10代前半の頃、うつ病を患い人生で10年ほど頭がクラッシュした状態で過ごしていたが
寛解した後大学を出て働くに至った。診断されたのは20くらいの時で厳しい時代を生き残り
寛解して社会復帰出来たこと自体は良かったのだけど最近、元々発達障害の傾向があったか
もしくは後天的に脳が配線が発達障害のそれに似た物になっているのじゃないかと
思うようになった。
・人の話をちゃんと聞いてない
・そそっかしくて忘れっぽい
・人の意図が読めない
所は私にも家族(特に父と弟はその傾向が強い)にもあったのだけど
病気になってから私個人に関してはそういう特徴はよりひどくなったと思う
1回のミスが下手をすると直接的に人の命に関わりかねない業務だったので
全く持って向いていなかった
2つ目の部署は業務の内容が私の一番得意なスキルを含んでいたので
数年持ちこたえているが部署間での調整を図るような仕事や事前に決定されたフローにない業務の処理などでミスが多発する。
社会人に基礎的ないわゆる報告・連絡・相談を満足に処理できてない
正しい業務の流れの認識が特に難しいのは私とそれ以外の部署が複数絡んでくるような内容の時だ
逆に得意な分野は暗黙の了解が成立しない場合で私には日本人を相手にするより海外の人を相手にした方がコミュニケーションは進みやすい。日本の同僚なみんな私を宇宙人か外国人のように感じているのではないだろうか
短期的に業務を回せる場所にいても長い間いて業務が安定してくると
暗黙の了解を前提としていないと話が進まない事が多くなってくる
結局うつの寛解からさらに10年ほど後に私は上司に(直接的には言われなかったけど)病気(発達障害?)の可能性を指摘頂いたので病院行ってくることになったのであった
診断はもうすぐ受けることになるのでまだ結果はわかっていないが
仮に発達障害と言われたとしても鬱が出てた頃の地獄に比べれば生命に影響が及ばない状況だと思っているし
・先天的な障害と言われるこういう症状を持つ人々が長きに渡り自然淘汰を生き延び現代にたくさん生きていること
・変革と革新の激しいIT分野の業種で多いと言われている(私も一応その業種だ)
・研究開発分野の集団とか東大生でもこういう傾向はある(と噂されている)
という事を思えば
これは障害というより群れの意向の影響を受けない個体が一定の割合で
存在した事でそのコミュニティの中で前提とされたルールの体系外から
群れの問題を解決するのに役立つ集団がいたと考えた方が私としてはしっくりくる
※仮説だけどこれは群れの中にある一定の割合で出現するよう調整されているんじゃないか、よく言われている働きアリの法則のように
みんなが平和に常識的に暮らして満足している場所でははた迷惑にしかならんだろうけど
でも上記のような群れが停滞した時に外部からの問題解決に役立つよう
調整された集団という仮説が正しければ
社会や技術の変革が急激に進む場所でそれとなく人々の役に立てる事はあるだろう、僕のいる分野も(一応)ITだし
ギャンブラーのような生き方の中から多くは無駄に命を散らそうと大当たりを引き当てる個体は出てくるだろう。そのように自然が作り込んだのだと思う。
そして生命はそのやり方でこれまで上手く進化を回してきたのだろうと思う
はてなを見ると似たような状況でなかなか生きづらそうな人が多いと思う
生きづらい人も生き易い人も皆幸せに生きて欲しいと思う
僕の診断結果は近いうちに出るだろう