2017-09-19

価値観些細な違いは年々広がって行くのか

私にはA、Bという2人の昔から友達がいる。



A→

高学歴

新卒時は堅実な大企業一般事務職入社

そこから転職し、またもや誰もが知ってる大企業一般事務職になる

薄給だがほぼ定時上がり



B→

普通私大

新卒時は華やか(美容とかファッション系)だが、薄給で長く続けにくい仕事についていた

今は零細企業事務職だが零細が故に技術的な仕事もやる

残業はそこそこ給料もそこそこ



私→

普通私大

軍隊ベンチャーを経て今は技術自営業



私とABは3人ともアラサーの女で、全員独身彼氏なしだ。そしてABは2人とも可愛い

特にBは今まで男が途切れたことがないくらモテる。今は疲弊してフリーになった。


先日Aと2人で飲んでいるとAが言った。

「Bはさ、若い頃に『いつかは男が養ってくれるだろう』っていい加減に生きてきたから、今いろいろうまくいってないんだろうね」

確かに最近上司から仕事無茶振りの多かったBは、少し愚痴が多かった。

しかし、仕事愚痴はある程度働いていればそれなりにあるものだと思っている私からしたら、Bの愚痴一般平均の範囲内だと感じた。

「そうかな?B、うまくいってないかな?私はそうは思わないけど。」

私は反論したが、Aは腑に落ちていないようだった。

「うーん、会社辞めてニートなっちゃったりとかさ、ちょっと後先考えてなさすぎじゃない?」

Bは新卒で入った会社多忙薄給すぎたために、心身を病んで辞めてニートになった過去があった。

転職活動するとか普通あるじゃん

Aは重ねて言った。

しかし、Bは努力家で、業務時間外に当時は技術職だったため勉強練習をしていた。

そしてかつBは要領のいいタイプではなく、自分でもそれを分かっていたので体の悲鳴に対して逃げる選択をしたのだと思われる。

私にはそれが間違いだとは思わなかった。



そして、Aが知らないのか思いもつかないのかは分からないが、Bはニートを脱して再就職した今の会社でも、セミナーに参加したり本を買って家で読んだりとても勉強をしている。

仕事の進め方も、どうやったらプロジェクトが滞りなく進むか日々工夫しており、私(元IT企業プロジェクトマネージャー)に質問をしてきたり、未経験入社した当初よりもいろいろなことができるようになったと聞く。



一体Bの何が「うまくいっていない」のだろうか。

独身から彼氏がいないから??それはAだって同じだ。

いつ無くなるか分からない零細企業に勤めているから?

しっかりとスキルを日々身につけているBならば、もし会社倒産をしても同業で彼女を欲しがる企業があるだろう。

実際、私の知人の社長がBととあるプロジェクトで一緒になったとき彼女仕事をとても褒めていた。その社長がお世辞を一切言わない人にもかかわらず。



からしたら、Aの方がよく分からない。

会社の偉い人に気に入られててよく飲みに行くの。」

と言っているが、偉い人と飲んだところでAが偉くなるわけではないし、そんな大企業の偉い人ならばお酌要員でただ手頃な若い(といってもアラサーだが)を呼んでいるだけでは?と思ってしまう。

そして、その時間を使って勉強をしているBの方が揺るぎないものを手に入れていっているのでは?とすら思う。



なんでAがBを馬鹿にするのか。

気づくと私は、

「じゃあAは後先ちゃんと考えてるの?そんな風に言えるくらいに。Bはとても真面目で努力家だ。男がいつか養ってくれるからとかではなく、好きだから新卒もそう言う道を選んだ。だから実際、その当時もとても努力をしていた。確かに休憩期間はニートだったけど、人のキャパティはそれぞれだ。今、とても努力して着々と前に進んでいるならそれでいいじゃん。」

と、怒っていた。

「真面目の基準が違うのかもね。Aは、世間常識からズレないことが大事って考えてるのかもしれないけど、それよりもお客さんやクライアントに良いもの提供するにはどうしたらいいか、とか、そういったことへの向き合うスタンスで、私はいい加減とか真面目とか判断するから、Aの言うことがよく分からない。」



家に帰って私は泣いた。

あんなに頑張っているBを、零細企業いるからなのか、外見がちょっとチャラついているからなのか、レールから外れた生き方をしているからなのか、結局明確な答えは分からなかったが何故かAがバカにしていると知ってしまった悔しさ。

そして、それを言い返す時に「これってもしかして私もAをどこかバカにしているのでは」と気づいた悲しさ。

泣きに泣いて、眠っては泣いて、そして三連休が終わった。



昔は3人でたくさんバカなことをした。

から今でも会えばいつでも笑いあえると思っていた。

でも、少しずつ違っていった価値観はズレにズレていつかは大きな溝になるのだと感じた。

そんな、三連休前日の夜だった。

記事への反応(ブックマークコメント)

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん