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2019-06-01

簡単・超初心者向けの長期投資入門 (3) 投資信託

(anond:20190601003304 の続き)

ところで、株式会社倒産したらどうなるか。株券紙くずになります! もっとも今時の上場会社株券電子化されているので、電子藻屑となると言った方が良さそうだけどね。そこまで行かなくても、業績が悪化すれば人心は離れていき株価は下がるし、当然配当金なんかも出ない場合が多いだろう。そうすると諦めて株を売って損失を確定させるか、含み損を抱えたまま塩漬けにするか。このように個別株というのは面倒だしリスクも大きいし、個人で買える範囲だとリスク分散してたくさんの会社の株を買い、適切の売買していくというのはなかなか難しい。

あとは、どの株を買うか選ぶのも難しいよね。もちろん上場会社情報は広く公開されていて、誰でも見られるようになっているから、頑張って勉強して読みまくれば良い会社は見つかるかもしれない。とはいえ資産運用なんて趣味仕事じゃ無ければ普通の人がわざわざ時間をかけてやるものじゃない。そんな時間があればアニメ見てるよね!

そこで登場するのが投資信託 (投信/ファンド)。これは信託一種で、投資家 (委託者かつ受益者; 個人も含む) がお金を出して、運用会社 (受託者) が良い感じに運用してその利益 (損失) は投資家帰属する。運用会社等は利益や損失に拘わらず、一定信託報酬をもらうことで利益になる。(通常は総資産額に対する割合信託報酬になるので、利益が上がったり口数が増えれば純資産が増えて利益も上がる。)

投資信託運用

投資信託運用方針 (どのような資産に、どのように投資するか、など) は個別に決まっている。投資対象株式とするもの債券とするもの不動産とするもの、その複合型だったり、その中でも対象地域限定 (国内先進国新興国・全世界日本以外) するものだったり。そして、投資が上手い専門家に任せて売買していくアクティブ投信特定指標 (インデックス) の動きに合うように売買していくインデックス投信という分類ができる。

インデックス投信株価などから機械的に算出されるTOPIXなどの指標に合わせて行くので、基本的には市場平均を目指すものと言って良い。(なかにはそうでは無い指標もあるけど。日経平均なんかは値がさ株の影響で市場平均から外れやすゴミ指標。) 一方、アクティブ投信市場平均を超えることを目標専門家が頑張って売買する。

さて、インデックス投信アクティブ投信どちらが良いのだろうか? 専門家が頑張るんだからアクティブ投資の方が儲かりそうだね? でも、アクティブ投信は高度な知識を持った専門家が動く分、信託報酬が高めに設定されていること、頑張っても常に市場平均を超えるのは難しいということで、平均すれば手数料の分だけアクティブ投信の方が劣後するという結果が出てる。もちろん高い信託報酬差し引いてでも平均を超える成果を出す投資信託もあるけど、それを長期間維持できるというわけではないのだ。悲しいけどこれ、現実なのよね。

そんなわけで、インデックス型、それも変な偏りが無い市場全体をカバーするような指標採用する投資信託おすすめ

マザーファンド

多くの投資信託マザーファンド形式採用している。これは、二重に手数料が発生するファンドオブファンズというわけではなくて、単にコストを削減する目的複数投資信託をまとめて運用しているだけの話なので、心配は要らない。

たとえば、三菱UFJ国際投信にはeMaxisシリーズeMaxis Slimシリーズがあって、概ね同じラインナップを取りそろえてマザーファンドを共有している。そして、前者の信託報酬は高く後者は低い。これは販売する金融機関に合わせて商品を分けていて、Slimシリーズなんかはネット証券系を中心とした取扱になっている。また、バランスファンドの一部 (たとえば、日本株式の部分についてはTOPIXマザーファンド) や年金専用ファンドなど多数のファンドが同様にマザーファンドを共有している。

Slimシリーズ信託報酬は極限まで下がっていて0.1%台になっていて、あまり利益は出ていないはず。eMaxisシリーズ利益があってこそここまで安く出来るわけで、高い信託報酬を払ってる人には感謝しか無い。

つづく (かも)

 
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