はてなキーワード: カエルの楽園とは
「送り狼」の呼び名で知られる大量殺人鬼。現場に必ず証拠を残す彼の口癖は「喰い飽きた肉も刺激(スパイス)で蘇る」。
料理人学校の上位成績者に送られる名誉の称号、「金の匙」。それを手に入れるために奮闘する中で目標を見失う青年たち。天才になれなかった者たちの料理奮闘記。
カエルの子はカエル。犯罪者の子供は犯罪者。幼少の頃、あれほど親を憎み正義に燃えたはずの少年たちはなぜ犯罪に手を染めたのか。
銃で撃ち合った人間たちは科学兵器に滅ぼされた。科学兵器に汚染された世界を機械たちは支配した。機械に支配された星、奴隷として人間の量産が始まった。銃は鉄を撃つのか。
時代劇は東西を問わず体制批判の手段だったというから、そういう方法がまず考えられるのでは。過去を舞台とすることで一旦クッションを置いて検閲を逃れる、または客が事前に持つ政治思想などの偏見を拭い去るやり方。
同じように未来SFなどもそういう趣向がある。管理社会を描いたディストピアものがわかりやすい。
ストレートな体制批判はあまり見かけないが、歴史的に見ると都市化とともにサイコパスやストーカーや連続殺人鬼ものが増えるなど、社会状況の変化があらわれやすい。
デスゲームものも若者たちの閉塞感やゲームを仕掛けるものへの反抗心と取れる。
最近人気のゾンビものも政治や文明批判の題材としてはよく使われるジャンル。
世界中でゾンビ映画が量産される理由には低予算で作りやすいことの他に、メッセージを込めやすさも挙げられる。元々現代ゾンビの産みの親であるロメロは、ベトナム戦争の時代背景を参考にしたり消費社会文明を批判する意味も込めて作ったと語っている。
ちなみに攻撃したい対象をなんの工夫もなく出してしまうと、百田尚樹先生のカエルの楽園のように左右両方からも「あほか」と一蹴されて終わってしまうので注意。