※ この私見はすべて、twitter上で喪女と名乗ることについてに限定したものです。
10日くらいに、新しいtwitterアカウントを作った。リア垢オタ垢美容アカ勉強アカ裏垢… いろんな種類と界隈を選べるtwitterの世界で、わたしは新しいアカウントで、恋活界隈に片足を、そして喪女界隈に片足をつっこむことにした。
ウィキペディアで“喪女の定義”という項目を見ると、4つの条件が明記されている。①交際経験が皆無 ②告白されたことが無い ③純潔である(処女) ④恋愛感情をもたれたことが無い
これと同時に、「誰が喪女を名乗ることを許されるのか」という論争も触れられている。
ここで論点となるのが、「ネ喪」の存在だ。ネ喪とは、上記4つの条件を全て満たしていないが故に、本来は喪女を名乗ることが出来ない女性たちだ。しかし、それにも関わらず喪女を自称する場合にはネ喪だとカテゴライズされる。
4つの条件のうち満たしているのは「純潔(処女)である」というものだけで、彼氏は過去にふたりいて、告白は片手ぶんの男性にされ、これらから予想するに恋愛感情を持たれていた。しかし、喪女を自称している。
新しいアカウントを作るより前から、喪女の定義についての論争が絶えないことを知っていたので、bio欄には“セカンド喪女”と書いた。手前味噌だが、なかなか良いと思う。
わたしは9年前を最後に彼氏がおらず、最後に告白されたのが8年前で、それゆえ8年前から恋愛感情を抱かれたと確信したことはない。
わたしとしては正直、自分が喪女だろうがネ喪だろうがセカンド喪女だろうがどうでもいい。酷く綺麗事のように聞こえるだろうが、わたしはわたしだからだ。
しかし、わたしのなかで渦巻く感情を、同じような感情を持つ人と共有したい。
わたしは、8年間男性に選ばれない人生を過ごしてきた。それが9年、10年…と続いていくであろうことも、ぼんやりと予感している。
そういうことの辛さだったり、鬱憤や開き直りを共有できる女性かどうかは、“喪女の定義”を満たしているか否かでは測ることができない。したがってわたしは、ツイートの言葉とそこに現れる感情を読み取って、フォローをする。いいねをする。
自分のbioにセカンド喪女と書くのは、自分の状況を誰にでもある程度まで察させる言葉だと思うからである。しかし、ツイートでは自分を形容するのに喪女という言葉を使う。セカンド喪女という言葉が自作であり、また文字数の観点から、喪女という言葉を用いるのがいちばん便利だからだ。
いちツイートを切り取ってみれば、わたしがbioでセカンド喪女を自称していることは意味をなさず、わたしは分かりやすいネ喪となる。わたしのツイートは、そういった意図の有無に関わらず、冷やかしやマウンティングだと捉えられる。
それが、人を傷つけているのだという。
理解はできる。
ある特定の条件を満たす人たちを名付けるという行為は、「わたしたち」と「あのひとたち」を明確にすることであるとわたしは考えている。強い言葉を使うと、分断だ。
この行為には往々にして、「本当の〇〇とは何か」という論争がつきまとう。本当の日本人とは?本当のファンとは?本当の喪女とは?
「本当」を自称できる人々は、強い。揺るぎないアイデンティティと、言葉から香る正当性に支えられるからだ。自然と人々のあいだの団結も強まる。故に「本当」の人々は、さらに声高にその根拠を叫ぶことができる。
一方で、マージナルな位置に存在する人々はそうはいかない。意見や感情を主張する前に、そのアイデンティティを確かにすることに注力しないといけないからである。「本当」の人々の揺るぎなさと相対的な弱さに、どうにもならない焦燥を覚えたり、傷つくこともある。
わたしの個人的な意見としては、そこで停滞していたくないのだ。ラベリングやカテゴライズを飛び越えて、感情を共有したい。
そう考えている人は、少ないだろうか?
冷やかしやマウンティングのために、心にもない理解や同意のポーズを取るのは論外である。心が貧しい。
しかし同時に、強者の立場を利用して分断の線をはっきりと引くのも、同じくらい受け入れ難いことだ。
喪女を自称する人々は、自分のことをある種の弱者だと自虐することや、恋愛経験がある人を強者とみなすことが多い。これは「本物」と「マージナル」の強者と弱者の関係とは全く逆で、それゆえにこの「強者」の構造が見えづらくなっている部分があるはずだ。
なんだかとりとめのない文章になってしまったが、わたしが感じているのは「ラベリングではなく、その考え方や抱いている感情で相手と向き合うほうが心地いいのではないか?」という簡単なことだ。
新参者のわたしが、長く続く論争に注ぐのは油でも水でもないはずである。
これを読んでくださった方が、こういう考えの人もいるのだと知ってくれるのであれば嬉しく思う。
親と話すとパニック発作が起きますが、実家に帰らされることになりました。 https://anond.hatelabo.jp/20181223165925 同日に精神病んで実家に帰りますって書いておいて、夜はこれか
ツイッターではなくリア友との交流が必要なうんち
真性喪女の方は境界を越えて感情を共有する~みたいなことに喜びを感じられるほど余裕もってないでしょう。 増田がそれでもかまってほしいのなら、嘘なしのありのままの自分で認め...
実家帰るんじゃなかったの? 2018-12-23 親と話すとパニック発作が起きますが、実家に帰らされることになりました。 https://anond.hatelabo.jp/20181223165925 2018-12-24 恋愛経験があるけど喪を名乗...
その人はネタを変えつつ同人をテーマにした長文投稿を繰り返してる人なので、内容は実話じゃないですよ 投稿によって数年前から同人活動辞めてたり彼氏がいたり結婚してたり地元に...
これがわかりやすいな https://anond.hatelabo.jp/20181223180705
なるほど 時々バズってる腐女子ネタ同人ネタみてヲタ女は文章似過ぎと思ってたけど、同じ人がやってたのか