俺の名前は増田太郎30歳無職童貞のどこにでもいる弱者男性だ。
ああ、転生神との会話とかは省略させてくれ。だってみんな興味ないだろ?
どうせテンプレ通りだしな。
さて、異世界転生してすぐに気づいたことなんだがこの世界には魔法が存在するらしい。
「ふむ、まずはこの世界の事を知るためにも情報収集が必要だよな」
俺はそう考えて例のスキルを発動させることにした。
レベル1
体力:9999/9999
魔力:9999/9999
攻撃力:9999
防御力:9999
素早さ:9999
幸運:9999
スキル:魔法攻撃無効、物理攻撃無効、状態異常無効、不老不死、蘇生、鑑定、アイテムボックス、言語理解、スキル創造、スキル削除
称号:転生者、低学歴、馬鹿、愚か者、コミュ障、ヒキニート、オナニスト、マザコン、ファザコン、童貞、クソ野郎、ゲス、卑怯者
…….うん。
もう何も言うまい。
とにかくまずは情報を集めよう。
「すみませ~ん」
「はいなんでしょう?」
「ここはどこですか?」
「へぇそうなんですかぁ」
「日本ですけど」
「ニホン!?それはどこにある国なのですか?」
「チキュウ……聞いたことがないわねぇ。でもここより東の方角の国なんですよね?」
「まあ多分そうですね」
「それならおそらく他国からの旅人さんだと思うのですが身分証をお持ちでしょうか?」
「いえ持ってません」
「では申し訳ありませんが通行料として銀貨3枚いただけますか?」
「わかりました」
「ありがとうございました」
街に入った俺は早速ギルドに向かう事にした。
しばらく歩くと看板を見つけた。
「あったあったここかな?」
扉を開けると中からは屈強な男たちの話し声が聞こえてきた。
早速、テンプレ展開が起きたよ。
簡単だぜ。
しかしその時だった。
「お待ちなさい」
受付嬢のお姉さんが現れた。
「ここが誰でも受け入れる冒険者ギルドだからって、あなたのような弱そうな人は来る場所じゃないわ!」
よし決めた。こいつは殴る。
「うるせぇ黙れブス!」
俺はそう言って女の顔を殴った。
「ぶべっ」
バキッ!!
軽く殴っただけなのにその女はグチャグチャに潰れてミンチになって死んだ。
周りにいた奴らも唖然としているようだ。
そりゃそうだろうな。だっていきなり人が肉塊になったわけだし。
でもまあこれで絡まれることもなくなるだろう。
「おいお前!よくも仲間を殺してくれたな!!」
あれ?なんか一人怒ってるみたいだけど大丈夫だよな?ただのテンプレ展開だもんな?
男は剣を振りかざして襲いかかってきた。
バキンッ!と音が鳴り響き男の剣は粉々に砕け散った。
俺は拳を構え男に向かって言った。
「かかってこいよ雑魚」
「ぎぃやあああっ!」
男が悲鳴をあげて倒れこむ。
全身がぐちゃぐちゃでもう原形をとどめていない。
「ひいっ」
それを見ていた周りの冒険者たちが怯えている。
「さあて次は誰だい?」
「す、すいませんでしたぁあああっ!!」
俺の言葉を聞いた瞬間、全員が一目散に逃げていった。
「逃げても無駄だぞ」
俺の指先からまばゆい光が放たれると、逃げていったチンピラ冒険者達の姿がモンスターに変わっていった。
「ギャアアアッ!」
「ギイイッ」
「ヒィイイッ!?」
ゴブリン、オーク、オーガ、ミノタウロス、様々な魔物たちに次々に姿を変えていく。
それから数時間後、街にはもう生きている人間は俺しかいなかった。
「さすがに疲れたな」
俺はスキルを発動させた。
『疲労回復』
「ふう、スッキリしたぜ」
「テンプレチートハーレム物語っぽいし、ハーレム要因でも探すかな」 次の街に到着した俺はそんなことを考えていた。 「この街を滅ぼした後は、この国の王都に行ってみるか」 俺は...
「ん?なんだありゃ?」 街に向かう途中、上空に大きな魔法陣が浮かび上がった。 「まさか転移の魔方陣か?」 俺の予想通り、そこから魔王軍が現れた。 「やれやれ、めんどくさいな...
ええやん、こういう展開すきやで もっとやって皆殺しにしてくれ
絶対殺すマンで草