2021-12-30

兄が憎い、その他もろもろ

俺には1つ上の兄がいるんだけど、小さい頃から仲が悪かったし、もう15年くらい顔を合わせていない

兄は陽キャだが自分陰キャだったためか、まるで好みや性格が合わなかった

喧嘩も絶えなかった、といっても以下のように一方的ものだけど…

小学生とき父親から買い与えられてた月間漫画2種のうち面白い方を、兄が突然俺のだと主張し、読むなと言い張ってきた

それでもこっそり読んでいたのだが、うっかり見つかるとブチギレられて、俺は一目散に鍵のかかる部屋に逃げ込む

すんでのところで間に合ってドアに鍵をかけると、兄は罵詈雑言を浴びせながらドアを壊す勢いでこじ開けようとする、すると祖母がやってきて30分くらいかけてなだめる

というのを100回くらいやった気がする

また中高生の頃、兄の買った漫画をこっそり読んだり、(兄にゲーム機本体占有されていたので)自分ゲームソフトで遊ぶために兄の部屋に忍び込んでたところを見つかってキレられ、逃げ出す、というパターンもあった

(俺には自分の部屋を与えられなかったし、漫画を持ってなかった、だが欲しいとも思わなかった)

兄は大学卒業正社員になって、結婚して子供もいて東京暮らしてる

俺は兄より断然偏差値の高い大学に進んだけれど、その頃から人間関係がうまくいかなかったり、勉強のやる気がなくなったり将来への不安から、引きこもったのち実家暮らし派遣工場作業員として働いてるわ

当然彼女もできたことはない、友達もいない

親の庇護下にあったときは、勝手に人の部屋に入るコソ泥みたいなやつなのに何のお咎めもないため、俺は兄からまれていたし疎まれていた

俺は反抗期がなく良い子だったが、兄は中高生の頃は反抗期真っ盛りで母親とよく口論する悪い子だったと言える

だが大人になったら俺は駄目人間で兄は立派な一人前の社会人になったんだ

死にたくなるし、兄に対して(社会に対してさえ)憎しみが沸く

兄はきっと、昔と今を比べて、胸の内でガッツポーズを取っているだろう、いや、あまりに格下の存在に対し比較することさえないかもしれない

トラウマなのか都合の悪い事実もあってか、兄についての記憶は今まで思い出すことがほとんどなかった

だが暇さえあればネットに齧りついてる俺にとってこの冬休みはあまりに暇で、ふと書き出したくなったのだ

にしても、祖母や両親はいつも兄を宥めたりするだけで、俺や兄を叱ったり、何かしら対処したりということをしなかった、事なかれ主義なんだな

兄は癇癪持ちだったし(今は真人間らしいのが不思議で悔しくてならない)俺は偏屈だし、教師である父親アスペ毒親だし、同じく教師だった祖母毒親だった…母親はいくらかまともだが、父親愚痴を俺に吐き出してくるので困る

家族全員歪んでる気がするよ

ちなみに、祖父のことは好きだったが祖母のことは嫌いだった

祖母の善人のような振る舞いが子供ながらに信用できず、小学校から帰ってきたとき出迎えてくる祖母が、もしかしたらルパンのように巧妙に変装した強盗かもしれないと妄想し、怖かった

後々になって聞かされたが、嫁である母には当たりがきつかったようだから、警戒しておいて間違ってなかったと思う

小1の頃の祖父葬式ではワンワン泣いたのだが、高1の頃の祖母葬式では一滴も涙が出なかったし、出す気もしなかった、それを陰で親族の人に指摘されたのが耳に入ったっけ

過去トラウマに向き合わなければ救われることはないだろうが、普通家族関係がわからいから、今振り返ってみても何がおかしいのか自分でわからない

こうして言葉に表すのも、子供の頃の記憶というのは妙に客観的に捉えづらくて難しい

向き合うにしたって、心が苦しくって中々できるもんじゃいね、頭を巡らせているうちに何を考えていたか忘れてしまうのも厄介だ

生きていたって何も良いことがない、そればっかり心の中で繰り返している

  • それ兄貴陽キャラってより発達さんなのでは。今は落ち着いてるようだが節目節目でなにかあるかもね。 それはさておき、大人になったのに家族が家族が〜とうそぶいて悲しくならん...

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