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2024-04-04

3分まとめ「トランスジェンダーになりたい少女たち」

感想

子宮頸がんワクチン後遺症騒動に似てる。確かにワクチン後遺症は0ではないが、思春期メンタル不調をワクチンのせいと騒ぐ連中がいるように、少女たちのメンタル不調を「それはジェンダーのせい」と決めつける人々が沢山いるとの告発が、本書の中核だと思った

まとめ

アメリカ白人少女たちの多くが居場所がなく、メンタルを病んでいる。一方でネット上ではマイノリティが注目を集めている。そこで「自分の生きづらさは、自分トランスジェンダーからではないか」と思い込みやす環境がある

学校病院は、少女に冷静な判断を促す代わりに、自殺を防いだりするために少女の訴えを全面的に受け入れて、ホルモン治療乳房外科手術を勧める

•その結果、少女たちが「自分トランスジェンダーではない」と思い直して治療中断をした時には、家族の絆も、声も胸も生殖機能も元に戻らない状態になってる事態複数ある

誤読しそうな点

•本書の批判は、第一ジェンダーイデオロギー活動家に向けられており、第二に性別移行処置子ども希望通りに行う医療者に向けられている。それらに比較すると性別移行治療を受ける本人と家族への批判は極めて乏しい

•本書で騒いでるのは、本書で主に批判されているジェンダー活動家が、「トランスジェンダー当事者への差別扇動では」と論点をずらしてる場合が多いと思う

日本必要なこと

メディアは、ジェンダー学者の代わりにトランス治療を途中で中断した人や、トランス治療を完遂した人の声を積極的に取り上げよう

学校病院は、男性ホルモン治療をすぐに勧める代わりに、SNS依存などの、他のメンタル問題対処しよう。他のメンタル問題がへれば、性別違和が消える場合も多い可能性がある

トランスジェンダーの人への差別も、突然抱きついて応援してるPRするのもやめよう




追加

〉「トランスジェンダーなどというもの実在しない」という本ではないのね

その通り。ワクチン副作用が出る可能性が0.1%以下の確率でも、1万人受けたら1人以上いるのは自然だよね。この本は「これまでは性別違和を訴える大半が男児だったのに、なぜこの10年で、アメリカだけで、思春期少女が急激に増えたのか」がテーマ

トランスジェンダーについて「滅多にないのでトランスジェンダー主張は棄却せよ」というのが同書の主張の本質

私はそのような主張は読み取れなかった。私が読み取った同書の主張の本質は以下の通り

SNS動画サイトは、子どもが影響を受けやすいことにもっと配慮を。学校子ども健康に親に隠し事をしないで。医療者は医学処置より傾聴を。アメリカ少女の居場所を。」

感想

子宮頸がんワクチン後遺症騒動に似てる。確かにワクチン後遺症は0ではないが、思春期メンタル不調をワクチンのせいと騒ぐ連中がいるように、少女たちのメンタル不調を「それはジェンダーのせい」と決めつける人々が沢山いるとの告発が、本書の中核だと思った

まとめ

アメリカ白人少女たちの多くが居場所がなく、メンタルを病んでいる。一方でネット上ではマイノリティが注目を集めている。そこで「自分の生きづらさは、自分トランスジェンダーからではないか」と思い込みやす環境がある

学校病院は、少女に冷静な判断を促す代わりに、自殺を防いだりするために少女の訴えを全面的に受け入れて、ホルモン治療乳房外科手術を勧める

•その結果、少女たちが「自分トランスジェンダーではない」と思い直して治療中断をした時には、家族の絆も、声も胸も生殖機能も元に戻らない状態になってる事態複数ある

誤読しそうな点

•本書の批判は、第一ジェンダーイデオロギー活動家に向けられており、第二に性別移行処置子ども希望通りに行う医療者に向けられている。それらに比較すると性別移行治療を受ける本人と家族への批判は極めて乏しい

•本書で騒いでるのは、本書で主に批判されているジェンダー活動家が、「トランスジェンダー当事者への差別扇動では」と論点をずらしてる場合が多いと思う

日本必要なこと

メディアは、ジェンダー学者の代わりにトランス治療を途中で中断した人や、トランス治療を完遂した人の声を積極的に取り上げよう

学校病院は、男性ホルモン治療をすぐに勧める代わりに、SNS依存などの、他のメンタル問題対処しよう。他のメンタル問題がへれば、性別違和が消える場合も多い可能性がある

トランスジェンダーの人への差別も、突然抱きついて応援してるPRするのもやめよう




追加

〉「トランスジェンダーなどというもの実在しない」という本ではないのね

その通り。ワクチン副作用が出る可能性が0.1%以下の確率でも、1万人受けたら1人以上いるのは自然だよね。この本は「これまでは性別違和を訴える大半が男児だったのに、なぜこの10年で、アメリカだけで、思春期少女が急激に増えたのか」がテーマ

架空の性虐待虚偽記憶に似てる

私もそう思う。性虐待を受けた人の治療と、治療で偽りの記憶が生まれない配慮を両立出来るように、トランスジェンダー医療もっとバランスが良く改良が出来ると信じたい。

〉上っ面の理解で、本当の性自認否定し、LGBT差別する人がいるのでは

まさに私がこれを書こうと思った理由です。Amazonで一位になったけれど、積読のまま差別に利用する人が出現すると思ったから、その意見を前にした時に「この人、ちゃんと読んでなさそう」と思ってツッコミ出来る人を増やしたかった。

もちろん私の読解にも限界があるから、他の人もどんどん私のまとめを建設的に批判して発信して欲しい。

私はLGBT当事者で、家族とは絶縁しました。私も思春期思い込み大人になったら卒業するかなと思ったけど、どうやら私は「ワクチン副作用が出る0.1%のほう」だったようで。

この本でインタビューに答えてる家庭のように、LGBT理由家族と取り返しのつかない喧嘩から絶縁に至る家族が減って欲しいと思います

ここまで読んでくれたあなた感謝します。

2023-04-13

anond:20230413120313

虚偽記憶の話だったと虚偽記憶出してくこの例のように、結構危ういんですよ。

anond:20230413115629

それって虚偽記憶かに対する懸念とかじゃなくて、

嫌だと思ってたはずだという決めつけは洗脳では?みたいな文脈だったの?

正直女性被害者場合増田にもよう書けんわそんなことという感じがある

2021-10-01

偽の記憶がある

行ったことも経験したこと客観的にはありえない事柄を、夢の中でかなりなまなましく経験して、「こんなことはありえない、夢だ、起きよう」と認識して心臓バクバクで起きることがたまにある。

専門的には過誤記憶とか虚偽記憶というらしいが気持ち悪すぎる。

2014-07-16

とある本の内容について

最近話題になっている本の中に、気になる記述があった。

その本は、ある人(以降、Zさんとする)の幼少期のトラウマテーマとしていて、そのトラウマ記憶は長らく忘却されていたが、催眠療法によって蘇ったのだという。

Zさんは、あることがきっかけで催眠療法士と知り合うことになり、その催眠療法士の「カウンセリング」を受けることになった。(もともとZさんには、精神的に不安定なところがあったという。)

その「カウンセリング」において、Zさんの語りをしばらく聞いた後、その催眠療法士は、Zさんに小さいころに家で性的いたずらを受けたことがないかどうか尋ねたという。

そして、Zさんは「お父さんにそんなことをされるわけがないじゃないですか」と返すと、催眠療法士は「誰がお父さんのことだと言いましたか?」と言い、それによってZさんは「お父さんに性的いたずらをされていたかもしれない」という疑惑を持つことになった。

ここに書かれているのは、非常に単純な、そして単純であるがゆえに悪質な心理操作だ。

男の兄弟がいない環境において、Zさんにとって身近な異性は父親となる。

性的いたずら」という言葉から想起されるのは、大抵の場合は異性からのいたずらであろうから、家での性的いたずらという言葉から父親のことを連想するのは、ごく当たり前のことだろう。

しかし、催眠療法士はここで心理操作テクニックを使う。

「誰がお父さんのことだと言いましたか?」と返すことによって、父親の他にも性的いたずらを家庭内で行いうる主体があたか存在するかのようにほのめかすのだ。(本当はそんな主体がいる可能性はごくわずであるにもかかわらず。)

そして、このような言葉を言うことで、Zさんは「他にもあり得たかもしれない選択肢の中から私は父親と答えたのだから性的いたずらを行ったのは父親に違いない」と思うようになる。

でもこれは勘違いにすぎない。

状況的にいって「父親」を想起して当然であるにもかかわらず、この催眠療法士は、他の選択肢があるかのように見せかけることで、Zさんの言質を「無意識的な」選択なのだと誘導している。

その結果、行き着くところが虚偽記憶の形成だ。

その本は、性的虐待というテーマセンセーショナルさもあって話題になっているが、その催眠療法士が現れて以降の下りは相当に怪しい。

セクシュアルマイノリティコミュニティが、怪しげな心理療法士・催眠療法士の食い物にされないことを祈る。

 
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