しょーもないことでほぼ毎日、結婚2年目の妻とケンカをしている。私が単身赴任で海外にいる中お互い時間を合わせてわざわざ電話をしているのに、気がつけば開始5分でケンカ。
今日は妻が私に『生活費や結婚式費用などに、最近あまりにもケチ臭すぎる。もっと落ち着いて、心に余裕を持ってくれ。』と言ってきたことに私がキレた。
何も知らない他人からすれば、まともな指摘だと思う。例えば、いま絶賛企画中の結婚式。せっかくならパーっとやってあげたい結婚式だって細かいところまで削ろうと必死だし、値下げ交渉もする。
結婚式以外の事だって、『こっちのほうが安い』とか『こうすれば費用が抑えられる』など、自分の事、妻の事、子供の事、隔たりなくいろいろ言ってしまう。
ただ、お金がない増田家においてケチ臭いとは何事か。お前、ウチの家計簿アプリの総合計金額知ってるのか?クレカ利用分と口座残高合わせたらマイナスだぞ?
せっかくなら結婚式くらい妻に花をもたせたい。いや、物理的な話でなくて、望み通りやってやりたい。「前のダンナにはやってもらえなかった」とか言われたらそら盛大にやりたいですわ。
それに妻の前での値下げ交渉なんてのは、そもそもやりたくない。セコい事を言っているとなんだか情けなく思えて泣けてくる。言いたかねぇよ、そんな重箱の隅つつくようなこと。
でも、平成生まれの私に"予算が青天井"なんて概念はない。残業時間にも予算にも限度がある。足るを知る。ムダなものは省く必要がある。いや、省かざるを得ない状態なんだ、すまない、わが妻よ。
バックボーンのお話として、ウチはお金がない。共働きだったのに、ない。1年前に私が単身赴任になって手当が増えたのに貯金はない。20代後半会社員でそれは恥ずかしい、と思ってる。私は家計簿アプリつけているが妻がつけてくれないし、お金の話になるとヒステリーを起こす。『やろうと思ってた。言われてからだとやる気が出ない。責めるように言わないで!私には私のペースが…。専業主婦になればちゃんと管理する。』
結局なぜお金がたまらないかもよくわからないまま、妻には専業主婦になっていただいた。今月からだ。子供のこともあるし、単身赴任先に付き添ってもらい生活費を抑えるためでもある。
そんな状況での『ケチケチするなよ』発言に、キレて当然だと思うのは間違っているのか?
単身赴任先への妻帯同は、妻と私の精神安定のためでもある。(もはや単身赴任じゃねぇ)
しかしここ一ヶ月、引越しや結婚式の事、お金の事に、子供の事、何を話してもケンカになる。考え方があっていないのか、性格があっていないのか。
お金のことに限らす、私は生き急いでいるふしがある。自分でもわかっている。不景気の真っ只中に生まれて、バブルとか知らねぇし、年金とかもらえる気がしないし、世の中が発展するような期待感なんて俺ら世代にはないんだよ。今日だって新聞で『東芝がメモリ部門売却決定』だってよ。(それに対して妻は『大学ラグビー反則行為のほうが大ニュース』って…なにそれ?)
発展途上国に来て熱意ある若い人をたくさん見かける。ステップアップのためなら会社なんてすぐやめる。ちょっとでもExcelとかCADとかお金になること覚えたらもうソッコー。『自分達&経済は成長しているし、これからもっと成長できる』と信じてやまない。日本でバブル築いたおっさんたちはこういうマインドだったんじゃねえかと思う。
そして、そんな閉塞した時代を(年の差はあれど)一緒に生きてきた妻から『なんで年金の心配をするんだ?年金は絶対もらえるに決まってんじゃん』って言われるとは思ってなかったんだわ。
正直、こんな環境が続くなら離婚も視野に入れたいと思っている。
さすがにそれは馬鹿げているだろうか?
いや離婚でいいと思うぞ その価値観の違いは一生埋まらないだろうし
女は使えない
それもまたDVだね