめることになる。新たな道具を愛するアマチュア音楽家と、伝統的なものとの融合実験によって、このショーはさまざまな要素を混ぜたある種の喜んで受け入れられるシチューとなり、ときにいくつか二級品の歌があったにもかかわらず、既存の姿ではなく可能性を約束するものとして機能していた。――以上がショー全体で私が本質的に感じたことだ。
誰も見失わなかったよう望むのなら、この最終目標へと向かうDNAを手に入れることが私にとってベストなのだろう。なぜLAのショーはこれほど意義深いのか、そしてVOCALOID、ミク及びこのようなショーが持つ主要な意味あいとは何か。
さてこれは真に落とし穴的な回答である。なぜならアイドル歌手という概念及びヴァーチャルアイドルに伴う必然的結末まで考えを煮詰めるからだ。我らが今いるのは現実に近づいたキャラクターアニメーションの時代というだけにとどまらず、オープンソース化した大衆文化の可能性がある時代でもあり、我々はオタクの領域を超えて全く新しい何物かになるまで成長しうるアイデアをおそらく目撃している。YAMAHAが今年のNAMMショー[米国で開かれる楽器展示会]で多用途VOCALOIDを紹介したのを見ても、現状はメディアを通じた古い分配モデルが不可避の断末魔を上げるところに達したと敢えて見なせるように思える。スペイン製のソフトから取りだした一つのアイデアを、音楽作成のための輝かしい新たなモデルへと広げ、そして数が多すぎ、時に厄介な日本のアイドル歌手業界を考えた場合に多数の集団に働きかける天才の発案に過ぎないマーケティングにまで、拡大する。終わりなき競争、怪しげな才能、さらに怪しげなマネジメント、生死にかかわる健康上の危険、類似性、そして夢想を維持してほしいというファンからの圧力に満ちた困難な人生――そう、こうしたマーケティング方式とファンに駆り立てられた神話が混じり合って音楽のスーパースターたちにかくあるべしとする任務を押しつけるのは、それこそVOCALOIDにとって理想的シナリオだ――しばしば置き換え可能で、派生的、はかなく、言うまでもなく消耗品であるミューズたちが、変化もましてアイデアも嫌う文化産業のために存在している。
考えてもみてほしい。マイルズ・ダイソンの言葉を言いかえるなら、これこそ決して疲れることなく、興奮状態にもならず、二日酔いで仕事に出てくることもないアイドルだ。彼女はショーを続けなければならないことを知っており、一瞬のうちにコスチュームを変えられる。何よりファンが歌を作り、バンドが彼女の横で演奏しているという2つの理由で、その歌は偉大である。過剰な荷物と期待を持つことなく、アイドルが実行すべきだと期待されるあらゆることをする能力を自ら持つミクの存在そのものが、ある種の輝かしいアンチテーゼなのだ。彼女は文字通り、何でも人々の望み通りになれる。汗一つかくことなく。
そしてこれほど目立つ歓迎を伴う西洋への紹介は、日本人にとってだけではなく夢を共有できる分野を長く求めていた世代にとっても何か極めて特別なことの始まりであり、過保護にされることなくさらなる発展が期待できる約束されたスタートだ。そしてこの夜の感動的な聴衆たちから判断する限り、長きにわたる憧れはついにその実を結んだようだ。
イヴ、シャロン、レイ……君たちの歌がますます現実に近づいてきた……
+++++無断翻訳終了+++++
言うまでもないがシャロンはマクロスプラスのシャロン・アップル、レイはギブスンの小説に出てくるヴァーチャルアイドル、投影麗(Rei Toei)である。
初音ミクLAライブ、外国人感想その2「再生の約束」フリーダム訳
http://anond.hatelabo.jp/20110708223459
初音ミクLAライブ、外国人感想その3「ミクノポリスのボカレタリアートたちよ、団結せよ!」
http://anond.hatelabo.jp/20110709211718
初音ミクLAライブ、外国人感想その4「仮想の歌姫:初音ミクの人気と未来の音色」
http://anond.hatelabo.jp/20110710234300
初音ミクLAライブ、外国人感想その5「オレはAXには行ってないけど、まあとにかく……」
http://anond.hatelabo.jp/20110711212701
初音ミクLAライブ、外国人感想その6「ミクノポリス:7月のクリスマスと世界征服」
http://anond.hatelabo.jp/20110712205546
初音ミクLAライブ、外国人感想その7「AX11:ミクノポリスの印象」
http://anond.hatelabo.jp/20110713211501
初音ミクLAライブ、外国人感想その8「ミクノポリス:コンサート・リポート」
http://anond.hatelabo.jp/20110714210122
初音ミクLAライブ、外国人感想その9「アニメ・エキスポ:初音ミク」
http://anond.hatelabo.jp/20110715222900
初音ミクLAライブ、外国人感想その10「アニメ・エキスポ2011(抄訳)」
http://anond.hatelabo.jp/20110716194029
初音ミクLAライブ、外国人感想その11「世界は彼女のもの:初音ミクはいかにして全てを変えたのか」
http://anond.hatelabo.jp/20110717201147
初音ミクLAライブ、外国人感想その12「アニメ・エキスポ2011でのボーカロイド体験」
http://anond.hatelabo.jp/20110719031316
初音ミクLAライブ、外国人感想その13「ミク:日本のヴァーチャル・アイドルとメディア・プラットフォーム」
曲数的にはJOYSOUNDが多いと思うんだけど、http://joysound.com/ex/ranking/karaoke/total/year.htm のTOP30のうち、
magnet minato(流星P) feat.初音ミク、巡音ルカ
ワールズエンド・ダンスホール wowaka feat.初音ミク、巡音ルカ
Just Be Friends Dixie Flatline feat.巡音ルカ
Vocaloidismという英語のVocaloid関連サイトで、英語圏では結構人気のあるボカロP「Doofus-P」のインタビューが載っていた。
海外でのVocaloid人気の高まりを受け、初音ミクの英語版発売など海外展開の動きが広がっている。だが、本当の意味でVocaloidが国外で根付くには「日本語以外を母国語としている作曲者」がVocaloidのオリジナル曲を作り、それが広く受け入れられる必要があるだろう。日本のように幅広いDTM層が元々ある国ならば、その上にVocaloid文化が花開くことも難しくはない。でも、国外のようにあまりDTM層が厚くない地域ではそれだけハードルが高くなる。
中でも英語を母国語とするボカロP、それも才能のあるボカロPがどれほど増えるかは、今後のVocaloid海外展開を考えるうえで重要だ。そうしたボカロPが多数のオリジナル曲を作れば、その中から傑作が生まれる可能性が高まる。その時こそ本当の意味でVocaloid文化が海外に浸透したと言えるだろう。
私が注目している海外ボカロPがDoofus-Pだ。少なくともYoutube上で、海外Vocaloid製品を使って彼ほど高い再生数を得ている人は他にほとんどいない。そのDoofus-Pがニコニコ動画の週刊Vocaloidランキング入りを達成した。インタビューはそれをきっかけに行われたもの。海外Pへの注目がこれを機にもっと増えればうれしい。
なお勝手翻訳なので匿名で。引用元のサイトアドレスは以下の通り。
http://www.vocaloidism.com/2011/01/28/an-interview-with-doofusp/
最近のVocaloid関連ニュースにおいて、matt9fiveという名で知られるPの「サーカス・モンスター」がVocaloidランキングに登場した。英語圏のVocaloidコミュニティーにとってこれは驚きの成果だ。私は最近、matt9fiveとメッセージをやり取りする機会を得た。彼自身はDoofusPと呼ばれる方が好みだそうだ。DoofusPは長年にわたり、Youtube上でVocaloid関連のほとんどあらゆるジャンルについて、カバーからオリジナル曲からMMD作品にいたるまで投稿してきた。最近では彼のオリジナル作品「サーカス・モンスター」が週刊VOCALOIDランキングに登場し、第169週には110位に、170週には14位に、171週には31位になった[初音ミクみくによれば14位になったのは週刊VOCALOIDランキング #171]。この画期的な出来事についてVocaloidismが行った彼への独占インタビューを以下に紹介しよう。
http://www.youtube.com/watch?v=Uef7F01tju4
Red2[Vocaloidism主催者]:まず、インタビューに応じてくれてありがとう。
Doof:いつでも歓迎だよ。
Red2:早速始めるけど、最初にVocaloidを見つけたきっかけと、そのファン活動に捧げる情熱の源が何なのかを教えてくれないかな。
Doof:うん、確かVocaloidを最初に見つけたのは、「涼宮ハルヒの憂鬱」の「晴れ晴れユカイ」をミクが歌って踊っているファンの作ったビデオだったな。ミクって誰なんだと思って少しばかりググったらVocaloidプログラムを見つけたんだ! 僕がこれまで見た中でまさに最もクールなものだと思ったよ。なにせそれまで「ヴァーチャル・アイドル」なんて聞いたことがなかったからね。なかでも一番凄いと思ったのは、Vocaloidが完全に利用者に基礎を置いているとこだね。公式なものは何もないし、制限も全くない。Vocaloidは誰のものでもあり得るし、望むどのようなものにもなり得るんだ!
Red2:君はVocaloidでいろんなことをしているね。MMD、英語曲のカバー、そしてもちろんオリジナル曲。今まで君のYoutubeページを見たことがない人のために、それぞれのジャンルでどれがお勧めなのか教えてくれないか。
Doof:わかった(笑)。僕がアップしたのはあらゆるものがあるんだけど…そうだね、英語のカバー曲としてはケイト・ペリーの「Firework」をルカがカバーしたものが現時点でのベストかな。実はやたらと歌詞を間違えまくっているんだけどね(笑)。
http://www.youtube.com/watch?v=nRVPKOTbhYg
でも実のところ、僕のベストカバー曲は日本語曲だね! アイドルマスターの「プリコグ」をミクがカバーしたやつさ!
http://www.youtube.com/watch?v=DrnHzlVrQUQ
自分でも理由はわかんないけど、本当にいい仕事をしたと感じているんだ! MMDについてはあまり作っていないけど、自分で一番好きなのはポータル[洋ゲー]に基づいているミクの「Who are you?」だね。
http://www.youtube.com/watch?v=WjFFlSXz1Pg
ポータル2が盛り上がっている時に作ったんだけど、今でもポータル2には興奮しまくっているよ(笑)。それと、僕のオリジナルで是非とも「必見」なのは「Finale」だね。
http://www.youtube.com/watch?v=r7pvTRi_GGs
僕の曲の中でも一番短くて簡単なやつだけど、書いていてその歌詞に完璧に満足した数少ない曲の一つなんだ(笑)。
Red2:VocaloidとUTAU、それとVocaloidに関連した製品の中で持っているものと普段使っているものは何だい?
Doof:実際にはかなりの数のVocaloidを持っているよ。でも本当に使っているのは初音ミク、巡音ルカ、SONiKA、そしてSF-A2 mikiだ。僕はこれらのヴォーカルの表現方法が本当に好きだし、それにこれらはどれも凄く使い易いと思うよ!
Red2:それって少ないとは言えないんじゃないの。
Doof:(笑)いえーい。
Red2:じゃあ「サーカス・モンスター」の話をしよう。緑の角を持ったルカは、君の作品の大半に繰り返し出てくるテーマだよね。君の作り出したこの存在について話してくれるかな?
Doof:ああ、緑の角のルカ! 彼女が緑の角を持った化け物である理由は「サーカス・モンスター」のストーリー展開にとってそれがとても重要だからだよ。ルカが演じているサーカスでは、女性歌手たちはある種の「再生」過程を経なければならないんだ。もしこの過程に失敗すると、彼女らはゆっくりと時間をかけて化け物になってしまう。でもその過程に再挑戦すれば、それを解除することができるんだ。しかしながらもう一度失敗すると彼女らは永遠に化け物となり、死の呪いにかかって永遠に他の存在へと生まれ変わることになる。ルカはそうなってしまったんだ! ルカが最後に「死んで」しまうように見える歌は全て彼女の前世を描いたもので、だから僕の多くの曲で彼女は角を持っているんだ!
Red2:そりゃまた随分重い話だね。「サーカス・モンスター」を作る際に特にインスピレーションとなったものは何だい?
Doof:うーん…特にサーカス・モンスターに関してインスピレーションがあったかどうかはわらかないな。でも、できれば人々に考えさせるような曲を作ろうとはしていたよ。英語のVocaloidコミュニティーにはそれほど多くの「深遠な」曲がないことに気づいていたし。あるいは単に僕がその分野の曲をたくさん聞いていなかっただけかもしれないけど(笑)。ただ、「サーカス・モンスター」は僕にとってどっちかというと練習曲だったね。期待したほど深遠でも思考を誘発するものでもなかったし…
Red2:Youtubeに投稿した時の最初の反応はどうだったの、そしてそれはニコニコ動画の反応と比べてどうだったんだい?
Doof:うん、随分と違っていたよ。Youtubeでは最初からかなりの再生数とコメントを稼いだんだ! でもニコ動ではほとんど再生されなかったね。1ヶ月から3ヶ月経ってもまだ400再生かそこいらしかなかった。同時期のYoutubeと比べたらほんの端数でしかなかったよ(笑)。
Red2:腹話によるカバーと、Vocaloidランキング14位、どっちを先に知った?
http://www.youtube.com/watch?v=5LKM3xn6goc
Doof:腹話のカバーが先だったね。凄いと思ったよ! 彼がカバーしてくれて本当に光栄に思う。
Red2:興奮しただろうね。Vocaloidランキングについて知ったのはいつで、どうやって知ったのかな?
Doof:(笑)もちろんとても興奮したさ! 最初に知ったのは「Vocaloidランキング入りおめでとう!」というたくさんのコメントをもらったからさ。みんなが何を言っているのか調べなくちゃならなかったよ! そんで見つけた時にはランキングの高さに衝撃を受けたね! 多分30位前後か、実際にはそもそもVocaloidランキングに入っていないと思っていたから(笑)。
Red2:1週前は110位で、それから14位に急上昇。そして先週はほんの1つだけランク外の31位だったね。これからしばらく「サーカス・モンスター」に何を期待しているかい? もっとたくさんのカバーが出てくると思う?
Doof:うーん、正直これ以上「サーカス・モンスター」にはあまり期待していないね。間違いなく1週間のうちに、もしかしたら多分数日のうちに忘れ去られるだろう。もしかしたらもっと多くのカバーを楽しめるかもしれないけど、本当にそうなるとは思っていないよ(笑)。
http://www.youtube.com/watch?v=o4QDUtHOjZM
Doof:日本語版に何が起きると思っているかってこと? そうだね、いくらか海外のファンの間で人気になって、Youtubeにもう少し多くのカバーが出てくるかもしれない。でも、悲しいことにニコ動で大人気になるとは思っていないよ。どちらも歌詞が理解できなくてもその意味を取れる歌の方が好きだと思う。そのことを責められはしないけどね(笑)。
Red2:このシリーズについて続編を公開する予定は? MMDにするつもりは?
Doof:もちろん! でもすぐには無理かな。シリーズを続ける前にもっと歌詞を書く練習をしたいしね。僕は自分の歌詞に誇りを持っているよ。聞くたびに身の縮む思いがするんだけどね(笑)。
Red2:じゃあサーカス・モンスターについてはここまで。Vocaloidに関して将来なにをするつもりなのか、そろそろ出来上がりそうなものがあるか教えてくれないかな? ランキングのトップを目指すのかい? CDを出すつもりは? 他にそうした予定は?
Doof:うーん…練習を続けるのは当然として、それ以外に次に何をするかはまだわからないな。もっと自分の作品に自信が持てるようになったらトップを狙えるだろうけど、それまでは単なる夢でしかないし。でも、「サーカス・モンスター」の全シリーズが完結したらCDは出したいな! もっとも「生気のない物体にランダムに生命が宿り人々を気味悪がらせる」CDの方が先にリリースできると思うけどね(笑)。[DoofusPの曲の中にはCreepy ToastとかCreepy Songなどがある]
Doof:考えたことはあるけど多分しないね。やるとしたらスペイン語のコツを掴んだ後になるだろう。多分そんな時は絶対に来ないだろうけど(笑)。
Red2:話をする時間をくれてありがとう。とても参考になったよ。Vocaloidコミュニティーや君のファン、潜在的な作曲者たち、あるいはみんなに何か言いたいことはあるかな?
Doof:どういたしまして! うーん…何を言うべきなのかわかんないや(笑)。そうだな、VocaloidであれUTAUであれMMDであれ他のプログラムであれ、何かやるときには少なくとも楽しむこと! 嫌いなことをずっとやりたいとは思わないだろうからね!
以上。先月Vocaloidランキングに入ったDoofusPのVocaloidism独占インタビューだ。もし追加の質問があるなら、下のコメント欄に書き残してほしい。DoofusPに返答するよう頼んでみるから。
ブラジルのテレビで放送された初音ミク関連の番組だが、YouTubeに英語字幕のついた動画が2つほどアップされていた。
http://www.youtube.com/watch?v=OEnhdGhvdQY
http://www.youtube.com/watch?v=CkQ5Y8vWxgk
男性キャスター「SFっぽい歌手、マジそんな感じの歌手が日本で大成功してんだけど、これがまた今まで見たことないようなものでね。その歌手ってのは、実は存在していないんだ。少なくとも現実世界にはね」
(音楽はWorld is Mine、映像は2010年の日本でのコンサート)
ナレーション「会場はいっぱい、ファンは大騒ぎ、どこにでもありそうなポップコンサートの風景。しかし、ショーの中心となるスターは、少なくとも現実世界には存在していない。たとえそこでバンドと一緒に踊って歌っているように見えても。このバーチャル歌手には名前もある。初音ミク。初音を作った日本企業は、ステージ上で三次元のように見えるこの映像を作り出した技術がどんなものなのか、明らかにしていない。ファンにとって初音は、既に始まっている『未来』のアーティストだ」
ナレーション「我々は2人のファン、ヒナとキクを東京の電気街アキハバラで発見した。驚くべきことにここでは自動車ですらバーチャルアイドルで飾られている。ヒナは歌手に合わせた服を着ており、初音に関するあらゆるものを買っている」
「彼女がこれらの曲を好きな理由は、大勢の人が作曲しており一つ一つが異なっているから」
「例えば東京のナイトクラブで演奏しているこのDJは、初音に歌わせたCDを13枚リリースしている。ヴァーチャルアイドルを作り上げるには、数多くの生身の才能が必要だ。現在における日本でも最大の音楽的成功の背後には」
「声優(Seiyuu)の藤田咲がいる。Yoroshiku Onegai Shimasu」
「咲は3年前、一連の文章と歌の断片を録音した。彼女はそれがどのように使われるかすら知らなかった」
「それが今では、人々が彼女の声を使ってやっていることに、そして彼女に気づいた時のファンの反応に驚かされる日々だ」
「Vocaloidというソフトのおかげで、日本語は話せるが作曲にはあまり知識のない人でも歌を作ることができる。このDJの説明によれば、まずヴァーチャルアーティストの言葉と文章をダウンロードし、それから歌詞を書く。そして音符を入れる。同じやり方で楽器の音も加えればそれで終わり。新しい歌の完成だ」
最近の初音ミク報道ラッシュ「初音ミク・バブル」を、「パンデみっく」と呼ぶ人もいるようだ。Sankaku ComplexではMikuMiku World Conquest「みくみく世界征服」と称している。オール・ハイル・ネギタニアァァァ!
http://www.sankakucomplex.com/2010/11/15/mikumiku-world-conquest-argentina-brazil-italy-romania/
この記事によるとルーマニアのテレビ(?)にもミクが登場したようだ。下のサイトの、45分くらいのところからミクのニュースが流れる。
http://inregistrari.antena3.ro/view-13_Nov-2010-Stiri_Ora_08:00-3.html
使われているのはWorld is Mineと愛言葉の映像。コメント欄に英訳もあるのですこし翻訳してみる。
女性「ヴァーチャル・セレブが新しいビジネスの種になりつつあります。その一例が日本で、そこでは最も人気の歌手がホログラムです。彼女のコンサートはチケットが売り切れとなり、数万のファンがいます」
男性「彼女は初音ミク。もし本当の人間なら、彼女は日本人で16歳となります。彼女はホログラムですが、本物のスターのように振る舞い、歌い、踊り、多くのファンを持っています。彼女の声が外国のファンにも幸せを届けるようにしてほしいと、1万4000人が署名をしました」
男性「彼女の製作者は、録音した声優の声を利用しソフトウエアでそれを編集します。その結果は見事なものです。ファンたちは、彼女がとても上手く歌い、何の問題もなくステージ上で動いていると言っています。ミクは有名な交流サイトにページを持っており、彼女のチケットは勢いよく売れています。しかし、彼女はサインもできないし一緒に写真に写ることもできないのが、彼女のファンにとっては残念なところです」
途中に出てくる署名の話は、Hatune Miku World Tour Signature Siteのことだろうか。
http://mikutour.blog106.fc2.com/
http://www.facebook.com/pages/Hatsune-Miku/10150149727825637
あと、既に初音ミクみくなどに載っているが、ブラジルのテレビにも登場済み。
http://www.youtube.com/watch?v=mBT6JvNXcnI
それ以外に映像などはないが、オランダやらトルコやらで「テレビに流れた」との情報もあった。ネットの報道サイトから始まった流れが、旧来のメディアまで広がっている様子が窺える。
その「初音ミク・バブル」または「パンデみっく」または「みくみく世界征服」の効果で再生数が伸びているYouTubeのコンサート動画World is Mine。どうやら120万を超えたようだ。
http://www.youtube.com/watch?v=DTXO7KGHtjI
http://www.youtube.com/watch?v=xBZOlipfjkQ
ちなみにYouTube上では100万超の再生を誇るVocaloid関連動画は多数ある。ただ、その大半は日本中心に見られているものであり、海外の視聴はそれほど多くない。外国でよく見られている動画の中にも、下のリンクのようなネタ系動画の場合はVocaloid人気とはあまり関係ないだろう。
http://www.youtube.com/watch?v=H_X7mMU6Gb0
真っ当なVocaloid動画で、なおかつ海外でよく見られている代表はIevan Polkka。有名なネギ振り動画だ。
http://www.youtube.com/watch?v=kbbA9BhCTko
オリジナル曲に絞ると、一番見られているのは「ぽっぴっぽー」だろう。映像が評価された面もあると思うが。
http://www.youtube.com/watch?v=T0-2lzA7_Cg
で、今回再生数が急増したWorld is Mineの動画は、オリジナルとしてはこのぽっぴっぽーに次ぐ位置にまで浮上してきた計算になる。その過程で巡音ルカの「Just Be Friends」、鏡音リンの「す.. す..すき大すき」という他の100万再生突破曲もぶっこ抜いてきた。
http://www.youtube.com/watch?v=VoPzP-MwcLI
http://www.youtube.com/watch?v=ebAKoRcYFTA
クリプトン社長によると英国の高級紙からも取材依頼が来たそうなので、「初音ミク・バブル」または「パンデみっく」または「みくみく世界征服」の流れはしばらく続きそう。World is Mineを含めたコンサート動画の再生数も、まだ伸びると見ていいだろう。
http://twitter.com/itohh/status/4006086407364608
あとクリプトン社長が初音ミク英語ページへのリンクをお願いしていた。こんなところに張っても意味はないかもしれないが、一応張っておく。
http://www.crypton.co.jp/mp/pages/prod/vocaloid/cv01_us.jsp
初音ミクのニューヨークでのフィルムコンサートを撮影した動画がようつべにいくつかアップされていた。ただの上映会の割に観客のノリがいいのはいかにもアメリカ的。私が見た日本のフィルムコンサートでは、客はおとなしく黙って見ているだけで、上映が全部終わった後にパラパラと拍手が聞こえてきたくらい。でもアメリカじゃ曲が終わるごとに拍手と歓声が沸き起こっている。
曲にあわせて客が手をたたくシーンもいくつもあるし、時には一緒に歌っているアメリカ人の声が聞こえたりする。特に大歓声というか悲鳴が聞こえたのはレンの登場シーンで、このあたりは現地からTwitterで伝えられた通りだ。以下に動画を紹介しよう。
まずハジメテノオトからProject Diva desu.を経てワールドイズマインまで。ミクが出てくるシーンで歓声が上がる。
http://www.youtube.com/watch?v=-DtG1Hsn8ss
ワールドイズマインの途中からえれくとりっく・えんじぇうまで。
http://www.youtube.com/watch?v=Ggzz8gEAE10
次々と衣装を変えるメドレーのシーン。ぽっぴっぽーの人気が凄い。
http://www.youtube.com/watch?v=j1y9V712c9o
巡音ルカのJust Be Friendsから初音ミクの消失へ。これまた客の反応がいい。
http://www.youtube.com/watch?v=HgA17dfvQdI
http://www.youtube.com/watch?v=nemNTVEJ83Y
http://www.youtube.com/watch?v=J4AISbwOIHA
http://www.youtube.com/watch?v=cEELGH3L8FM
ビデオの客の「アンコール」から愛言葉まで。アメリカ人も一緒になってアンコールと言っている。
http://www.youtube.com/watch?v=C-sfgmVs5d0
メルト。
http://www.youtube.com/watch?v=D3dkO-ixd_Y
ニコ動でもメルトの動画がアップされていた。客が手をたたき、一緒に盛り上がっているのが分かる。
http://www.nicovideo.jp/watch/sm12396101
動画を見る限り、ニューヨークのフィルムコンサートは成功だったと言っていいんじゃないだろうか。アメリカ人の「とにかく楽しもう」という姿勢が見事に表れている。