はてなキーワード: 鉄砲とは
という、まさに「青春の一ページ」的な話に花を咲かせていたわけだが、しかし事態は一変する。
それは、クラスではさほど社交的ではなかったとある男子生徒(同窓会には欠席)が、幼稚園時代からピアノの英才教育を受けて現在はプロとして海外で活躍中だということが、海外赴任から一時帰国したクラスメートによって報告されたことに端を発する。高校卒業直後にどこかのコンクールに参加し、そのままやたらと長い名前の欧州の楽団にスカウトされたとか何とか。彼女が持ってきたパンフレットや現地の雑誌には、彼の来歴は確かにそう記載されてあった。
しかし彼がピアノに力を入れていた事を把握している者は(担任も含めて)当時誰一人としておらず、また当人は当時某有名私立大学を受験、合格し、その前の進路相談でも当然のように進学の意思を示していたので、その場にいた我々は鳩が豆鉄砲を食らったような顔をしていた。
その「出世」ぶりに驚く人もいれば、やはり激怒する人もいた。担任は前者だったが、しかしその心中はいかばかりか・・・。
立候補者が現れないまま時間だけが過ぎ行く重苦しいホームルームの空気と、学級委員や文化祭準備委員の苦悩に満ちた表情が思い出される。あの時あいつはあの場でいったい何を思っていたのだろうか。当時あの高校の敷地内が全てだった俺達の価値観を、なんだか最悪のタイミングで彼に否定されたようで、俺はその夜まんじりともしなかった。
http://anond.hatelabo.jp/20090318024902
誰かさんにニッキョーソというがっかり命名をされた仔犬は、私との邂逅以来、ブクブク肥え続けている。
曇天のあの日、公園で、か細く啼いたあのイキモノをお持ち帰りして以来、
あの小憎たらしいモバゲーのマキも、メルマガという名の産業廃棄物を押し付けなくなった。快適快適。
これではまるで、マキ避け目的でニッキョーソに鶏肉の水煮缶を与え続けているみたいだ。
お前の食費のせいで私は、ささやかな楽しみだったファミチキを我慢しているんだ。
それをこいつは分かっているのだろうか。 こやつめ、ハハハ。
恨めしいような羨ましいような気持ちで、ニッキョーソ唯一の取り柄であるふあふあの耳毛を撫でる。
こら、目を細めるな小首を傾げるな体をこすり付けるな。
私と暮らし始め、見違えるように毛並みが良くなった犬を眺めながら、思いがけず自分の頬筋が緩むのを感じた。
…相変わらずヨダレすっごい出てるけど、これって躾するべきなんだろうか。
ミヤネ屋を観ながら上の空で自宅を警備していると、トントン、と錆ついたドアが向こう側を敲かれる音がした。
ベニヤとトタンで構成されたボロアパートだ。響くから。ちょっとの衝撃で響くから。
はいはい今ドア開けますからもうノックやめてくれーと心の中でこぼしつつ、錆びたドアノブを回した。
「久しぶり増田さん。マキです。」
へ?
「え、と。どちらのマキさんでしょうか。」
「あはは、やだな増田さんてば。3ヶ月連絡しなかったぐらいで忘れないで下さいよぉ。」
「モバゲーの、マキです。」
「モバ…?」
こういう時なら当然の反応をさせてもらおう。
状況を飲み込めず鳩に豆鉄砲フェイスでフリーズする私と、部屋の奥からトコトコ出てくるニッキョーソ。
「あ、ニッキョーソじゃない。おっきくなったねえ! 増田さんにここまで育ててもらったんだ。」
…なんでこの女、ニッキョーソの名前知ってるんだ? 私の名前はともかく、この毛むくじゃらヨダレ団子の名前を。
頭がガンガンする。混乱して思考を展開できない。記憶を辿れない。
さっきまで満面の笑みで仔犬を撫で回していた自称モバゲーのマキが再び口を開く。恐ろしいほどの無表情で。
「ねぇ増田さん、明日からあなたが "次のマキ" になることが決まりました。」
それだけ言って彼女は、私の左肩をポンポンポン、と3度叩き、「それじゃ。」私の部屋を後にした。
踵を返す瞬間、彼女は口角をつり上げ奇怪に嗤ったように見えたが、真相は毛むくじゃらヨダレ団子のみぞ知る。
どうせ死ぬんだったら、止めはしないよ。
止めはしないが、まあ、話を聞くと良い。いいかい?
まぁ、ちょっとくらい話を聞いてもよかろう?
どうせあとは、死ぬだけなんだから。
世の中ってのは、驚くほど、残酷に出来ていて、誰かが自殺しようと、変わらずに進んでいくんだよ。
結局、みんな自分勝手に生きてるってわけ。
だから、多少の事をやったくらいじゃ世の中は動かない。
おっと、人混みの中をトラックで走ったり、刃物を振り回せっていってるんじゃないよ。
そこは勘違いしないでおくれ。
で、だ。
今のこの国ではよっぽどのことが無い限り、餓死なんてしない。
鉄砲の球が飛んでくることも無いし、爆弾テロがおこることもそうそうない。
まあ、死のうと思ってる人にそんな事言ったってしょうがないんだけど、まぁ、そういうこと。
だから、たいていのことは許されるんだよ。ほら、ニートとかっているだろう?
あれは平和で豊かだから許されてるんだ。
そう、この国ではたいていの事が許される。
そして、たいていの事はみんな気にしてないんだ。
いちいち、誰がひとこと書こうが、ブックマークしようが、そんなもん誰も追いかけてなんかいないよ。
だって、興味ないんだもん。他人ごと。
でね。
君がいろいろ気にしてることがあるかと思うんだけども、それはそんなに大事なことかね?
あるいはおおごとかね?
いや、例えば、なんだけども、明日、会社行くのやめてみたらどうだろう?
面倒な人間関係があるのなら、いっそ切ってみてはどうだろう?
数日は寂しがられるかもしれないけれど、だからといって、それで相手が死ぬわけでも無ければ、ポストの色が黄色にもならない。
電信柱は相変わらず高くて、イチローはヒットを打つし、新幹線もだいたい時間通りに到着するはずだ。
あるいは、むかつくやつがいるかもしれない。
思いを伝えたくても伝えられない愛する人がいるかもしれない。
それらの人に、どうせ死ぬんだったら正直に思いをぶつけてみたらどうだろう?
もしかしたら、恋が実るかも知れないし、もしかしたら逆上して殴られるかもしれない。
恋が実ったらなにかすればいいんだし、殴られたんなら社会的に抹殺してやればいいだけのことだよ。
それで面倒なことになったって、どうせ死ぬんだから関係ないだろう?
会社やめたらどうなるか?
なにがあるかしらないけれど、どうせ死ぬんだから、なんかやってみてから死んでみてはどうかな?
なにもする気がしないって?
いいよ、とりあえず、ひきこもってみればいい。
ま、なんであれ、何かを思い切って替えてみても、意外と世の中には影響ないんだから、まずは替えてみてはどうかね。
単に幕末維新の歴史の知識だけなら、百科事典講釈師のような物知りも沢山いるが、この対談は人物評が現代的で、政治家として官僚としての力量を問う通信簿的な作業でもあり、ことごとくがリアリスティックなのである。
しかも幕末維新を、本筋を外さないで不思議な逸話で溢れさせ、しかし歴史観の骨髄をしっかり守っている。
経済の視野から薩長と会津を比較してみると、京都守護職を越前の松平春嶽から押しつけられた会津の松平容保は、財政的艱難辛苦に耐えなければならず、藩士1000名の京と駐留経費の捻出は並大抵ではなかった。京都は島原の遊郭で遊ぶカネがなく、だから会津武士は京都人から嫌われ、薩長はすかれた。
なぜか。長州は竹島経由で、薩摩は沖縄を梃子に「密輸」をやっていて資金が潤沢、最新鋭の軍艦も鉄砲も買えた。中村彰彦によれば加賀前田藩も日本海の北と密貿易を展開した銭屋五兵衛を黙認した形跡があるという。
密輸で設けた諸藩の志士らは、経費をちょろまかして島原で遊興もできた。
本書で両人からコテンパンな酷評を受ける一つは御三家のなかでもイデオロギーの強い水戸藩、天下の副将軍と勝手に僭称した水戸光圀は、伝説では「名君」だが、じつはとんでもない御仁だった。
水戸学が、やがて水戸藩を分裂させ、悲惨な内訌が天狗党の悲劇を生んだが、じつはその後も明治三年まで復讐劇が続き、難を逃れて群馬や栃木あたりに逃げ、その末裔が現在もいるという後日談も、なんだか、西南戦争に負けた西郷軍のうちの1500名ほどが台湾へ逃れ、現地民に同化したという歴史の裏面の話に通じる。
本書は、薩摩が長州と歴史意識も政治構造も科学・天文学への心構え、軍事思想など似ているようで全く異なることを、これまた目から鱗のように別の視点からえぐり出している。
たとえば坂本龍馬が斡旋した薩長同盟の基軸の発想は公武合体の実現だった。
山内教授は「オーストリア・ハンガリー二重帝国」の例があるように、天皇を頂き、徳川と薩長が二分するアイディアの存在を告げる。
イギリスのオールコックなどの歴史観や世界の情勢から、倒幕に踏み切っていくプロセスで西郷、大久保は坂本が邪魔になったという闇の部分にも光を当てる。これは中村がまだ直木賞受賞前にかいた『龍馬伝説を追う』(世界文化社)にも詳しい。
また榎本武陽の「蝦夷共和国」構想も、じつはハプスブルグ家の「オーストリア・ハンガリー二重帝国」が発想にあった、と示唆する。
脱線ながら、評者(宮崎)が鹿児島は指宿の「伝承館」でみたパリ万博の記録展示の或る部分に驚いた。パリ万博は薩摩と徳川幕府が出展した。薩摩焼など、パリジャンの度肝を抜いた。ともにそれぞれの勲章をつくった。
薩摩は「薩摩・琉球国」として勲章をだした。つまり独立国として、国際社会にアピールしていたわけである。
もう一人、こっぴどく批判されているのは福沢諭吉だ。
福沢が欧米派遣のおりに経費を誤魔化して図書を買いあげたが、それは小学生程度の英語の本が多く、小栗上野介は「あの男の選択眼は節穴、語学能力はその程度だ」と評した逸話は有名だろう。
福沢は本来なら切腹ものだが、ばれて詮議にかかろうとしたとき徳川幕府が瓦解した。
他方では講釈やら近年の小説の裁き方や世評はともかくも、食えなくなった旧幕臣らの面倒をよくみた勝海舟と榎本武陽への評価が高い。
さて表題も示唆する「黒船来航以後」の話であるが、アメリカとロシアが日本にとって最初の接触だったのは、幕末の混乱期における日本にとって僥倖であり、もし英仏のような『ならず者国家』が日本に先に乗り込んできたらどうなっていたか。
シナにしかけたアヘン戦争のような略奪と、国内分裂は防げなかったのではないか。幕府はフランスに薩摩は英国に頼ったが、本気で内戦にのめり込んでいったら、日本は良いように利用されたあげくに英仏の植民地化されていた恐れがあった。
しかし幕末に徳川幕府をさしおいて薩長が最新鋭の武器を大量に買えたのも、その先見性や薩英戦争、馬関戦争敗北の体験から軍事知識と実践があり、おりしも南北戦争が終わって大量の武器をもてあましたアメリカから大量に買い付ける。
市場開拓を狙うドイツ人の武器商人だったスネル兄弟は河井継之助の長岡藩にガットリング銃を売りつけたが、会津に強力にテコ入れし、最後は榎本軍に従って函館戦争をともに戦った。
ドイツはむろん、英仏米露の隙間を狙って日本での武器外交が主眼だった。
しかし幕府敗戦により、スネルは代金を回収できず、兄はやがて会津武士団の食い詰め組を率いてカリフォルニアに移住したり、弟は御維新後、浅草で落語を聞いていたとか。脱線する逸話もまた本質に付随した、人間の描写なのである。
それにしても幕末維新を縦横に語る中村彰彦は歴史作家だから回天の内幕に詳しいのは当然にしても、なぜイスラム中世の専門家である山内昌之が、ときに中村を唸らせるほど幕末日本に精通しているのだろう。
もう一つ不思議に思ってきたことがある。山内昌之教授は、『世界』と『諸君』の両方に論文を書く器用な論客でもあり、保守なのか旧左翼なのか、いまもよく分からないところがある。
山内がいみじくも「後書き」に書いている。
国際会議で、オスマントルコ帝国の解体過程やイスラム政治の歴史と、日本の近世・近代との比較をよく問われる。国際的要請でもある。まして日本史を知らずして世界史を語れる筈があろうか、と。
最後節あたりの日露戦争から大東亜戦争に至る山内の歴史講釈には、ちょっと首肯できない史観部分があるが、山内教授の主観だから、その部分は聞かないことにする。
膂力 の件はゲームバランスを壊してしまう程なので近いうちに修正されるかな?
(例:膂力 を持った軍師【業火】はヤバイ)
安土城など、敵側が圧倒的に優位な場合は時間ギリギリまで全兵で守備を行い(絶対に自陣を攻撃させない)、最後に敵陣へ突撃する。
膂力 + 能力↑ の【無双】ならベストですが【旋風】でも十分活躍出来ます。
できれば【狙撃】
なぜか、戦闘の勝率が高い
自由
好みにも依るだろうけれど、入手率が低い特別な兵(【豪傑】【鬼神】【妖術】など)は俸高が極端に高いわりには活躍しない(できない)。
【炎術】や【治癒】も使ってみたい。
まだまだ、機能が追加されるみたいなので楽しみ。
やり尽くした感もあるけれど…
トップページの情報量に無駄が多すぎる。ニコニコピックアップって見てるヤツいるの?今日スクロールして初めて知ったんだけど。
1ページに色々な情報をゴテゴテと表示させる事の利点は「下手な鉄砲数うちゃあたる」のように誰もがどれか1つぐらいは必要とする。
けれど10ある中で1しか使わないなら残り9の情報は完全に無駄スペース。無駄ならまだいい、邪魔だ、煩わしいと感じている人もいるだろう。
それならば自分で必要な情報しか表示したくないのでカスタマイズできるようにしろ、という意見が出るのも納得だし当たり前の流れ。
ニコニコ動画がigoogleなどに提供してる「ニコガジェ」をそのまま使えれば個人的にはそれだけで満足なんだけど
ニコニコ動画内で言うなら、ガジェットに設定したタグの新着動画の表示やらホットリストの表示
大百科なら新着単語や「今週の扉絵」を「今日の扉絵」とかにして日替わりで表示させたりウォッチリストの更新表示程度で良いよ。
あとはユーザー向けに開発できるような環境を整えれば誰かがすんげー便利な物を考えてくれるだろうし。
使ってるユーザー数が一定数突破したら運営からニコニコポイント付与とか、ユーザーがガジェット作者にポイントを投げ銭できるようにすれば
今、特に使い道がないニコポイントが使えるようになる。ai sp@ceしか対応してないんじゃ利用価値ないのと同じだろ。
1週間たって1万程度しか再生されない森chや4000再生程度しかない海外の料理番組なんて表示されても需要はない。
せめてmixiみたいな、コンテンツの表示場所を上下できるようにするだけでも速めに対応して欲しい。
>カブール(CNN)
>登校中の女学生の集団がバイクで接近してきた男2人に水鉄砲で酸をかけられ、
>少なくとも2人が失明した。軍報道官が明らかにした。
>事件では女学生4人が負傷し、病院で手当てを受けた。うち2人は既に退院し、
>男2人は現場から逃走した。
>今のところ犯行声明は出ていないが、カタールの衛星放送アルジャジーラは、
>イスラム原理主義勢力タリバーンの戦闘員による犯行の可能性を伝えた。
>カンダハル当局者は負傷者数を6人、うち1人が重傷と述べる一方、
>旧タリバーン政権時代(1996─2001年)には、女子の通学が禁止されていた。
>アルジャジーラによると、犯行に使用された酸は電池由来で、負傷者には姉妹も含まれていた。
通学どころか教育すら禁じていただろうというニュースへのツッコミは別にして、
こんな機会でないと書けない思い出話。
>アフガニスタン中部パルワン州で今月6日、民間ラジオ局の女性ディレクターが殺害された事件に対し 、
>ローラ・ブッシュ米大統領夫人は10日、犯行を非難する異例の声明を出した。
>同日までにイスラム原理主義勢力タリバーン系の武装勢力の関係者6人を逮捕した。
>ザキさんはラジオ局での仕事のほか、女子学校の経営や地方政治にも取り組んでいた。
>アフガンでは今月1日にも、女性ニュースキャスターが首都カブールの自宅で殺害されており、
>相次ぐ女性ジャーナリストへの攻撃に、国内外の報道関係者も危機感を募らせている。
>2007.06.11 Web posted at: 15:31 JST - CNN
当時、某×××Aのアフガニスタン支部で働いていた知人が、語ってくれたこと。
その招待リストの中に、当初はザキさんの名前もあったのだという。
ところが、日程直前になって、ザキさんの父親が×××A支部を訪ね、
娘の招待を取り消してくれと申し入れてきた。
その理由は「娘を日本にやったら、留守居の家族を殺すと脅迫を受けた」と言う。
どのような検討がされたか知らないが、結果として
そして
…………
…………
…………
なるほど、家族は殺さなれはしなかった。
「SF映画批評するのに古典SF小説全部読んでる必要がある、と言ってるのと同じ」っていうはてブのコメントを見て、全然SF知らんのにガチ評論の必要性があるならどうすっかなーということをちょっと考えてたらなんとなく面白かったので、とりとめもなく書く。
SF映画のガチ評論をしてみようって考えたら、まずはSF好きな奴に話ききにいくかなあ。おうよ、ちょっとSFについて教えてちょー。誰読めばいいの? そもそもSFってなんぞ? どこで流行ってんの? なんかわかりやすいSF論のお勧めある?
んで大体SFの概要をつかんだあとは、どうするかな。1、2冊はお勧めされた奴を実際に読んでみると思う。(誰に質問したとしても、必ず「夏への扉」を読む羽目になるのだろう)そんでああこういう感じかーって思ったあと、次はもう個別撃破じゃなくて全体像の把握に行くかな。SF小説批評の材料として使うには、作品のあらすじとメインアイディアと作者の略歴把握してSF史ではどういう位置づけをされてるかを把握しときゃー十分かな。それは古典SF小説そのものを読まなくても、SF評論家の人の書いた文献を読むだけで把握できる。はず。そういうのある? ってこれは図書館で司書にきくかな。あるって言われる。貸してちょいいよー。SFガイドとかSFベスト100とか、そういったSF評論をまとめた本ってどのくらいあるんだろ。100冊くらい? 一日2冊で2か月弱。これはもう全部読めそう。んじゃそれを図書館行ってもりもりSF論を読みつつ、メモって、どうも大物っぽい奴の名前は検索かけたらSFマガジンって雑誌でよく特集組まれてるし、んじゃこれ専門誌っぽいからバックナンバーぱら見しよーかーとか。あとなんか有名っぽい賞があるな。受賞作品の傾向とスポンサーも調べとくか。
こんな感じで毎日SFを考えた生活を送れば、1年後には的は外さぬガチ評論ができそうって思えた。最初に興味がなかったとしても、やってる間にSF好きになって、そしたら加速するかなと。
なんか懐かしくなってきた。青春時代にネットもなく彼女もおらず運動音痴で音痴で無趣味でぶさいくで友達いない俺は、一日中海外SFとファンタジーの有名作品を黙々と読んでいた。それと並行して毎月ドラマガとウォーロックとSFマガジンとログインとニュータイプも読んでた。そういった雑誌に掲載されてる書評は次に読むべき1冊を探すための貴重な道しるべだった。そんな暇あるならサッカーでもすればよかったのにと思わんでもないけれど、サッカーしてたら絶対あのクソクソ超絶面白い「蜘蛛女のキス」をホモじゃん! って切り捨てて読んでないからまあいいや。大丈夫よバレンティン、これは、全部、夢の中のお話なんだから。ちょっとエッチな福袋じゃなくて、喜多嶋隆の海外SF紹介コーナー目当てで読んでるんだ!って己に言い訳しつつ購入したコンプティーク。「殺人プログラミング」がドエロいという評論を読んですみやかに購入し、まあ衝撃的にドエロかったんだけど(町中の人間をたった一言で催眠状態に陥れることができるって設定は今思い返しても天才ちゃうか。しかもド田舎なのに全米ナンバーワンレベルの美人ばっかり住んでるの)、そこからモダンホラー御三家を知った。黙々とエロいクーンツをこなし、キングを読んで読んで読んですぐにマキャモン。そうこうしてるあいだにあの超怖い「リング」が発刊されてモダンのホラーの言ってる場合じゃねえよ! 怖いよ! 超怖い! 日本人すげえの? じゃあ和製ホラーもっと読まないと! って小池真理子読んで鳩が豆鉄砲食らったような顔になってうろうろした。でもあのころのがつがつした焦燥感に駆られた「ジャンル内の有名作品は全部目を通すぜ」読書ってやけに楽しかった。
ところで映画評論家の人が映画批評のために参考文献としてSF評論読むかーって思ったときに、SF界が想像以上にてきとーな業界でまともな評論が一本もなかった場合、映画評論家はどうするんだろうなあ。しゃーねえなあ、じゃあ古典SF全部読むべか! ってもりもりSF読んでどんどん造詣深くなっていって、そのうち肩書が「映画評論家・SF評論家」ってなるのかね。5年後とかに。知り合いの教授はいろいろやっててふと気がついたらアベック評論家って肩書きになってうろたえてた。
最近、「結婚活動」、いわゆる「婚活」というのが女性の間で流行っているということなので、男もしてみんとてすなり。
とは言え、いきなり何十万円も払って結婚情報サービスに登録するのも抵抗があったので、まずは金銭的負担が少ないネットの某マッチングサービスへ登録してみました。あっ、怪しい「出会い系」じゃないですよ、きちんとした真面目なやつ。
そこで、会員登録されている女性に向けて片っ端からメールを送るってのもひとつの「戦術」なのかもしれないのですが、自分はそーゆーのは好かないし、相手の女性に対しても失礼だと思うので、そーゆーことはしてません。
仮にも、もしかしたら今後、メールのやり取りをして、実際に会って、交際して、あわよくばゴールインするかもしれない相手に対して、そんな「下手な鉄砲、数打ちゃ当たる」な戦法ってのはどーなのよ、と増田は思うわけです(>「そもそも打たなきゃ当たらないじゃん」という反論、ごもっともですが・・・)。
で、増田は、ひとりひとりのプロフィールをじっくり見て、その中で「あっ、この人となら共通の話題もあるし、相性も合いそう」と絞りに絞ってから女性にメールを送るわけです。「まずはメールのやり取りから始めてみませんか?」と、ね。
でもだいたいにおいて(って言うかほとんどなんですが)、
「○○さんは残念ながらあなたのプロフィールに関心を示されませんでした」
と、「お断り」の返事が返ってくるんです。
そうなると結構凹みます。「この人とならば!」と本命のつもりでアプローチをかけてみたところで、返す刀、けんもほろろにばっさりと切られちゃうわけですから。ぐはぁ?。
でもそーやって返事が返ってくるだけまだマシです。一時は凹む増田も「うーん、この人とはきっと相性が合わなかったんだな」と気持ちを切り替えて、また次のアプローチに励めるわけですから。
困ってしまうのが、「OK」とも「NG」とも返事がない、そのまま放置、無視されるケースです。
まー、女性側の立場からしてみれば、迷惑メールがごとく1日10通とか20通も舞い込んでくる男性側からのメールを裁くのが精一杯で、「いちいち返事なんか書いていられるか!」というのが正直なところなんでしょうけど。
でも男というのは困った生き物で、「返事をしない」=「お断り」という女性側の「空気を読む」ことができないのです。頭の片隅のどっかに「もしかしたら、なんか理由があってOKの返事が遅れているだけなのでは・・・」なんて淡い期待を抱いてしまっているものなのです。
しかし、待てど暮らせと一向に返事が来ない。こうなって始めて「あー、やっぱりダメだったのね orz 」と気がつくわけです。こうなると普通にお断りの返事をいただくよりダメージがデカいです。相当凹みます。
人間、何が一番ツラいかと言うと、断られることではないんです。他人から「無視」されることが一番ツラいんです。これを食らうと正直当分立ち直れません。「NGの返事を出すことさえ値しないウジ虫野郎」と烙印を押されたような気分になります。増田の「人格」を全否定されたような気分になります。もう人生なんてどうでもよくなります、死にたくなります、いや、マジで。
最近は、はっきりとお断りの返事をしているにも関わらず、KYな男がしつこくメールを送りつけてきたり、逆切れして半ストーカー状態になったりすることもあるらしいので、それならばいっそのこと最初から「無視する」というのも女性側としては正しい対処法なのかもしれませんが。
その1:早々と見切りをつけないでください。
自分が希望した条件のうち、ほんの些細な項目でさえ合致しなかったからといって(年収がちょっと少ないとか、学歴が大卒じゃないとか、少しばかりハゲだとかチビだとかデブだとかオタクだとか)、早々と見切りをつけてせっかくの「ご縁」を自ら断ち切らないでください。
あなたが受け取ったそのメールは、増田が熟考に熟考を重ねて送ってきたメールかもしれません。そんなにあっさり、ばっさりと切り捨ててしまうのはあまりにももったいないと増田は思います。何度かメールのやり取りを重ねていくうちに、相手の良いところも見えてくる”かも”しれませんよ・・・たぶん。
その2:かならず返事を出してあげてください
「OK」でも「NG」でもどちらでもよいので、かならず返事を出してあげてください。
自分から「NG」を出すのはなかなか心苦しく決断のいることだと思います。自分が悪者になったような気分になりますもんね。「相手の男性を傷つけたくない」という優しい思いが故に返事が出せない、という気持ちも理解できますが、やはりそこは大人と大人のやり取り、「YES」、「NO」ははっきりと示してあげてください。それが相手に対する「誠意」だと増田は思います。
以上、取りとめもなく長々となってしまいましたが。
一般人はコミュニケーション能力がまともだからナンパしても構わない。
未成年者には禁じられていても大人には許されているものがあるのと同じ。
もっとも、俺自身はナンパ文化みたいなものは嫌いだが。
下手な鉄砲数撃ちゃ当たる、という記事を書いたのはモテであって、女性を個人として尊重しろと主張したのは非モテだった訳ですが。
一般人が下手な鉄砲を数撃つ分には問題ないが、非モテはコミュニケーション能力や容姿などが劣っているから
「下手な鉄砲」を撃つことは許されない。同じ「下手」でも一般人とは下手の次元が違う。
一般人は「ナンパできないやつは要は勇気が自己責任!」と噴き上がっていますが何か?
下手な鉄砲数撃ちゃ当たる、という記事を書いたのはモテであって、女性を個人として尊重しろと主張したのは非モテだった訳ですが。そういう事実を正反対に歪曲してまで非モテを非難する意図はどこに?
安っぽい中国製電気ケトルみたいなデザインの「iPhone」を叶姉妹が欲しがるはずがない。
叶姉妹が今まで慣れ親しんできた入力方法とは全く異なるインターフェイスであることが致命的。黒船「iPhone」がガラパゴスJAPANを駆逐するなど戯言であることが伺える。「iPhone」は南蛮渡来の鉄砲ではないのだ。
あのプロダクトの平面が胸に支えるのが問題なのではない。叶美香はともかく、叶恭子は男性のエスコートに慣れているせいで、自らApp Storeからアプリをダウンロードするプロセスに我慢ならないと考えられる。
どうも、非モテに関しては「努力しない奴の自己責任」と切り捨てる人が多いようだ。普段「自己責任」というととたんに血圧を上げる人の多いはてなにしては特異なことではある。加藤容疑者についても「ワープアは問題だが非モテは自己責任」というのが共通了解のようである。
しかし、イデオロギーを抜きにしても、非モテに自己責任論はなじまないだろう。仮に自己責任論一般を支持するとしても、だ。なぜなら、恋愛というのは相手があることだからだ。
たまたま目についたテンプレ意見を引用する。長いので改行は削った。
女を見たら「好きです。付き合ってください。」という。当然女は「あんまり話したことないし・・・」というだろう。そこですかさず、「これから話すのじゃダメですか?」って言えばだいたいキュンってなるよ。だめだったらすかさず他の女に試すんだ。
「イケメンに限る」で片付けてもよいのだが、それ以前に、この行動、端的に不誠実だろう。その辺に手近な女に「好きです」って、そんなの嘘に決まってるだろうが。そういう大事なことで嘘をつく奴は人の道にもとる。
これに限らず、非モテに説教する奴はたいてい「下手な鉄砲を数撃て。服を代えろ。美容院に行け」という。後二者については言いたいこともあるが(その程度の努力をたとえば勉強とか金儲けに振り向ければ誰でも東大行けるし、株で一財産築けるよ)、とりあえず認めてもよい。だが、肝心の「下手な鉄砲を数撃て」だけは認められないと思う。
恋愛というのは義務でするものではない。惚れたから仕方なくするものだ。惚れてもいない相手に近づく奴は、単に体か金が目的なだけだ。そして、惚れ方というものはあまりにも個人差があるものだ。
たとえば私自身の話をしよう。私はもういい加減二十代後半だが、今まで誰かに惚れるということは、異性に関心を持ち始めて以降、平均して五年に一度もなかった。それほど、人に惚れるということはほとんどない。逆に、思い詰めたらなかなか冷めることが出来ない。諦めることができたのは唯一、その相手の恋人と親友になってしまったというようなときだけだ。そういうことでもない限り、私は一人の人を思い詰めて、何度断られても口説いてしまう。相手に他の恋人ができても諦めきれず未練を引きずり、別れたという話を聞くや、必死に押し殺していた想いが再燃してしまう。
今時の価値観では、キモいストーカーとでも思われるのだろう。そう思われても構わない。ただ、人の道を外れたことはしていないとは確信できる。少なくとも、友人として家に招待されるなどの誘いを受けることは、今も昔も何度でもある。腐れ縁と言われればそれまでだが、私にはそれが切実な話なのだ。
自分が時代遅れのバカであることはわかっている。そんなことをやっている間に婚期を逸しつつあるということも。このままでは永遠に恋愛などできるわけがないということも。
だが、どうしろというのだ。価値観を変えろと言われてもそう簡単に変えられる訳がない。何より、大事な友人でもある当の相手に対して、そういうところで嘘をつくのは裏切りでしかないだろう。諦めろだの惚れろだのと言われてそんなことが自分の意のままにできるくらいなら、そんなものは本当の愛などではない。実のところ、私は複数の相手に惚れたことがあるというだけでも自分では自分のことを不実な奴だと思っているほどだ。
ただ、「下手な鉄砲数撃て」「ナンパできない奴は、要は、勇気がないんでしょ?」とかいう奴に、この一言だけは言っておきたい。
言っとくがな、相手は生身の女の子なんだぞ!
カリスマになるために一番簡単な方法は
自分の言うことを何でも無批判に受け入れてくれる、少数の「近衛兵」を作る
ことです。
まず、社会の一定の層に向けて、その層に大きく効果のある一定のエクスタシーを与え続けます。
エクスタシーを照射した層の全員が反応するわけではありません、
しかしそのうちの何人かは確実に快楽に身もだえするでしょう。
あなたは、昇天してしまった数人を捕虜として連れ帰り、「近衛兵」に仕立て上げるのです。
あとは勝手に近衛兵が布教活動をやってくれるし、近衛兵同士で勝手に忠誠度の競い合いを始めてくれます。
あなたは、定期的にメンテナンスとして近衛兵にエサをあたえ、時々勲章を授けてやるだけで
彼らの王として君臨できるのです。
アルファブロガーと呼ばれる人も大半はこの手法を使っています。
あるコミュニティに恋愛経験のない男A・B・C、女a・b・cの6人の男女がいた。「恋愛は男からアプローチすべし」という文化のコミュニティだったので、
・男Aは3人に告白して、b・cに振られaと付き合うことができた。
・男Bは3人に告白して、c・aに振られbと付き合うことができた。
・男Cは3人に告白して、a・bに振られcと付き合うことができた。
残念ながら3組とも同時期に別れてしまった。この時点で、6人とも過去に付き合った人数は1人。男女とも異性から承認された経験に違いは無いように思われる。
しかし、男3人には
「かつて1人の女に付き合いたいと思われ、2人の女に付き合いたいと思われなかった」
という記憶が残ったのに対し、女3人には
「かつて3人の男に付き合いたいと思われた」
という記憶が残った。
このとき、告白と承諾を「異性に自分と付き合いたいと思われる」という形で等価に評価すると、男性の評価は「+1」、女性の評価は「+3」となる。拒絶をマイナスにカウントするなら男性は「-1」になってしまう(付き合えたのに!)。
このゲームを繰り返し行うと、男性は付き合えた女性の数だけ評価が上がっていくのに対し、女性は付き合った人数に関わらずガンガン評価が上がっていくことになる。
このように
という価値観にコミットしている男女の集団では、恋愛経験が同じでも、より女性の方が自己評価が高まりやすくなると言える。
逆に、このような価値観にコミットしない、つまり「男のアプローチなんて所詮性欲/下手な鉄砲数撃ちゃ程度の軽いもの」と考えたり、自分からも積極的に男性にアプローチするような女性は、自信過剰に陥りにくいと考えられる。
余談だが、拒絶をマイナスにカウントする傷つきやすい男女がモテなかった場合、女性が評価0から動かないのに対して、男性は「負けが込んでいく」ことで際限なく評価が下がっていくため、より自信を失いやすく、こじらせて非モテ非モテ叫んだり、女叩きに走ったり、「恋愛から降りる」(女性に近寄らなければこれ以上評価が下がることはない、と考える)ことを女性よりも選択しやすいのかもしれない。