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2022-06-28

anond:20220628173543

フジタって誰か知らないんだけど、それはさておき、、

昔の遺産を追いかけているというよりも、昔勉強しそびれてしまった(手が回らずじまいだった)事を今になってやっと勉強しているだけ。

俺の場合ハードハードに近い低レベルのあたりの事を勉強している。実用的な勉強じゃなくて原理を把握するための勉強にはシンプルハードを使う方がわかりやすい。OSにしても、8ビットOSMINIXや初期のUNIXとかね。

2022-05-04

リーナスLinuxを開発したというのは、どれほど「技術的に」すごい偉業だったのでしょうか?

生越 昌己

, 日本Linux協会で元会長 (2001~2002年)

回答日時: 2022年4月23日 · 執筆者は841件の回答を行い、180.3万回閲覧されています

なんか呼ばれてる気がした。

技術的に」はどうってことなものです。別の回答で私の書いた記事引用されているので、その辺の歴史的なことはそっちを読めばわかると思います。「やればできる」範囲のことです。実際、あの記事には書きませんでしたが、そのちょっと前くらいに私の知人(日本人)がフルスクラッチUNIX互換マイクロカーネルOSを独力で書いてます。これも彼に言わせれば、「教科書通りに実装しただけ」とのことです。なお、UNIXOS実装は、いくつか教科書が出ています。また、「NET2」という4.3BSDのフリー(ってことになっていた)な部分のコードも公開された後です。つまり、参考にするもの結構あったんです。

実はOSのものは、「技術的にすごい」必要はないです。もちろん、いろんな点で「技術的にすごい」ことをする必要性のあるところはありますが、「普通実装」であれば「教科書通りに実装しただけ」で作れます。「ぼくのかんがえたさいきょうのプロセスモデル」なんてもの必要ありませんし、「マイクロカーネル技術」なんてのも、あればあったでメリットありますが、なければなくても困りません。UNIXのその辺は普通人達が思っているよりもずっと単純で、実装もそんなに難しいものではありません。ですから特に「何かの互換品を作る」というのであれば、動かすだけであればそんなに大変ではありません。バランス感覚要求されて難しい部分は既に他人実装しているわけですし、「教科書」や「参考コードはいっぱいありましたから。

Linuxが凄かったのは、一つは「運」です。多くの人が求めているタイミングで、まがりなりにも動くものを出すことができた。これは多分最大最強の「すごいこと」です。

Linuxリリースするちょっと前に、AST(Andrew Tanenbaum

)はMinixの「次のバージョン」についての「やらないことリスト」を作っていました。野良で作られたMinix386を使っていた人達を始めとする「MinixもっとUNIXになって欲しいと思っている人達」は、それを見てガッカリしたものです(私も)。Minix実用品にしようとする流れに完全に背を向けた形で「教材としてのOS」に力点を置いたもので、ASTの立場を考えれば当然とは言え、いろいろ残念な思いをしました。Linuxリリースされたのは、そのショックから覚めやらぬ時期だったので、それを見た人達は、まさしく

キタ――(゚∀゚)――!!

と思ったものです。本当にグッドタイミングだった。

その次に凄かったのは、「それを実用品に持って行けた」ことです。「動く」ということと「実用品になる」ことの間には、とんでもなく深い「谷」があります。これを超えるのは、「運」も大事だし「技術」も不要じゃないんですが、それだけでできるものでもありません。そもそもLinus自身が「最初はそんなつもりはなかった」的なことを言ってますからね。それでもどこで気が変わったか、あの「隙だらけのカーネル」でも、なんとなく実用品として使えないことはない程度にはなっていた。

そして、「隙」も凄かった。Ver 0.01のカーネルなんて、本当に隙だらけ。たとえば、システムコールエントリテーブルがあるのですが、その先の「実装」部分には「未実装」ってコメントが1行書かれているだけなんて状態だったのです。これは結構後の版でもありました。でも、その「隙」ゆえに、多くの人に愛され、「俺が何とかしてやろう」と思わせる。当然意図したものじゃないにせよ、これがなかったら「今」はなかったかも知れない。

等々、いろんな「凄さ」はありますが、それは技術のものではありません。「凄さ」は別のところにあったのです。

独自に似たものを作ってた人達(私も含まれる)が、一斉に自分の作っているものを投げ出して協力しようと思うくらいには「凄く」また、「隙」があったんですから。「マイクロカーネルこそが」とか、まぁとりあえずマトモに他人の使える自前実装作ってから言ってよね。ちなみに当時の私はMach

をいろいろいじくってました。Ver 3.0になっていろいろいじれるようになってて、MS-DOSの上からbootする版を作った人がいたんで、「これでユーザ空間OS書けるじゃん」って。

そんなわけで、「ぼくのかんがえたさいきょうのOS」を作らなかったのが、Linusの偉かったところ。愚鈍に「どうにかこうにかUNIXとして使える程度のもの」をちゃんと作っていいタイミングリリースした。そこが全ての始まり

「毒にも薬にもならない昔話」とはこのことではないだろうか。

技術的にも思想的にも誰の参考にもならない。

老人ならせめて1行くらいは誰かの役に立つ言葉がにじみ出るものだが・・・

そういう生き方としてきたということだろう。

PCWatchの山田祥平さんに似た臭いを感じる。

2007-05-03

中二病プログラマ

  1. はてなスッタフの日記を見始める
  2. カバンの中にいつもリファレンス本を入れておく
  3. 普通の人にとっては)おもしろくもないコードを見始める
  4. (他のプログラマblogを見て)やさぐれる
  5. 眠れない午前2時
  6. 苛立ちがキーボードを叩く(あとでスマートな方法が見つかってヘコむ)
  7. Ruby
  8. Perl
  9. Lisp
  10. コードの書けないSEはいらねーよなぁ」
  11. 有名になったプログラミング言語を「有名になる前から知っている」とムキになる
  12. Linuxカーネルコードは汚い」
  13. 自分にとってのベストテキストエディタ探しを始めたりする。
  14. 仕様変更に対して激昂して「プログラマを尊重してくれ」と。
  15. カスタマイズの仕方も分からないのにEmacsViを使う。
  16. リファクタリングなんてもう必須じゃん?」って言って関数名の変更に軟着陸する
  17. ひげぽんの発言に感銘し、ソフトを作り出すが考えられることはよくあるユーティリティアプリだけ。
  18. (本当の)プロに対して評価が辛い。
  19. プログラム勉強をある程度して言語に詳しくなると「Lispって括弧だらけでキモいよな」と急に言い出す。
  20. 行き場のない思いをプログラマ板に費やす。
  21. MINIXソースを全て読んでいることに対するすごい自慢。
  22. プログラマ収入問題に積極的になり、即絶望(どうしようもないから)。
  23. 急に括弧や改行の位置の良い・気持ち悪いを言い出す。
  24. 母親に「どこいくの?」と聞かれて、「スタバプログラミング
  25. Linux」「null」「char」をどう読むかで熱論になる。
  26. リファレンス本や入門本などこれまで自分が買っていた本が物凄く要らないものに思え、急に処分する。(例:http://d.hatena.ne.jp/naoya/20060604/1149377759

……普通あるあるネタと批判が混ざった内容ですまん

 
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