はてなキーワード: 帝都大とは
よくわからんなー。
メジャータイトルじゃないのは理解できるけど、オタク/サブカル/ジャンプ向けというよりマガジン系の少年誌読者向けというか。
荻野真(孔雀王)や荒俣宏(帝都大戦:これ、タイトル意識してる?)とか知ってるおっさん受けもある程度はあるかもしれない。
昔はゴッドサイダーとかオカルト志向のものは結構あったんだけど、今はすべてが暴かれた時代なので、そもそもジャンルとして出てこないんだよね。少なくともメジャーどころでオカルトなものは少ない。
ただ、リーマンショックからの延々と続くデフレ経済、津波、コロナと続いてオカルトが注目される下地はできているので、そこでキュレーションされた結果出てきたものなんだろう。
構造としては特殊体質の天才型主人公、プロフェッショナルな師匠型の人物、バトルの仕組みという少年漫画的な要素は網羅していて、学園物が入って連載が続けやすいようにする工夫(という名のバッドノウハウ)が見られる。
ジャンプにはジャンプ漫画家に課せられたそれこそ呪いってものがあって、ジャンプ漫画家は王道となったものを履修させられる。だからDBが流行ったらトーナメントが常態化し、ワンピが流行ったら友情を組み入れることを意識させられる。ヒロアカで学園が出てきたら学園を入れたほうが良いとなる。葛藤して真っ向から打ち勝つという古びた概念も入れなければならない。
がんじがらめの伝統芸能の中でジャンプらしくない、と言われるのはさぞ作家にとてはプレッシャーだろう。それこそ藤本タツキのようなナチュラルな天才レベルでなければ(※)ジャンプ評価軸に入ってしまう。
せいぜいTwitterで消費される層をそんなふうに呼んだのだろうか?
作品そのもののことを言えばこの手のものにあるグロさが足りんかなとは思う。味方の人間が半分取り込まれて意識があるのに真っ二つにする胸糞系のエピソードとか(原作にはあんのか?)。
※藤本タツキは厳密に言えば天才というより映画を見すぎたオタク作家だと思っている。つまり天才というより天才に近い秀才という印象がある。このタイプは理論に凝り固まって小島秀夫みたいなガチガチに固められた世界観を構築するか、ウィットに富んだ世界観を構築するかに分かれる。見たものも影響してて、藤本は明らかにタランティーノのファン(というかそんなこと言ってた気がする)。
図書館戦争や映画デスノートのロケ地などに使われている。いい感じの建物だ。
小学生のとき、図工の授業で描いた自画像が飾られたこともある。思い出の場所だ。
映画を観ていると、ここ行ったことあるわ、とか、ここのエスカレーターが長いんだわとか、そういう感想が真っ先に出てきて内容は二の次になってしまう。
渋谷のスクランブル交差点なんかは多少の思い入れはあるけれど、あれはスクランブル交差点として使われているから何とも思わない。
でも、北九州市立美術館は図書館じゃない。美術館なんだ。なんですか、図書館戦争って。
ほかにも、大好きだった大学の講堂が帝都大学なんて名前になって使われていたりするのも気になったり。
っていうか帝都大学って名前ドラマとか映画で多すぎじゃない?それも気になる。
ああ、もう、気になる気になる。
内容以外のところが気になるよ〜。