「叶井俊太郎」を含む日記 RSS

はてなキーワード: 叶井俊太郎とは

2021-03-19

雑誌映画秘宝』の記憶(14)

雑誌映画秘宝』の中で「ボンクラと云う『甘え』」が蔓延るようになった原因について、少し考えてみます

デルモンテ平山が、レンタルビデオ屋全盛期に某誌からレンタル専用作品を視聴して短文レビューを書くように依頼されたはいものの、どれも余りに駄作ばかりだったものから平山苦し紛れ適当文章を書き散らしたところ予想外の反響を一部で呼び、その反応を見た町山智浩が「これらを一気読み出来るようにすれば受けるぞ!」とまとめて掲載したのが、他ならぬムック時代の『映画秘宝』でした。

似たような例として、中原昌也とかが適当な事を言ったのが切っ掛けで注目を集めた作品があって、実際に観たら「聞いた話とだいぶ違うぞ!」と言いつつも、それなりに『映画秘宝ファンは楽しんだりもしていました。

他にも、アルバトロス叶井俊太郎が、適当直感で買い付けたら予想外にヒットしたのが仏映画アメリ』だったなんて裏話も『映画秘宝』は記事にしていました。

こんな感じで、要するに『映画秘宝』には、誰かのイイ加減だったり無茶苦茶だったりする仕事ぶりを、面白おかしく取り上げて楽しむと云う風潮が早い時期からあった訳です。

しかし、この風潮に関して公平を期すと、これは何も『映画秘宝』だけに限定される話ではありませんでした。つまり、より広く言えば、日本映画業界及び映画ファンの中には全般的に、業界無茶苦茶な話を面白がるような風潮と、業界入りした人間は諸先輩方を見習って無茶苦茶なことをする人間に成長するのが「理想的業界人」の在り方だと考えるような風潮が古くから有ったように思います

したがって、傍目にはドン引きするだけのエピソード群を、町山智浩らが悪びれもせずに面白おかしく語りたがるのは、彼らの中に「古き良き(※現在の私は『良き』とは思いませんが)映画業界人の理想像」があって、それに近づきたいと云う「願望」の顕れなのだと思います

それで、その日本映画業界人はと言えば、全ての人間がとまでは言いませんが、反・権力言動を示したり、政治に関しては革新派政党政治家を支持する姿勢を示したりと云うのが、戦後多数派だったと言ってもそれほど間違ってはいないと思います。まあ、津川雅彦みたいな人もいましたが。

その一方で、現実日本映画業界は、今で言うところのセクハラパワハラに満ち溢れた世界でした。監督や大物俳優が、助監督以下のスタッフらに対して物理的・精神的な暴力を行ったり、演技指導名目に性暴力セクハラを行うことは日常茶飯事でした。

現場空気をピリッとさせる為に、常習的に助監督らを怒鳴りつけていた若松孝二

安全管理対策をしないまま、鎧甲冑を身に付けたスタントマンを滝壺に飛び込ませて、溺死させた井筒和幸

所有するプレジャーボートターゲット女優を乗せて沖合の海に連れ出し、逃げ場を無くしてから女優に無理矢理に性行為要求した梅宮辰夫

この文章を読んでいる人の中にも、すぐに同様の事例を思い出せる人がいることでしょう。

梅宮辰夫は兎も角、口では「反・権力」等の綺麗事を言いながら本人は他人搾取したり抑圧したりと云う、まるで現在町山智浩高橋ヨシキらを彷彿とさせるような映画業界人が探さなくてもゴロゴロ存在していた訳です。

したがって、こういった業界人たちが現に大手を振って生きている(たとえ警察沙汰になってもヌケヌケと復帰できている)上に、彼らが「理想像/お手本」となれば、町山智浩を筆頭とする『映画秘宝関係者らが無茶苦茶をする人間になっても何も不思議ではないのかもしれません。

ボンクラと云う『甘え』」の源流の一つが、日本映画業界のものにあるのではないかと云う話でした。

次回も「ボンクラと云う『甘え』」について述べる予定です。

2020-02-22

anond:20200222201728

叶井俊太郎が元気だったら絶対やってるけど

もう勢いないしな

2010-05-21

 「だめんず・うぉ~か~」で知られる、漫画家倉田真由美さん(38)が、映画プロデューサーの夫・叶井俊太郎さん(42)とともに、叶井さんの前妻から損害賠償を求めて訴訟を起こされていたことが分かった。20日発売の「週刊文春」が報じているもの。昨年11月、叶井さんの前妻Aさん(42)が「不倫により精神的苦痛を受けた」として、叶井さんに1500万円、倉田さんに500万円の損害賠償を求めて提訴。裁判現在も続いている。

 同誌によると、Aさんは、借金を抱えた叶井さんから形式的な離婚を迫られて応じた後、叶井さんと倉田さんの交際を知ったという。当時、叶井さんが知人に送ったという「(倉田さんと)結婚するつもりで中出ししたからさ」とのメール内容も明らかにしている。

 倉田さんは、スポーツ報知の取材に「係争中なので詳細は話せませんが、全面否認の方向で、真実裁判の中で明らかにしていきます」とコメントした。

 昨年7月、バツ3で600人斬りという大性豪キャラの叶井さんと倉田さんの交際と妊娠が発覚して話題に。その後2人は入籍し、倉田さんは前夫との間の息子と、昨年11月に生まれた女児とともに暮らしている。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100520-00000039-sph-soci

叶井俊太郎って人の名前増田でなんとなく記憶にあった。

しかしまあ名指しで酷いことを書くものだと思っていた。

http://anond.hatelabo.jp/20100330212410

そしたらニュース名前出てきたもんだから、ちょっと驚いた。

不倫はともかくとして、それ以外の話が酷い。

そんな男と結婚できる、くらたまもすげーw

2010-03-30

倒産自己破産

アメリ」をヒットさせた(ことになってる)叶井俊太郎くんの事。

明日、自己破産するそうだ。

もちろん、映画配給宣伝会社のトルネードフィルム倒産

ちょっと待てよ。

うちの会社への未払いはどうなるんだ。

払います払いますってずっと言われてきて、正直呆れ返ってるけど

付き合いも長いからって、経理をなだめてきた俺の立場はどうなるんだ。

君がトルネードフィルムを立ち上げて、社長をやった。

君は株主総会で金遣いを突き上げられて、解任されたよな。

その時に心を入れ替えたんじゃなかったのかよ。

その間、君に代わって社長をやってた大橋は

並行して、ジョリーロジャーっていう制作会社も作ってた。

そこの社長にもなって、俺が業界に関わってから一度も見たことがないようなスピードで、

日本映画界ではありえない数の作品を作ってきた。

コンテンツの充実が叫ばれてる中で着実にそれを積み上げて、

まだ若いのに色んなところで話を聞く。

色んな人に可愛がられて、突っ走ってるなと思っていた。

気が付いたら、大橋はトルネードの社長を辞めていた。

その代り、ジョリー・ロジャーの他にも、自分名義の会社を複数作っていて、

そうか、彼はトルネードを叶井に返して自分の道を進むんだなと。

というか、お前との関係をきれいに清算して、

この先もずっと、勢いよく作品を作り続けて行くんだろうな。

この業界も当然のごとく不況だし、大手の配給会社がどんどん潰れてる中、

付き合いが長い叶井の頼みだったらって、

支払いの状況もあんまり良くない中で、それでもなんとかやってきた。

俺はトルネードと一緒にやってきたつもりでいたんだよ、叶井。

漫画家倉田真由美さんと結婚したら、

そりゃあ自分の食う物にも住むところにも困らないだろう。

お前が残した借金は、自己破産して倒産したらお前の前からは消えるだろう。

でもさ、お前が残した借金は、うちの会社からは消えないんだよ。

そしたら、うちの会社から、減給になる奴が出る。クビになる奴が出る。

家賃が払えずに家を追い出される奴が出る。

今日の飯を食えなくなる奴が出る。

お前が借金を残した会社は、うちだけじゃないだろう。

その会社の誰かが、映画業界を諦めることになる。

それは、まだ新人の頃のお前を知っている俺かも知れない。

俺の給料なら、新人二人ぐらいなんとかやっていけるだろう。

二人は言い過ぎかな。

社員一人と、バイト一人ぐらいか。

お前はどうせ、ブログコラムや何かに面白おかしく、

「驚愕!会社倒産!そして自己破産しちゃいました!

前々から危なかったんだけどついに倒産なっちゃいました。

色んな人に迷惑かけてすみません!!

まあでも起こっちゃったことはしょうがないんで、

一からやり直すつもりで初心に帰って頑張ります!」とか書くんだろう(笑)


それをさ、俺たちに、どんな気持ちで読んでもらいたいの?


「俺、明日自己破産しますんで!!」って

お前が面白おかしくいろんな奴らに開き直って言ってることで救われるのは、

前のプライドだけなんだろうな。


父親になったら、子供に恥ずかしい思いをさせたくないって思うもんだよ。

お前が自己破産したって、会社倒産したって、何も変わらないんだよ、叶井。

俺はおそらく会社を辞めることになるだろう。

大事にしてきた会社だ。

少ないけれど、補填に使って欲しい金も置いて行くよ。

たださ、俺は本当に映画が好きだ。

本当に映画に携われる仕事が出来て幸せだった。

この会社でやっていけることが幸せだった。

今月お前のところからの入金があれば、なんとかこのままやっていけると思っていた。


絶望って、結構簡単なもんだったんだな。

お前とやった仕事、楽しかったよ。

色んな奴にちゃんと謝れよ。

大橋君に借りた金もちゃんと返してやれよ。

お前、一体何千万借りてるんだ?(笑)


お前がうちに残した借金を埋められない限り、俺は映画を続けられない。

迷惑をかけた人がたくさんいる。

法的に責任があるとかないとか、そういう話じゃない。

お前の人生がお前だけのものじゃないってことを、お前は知った方がいい。

 
ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん