こんな逃避癖もあって汚部屋は生み出されるのだろう。
似たような体験談は沢山あるのであまり有益でないという前提にたち、読みにくいだろうけどほぼ推敲しない。
この部屋に住んでいたのは数ヶ月前までの十数年間。
2DK、汚部屋傾向を何度か乗り越えてきたが、ここ2年位は燃えるゴミ出しすら億劫になり生活ゴミが急増、ゴミで歩けなくなっては最小限度のゴミ出しのみしていた。
とにかく部屋中にゴミや衣類が山積している状態で、冷蔵庫も稼働しなくなって2年くらい、カネさえあれば新たに部屋を借りて逃げ出したいと思っていた。
ゴミを置ける平面にはゴミが置かれるので、いちいち動かさないとメモを取ったりコンビニ弁当を置くスペースすらなかった。
人にどう見られるかは気にするほうで、服装は小綺麗にして会社に勤めていたし、友達ともよく遊んでいた。
そういった社会的接点がなかったら今ごろ鬱になって引きこもっていたか、実家に戻っただろうと思う。
ただし絶対に他人を上げられないので、汚部屋期間は恋愛できなかったし、ベランダもひどいので友人のクルマで家前まで送ってもらうのとかも断っていて、交友の阻害要因だった。
以前からADHDの自覚があったので心療内科にアクセスした時期があったが、困り感がなぜか汚部屋ではなく仕事の不調だったのと投薬効果が最後まで実感できなかったので、通院をやめてしまった。
まず念願の転職にこぎつけ、所得が改善したことで引っ越し費用や部屋のグレードアップの目処がたった。
また、入社直後のリモートワークによって自宅からZOOMする必要性が生じ、カメラに映る範囲を掃除をすることになったので、かなりのゴミを排出できた(2割程度だけど生活空間は体感で倍になった)。ゴミ袋換算で30枚くらい。作業スペースができるとゴミの分別や整理が可能になるので、引っ越しに向かっていくイメージがわいた。
次に新居を借りた。
PC関連など厳選した物のみを新居に移し、旧居の物は全部処分していい状態にした。
身の回り品は1ヶ月で移行できたがここでも逃避が発生し、旧居を2ヶ月半ほど放置した後に清掃業者を使うことを決意、業者に見せられる程度(ひどく汚いが土足で歩ける程度)まで掃除した。ここでもゴミ袋換算で30枚くらい。
この辺の見栄は自分でもよくわからないが、掃除しなくても清掃費用が増えるだけで、払えるなら気にすべきでないと思う。
ただし個人情報、捨てたら困る貴重品などは気をつけて抜いた。
なお壊れた冷蔵庫が400Lクラスだったので、これは一人で動かせないだろうというのが業者利用の決定打になった。
清掃業者をネットで予約したら即電話が鳴り、予約した日に来ては平然と見積もってくれたので、作業日を調整した。
自分の部屋では10万円くらいの見積もりになった。もっと早くお願いすればよかったと思ったが、費用自体は預金から払える額だったので躊躇はなかった。
作業終了時に電話してもらう約束で鍵を預けると、床のワックス込みで数日間で仕上がり、そのまま不動産に引き渡したところ追加費用なしで引っ越しを終えることができた。
シンクの金属や畳がボロボロだったけど、経年劣化扱いですので負担はありませんと言われ(築ウン十年なのもあってか)、万が一の係争と支出も覚悟していたので大いにホッとした。
身もふたもないが、今回は所得向上によって脱出できたところが大きい。
あと頼んでみると業者の力は絶大に感じられ、お金に困窮していない汚部屋住人は定期的に業者を入れて汚部屋をリセットしているのではないかと思った。
新居は築浅で小さめの部屋にし、家具は最小限かつ品質に妥協なく購入し、ロボット掃除機とコードレス掃除機を用意のうえ、掃除すると嬉しくなるような部屋づくりを心がけた。
ゴミ出しの指定曜日がない物件が理想だったが予算の都合で諦めた。
友達を呼べるようになったので定期的に呼んで掃除する動機を作っているし、部屋の気後れがなくなったのでマッチングアプリも始めた。
今後も逃避癖は改善しない(投薬で改善した話は聞くのでいつか再通院するかも)と考えており、依存症回復で聞くようなプロセスに参考に、毎日のキレイを積み重ねていくしかないと思う。
汚部屋解消するには業者利用するのが1番なんだろうね
わしも汚部屋住みなんじゃが普通に捨てられるゴミみたいなのはないんだよな。 趣味関連の本とかグッズとか人形とかゲーム機とかコンピュータとかガジェットとかギアとか、 長年蒐集...