2024-03-16

anond:20240316145024

完璧に守っている会社ってけっこうあるぞ。本にもなってるがな。当然ながらボスが極めて優秀

例えば、まさか学歴国籍不問無試験の先着順の会社とか。それで工学部どころか、工業高校バックグラウンドすらない人が研究開発とかしとるで

先着順採用

豊橋の近くには、多くの大企業トヨタヤマハetc)があり、来てくれるのは正直言うと売れ残りと言われる勉強の出来ない奴ばっかり。面接金髪や改造バイクでくる奴も多く、とても選べたもんじゃない。

でもそんな奴でも親御さんの大切なお子さんだし、どこか必ず光るものがある。改造バイクが作れる奴なら設計で大活躍ヤンキー女子でも興味さえ持てば今や英語ペラペラ等、役割やその場さえ与えられれば力を伸ばすことができる。だから採用は人を選ぶことなく、先着順で採用している。それでここ十数年の定着率は100%を達成している。

 

どんな人材も受け入れて、伸ばしていける環境集団

生涯現役で定年なし

定年はなし。現在でも60歳以上の方が、10名働いている。それも20、30代はまだまだくちばしが黄色ひよっこ40歳で一人前、60歳で名人になる。なのになぜ名人を辞めさせないといけないのか?とむしろ定年制に疑問を持っている。

60歳はもちろん給料も高いが、それ以上に生産性が高く合理的に動いてその何倍もの働きをしてくれる。例えば機械のほんのわずかな異音や動作不良を見逃さずに、すぐに修理してしまう。これが後になっていたら、その機械自体がダウンして作業工程の大幅な遅れや不良品確認などで多大な被害となる。

そして働いている社員も、60過ぎても子供家族のために働いてお金を稼ぐことが必要、そしてなによりずっと働くことが生きがいの人がたくさんいる。

高校時代数学なんかまるでダメだった女の子(今は2児の母)が、微分積分数学問題も見事に解いたり、ほとんどの社員英語中国語などを話し、海外取引先と打合せをする。

 

高校3年間、数学はすべて最低の成績で大嫌いだったという女性がいる。しかし、入社して、コンピュータで座標を計算したり、プログラムを打ち込んだりしているうちに、すっかり数学理解してしまった。微分積分も、本人はそれと思わず理解している。あるときおもしろ半分に、高校3年生の数Ⅲの教科書から応用問題を選び、紙に書いて彼女に渡した。加速度微分問題だったが、彼女はあっという間に答えを書いてしまった。おもしろがって仕事をしていると、いつのまにか苦手な数学までできてしまう。

 

樹研工業では、ほとんどの社員英語中国語ができる。あるとき営業部所属する一人の女性社員が神妙な顔つきで著者の部屋に入ってきて、「英語が話せないのは私だけだからニューヨーク大学で、半年間の英語研修コースに行ってきたい」という。すぐに行きなさいと答えた。

 

英語勉強したがっているな、とわかると、6、7万円の語学教材をだまって机の上に置いておく。本人は喜んで家に持って帰り、半年後には話せるようになっている。やる気を大切にすることがいちばんである

記事への反応 -
  • 実体のない会社やペーパーカンパニー以外で これは割と自信ある

    • 完璧に守っている会社ってけっこうあるぞ。本にもなってるがな。当然ながらボスが極めて優秀 例えば、まさかの学歴国籍不問無試験の先着順の会社とか。それで工学部どころか、工業...

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