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2023-11-17

宝塚とそんな変わらないように見えて結構違うなーと思った。

最近話題宝塚歌劇団過酷労働いじめパワハラの末の自殺は本当に痛ましい。

自分は数年前まで、歌舞伎に関わっていた。

この楽屋内も閉鎖的な世界だった。

被告事件はみなさんご存知と思う。

あの性加害の告発はすべて真実であると思う。

更に言えば、内部にはあの様な連中がかなりの数存在している。

主に被害を受けるのは弟子や裏方だ。

決して幹部連中には手を出さない。

しか女性は「あからますぎる」ので大きな被害が出ることは却って少ないように思う。

(無いとは言わない、世間から見ればかなりセクハラ的だと思うし、女性はかなりショックを受けているかもしれない)

なので、主に弟子や裏方、その中でも大道具の若手が所謂ネコ連中(幕内では男の同性愛者がオネコと呼ばれる、これだけでも見る人が見ればそこそこの関わりがあった人間が書いているとわかると思う)の格好のカモだ。

宝塚上級生、下級生が存在するように、歌舞伎にも人権階級存在する。

役者が一番偉い、ざっくり上から大幹部幹部、中堅、坊ちゃん連中、名題名題下、裏方となる。

名題の中にも幹部に近いような役者や、幹部の中にもあまり立場が強くない役者もいる。

裏方も役割によって若干の上下関係存在する。

これは殆ど場合、覆ることがない。

下級生は上級生になるが、名題下は大幹部にはなれない。

ここが、今回、自殺殺人かを分けたのだと思う。

今回敢えて使うがいじめ、というのはある種対等さからまれパワーバランスだ。

学校はいじめが起きる、自殺者が出る。

これが今回の宝塚での悲劇だ。

そして歌舞伎には揺るぎない階級制度があり、家父長制が根強い、一つの家だ。

なので虐待が起きる。

そうして殺人事件に結びついたのではないかと思う、人の命を軽んじる故に起きた殺人なのではないか、とどうしても思ってしまう。

誤解しないで欲しいのは、これらの主張は全く筋の通っていない、かなり感情面の強い個人的感想なので、真実ではない。

なんの判断材料にもしないで欲しい、更に言えばこれは書き手創作可能性がある事すら、考慮して欲しい。

この記事フィクションだ。

歌舞伎は性加害に対してかなりフラット世界なので、透明化された性犯罪日常茶飯である

なので性犯罪はあの中では舞台に帰れる犯罪だ。

盗みは信用をなくすが、性犯罪はほぼ問題ない。

毎日どこかしら何かしら大なり小なりあるものタブー視する必要はない。

女性からするとあり得ないかもしれないが、不倫浮気はやって当たり前の行為だ。

自分も外から見るとうわぁ、と思われる被害には遭っている。しかしそれは幸運にも、幕内から見れば全然マシだ。無いに等しい。

素晴らしい舞台を作る彼らは本物なのだが、閉鎖的空間人間を集めてしまうとこうなるのだなと思う。

泣き寝入りしている被害者は星の数ほどいる。

良識のある人間存在はしているが、政治独裁者的なので、どうにもならない。

今回の事件大幹部も多く亡くなったので現在はどうかわからないが、十年二十年で変わる世界ではないように思う。

歌舞伎の中にあるのは差別虐待だ、とあの記事を読んで思った。

 
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