小論文を書くのはゴールデンウィーク中に出された課題でした。しかし、去年、大した文も書いていないのに学年代表に選出されて全校生徒の前で大恥をかいたトラウマがフラッシュバックしてしまい、なかなかペンが進みませんでした。
どうしようどうしようと思っているうちに11連休が終わって(私の学校は何故か11連休ありました)、私は小論文のために学校を休むことにしました。某ユーチューバーに影響されたわけじゃありません。という文を書くのが面倒なのであの子には世に出てきて欲しくなかったです。
仮病は使いすぎてもう親には通じないので、一度行ってきますをして通学の途中で学校に電話を入れました。役員さんに病欠の旨を伝えて、親の出勤時間まで公園で時間を潰して家に帰ってきました。
家に帰ってからは、どうしてこんなことで学校を休んでしまったのだろう、なんでみんなが当たり前にできていることが自分にはできないのだろうという罪悪感と焦りに駆られて、自傷をしてしまいました。止血が終わる頃には親が帰ってきていました。怒鳴られる覚悟をしていたので、学校から親には電話していないことを知ってほっとしました。
結局食べることが無かったお弁当をこっそり捨てる時に一番死にたくなりましたが、「じゃあ今から死ぬ気で小論文を終わらせて明日こそは登校しよう」という気持ちにはなれませんでした。もういいや、と思ってしまったのです。
二日目はもう完全に「今日も休もう」という気持ちで起きました。家に一人だとまた鬱になりそうで怖かったので元彼に連絡しました。
一度ヘラチンじゃない元彼と復縁を決めたことがあります。ヘラチンに「お祝いでご飯を奢る」と呼び出されて、ヘラチンのアパートで暴力を振るわれました。
ヘラチンは泣きながら謝ってきて、その後暴力されることはありませんでしたが、怖いしヘラチンのことも好きなのでなあなあになっています。
そのヘラチンと、学校をサボってドライブに行きました。ヘラチンも大学をサボってくれました。ヘラチンとぼーっと海を見て、ご飯を食べて、ヘラチンのアパートで傷を舐めあいました。ヘラチンとは堕ちるとこまで堕ちてる気がします。
三日目は自分の家にいました。
ヘラチンはちょうど何も無い日らしいのですが、今日こそは学校に行くぞ、小論文をやっていなくても学校には行った方がいい、と思ったのでヘラチンと遊ぶのはやめました。
しっかりと準備をして家を出たのですが、暑いし、だるいし、歩く度に太ももが筋肉痛でびくびくするのでだんだん暗い気持ちになってきてしまって、結局一日目と同じことをしてしまいました。
三日目になると休むことに対する抵抗もあまり無くなっていて、動画を見て笑っていたら一日が終わりました。
そして今日、連続の欠席を不審に思った担任の先生の電話で、親にも学校を休んでいることがばれました。怒鳴られたりはしませんでした。もともと情緒が不安定気味なのを親も知っていたのであまり刺激しないようにしたんだと思います。怒鳴られないだけであって怒りはしていました。親には毎日早くに起きて朝ごはんもお弁当も作ってもらっていたので、学校に行っていなかったことを知って怒るのは当たり前だと思います。また、娘が親に何も相談せずに三日間も欠席していたので心配もしているのだと思います。
親の心労にならないようになるべく自分の気持ちをきちんと話そう。という思いは親のため息ひとつで吹き飛んでしまいました。
実はうちは母子家庭です。お母さんは、基本的には、やりたいことをやらせてくれるいい親ですが、「私はシングルマザーで毎日辛い思いをして子供を養っているんだから、ねぎらって」という感じをぷんぷん出しているところは好きではありません。ため息はその合図です。親の彼氏が面倒臭い性格をしているので、そこらへんのストレスも擦り付けられている感じがします。
ここで私が欠席していた理由を話せば「私の方が頑張っていて、辛い」という風にマウントをとられるに違いありません。私はそのような言葉をかけられたくなかったので事実は話しませんでした。
「小論文が終わっていないから」の中にあるいろんなモヤモヤというかなんというか、をうまく説明できる気がしなかった、というのもあります。
ぐちゃぐちゃしながら書いているので読みにくかったらすみません。
私はどうしても悲劇のヒロインになりたがる節があります。ヘラチンのくだりとか家庭の詳細とかは別にいらないのに書くことで同情を引こうとしています。だから同情しないで怒ってほしいです。私は自分への甘さを捨てきれません。同情しないで怒ってほしいなら同情を誘うような文を消せばいいのに消せません。
バイトもブッチからの音信不通を二度もしてるしまだ制服も返していません。一万円弱のお支払いをバイトをしていないせいで踏み倒しています。受験勉強どころかテスト勉強すらしていないし、将来のビジョンも不透明です。
怒ってください。
それで、私がちゃんと小論文を書いて、学校へ行って、バイト先に謝って制服を返して、お支払いをして、毎日五時間は机に向かって、ヘラチンとお互い自立したお付き合いができるようになって、親に感謝できるようになったら褒めてほしいです。ぜんぶ普通の人間はあたりまえに出来ていることだと分かってはいます。でも褒めてください。
小論文を期待されるほどの文章力があることがすぐ分かる。 一つだけアドバイザーすると、元彼の登場シーンを控えることで、さらに多くの読者の共感を高めて、最後まで引きつけるこ...
今日も女はゴミ野郎
「ヘラチン」とやらとわかってて付き合ってる時点でさあ・・ 「普通の人」のふりして「できる人のできる面」ばっかりスマホから流れてくる世の中で 「全部やれ」ってだれも言っ...