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はてなキーワード: エントリーとは

2009-08-19

時間の流れというものについて

時間って流れているように感じるけど、実は違うんだと思う。うまくまとめることができないけど、

時間 = 動作

このような感じ。動作というのは、全ての物体(もしくは他の存在。詳しいことはよく知らない)の動作のことを指している。人間が動くのもこの内に入るけど、細胞の動きもそうだし、原子分子などの粒子レベルの動きもそうだ。この世に存在する全ての動き。もちろん地球外も含めてだ。こんなことを考え始めてから、何故か”時間の流れ”を感じなくなった。

もしこれが真実なら、未来に行くことは可能だけど、過去に行くことは不可能ということになる。

未来に行く方法。

これは簡単で、最近技術が進んできているように感じる。いわゆる人体冷凍。いや、冷凍じゃなくてもいいんだけど、とにかく動きを止める何か。手順としては、

自分の生きる動作を止める=自分時間だけを止める=周りの動作は継続されるから、未来に行くという表現と大差はない
↓
再動作させる(これは難しそう)

となる。

過去に行く方法。

これは無いと断言できる。動作を完全に記録してない限り元にもどすことはできないから。さらに、不可逆現象の存在もこのように主張する理由の一つ。

やっぱりうまくまとまらない。同じことを考えている人は結構いるだろうけど、世間を見渡すと「タイムマシン」や「タイムトララー」を題材としたフィクションが多数あるから、(この仮定が正しいと言うわけではないが)気づいてない人も多いのかもしれない。そう思ってこのエントリーを書いた。

まあ、一つの考え方だと思って気軽に読んでほしい。

民主党国旗切り貼り事件まとめ

1853年

薩摩藩島津斉彬幕府に「白地に朱の日の丸を染め出したるもの」を日本の船旗とすべしとの申請。これが後の日本国旗となる。

~200年ほど中略~

2009年
8月8日

鹿児島県民主党員集会にて国旗を切り貼りして民主党マークを作成する 小沢一郎出席

一部党員の間で「不謹慎だ」との声があがっていた模様

8月17日

党首討論において自民党総裁麻生太郎総理大臣が「私にはとても悲しく、これは許し難い行為であるというように思っております」と指摘して自体が明るみに

鳩山民主党代表はその場で「そんなことを、けしからんことをやった人間がいるとすれば、そのことに対して大変申し訳ないという思いをお伝えを申し上げておきたい」と返答

8月18日 午前

ネットメディアで波紋を呼ぶ

・大手新聞メディアでは報道されないだろうとの予測裏切り全国紙が次々と取り上げる

はてな匿名ダイアリーにて自称民主党員のエントリーが人気を集める

「たかが国旗」 愛国心の無い自民党政権は任せられません

http://anond.hatelabo.jp/20090818015747

国旗をないがしろにするような自民党政権は任せられません。

日の丸を凌辱する政党投票してはいけません。

8月18日 午後

民主党が正式に謝罪

自民党はこの件で民主党を攻撃しても効果薄と判断、事態を収束に向かわせることで合意

鹿児島民主党本部に脅迫まがいの電話が殺到しているとの情報が流れる(真相は不明)

鹿児島の旧照国会系を筆頭に各地の右翼団体がアップを始める ←いまここ!

2009-08-18

処女がどうとか言うエントリーがアホみたいに伸びてた

やっぱり増田きめえw

2009-08-17

ばななが茶色くなるまでに

www.yoshimotobanana.com/diary/

2009.08.04より

自分にはなんの権限も判断もしない、ロボットみたいな変な仕事を毎日汗水たらしてする人たち。

持ってきたものの無事やその家庭に家電が入って喜ばれることよりも、責任問題のほうが大事な人生

かわいそうだなあ。

で、結局、カウンターの前までその人らが運んで、成田さんと蓮沼さんとヒロチンコさんで冷蔵庫を入れた。

それをじっと立って見ている力のある若い配送の人たち。

そのあと洗濯機をその人らがふたりでなんとか運んで、手伝うなと言っているので、みんなでじっと見つめる。

ほんと〜にばかみたい。怒っているのではなく、狂ってるなと思うだけだ。

人生を、助け合ったり、自分で判断したり、決めたり、失敗したりする権利を持っている俺たちは

そのあと楽しく浜に行き、夕陽をみたり花火を見たり、あじ平でおいしいラーメンを食べたりしたが、

その人たちは責任問題はいろいろ大変だから、クレームをつけてくれるなよと説明して、汗だくで帰っていった。

うまい酒が飲めなさそうでかわいそうだ。その仕事に生きがいを求めろというほうがむりだろう。

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やっぱりこれなんか読むと、かなーり殿上人フレイバー漂う世界観みたいだね。

「こんな仕事を強いる社会は狂ってる、かわいそう」て感想なら良いんだけど、

「あーウチら、あんな人生じゃなくてよかったぁぁぁぁあwww」的なゴミ虫扱いですネ。

確かに運送の人たちは、自分がその場にいたら「はぁ?」ってなるだろう融通効かない感じ。

ただ、それを強いる人たちがいる。そして、そっから外れる事は、ばななが考えるよりマズい。

彼女がそんな立場に置かれたら「そんな仕事やってられっか、辞めるわ」で済むのだろうけど、

そんな馬鹿げた仕事でも失う訳にはいかなくて、それをしなくちゃいけない人たちがいる。

高名な父の物書き一家に生まれ、大学卒業後は就職せずに、糸井重里経営喫茶店バイト

純粋培養みたいな環境で育ち、自身の能力ゆえ(正直著書読んだこと無いんですが)プライドも高い。

そんな彼女は運送屋みたいな立場に置かれた事はないだろうし、これからもないでしょーね。

ある意味幸せっちゃ幸せだねぇ。

これからの時代に共感を得るストーリーが書けるかつったら、難しそーだけどね。

まぁ居酒屋の話であれこれエントリー立ってましたけど、

詰まるとこ彼女パーソナリティが一番のポイントだったくさい気がしました。

http://anond.hatelabo.jp/20090817005052

あ、ごめん、もとエントリーで「働く意志もない」て書いてあるから能力はちゃんと前提になってるから余計な一言だよな、と思って消しちゃった。

ところで勤労の義務というのは十分に資産のあって働く必要のない階層のことも視野に入ってるのだろうか、とはちらっと思った。

2009-08-16

http://anond.hatelabo.jp/20090816014409

それいいね。とてもいいと思う。自分がこれだと思った感覚って何か正しい部分があるよね。そしてそれに挑戦するのは勇気がいるよ。「憂鬱とは本来自分が行うはずの自己実現をあきらめた結果」だと何かで読んだよ。俺には「増田が素直な気持ちで選択肢のひとつを見付けた」と認識しているのだが、周りがとやかく言うのが分からないな。人殺しをしにいくのか分からんが(人殺しはどうかと思うが)、努力して挑戦して実現できそうな内容みたいだし。がんばっていただきたい。こちらも29歳でプロボクサーになった。周りの世界とは違うけれど自分自身への充実感は比べものにならないくらいあったよ。でも引退したら燃え尽きたが。次の世界に挑戦してるところだから、この増田エントリーは見ていて面白い。

2009-08-14

よしもとばなな様、下界の居酒屋を体験されるの巻

http://www.enpitu.ne.jp/usr6/bin/day?id=60769&pg=20090808

http://blog.livedoor.jp/dankogai/archives/51271236.html

よしもとばなな居酒屋での体験をどのように捉えるか、

生活に根ざした話で、様々な意見が噴出するってすごくいい。

個人的には、活字中毒Rさんの「こりゃ悩ましい問題だねー」という感想に同意。

ばななのエッセイに関わる客とチェーンの店長という構図は様々な立場があって難しいなって思う。


純粋に客としての意見

小飼弾さんのエントリーを読んだ、僕のナイーブな感想としては

「本当に下品だなあ。こういうオッサンとは出来るだけ関わりたくないな…」ということ。

だって、自分居酒屋で飲んでる横で「お前らはいつから酒屋になったんだよ」とか

店員とやりあってる客とか居たら、確実に酒が不味くなるじゃん。

とはいえ、客として飲食を経営する企業

「今のデフレ時代に、5000円も払ってる客をルールのみでベルトコンベアのように扱って、やっていけると思うなよ?!」という圧力をかけることは大事だと思う。

エントリーの冒頭に、いきなり馬鹿野郎なんて語彙を繰り出せるのは、彼一流のしょうもなさなのでどうでもいいかなと。


■ばななのウザッたさ

ばななのエッセイは生活者としての立場から「なんだか世知辛くね?」みたいな話だと思うんだけど、

途中から「私たちスペシャルな存在なのに大事にされないのはおかしくね?」と斜め上の方向に

変わっていくところが読者の感覚からズレてしまってイラッとするんだと…。

僕がばななチームに居れば、そもそもお店に入る前に「ワインを持ち込んでよいか」との承認を取るし、

よしんば融通の利かないクソ店長と言い争いになっても【近所の馴染みの店】から

ワイングラスを全員分持ってきて移し替え移動する。

ばななチームに気が利く人が居なかったのが、ばななに歪んだ残尿感を残らせた敗因かと思う。


店長のクソな感じ

確かに店長はすごく気分が悪い。なんかルール通り過ぎて、村上春樹小説とかに出てきそうだよね。

ルール通りであることはどうでもいいが、店員がOKといってお店の立場として承認したものを、

店長が後から出てきて反故にするってのは「組織論理から見ても」ナシでしょう。

頑なに持ち込みはルールに反していると、客にも守らせようとするのは

外食チェーンの倫理」には正しいのかもしれないが「自分店舗の売り上げを最大化する」というゴールから見ても筋違い

とは言え、無条件に糾弾したい気分になるかと言うと

店長店長自分の役割をクソ真面目にこなしてるだけなんだろうな」と理解出来るから何とも…。


ルールが絶対のお店はアリかナシか。

個人的な感覚としては、ばななが行ったようなお店は嫌いだ。チェーンは嫌いだ。

行く場合には、どうせクソチェーンなんだから、個人個人へのフレキシブルな対応を求めるのは筋違い

大切な会であれば、絶対にチェーンなんかに行かない。

行く時は、ある種の諦念がある。どうせ、○○さんと呼ばれる馴染みの客にはなれない。

どうせ、高校生大学生DQNたちが騒いでてゆっくり出来ない。

とはいえ、安価ルールを大事にする居酒屋は無くならないと思う。

そこにもっとフレキシブルさ、自主性を求めるのは客としては当然だと思うけれど、

やりがい搾取」という議題が浮かんで、何ともいえなくなる。

だって、友達が無自覚にやりがい搾取をされてたら嫌だもの。

オリエンタルランドや、スターバックスは、素晴らしいなと思う一方で気持ち悪いもの。


■結論としておもったこと

35歳より下ぐらいの人には、飲食で働いている友達も多いと思う。

だからこそ、自分とは切り離された存在として、お店を一方的に叩くということが出来ない。

小飼弾さんは、チェーンの飲食の現場で働いている友達と飲んだ体験とかが無いのかなと思った。

世代論なのかもしれないし、小飼弾さんはシステムの話は横に置いておき「自分がどう思うか」「自分だったらどうするか」を

起点としてしか話をしないからかもしれないなと思った。

飲食に関しては、チェーンとはいえ、フランチャイズとはいえ、もう少し弾力的に動いてもいいでしょ?

暇な時は持ち込みなんかも大丈夫だよ。但し、忙しい時間帯は勘弁してね。というのを店側も客側も共有できればいいなと思う。

「友達はOKして貰ったのにどうして俺はダメなんだ?!」みたいなクレーマーが居たりして実現が難しいのかもわからんけど…。


ここまで読んでくれた人が居たらありがとう。

僕は都内に住んでいるIT系の仕事をしている25歳なんだけれど、一意見として

「ふーん」と思っていただければ幸甚です。


--

追記 :

なんとなくモンテローザグループを想定して「チェーン」って使ってたけど、

グローバルダイニングもチェーンだし、松玄でお馴染みピューターも多店舗展開してるし、

ジュエルロブションも多店舗展開してる。

「いわゆるチェーンの居酒屋」って、笑笑、白木や、魚民和民村さ来

温野菜養老の滝東方見聞録、月の雫、権八とかを想定してればいいんだよね…。

あと「やりがい搾取って何よ?!」って意見が多かったので補足。「感情労働」の次バージョンみたいなヤツ。

一般的に、素晴らしい客対応をする例として上げられることの多いオリエンタルランドや、スターバックスなんだけど

それを実現するにあたって、ある種宗教的な感じがあります。

例えば、スタバでいうと研修グループを作ってニックネームを付けさせて…など

自己啓発セミナーのような意識改革をさせて、仕事やりがいを持たせるという。

それをバイク便やら、ワタミやらが【給料が安くても、納得して働いて貰うための方便】として使っているという議論があります。

ある種関係ない話ではあったのだけれど(フリーター問題でよく出されるワードだと思う)、

チェーンの飲食店がどうなるべきか、なって欲しいのかを考える時には、少しキーワードになるかなと。

2009-08-12

http://anond.hatelabo.jp/20090812165521

この増田がホットエントリー入りしてもちゃんと載せてくれんのかな?

2009-08-11

http://anond.hatelabo.jp/20090811080400

ドワンゴ関係者であることを「存分に」漂わせておいて、自身のblogエントリーに説得力を持たせる一方、きわどい書き込みをする時は批判をかわせるように、同一人物であるかどうかの確証が取れる一線は超えないようにしている。

この点だけに関して言えば確かに彼の曖昧ポジションでの発言にはズルさを感じるなー。だからこの前の高木氏への"傲慢"発言も冷ややかな笑いしか起きなかった。池田信夫みたいに堂々とこきおろせばいいのに。増田2CH勝手にやる分にはいいけどこの人の場合あからさまに自分の背景を臭わせているのがいやらしい。ニックネームにせよ実名BLOGにせよやるなら堂々とふるまって欲しいよね

kawangoって実は卑怯者じゃね?

id:kawangoについてだけど、ちょっと前からうすうす思っていたんだよ。

よく「匿名の卑怯者」という言葉を聞くじゃん。ネットに不慣れな人がよく使う言葉というイメージが強くて俺は嫌い。2chみたいなところを「便所の落書き」と言い放って、話題に挙がった時取り合わなかったりな。でも、ハンドルネームも用いないような匿名性の強い掲示板の住人よりも卑怯な人間は、blog世界でも結構居るんじゃないか。

このkawangoっていう奴がそう。増田よりも遥かに卑怯者なんじゃないかと思う。もう言いたくて言いたくて仕方が無かったから書く。

うまくは表現できないんだけど、こいつ、「自分の威を借りて」投稿しているよな?

ドワンゴ関係者であることを「存分に」漂わせておいて、自身のblogエントリーに説得力を持たせる一方、きわどい書き込みをする時は批判をかわせるように、同一人物であるかどうかの確証が取れる一線は超えないようにしている。

本人にしてみれば、うまいことやったつもりなんだろう。おそらく周囲も。「kawangoだから許される」みたいな。だけどこれ、冷静に考えてみて欲しい。一般的にこういう奴って、ただの「ずるっ子」と言わないか。これを別の気に食わない著名人に置き換えてみたらどうだ。なんかムカついてこないか?ドワンゴ関係者ってことでみんな思考を止めているような気がする。こいつ、筋金入りの卑怯者であり臆病者だよ。

記事を書くとき、「有名な○○さんも言っているように」と添えることで自信の無い本文に説得力を持たせようとする人は結構居るよな?kawangoのやってることはそれの極みだと思うんだよね。ドワンゴ関係者という物陰に隠れて物を言わず、堂々と名乗って語りかけろや。素性をはっきりさせずに、臭わすだけ臭わせて投稿を続ける以上は、kawangoは虎の威を借りるキツネだ。そんなことだからパッとしないんだよ。

2009-08-10

いいひと、追記。

「いいひと」(http://anond.hatelabo.jp/20090711004946)の

束縛DV男と付き合って恋愛がわからなくなった元増田です。

沢山のブコメトラバありがとうございました。

時間がたったので、少しは冷静な頭で気になったブコメレス

男友達が「あいつはいい奴だよ」という奴と付き合えば大抵外れない。

友達の多い「あいつはいい奴」と呼ばれる人でした。

つきあうことを報告したとき「きっと幸せになれる」と多くの人に言ってもらいました。

私も付き合う前の印象は優しい面倒見のいい人だなぁでした。

DQN好きな人

一部上場企業勤めのエリートタイプDQNではなかったです。

理詰めで追い詰めるタイプの束縛でした。見た目はちょっと丸くて人がよさそうです。

別れるのに苦労したのは、普段の彼がそんなことを絶対にしそうに無い人だったためです。相談に乗ってくれた共通の友人からは

元増田、おかしいのはお前じゃないか?」としばしば言われました。その人たちは相手側につくので、別れるときに友達ではなくなってしまいました。

一発でも殴られたらその時点で即別れればいいし。合理的な判断としてそれほど恐れることはないよ

私もこの人と付き合うまではそう思ってましたが、なかなか即別れるというのは難しいことでした。付き合うまでに積み重ねた好感度の貯金があるし、この貯金が切れるまでは希望を捨てられませんでした。それに、最初は何かの間違いだと思いました。現実が予想をこえて、ついていかなかったのです。

感情の揺れ幅が大きい相手ほど離れられなくなる。

これは、わかるような気がします。恋のドキドキが、いつのまにか恐れの緊張にすり替わっていました。最初は恋愛感情で、後は恐怖による束縛で離れられませんでした。

恋愛幸せの最低条件。相手がいない人は無条件に憐みの対象。」的な世間の風潮が嫌い。人生それだけじゃないだろ。

恋愛をしていないことが不幸だとは思いません。でも、恋愛楽しいし、好きな人と一緒にいれたら幸せだろうなと思います。

ラーメン屋さんのラーメンが無くても生きていけるけど、おいしいラーメンを食べられたほうが幸せ楽しい

このエントリーを書いた日は、おいしいラーメンの夢をみて、長らく忘れていたラーメンのおいしさを思い出してしまった日でした。

「いいひとなんか、この世にいるんだろうか。」なんて、はっきり言おう、「神様」なんかより確実に「いる」ぜ! しかもクソDV野郎よりもいっぱい「いる」に決まってる!! じゃなけりゃあ嘘だ。気楽に行こう。

内田樹先生によれば,1)何でも食べる,2)どこでも眠れる,3)ひとに物をあげるのが好き,の3要素を備えているひとは,いい男に「育てる」ことができるそうですよ.がんばってください

目的地に進み続けていれば必ず着くという真理のもと頑張って欲しい。


他人に言われて、ちょっとほっとしました。ありがとうございます。

会えたときに、自分がちゃんと「その人だ」とわかればいいなあ。

そして、私が「その人」を幸せにできたらいいなと思います。

穏やかに生涯をともに暮らしていける人がいいなと思っていたのを思い出しました。

2009-08-08

ひとつのコミュニティ依存し過ぎないほうがいい

私が今までインターネット上で犯してきた過ちは数え切れない。ある個人サイト掲示板粘着して管理者の方に迷惑をかけてしまったこと。予告なしに突然ブログを閉鎖してしまったこと。匿名掲示板荒らし認定されて事実上追放されてしまったこと。はてなアカウント削除して、それまで付き合っていた方々との関係を一方的に断ち切ったこと。他にも、覚えていないような細かい失敗まで突き詰めれば、ここには書ききれない量になることは間違いないだろう。

今まで犯してきた失敗の原因は、突き詰めれば自分の所属コミュニティ依存しすぎて、それが周りに気持ち悪がられたり、自分がそのコミュニティ感情移入しすぎて暴走してしまったりしたからだと思う。

今まで心理テストではしょっちゅう引っかかっており、私自身依存性や固執性が強い性格であることは、承知しているつもりである。しかし、ネット上で二つ以上のコミュニティ(それも、利用者が比較的かぶっていないもの)に所属し、またネット上ではなく実生活でも人々とのつながりを重要視するようになってからは、比較的ネット上で失態を犯してしまう事態が少なくなっているのは確かで、いろいろなコミュニティに触れることが自分にとっていい成果を生み出したという実感は大いにある。

様々な人々やコミュニティに触れてみるメリットとしては、視野が広がること、いろいろな情報を浅く広く集められること、様々な人ととの出会い経験できることなどたくさんあるが、個人的に一番大きい点は、一つのものに依存、固執しすぎなくなることで、リスクを集中させなくてすむようになったことである。投資理論でもリスクはなるべく分散させるように教わるが(とはいっても、現実リスクを分散させるのは難しいし、リスクをとらなさ過ぎるとリターンも小さくなるというジレンマがある)、投資以外でも、ひとつの物事に集中しすぎるよりは、いろいろなものを頼る(俗な言い方をすれば味方をなるべく増やす)ほうが、ひとつの物事が崩壊したりしたときのリスクが小さくてすむ。

もちろん、いろいろなコミュニティに所属するデメリットもある。深い知識や情報を得られにくいし、ある分野のプロフェッショナルを目指すことも難しくなる。事実、私ははてなと、それとはまったく異なるサービスを併用するようになってからは、はてなダイアリー更新頻度が大きく落ちたし、一つ一つのエントリーの質も低下してはてなブックマークトラックバックコメントをもらうことも大幅に少なくなった。

しかし、私自身はそのことに後悔してはいない。なぜなら、ブログや文章、アイデアで成功する人はほんの一握りであり、それまでには相当厳しい試練が待ち受けているであろうことは目に見えており、それに耐えうる精神性も、その途上で才能を開花させる可能性も私にはなさそうだったからである。一応ブログで有名になってみたいという野望はあったが、それよりも心身の健康のほうが重要であった。

途中でだんだん自分でも意味がわからなくなってきたが(文才なさすぎ、そりゃあ批判や誹謗中傷も受けるわ)、ひとつの物事に固執し続けて神経をすり減らすことに疲れたならば、時には外の空気を吸い込んで別の視点やそれまで知らなかった人や情報の助けを借りてみようよ、という結論で。

2009-08-03

http://anond.hatelabo.jp/20090803162105

●知っているが、内容が深くて教えられない物の場合

友人:ねぇ、「firefox」のアレについて教えて。

私:んー、漠然としか覚えてないな…ぐぐって、google:firefox アレで調べて、詳しい情報出てこないかなぁ?

そうです。

これです!!

一度、調べたことはあるけれど、設定ファイルの○○を××する細かいところまでは分からない。

なので、ググるキーワードを教えるから、ますは調べてみてよ。といったニュアンスです。

友人の場合、キーワードを教えても、余り調べる気が無さそうだったので、頭にきて怒りました。

その後、友人とはほとんど連絡していません。

でも、親増田さんのエントリーを見て、やっぱり自分が悪いのなら、首をつるしかないのかなと……。

どちらが良い悪いでなく、私に心の余裕が無かったのですね。

先の増田さん、

助言、ありがとうございます。

仕事で思った事

http://anond.hatelabo.jp/20090802030209

↑のエントリーを見ていて、仕事上で気になったこと

私がアナログ人間なのは確かです。

さらに正論なのですが、ITに頼りすぎてません?

2009-08-02

http://anond.hatelabo.jp/20090802192635

スコルバがどーとか言ってた増田だけど、医者に行った方がいいのは同意。

広い意味で殺菌剤が入ってるから、どんな症状にどの薬を塗っても炎症が止まる可能性(期待)はできるし、ブラシーボによる改善も期待はできるだけど、そのせいで症状の本質を見誤ったり、うっかりステロイド不可の部位にステロイド入りの薬を塗っていると、後々えらい目に合うので。

あと、汗っかきならアセモが悪化してるだけかもしれないし。ワキと股間は汗かくよ。

とはいえ、ホットエントリーにも入ってたけど、自分に都合のいいことを言ってくれる良い医者と、適切な判断を下してくれる良い医者は別物なのと、あと、本当に正しいジャッジをしてくれる医者というのは別物なので、その辺はお医者さんと相談しながら変えていくのがいいと思う。

それと、皮膚科のお医者さんが女医さんだったりしても気にするな。肛門科の男医に指をケツにブッこまれるよりも、女医さんにタマ袋をサワサワされる方が数倍マシな恥ずかしさだから。

それと、どっちにしても、清潔な生活を心がけること。具体的には、お風呂で入念に洗う、汗をかいたら下着を変える・濡れタオルで拭く、シーツを洗う、布団を干す、オナニー前後は手を洗う、などね。

http://anond.hatelabo.jp/20090801233250

わかってたでしょ?承知したでしょ?

だから、それが糾弾されるのは、重要情報を隠しているとか、要求をのまないと不利益になるとか、そう思わせるとかしてるからなんだよ。

動物のお医者さんが、この先どれほど売れるかなんて分からないので隠していたわけじゃないし、投稿しないことが投稿者にもたらす不利益はない。

強いて言えば投稿者たるファンの不利益は、投稿がないことでおもしろい話が読めなくなることかもしれないが、そういう煽りがあったわけではない。

そして、そういうファンの「おもしろい話がよみたい」と言う要望には応えている。

というか、君はボランティアとか寄付とか嫌いなの?

募金で助かった人がいるなら、いくらかお金還元しろと?

書評を書いたんだからアフェリを寄越せと?

応援したんだからグッズを配れと?

このエントリーはてブトップに載ったら俺ははてなポイントでも請求しろと?

当事者が言うのも馬鹿げているが、当事者でもないのに言うのはさらに馬鹿げている。というかお節介を通り越した迷惑。

2009-07-29

基本的に人と人は分かり合えることはできない、絶対に

※しばらくしたらこのエントリー削除します。

特にRSS情報を拾う行為自体は、すでに世間からかなりずれた特殊なものでヤバイ。もしかしたらそれもやめた方が良いのかもしれない。それに、自分が購読しているRSSTumblr由来のものが増えすぎたなぁ…。 http://blog.livedoor.jp/whats_my_scene/archives/51227127.html  TwitterTumblrをやめた-what's my scene? ver.7.2

たぶんRSSが何か知らない人にとって(僕も詳しくは知らないけど)それがどのくらいの利便性をもたらすのか、もしくはもたらさないかというのは想像力の範疇の外にあるのかもしれない。
また、逆を言えば、RSSリーダーを使って更新チェックをしている人にとってはそれを止めることへの生活の影響というのは計り知れないのだ。

極論を言えば人と人の間にはこうやって断絶が生じていくのだろう。
それぞれがそれぞれの所属・立場が少しずつ違うことで考え方に差異が少しずつ生まれ、人と人は分かり合えなくなってしまう。
僕は悲観的になっているわけでもなくて、ただそうなのだと思う。

「基本的に人と人は分かり合えることはできない、絶対に。」

そこからが唯一のコミュニケーションの出発点にしかなりえない。
キレイ事でお茶を濁す人間は信用しないほうがいい。

2009-07-26

外国人への参政権付与のメリットって何なの?

民主党韓国など外国籍を有したま日本国籍も取得し、参政権を行使できるようにする」

http://alfalfa.livedoor.biz/archives/51492535.html

この手のエントリーが上がると、たいていアルファはてなーの方が「ネトウヨがまた騒いでやがるプ」みたいなブコメをされることが多いんですが、

ということで、はてなーな方、教えてください。

外国人への参政権を付与するメリットって何ですか?

地方参政権くらいいいじゃん」とかじゃなくて。日本人としてのメリットを是非。

2009-07-25

http://anond.hatelabo.jp/20090725103645

でもさあ、キャバ嬢みたいな奴が出てきたら「うわあ、、」ってなるのはオタクかどうか関係なくわりと一般的なんじゃないかなあと思うんだけど。

相手が男の子でもさ、なんかどんどんチャラ男みたいになっていったら「うわあ、、」ってなると思うんだ。

別にキャバ嬢やチャラ男じゃなくてもソリ込みの田舎ヤンキーみたいになっちゃったとか、成長していくに従ってあのかわいらしかった男の子押井守監督みたいになっていっちゃったとかさ。「おお!」ってなるよね。

もちろん人を見かけで判断しちゃいけないし、異質なものを排除するような日本的思考がどうかみたいなものはタテマエとしてはわかるんだけど、でもその最初の「うわあ、、」という初期衝動自体に嘘はつけないっていうかさ。人間の心の中なんてそんな正しくはできてないじゃん。

で、それをでも口にしちゃダメだってのもわかるんだけど、「言いてえ!」っていうのもわかるわけよ。もうこの衝動が涌いてきちゃったら相手がどうとか関係性がどうとか今後どうなるとかじゃなくて単に言いたい衝動権化と化すっていう。なんていうかさ、絶妙に禿げた人がいたとして、頭の上にウンコみたいにチョボッと毛が乗っかってたらさ、やっぱり言いたいじゃない。いや俺は言わないけどさ、言ってしまった奴の気持ちは十分わかると言うか。言う/言わないって本当に紙一重だなっていう。あああいつは耐えきれずに言ってしまったんだな、俺は我慢してるけどいつ我慢しきれずにあっちの方へ行ってしまうか、、、っていうさ。

あと元のエントリの人のオタクささみたいなものはわかる。言葉のチョイスとか。問題のエントリーの前記事のマサトの奴とか見るとああダメだなこいつとは思う。よくあるオタク的なベタさ(世界観の洗練のされてなさでもある。オタク的な世界観でももう少し洗練されればもっと違う見方、もっと違う言葉の使い方がある)がそれに気がつかないことによる自信と一緒にあるし。それこそ「うわあ」っていう感じ。

まあ早い話が元のエントリにも少しは共感できるところがあるよってだけなんだけどさ。

2009-07-23

頭金ゼロ住宅購入・・・の恐怖

http://anond.hatelabo.jp/20090721233850

元増田です。

増田で箸にも棒にもひっかからないようなエントリーを書き始めたのが5日ほど前。

思いのほかブックマークされててビビってます。

トラバにあるリセールバリューについては、その通りかなぁと思う。最初は下落率の低い都内の中古マンションを探していたのだけど。都内で子育てしていくのは、どうプランニングしても我が家の所得では厳しいという結論に至り、断念した。学級崩壊非行を考えたとき、小学校から私立に入れる以外に選択肢がなかったりする。

30歳以上で頭金ゼロの極端な例

10年来の先輩 (43歳 戸建 3500万)

去年購入したらしい。頭金ゼロ。35年ローン 月額8万/ボーナス36万。完済時 79 歳の予定。

可処分所得は約 600 万。中高生子供が二人いる。そして今年の夏。業績不振を理由に彼のボーナスは全額カットされてしまった。彼個人のヘソクリも献上することになったという。一応、カットになるのは今回の夏のボーナスだけという話だが、冬のボーナスまでカットされれば、かなり厳しいだろう。

2年後には固定資産税の優遇も終わる(現在の2倍に跳ね上がる)し、長男くんが大学に入る予定だ。そして彼が大学卒業する頃には、次男くんが大学へ。学費だけ考えても、人生設計の中でも最大級の支出増が8年間続くことになる。

会社が基本給を下げるということは、そう簡単にはできない。しかし、残業カットや賞与カットは比較的簡単に実施されるものとして計算しておくほうがよいように思う。特に労組のない中小企業などでは、おそろしく簡単に実行される。それを踏まえて、基本給ベースで返済を考えることが大事だと思う。ボーナスはあてにしない。あてにしていなかったボーナスたまたま支給されたら繰上返済する。

実父(当時48歳 マンション3500万 頭金300万)

14年ほど前のお話。頭金は300万ほどなので、正確にはゼロではないのだが、35年ローンで3200万円借り入れをした。月額6.3万、ボーナス38万。大阪市のお隣の市。いわゆるベッドタウンで、地下鉄が近くまで来ると言われていた物件だった。(そして結局来なかったw)

親父の当時の可処分所得は750万ほど。余裕でやっていける予定だったのだが、家を買って2年ほどして親父は突如として失踪した。捜索願いを出して、1週間ほど経過した頃、山口県ビジネスホテルに停めていた車のナンバーから身元が割れた。警察に連れられて帰ってきた父は、ほどなくして自主退職した。

1年ほど失業手当を貰いつつ、職探しをした。50過ぎて再就職したが、可処分所得は250万。一気に1/3にまで落ちた。

月額 6.3万を支払うことはできたが、ボーナス払いの40万がどうにもならない。自己破産を何度か勧めたが、結局、親戚などから借りて返済を続けていたようだ。当時大学生だった俺は、学費を自分で払うことになった。最初はキツかったけど、そのうち自分の学費ぐらい自分で稼いで当たり前に思うようになった。

5年前。母が大腸ガンで亡くなった。57歳だった。平均寿命よりはずいぶんと短かった彼女の命と、無理なローンの支払いを何年も続けてきたことは無関係ではないだろう。

今年に入って、親父の勤める会社がかなり危険な状態に陥り、まともに月給を払ってもらえなくなった。当然、ローンを支払うこともできなくなり、そのまま半年が経過した。祖母の四十九日を終えたその日、金融機関からの最期通告を突然見せられてギョッとした。

購入時3500万だったこのマンション現在の評価額は1300万。残債は2000万以上あるため、いま処分しようとすると 700万ショートしてしまう。どう考えても自己破産するしかないと思い、父にもやんわりとそれを伝えたのだが。。。結局、金融機関との話し合いの中で、リスケすることになってしまった。そもそもローンを組んだ段階で完済する年齢は83歳だ。この時点で平均寿命を超えているというのに、更に保証料を上乗せして、93歳までローンを伸ばそうということになったらしい。無茶苦茶な話だが、金融機関としては自己破産されるよりはマシということだろう。保証会社的にはどうなんだろうか?

月額8万。これなら今の父の給与でも、なんとか支払っていける・・・が、それでも老後のことを考えると、自己破産して月額4~5万で住める単身のアパートにでも移って、差額を老後資金として貯蓄したほうがよいのではないかと感じる。その一方で、母との思い出が残るあの家を残したいという、父親の気持ちもわからなくもない自分がいる。いつかは一緒に暮らすつもりではいるので、なるべく早く引き払ってもらいたくはあるのだが。

結論

10年来の先輩の所得はそれほど低いとは思えないのだが、ボーナスカットされただけでかなり厳しい状況に立たされてしまった。人生で最もカネのかかる時期を迎える直前に住宅購入に踏み切ったのも、その計画性を疑わざるを得ない。

親父もそれほど所得が低いわけではなかったが、両親ともに家計運用管理する能力が極めて低かったが故に、頭金を300万しか用意することができなかった。その上、ローン開始後わずか2年で失業し、再就職するも可処分所得が1/3に。金融機関にリスケしてもらい、現在も何とか支払い続けてはいるものの、実情としてはとっくに破綻している。

以上を踏まえて、30歳以上、頭金ゼロでそれでも3500万程度の住宅を購入したいなら・・・。

  • 賞与、残業手当を除いた基本給だけでも十分返済可能なプランニングをする
  • 失業を想定して、再就職までの間、生活できるだけの貯蓄をまず確保する(これは最低ライン)

この2点をおさえた上で、世帯の可処分所得から出費を引いた額(キャッシュフロー)が250万ぐらいはあることが望ましいのではないかと思われる。平均的な給与だとしても、DINKSで倹しい生活を送るようにすれば十分に可能な額だと思う。(その場合、4年我慢して1000万貯めた方がより安全だし、支払総額も減らすことができる)

もしくは、お金を持ってるパートナーを探す方が手っ取り早いかもしれない。

2009-07-21

年末郊外一戸建てを購入した

住宅購入についてのエントリーがあるようなので、実体験を交えて書いてみる。

物件とローンについて

物件副都心まで急行で30分少々の駅まで徒歩5分。3LDK一戸建て(総床面積95平米。リビング広めで約20平米)。敷地面積115平米。

3500万の表示だったものを粘り強く交渉した結果、500万値引きしてもらうことに成功。

費用は100万ほど(売主物件のため若干安め)。頭金1100万で購入。

2000万のローンを30年で組んだ。金利は20年固定2.6%。

月額8万(ボーナスなし)の支払い。可処分所得は450万。嫁とあわせて650万ぐらい。同年代のDINKSと比較すれば、少なめではあるけど、月8万ぐらいなら比較的余裕を持って返済できる。

繰上返済について

DINKSでいられるうちは、ボーナスのたびに50万ずつ繰上返済していく予定でいる。1月に実行したら返済期間が1年縮まった。最近親族が亡くなって遺産が入った。一切あてになどしていなかった予定外の収入ということで、繰上返済に大部分をまわした。これによって返済期間が更に9年縮まった。

1000万の頭金があるということの意味

1000万頭金として支払うことができると、頭金ゼロと比較したとき、支払総額1000万ぐらい安く済むというお話

3000万の家を35年ローン超長期固定3%で購入すると、利息分を含めた支払総額は4850万ぐらいになる。つまりは1850万は利息だ。そして、毎月115000円支払っていくことになる。

しかし、頭金1000万円あれば、ローンは2000万円で済む。すると、ローンの支払総額3200万。これに頭金の1000万を足すと 4200万。頭金ゼロで3000万借りた場合と、650万円の差が発生する。

更に、毎月の支払い額も77000円で済んでしまう。これぐらいだと繰上返済する余裕も生まれてくるので、総支払額を更に低く抑えこむことができる。積極的に繰上返済をしていけば、最終的には1000万ぐらい安く済むということになる。利息に消えていく金額が1850万と、850万では随分印象が違うよね。

教訓

当たり前のことなんだけど、家を買うかどうかは、若いうちに決めておく方がよい。これを読んでいる20代前半のあなたは今すぐどうするかを決めよう。そして、買うと決めたなら毎月平均8万ほど天引きで積立貯金するよう、メインバンク給与振込の銀行)と契約してしまおう。新卒22歳から実行すれば、32歳になる頃には1000万円近くの貯金ができている。最初は5万ぐらいからはじめて、10年間トータルで1000万になるように徐々(昇給にあわせて)積立額を上げていく方が、無理なく貯蓄できるかもしれない。いきなり5万が厳しいようなら、5000円から始めて無駄な出費を減らしつつ、段階的に積立額をあげていくのもよいと思う。

問題は、30歳を過ぎてから貯金ゼロの状態で家が欲しくなってしまった場合だが、よっぽどキャッシュフローに余裕がない限り、やめておいたほうがよいと思う。ギリギリでローンを組むのは絶対に避けるべきだし、もし長期固定金利ではなく、変動金利を選択するなら、最低でも毎月の返済額と同額程度の余剰資金を、毎月プールできるよう設計して、可能な限り繰り上げ返済していかないと、危険だと思う。

2009-07-12

来月退職するけど

本当に転職市場がガタガタなのを実感中。

紹介会社に半年前に登録して1週間に3,4件のペースで企業の紹介を受けているが、希望に合う会社があってエントリーできるのは2週間に2社程度。

自分も今の会社担当として求人紹介会社の営業マンと会うので、仮に自分退職するとして代わりの人を紹介してほしいと依頼したら何人くらい該当者がいるか聞いてみた。

1年前なら2,3人、でも今はその5倍の登録者がいます、とのこと。

友人は最近求人紹介会社が「案件出来る紹介がないので」と言って登録してもらえなかった。

この状況はしばらく続きそうだ。

これじゃ失業者今後も減らないよなあ。

小さな政府もいいけど、雇用保険料の負担率を下げて月数百円の従業員負担を減らすくらいなら、元の負担率のままで失業保険の給付期間を以前の長さに近づける努力をした方が良かったんじゃないのかな。

2009-07-09

mujigeの糞エントリーはてサどもが☆つけてる。

http://h.hatena.ne.jp/mujige/9236551184140102007

mujigeの糞エントリーはてサどもが☆つけてる。

これって石蹴りに対する中傷そのものだよな。

いつまでも馬鹿を晒して恥ずかしい連中だ・・・

2009-07-08

おれは嘘つきになりました

今日、諸事情で株取引をやめた。

ブログもやってたんだけど、だれも見ていなくてさびしいwので、

ブログ終了の日記をここでさらしてみる。

要は愚痴なので、気分を下げたくない方はスルーしてください。

今も混乱してるので、すごく支離滅裂な文になっているのはスマソ。

本文はこちら

http://blog.livedoor.jp/momohal/archives/927400.html

ー 以下引用 ー

◇オレは嘘つきになりました(ブログ終了)◇

本日を持って株をやめることになりました。

で、そのご報告(このブログは誰も見てないが・・・・。・゚・(ノД`))

なんでやめるかというと、

1、生活費の一部を株の資金に充てていた

2、子供が生まれる

3、知らず知らずのうちに、出産費用を少し株につぎ込んでしまった

  (そして取引禁止にされてしまった)

4、これ以上の取引続行は、問答無用で出来なくなった。

5、そして資金をためられるような高い給料はもらっていない

といった感じ。

「株は余裕資金でやるものだ」というのが通説ですが、

本業低賃金で、カツカツの生活をするしかないオレに余裕資金を作るチャンスなんて、

    永久にやってこない・・・・

から生活資金を使うしかなかった。

(ちなみに今年の昇級は1000円w)

ちなみにオレは以前仕事で体を壊していて、もう馬車馬のように働くことは出来ない。






前回のエントリーから以降はペーパー取引をやっていて、勝率5割(収益プラス)になっていました。

自分の手法も見えてきて、これから本番に挑もうというところでしたが、全部無駄になってしまった。。。。。






オレはここ5年くらい、どうしたら金銭的に豊かになれるかということを常に考えてきました。

家族に豊かな生活を送ってほしかったので(オレも含む)。

きっかけは前の結婚相手との離婚

  • 以下読み飛ばしておk----

そのときも、お金がなくて生活も苦しく希望が見えない生活でした。

Fランク以下の大学卒でさしたる才能もないオレができる仕事なんて限られていた。

朝から終電まで働いて、家に帰って奥さんと1時間くらい顔を会わせて寝るという生活でした。

とても子供をつくる余裕なんてない生活でした。

未来はありませんでした。

結婚生活の最後の方は奥さんとはそんなに会話してなかったと思う

(もはや何を話していいのか分からなかった)

考え方のすれ違いはもう修正できなかった。

で、最後には愛想を尽かされました。

何のために仕事をがんばってきたのか。。。。。。

今まで耐えていたものが一気に崩れ落ち、体がガタガタになりました。

(もうこの段階で、長時間労働できるような体ではなくなってしまった)


そのとき、お金があって余裕のある生活が出来ていれば少しは結果が違ったんじゃないかなということを思ったのです。

で、現在

いろいろ試行錯誤して3年前位にたどりついたのがデイトレでした。

オレの周りで株をやっている人間なんて誰もいなくて、誰もオレがやってることを理解してくれなかった(株をやってる人間に対する風当たりときたら・・・・w)。

株取引のやり方なんて分からないから、暗中模索で2年を費やした。

で、やっと手応えを感じてきたところで、退場。。。。。。。。。。




ま、しょうがないね生活費使い込んでしまった訳だしw

投資なんて余裕資金でやるものだし、ましてや生活資金を脅かすようなことはしてはならないのは分かっている。

正論だ。

でもオレにはこのやり方しか出来なかった。




今の奥さんとも話し合ったが、最後は「それぞれ自分の両親の家に別居して、浮いたアパート代で株やれば?」とまで言われてしまった。

家族がバラバラになってまでデイトレするのは本末転倒なのでもうやめるよ。。。


結局お金を損をしただけで終わってしまった。

ちょっと光が見えてきていただけに、くやしい。

チャレンジをやり通すことが出来なかったオレはただの嘘つきだ。

5年間人生目標にしてきたことを止める訳で、悔しいし、不機嫌なツラや態度になってしまうのはしょうがないと思う。

でも今の奥さんはそれすら不満のようだ。

ニコニコしてろってさ。。。。。。。。。。


もう気持ちのやり場がない。



所詮下層ランク労働者が何やっても無駄ってことらしい。

つくづく社畜システムってのはよく出来ていると思う。

苦しい生活から這い上がることが出来ない。

ラットゲームってやつだ。

これからは出口のないクソ会社勤めで、社畜として一生働くのだろう。

また前回の結婚時と同じような、余裕のない状況になってきた。

解決策は、無い。

ホントどうしよう?

ちょっと今は何もする気になれない。

努力は報われなかったよ。。。。。。。。。。。。。。

2009-07-07

THE END OF EVANGELION」の感想集 2

http://anond.hatelabo.jp/20090707100038 の続き

 弐拾六話では全ての人とあっさり和解でき、すんなり受け入れられた。
しかし世の中そんなに甘くないというか、実はそれこそが自己中心的世界
と言える。もっとリアルに描いてみよう、というのが26話ではないかと。

 何故なら「本質的に解り合うことのできない他者が存在する」というこ
と、他者を認識するとはそもそもそうしたことである筈だったから。庵野
氏の構図で言う幻想世界の内部において、シンジはどうしてもそのことを
容認できず、他者を理解できないまま、自分を理解するよう他者に縋り続
けた。補完計画が完成し、群体から単体に還元され、全てを包含レイに
抱擁された時点で、彼はやっとそのことに気付いた。
 ラストアスカを殺そうとしたのは、アスカが正に他者であることを、
彼が遂に知ってしまったから。でも結局殺せないし、前のようにエヴァの
胎内に逃げることもできない。そこは既に第弐拾六話の月面と同様に、後
戻りの聞かない場所、補完が導いた現実世界。・・・

 なんと、エヴァと融合し全てのヒトを包含した神が、人一人殺せず、孤
独に耐えかねて泣いているんです。
 私はここに最高のユーモアカタルシスを感じました。こんなに見事な
ラストは、これまで観たことも読んだことも恐らく無かったです。(^-^)
宮村優子さんのラジオ発言とか最近目にするようになった彼女の雑誌のコメント
を見ると、宮村さんは今回の劇場版をお気に召さなかったのかなとも思います。
自分でも「なかなかのモノが出来た、俺の選択って凄いぜ。フフン」と庵野監督
が思ってたのに、いざ、脚本を渡したら宮村嬢からの冷たい反応。それにショッ
クを受けてああいったラストにしたのかな(^^;?
無責任な憶測ですけど
 あのラストシーンは,シンジが選んだこの世界が決して「気持ちのいい世
界」ではないことを辛辣に描いていました。しかし同時に,そこには絶望だけ
でなく,わずかな希望もあることをも示していたと思います。


 希望アスカの手,シンジの涙。 
                  そして,『会いたい』という気持ち。
 ラストシーン絶望的。シンジはほんの少しだけ変わった。もうひとり、ほ
んの少しだけ変わったひとがいるみたい。でも、その「ほんの少し」への一歩
のなんて遠いこと。2人は、まだ変わっていないみたいに見える。だけど、絶
望は希望の裏返し。これからどうするか、それは、私たちに委ねられたのかも
しれない。
  ひとつだけ考えられるのは、シンジ物理世界に戻ろうと決意したのをアスカ
  も知っていて、そんなシンジとだったら一緒にいても良いかな、って思ったの
  かも知れない。
  でも、砂浜で再び自分の首を絞めてる彼を観て「ああ…やっぱり何も変わって
  ないんだな…」と思っちゃったとか。
 寂しいことを言ってしまえば、アスカにとって、自分のために泣いてくれた人
を身近で感じたのは初めての体験だったのかもしれません。初めてで慣れてない
から、「気持ち悪い」のかも。
庵野監督は最後までアスカの扱いに困ってしまったようですね。その苦悩がラス
トシーンにも出てしまったのでしょうか。「おまえがいるから滅茶苦茶になっち
ゃったんだ~!」ってね。でもその存在を消せない(笑)
 嫌悪も一つのコミュニケーション。心の壁は現実そのもの。
 そして、今までと同じ、自我と、人を代表とする非我との戦いがつづく。
 何度もそれを確認しながら、幸せにも不幸にもなれるラストだったと思います。

 ラストシーンアスカ。第1話のレイと同じ場所に包帯を巻き、首を絞められな
がらもシンジの頬をなでる。
 これって、つまりアスカの中の“母性”を表してるのかな、と思いました。綾波
レイは「母」のメタファーそのものと言っていいでしょう。そして、シンジの側に
横たわっているアスカレイと同じ姿であることは、彼女もやはりシンジを優しく
包み込む“母性”を内に秘めていることを意味しているように思えます。その後の、
シンジの頬に触れる行為も。

 しかし、彼女最後の言葉は「気持ち悪い」。シンジを拒絶する言葉です。これ
は“14歳の女の子”として、「私はあんたの母親になる気なんて、今のところ、
さらさら無いわよ」と言ってるんじゃないでしょうか。「あんたが何を求めてるの
か分かんないけど、受け止めてあげる気なんてないわよ。余裕もないしね」と。ま
あ、あのシンジ-自分を傷つけるかもしれない他人を殺すこともできないで、ただ
しゃくりあげている-を受け止めることなど、14歳の少女に過ぎない、もちろん
自身それなりに問題を抱えているアスカに、できるわけないでしょう。たとえ“母
性”を持っているにしても。むしろ、一方的に求める方が酷です。(さらに、相変
わらず求めるだけっていうのも、また問題だ)。

 しかし、将来的には彼らがどう成長し、変化するかは分かりません。そういう意
味では、もう多くの方が感想に書いてますが、「これから」を感じさせてくれるラ
ストシーンではありました。もう語られることのない物語の続きの中で、彼らは彼
らなりに成長していくのでしょう。
不快感(=気持ち悪い)」というのは、赤ん坊が最初に感じる感覚だということを聞いた
記憶があります(←記憶あやふや)。そうでなくとも、「気持ちがよくない」という感
覚は、まぁ、「夢」だとか「望んだ世界」ではなく、「現実」を示唆しているのかな、
とも深読みしましたが・・・深読みしすぎかな?
 シンジアスカは、それこそお互い誰でもよかったんだと思います。憎む相手も
愛する相手も。でも、自分を互いに真正面からぶつけ合った過去が、二人には出来
てしまった。互いに、相手に対する憎しみも、相手が欲しいという気持ちも、相手
を拒絶する言葉も告げてしまうほど、互いの気持ちを相手にぶつけた。そして、そ
の憎しみも欲求も、おそらく今後の彼ら自身の心を強く拘束していくでしょう。
 ラストシーンで、くびを絞め、瞳を動かし、頬をなぜ、涙を流し、気持ち悪いと
つぶやいた二人は、それこそ、愛よりも深い、憎しみもかなわない、たとえ離れて
も、ひととき忘れても、もう互いの心の一部そのものにまで結びついたように見え
ました。

 One more final:   I need you.
 
 もう一つの終局もすべてのおしまいではありません。英語のタイトルは『私はあ
なたが必要である』でした。
 そして、皆に等しく、同じ戦いが、始まり、続きます。
 でも生きてさえいれば、幸せになるチャンスはどこにだってあります。だって生
きてるんですから。

 愛よりも深く。
 夏の映画は誰も他人を受けいれられなかった二人が、とにかくも深く結びついて、
そこから再び、同じ戦いが始まる、終局であっても、何も解決していない、ラスト
でした。
シンジ内面に問いかける声も、もはや静かなレイの後ろ姿ではなく、アスカの
赤裸々な罵倒へと変化しました。「お願いですから、もう電話してこないで下さ
い。」「よりを戻すつもりは更々ないの。」「その、やっぱり、友達以上に思え
ないの。」「ハッキリ云って迷惑なの。」「これ以上付きまとわないで下さい。」
これらのセリフ作品の展開からは伺うことができない以上、庵野監督自身の人
生から引用してきたものと解釈されます(もちろん脚色を加えているでしょうけ
れど)。つまり、劇場版におけるアスカは、これまで庵野監督を傷つけてきた
「5人の女性」のような「他者」を象徴する役割を与えられるようになったのだ
というのが僕の理解です。
 そうすれば、ラストシンジアスカの首を絞めかけたり、アスカがその後で
「気持ち悪い」と言ったりする寒々しい展開も、すんなりと納得できるのです。
現実の他者は、お互い決して期待通りの反応をしてくれない存在ですから。
 オタク依存を打破するために作ったアニメが、逆にオタク依存の代表になっ
 てしまった苦い皮肉。昨日某アニメショップで見かけた会話。

 「これ買えば」(とシンジ君が表紙のアニメディアニュータイプを指さす少女)
 「えーいゃぁー」(と汚いものでも見るかのように嫌悪する少女B)

 彼女らの心の中にはカヲル君しかいないらしい。作品全体のテーマを見ようとせ
 ず、自分のお気に入りのパーツを使って幻想エヴァを作り上げて固執する。虚
 構からも逃げ続けている。自分以外のエヴァはいらないのだ。そして、そのこと
 を指摘されると過剰に反応し激怒する。「ぱふ」の一部読者はひどいものだ。無
 論、綾波アスカの一部ファンにも言える。
 そういう意味で、庵野さんが「気持ち悪い」と言わざるを得なかったのは良く分
 かる。だから実写を入れてこれでもかこれでもかというぐらいに観客に語りかけ
 た。でもそれは届かない。最も病んでいる人間、庵野さんが最も一言言いたい人
 間は嫌悪する現実ファンタジーに変えて消し去ってしまうのだ。
シンジくんの首締めはちょっと??な気もしましたが
アスカシンジの頬を撫でて「気持ち悪い」は、
頬を撫でるシーン拒否、否定の感情からではなかったと思ったので
集合体としての生命の海から浮上して「こ」の世界の「ここ」にいる
「こ」の自分を認識し他の存在シンジ認識し
「気持ち悪い」ことも沢山あるけど「ここ」に自分と他人が存在
することを知覚認識して噛みしめていると感じました。

いやぁすっかりアスカが主役でしたね。
ここまでアスカ映画になってくれるとは
嬉しい誤算でしたってのはアスカ者の偏見でしょうが。

      とでも思わなきゃやってらんないよなぁ。
かくして、シンちゃんはアスカちゃんのドレイとなり、
一生、幸せに暮らしましたとさ。めでたし、めでたし。
                                                       <終劇>
       自分は性的嫌悪感からくる言葉だと思ってるんですけどネ。
       DEATHの新作カットの「ミサトやバカシンジの使ったお
       湯なんて~」の頃には、もうシンジ君が自分の事を性的対象
       して見てる事に気づいていたのでは?このぐらいのお年頃の
       と女性ってそういうのたまらなく嫌だと思うのですがどうで
       しょう?
シンジアスカを殺そうとするが思い止まる。アスカに優しい言葉を期待する
"ファン=シンジ"だが"虚構=アスカ"は"気持ち悪い"と突き放す。

そういうことか?ヒゲメガネよ。
それと映画アスカシンジを否定したのは
(自分の勝手解釈ですが・・)
「シンジアスカの事を、好きで求めているのではないのを、
アスカは気付いていた。なので、コーヒーメーカーに激突させ、
最後に’気持ち悪い’とまで言った」
好きで求めていない、というのは、恋愛感情のみ、でなく、
シンジは弱い自分を何とか持ちこたえさせる拠り所に「強く
見えるアスカ」にすがっていたふうに見えたからです。
アスカにしてみればそんなおかんのような役、あまり嬉しく
ない気が・・・。
 また、最後の台詞「気持チワルイ・・・」ですが、ラストシーンでのアスカ
の様子を見てみると、腕と頭部と目に包帯およびガーゼが当てられており、
これは第壱話においてストレッチャーに乗せられてシンジ君の前に初登場
した綾波レイそっくりの状態で、加えてあの目線から察するに、アスカの
中には、彼女自身の魂や人格に加えて、レイの魂が入り込んでいるのだと
私は感じました。

 いわば、アスカとしてはトラウマを刺激するモノとして忌み嫌っていた
レイの魂が自分の内面において(シンジへの想い故に)融合しつつある
ことについて現在のところ「ケンカカレー」(歳バレ?)の状態にある、
ということで「気持チワルイ・・・」という言葉に繋がったのだと私は考えた
のですが、みなさんはどう思いますか。
あのラストシーンは実はハッピーエンドである。
あの砂浜のシーンは補完直後のシーンではない。
実はその前にシンジアスカを見つけ、傷の手当をし、ミサトの墓を作ると
いう一連のシーンがあったのである。
しかしアスカは何も話さない、何も反応しない病室アスカの状態に戻ってし
まっていた。(偽りの復活)
そんなアスカを不憫におもったシンジは思い余った挙げ句、彼女の首に手を
のばす。
しかしその時、今まで何も反応しなかったアスカの腕が動き、シンジの頬を
撫ぜる。
嬉しさのあまり、涙を落とすシンジ。
更にアスカは言う。
「(あんたバカー、何泣いているのよ)気持ち悪い(わねえ)」

そうあのシーンは「クララが歩いた」パターン感動的なラストシーンなの
である。
しかし観客の期待を裏切る事ばかりを要求された監督は素直に感動的なシー
ンを作る事ができずにあのような解りにくい形にしてしまったのである。
だが安心したまえ、ビデオ・LD収録時には完全版として失われたカット台詞が収録され、誰の目にもハッピーエンドである事が解るに違いない。
(笑)
シンジ監督アスカ・観客に置き換えると、あのラストシーンは
また違った見方が出来ますね。
現実から遊離してしまっている観客を不憫に思った監督真心アスカが無反応だったら悲惨ですね。
それより、もし「気持ちいい」と言われたらどーする(笑)
 シンジ・観客、 アスカ監督ではどうでしょうか?

 シンジ「わーん。こんなEVAはいらないよぉ~。
     謎もあまり解明されてないし~
     そこで気絶してないで、もう一回EVA作り直してよ~」
 アスカ「(まだやれっての?)気持ち悪い....」
1:呼吸困難になった為の気持ち悪い
  えー、シンちゃんに首をギュッとね!(爆)された惣流ちゃんですけど意識
  の無い状態で首を思いっきり絞められては血のめぐりも悪くなり気分が悪く
  なったという、低血圧で良く立ち眩みしてる女の子意見がありました(苦笑)
2:あのセリフみやむーちゃんのアドリブ説
  庵野監督に捧げるアドリブ説(黒い説ですわねぇ(苦笑))という人若干名
3:怪我のために気分が悪い説
  右手の謎の治療跡で判ると思いますが怪我してる場合気分が悪くなるもんです
  (経験者談)
4:2日目説
  ・・・・・・(^^;)・・・・・・
5:観劇してる人へのメッセージ説
  ・・・・・・
 「きもちわるい」。
 他人の体温が気持ち悪いことって、ないですか?
 でも、その嫌悪感を、人は「愛情」で中和させる。
 けれどそれは「無理をしている」のかもしれない。
 本当は、人なんて、生まれてこない方が良かったのかもしれない。

 だけれど、生きている。
 それでも、生きている。
 生きていなければならない。
 
 決して理解できない「他人」の隣で、それでも「一人ではなく」生きている。
 エヴァみたいな「黙示録もの」のラストって、和解・融合、善悪何れかによ
る統一、純粋な荒廃、・・・みたいな一元的な世界の出現で終わるのが相場じゃ
ないですか。これは魅力的だけど、弱点があります。つまり、解り難いんです。
 具体的にどんな世界になるのかが想像できない。私達の周りにあるのは、一
元的把握が通用しない、それこそ「他者」が存在する世界です。争いの無い平
和な世界、とあっさり書くことはできるけれども、そこがどんなところなのか、
人或いは人々が何を考えて生きるのか、よく考えると理解できない。
 放映版の受け入れ難さって、ラストのそういう典型的ユートピアが、観る側
の想像力を麻痺させたせいがあると思うんですよね。

 映画版は、そうした典型から脱したところが凄いと思います。シンジとゼー
レの意思に従って、一元的な新世界を一度は成就しておきながら、シンジの成
長というモチーフを重ねて「その先」を開いてしまった。この点に限れば、黙
示録を越えちゃってますよね。そうして出来上がった「他者の居る新世界」に
は、シンジがその成長の代償として手に入れた、純粋で人間的な憎悪や悩みや
悲しみがあり、観る側として非常に素直に感応できる。これがユーモアやカタ
ルシスでなくて何であろうかと。そしてまたそうした世界を、アスカの最後の
台詞一つで完成したところがまた見事なんですよね。
インパクトのある、出来るだけ短い、どうとでもとれる演出、ということで
ああなったんではないでしょうか。鏡のように、見たいものが見える、見た
くないものが見える、うがった人にはうがった見方が見えるラストシーンだ
と感じてます。
最後にアスカが包帯をしている意味は、
「アスカ自身が女になった」
「シンジにとってアスカが女になった」
という二つの意味を同時に持っていると思います。
「気持ちわる」という言葉には、リアリティを持たす効果と、
触れあいによって「産むことが可能な存在となった」=妊娠イメージを出す効果、
それに、存在が個に分かれていることの実感(喜びも悲しみも)が
表現されていたように捉えられました。
 最後のシーンについてはアダムとイブというよりアジア系神話 洪水で生き残った
兄妹の話(日本のイザナギイザナミの話でもこういう始まりのものもあります)
の方を連想しました。

 アスカの気持ち悪いのセリフですが考えによっては色々とれるセリフですね。
私はシンジと一線を引くセリフと取りました。
(ここから他人としてスタートとして2人の関係はどうなるかという・・・)
この最後はFANが自分たちで考える宿題だと思えました
最後のアスカも女っぷりがよかった!きっと、あれがアスカのやさしさじゃないの
かな?と思った。急にわかったようなアスカになったら余計かなしいもん。
とっても、ハッピーエンドだったと思います。映画みたあと結構すがすがしかった。

気持ち悪い,はよかった。絶望とそれでも幻想を構築しなくてはならないという
意志が感じられ・・・るか? 絶望だけか? 慰めてもらいたいのか?
立派に完結していたと私は感じましたし、救いもあったと思います。
ラストセリフは、生々しい接触も含めてアスカシンジを受け入れ始める、
という言葉ではないのか、と思うのですが。
少なくとも、突き放されて終わったとは感じませんでした。
私、あのシーンは本編に絡まないと思ってます。
庵野のファンに対する愚痴だと思ってます。
ファンによって傷つき首を絞められた「エヴァ」から、
おおよそ倒錯しているファンの一番多いアスカの声で、
ファンに対して文句を言ったんだと思います。 
創世記によればエデンの園では人も含めてすべての生き物は裸で(つまり自分自身
をすべて晒して)いても恥ずかしいとは考えなかった。ところがアダムエヴァが
禁断の知恵の木の実を食べた途端に裸でいることに気づいて恥ずかしくなり、身体
を覆って隠した。このことが神の怒りに触れ、2人はエデンを追放された。
・・・ラストシーンの2人はやはり楽園を追われたアダムエヴァなのですね。
自分の殻(ATフィールド?)を壊すことができなかった(あるいは自分の殻に閉じ
こもって出ることができなかった)シンジアスカだけは結局補完されることなく、
荒廃した世界に取り残された・・。それでもアスカシンジを拒絶するかもしれな
い・・と。
この映画を、人間の内面の描写をメインとして考えると、まさしく、私の好きな
ジャンルに入るんですよね。いっかい、救っておいて、最後にもう一回、落とし
ちゃうっていう。(笑)でも、最後は、あれでよかったと思います。だって、簡
単にシンジが、他人を認め、世界も、そんなシンジを喜んで、迎え入れるで終わ
ってたら(テレビの終わり方かな?これは。)、面白さ半減だと思います。そこ
で、アスカに気持ち悪いといわれて、自分の選んだ世界の厳しさというものを示
して、終わった方が、なんか、心に重ーくのこるじゃないですか!(だから、
ONE MORE FINAL なんだとおもいます。)

  補完中にシンジアスカと、ものすごい勢いで傷つけあいます。
彼は最後には彼女の首に、手をかけるのです。
そこまで他人というのは自分にとって厄介なものなんです。
理解不能ですからね。

  それでも、シンジは「融合」ではなく「他者との並存」を選びました。

  「共生」だとか「相互理解」とか美辞麗句に彩られた根拠なんて、
これっぽっちも示されないのに。
根拠があるのだとしたら、寂しさゆえの「I need you」くらいなものです。
単体になってしまったら永遠に孤独ですからね。
(この辺、あまり自信無いな。二回目を見たほうがいいかな?)

  目の覚めた彼は、隣で寝ているアスカの首を、再び絞めにかかります。
そりゃ、あたりまえです。
自らの選択とはいえ、自分を苦しめる元凶が、
現実に厳然と、そこにいるわけですから。
ほっとくと、こっちが殺されるかもしれませんし。
「他人がいる」─────本当に深刻です。この問題は。

  なぜか生きていたアスカが、そんなシンジの頬に手をやって、
彼に「他者のいいところ」をちょっち認識させます。
苦しみとともに、ヨロコビもまた確実にあるのです。
シンジの手から、力が抜けて、その後のアスカの一言で
「終わらない夏の物語」の幕が引けます。
 アスカの「キモチワルイ」発言は、相当ショックだったのですが、
彼女らしい発言だなとも思います。少なくとも、病院のベッドで
息だけしてる状態で生きている彼女より、ずっといいです。
 「詩編 The End of Evangelion」では、アスカの言葉は、
「あんたなんかに殺されてやるもんですか」が入っていますが・・。
 現実は、そうそう、都合のいいようにはならないんだという事に
通じている気もします。
私が思ったのは、アスカはショックで植物人間状態がある程度つづいており、
(目がサカナだった)シンジはいっそ楽にしてあげようとしたと見えたのです
が。包帯をきれいに巻いてあるところを見るとシンジが悩むに十分な時間はあ
ったのでしょう。(だからエントリープラグから気が付いたらあの場面、てい
う訳ではない。)そしたらもう動かないはずのアスカの手が動いたので、嬉し
くて涙が出た。ついでに「気持ち悪い」という正常なアスカがはくセリフが出
て、アスカが完全復活したという、無条件ハッピーエンドだと迷いもなく思っ
たのですが。
あの最後のアスカ首しめられシ-ンですが、そのあと
のアスカセリフが最後の最後に観客を現実に引き戻すオチ
みたいにかんじました。首しめ、まえふり?みたいな(笑)

 TVシリーズを見る限り、アスカシンジに対して14歳の少女らしい「嫌いだ
けど好き」という心理を抱いているようです(まぁ25話で助けられなかったこと
がしばらくもめる原因にはなるでしょうが)。それゆえに、シンジ腑抜けさに我
慢がならないのでしょうか。ただ、その心理とは別にエヴァパイロットとしての
ライバル意識も強烈ですから、非常に言動もわかりづらくなるのでしょう。

 シンジの方は、ミサトさんレイアスカもいいという宙ぶらりん状態ですが、
考えてみれば男ならたいていは心理的二股、三股は当たり前です。しかし、この中
で本当に可能性があるのはアスカだけなのですから(ミサトは年上過ぎ、レイは・
・・実の所は母、ユイですから)、将来的になんとか努力するでしょう。そのため
に現世に戻ったのですから。

 で、最初のコミュニケーションが首締めと「気持ちわるい」。一種ダークな感じ
もしますが、「他人とのコミュニケーションが最初からうまくいってたまるか」と
いうことであれば、先がどうなるかは・・・
 しかし、あのラスト必然とはいえ悲しい物がありましたね。
アダムにとってイブとは所詮他人であり、殺意を抱く対象であ
り、自分を傷つける存在なわけですから。
しかし、やはり最後はきついです。安易な現実礼賛はもっと嫌ですけれども
あそこにはやはり意地の悪さは感ぜずにはいられません。
少数派なのかもしれませんが、肯定否定はともかく「私の趣味としては嫌だ」
というのだけは間違いないです。こんな人もいるということで、一応、存在
を認めていただけるとありがたいです。
やはり、あれは監督からのメッセージと取るべきではないかと。
月に斜線が入っているように、もうこの「エヴァ」は終ったんだ、
もう人の作品に自分の考えに目くじら立てて攻めるのはやめてくれ、
見る側と自分は「他人」なんだ、そこまで立ち入らないでくれ、攻めないでくれ、
こっちにしたら「気持ち悪い」んだ、
エヴァ庵野の首を絞めるのはもうやめてくれ・・・
そういう事だと私は感じました。いつまでも他人に依存されると気持ち悪いって
事だと・・・そういう意味の、監督の「エヴァは終ったんだ!」という宣言
ではないだろうか。
私はあのラストシーンは
「自分に棘があることも、相手が針を持つことも、
全てを承知した上で敢えて一歩前に進む事が出来るようになった
シンジ君」に成長した、と言う風に考えています。

「気持ち悪う。」の台詞に関しては、あそこから人類の新しい
時代が始まる的な雰囲気(オーケストラが聞こえてきそうな、
とでも申しましょうか。)の中で、劇の中の世界ではこれは
現実なんだ、と言う目的で入れたのではないでしょうか。
(日常性を出したと言った方がいいかもしれません。)
まあ、いわゆるハリウッド的な大円団では無いよ。ってとこですか。
私はいい出来だったと思ってます。
 アスカは「気持ち悪い」よりもその前に差し出した手の方が重要だと思います。
敗北の象徴である同じ右手だというのがヒントでしょう。
 シンジが心象世界ラストシーンアスカを求めて首を締める
シーンはレイプメタファーじゃないかという意見がありました。
確かにそう解釈するとあのラストも非常に理解しやすくなるんで
すよね。
そしてラスト台詞ですが、私はシンジだけでなく、世界の全て(自分も)
に対して感じたメッセージだと感じました。生きていくには気持ち悪い世
界だけど、やっぱり死ぬのは嫌だ、と。そもそもアスカシンジを好きだ
とは思ってなかったのでショックではありませんでしたが、手も触れず、
目も動かさなくてあの台詞だったら、やっぱつらかったかな(^^;)。ともかく、
我が儘を貫き通した監督に拍手!
やっぱシンジアスカの首を絞めたのは、ATフィールドの象徴で
しょうな。人は生まれながらにして、他人を拒絶すると


  
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