2020-12-10

Ryzen おじさんになった話

ねとけん Advent Calendar 2020 12/10日記です。

ちなみに今日結婚記念日ボーナス支給日を結婚記念日にすれば忘れないだろうということで 、13 年前のこの日に入籍したのでした。

さらにちなみに、今年からボーナスのない会社転職してしまったので、なんでもない日です。

僕は自作 PC趣味なので、自宅で使用しているパソコンはずっと自作 PC です。最初に組み立てたのは、ファミコンカセットみたいな形をしていた Intel PentiumII 233MHz でした。

最後PC を組み立てたのは 2012 年だったと思います。当時、今と違って AMD自作界隈では全然元気がなく、Intel 一択時代でした。

特に 2011 年ごろ発表された第二世代 Core プロセッサは、お手頃価格なわりには性能も高くオーバークロックもしやすく人気が高かったのです。

そのときのパーツ一覧は以下の通りで、自分PC 組み立て方針コスパ優先です。

一般的用途において、十分なメモリとそれなりに高速なストレージさえ積んでおけば、CPUGPU の差はエントリーレベルで事足りるという方針です。

全部揃えても 7〜8 万くらいだったと思います。その後、SSDSanDisk SSD Extreme PRO 480GB へ、GPU は GTX 750 さら1050Ti へと 3 年おきくらいにコスパのいいものに買えてきていました。

Core プロセッサは、その後もほぼ 1 年周期で世代更新されていきましたが、世代間の性能差はベンチマークを取ればあるけれど、体感できる差はなかなかないといった状況でした。

CPU だけ変えられるのであればまだしも、世代が変わるとソケットが変わるのでマザーボードも買い直しになったり、自分にはなかなか組み替えるモチベーションには繋がらずでした。

まだ戦えると言っているうちに、いつの日か気づけば立派な Sandy おじさんになっていました。

https://dic.nicovideo.jp/a/sandy%E3%81%A7%E5%8D%81%E5%88%86%E3%81%8A%E3%81%98%E3%81%95%E3%82%93

あれから 8 年、2020 年の PC 業界は色々変わりました。”ゲーミング PC” なんて言葉が登場し、七色に光るパーツが当たり前のようになっています

AMD が元気を取り戻し第3世代 Ryzen の 5000 番台の CPU も発売され、品薄でなかなか購入できないほど大人気です。

メモリDDR4 が主流に、SSDインターフェースSATA から m2 に変わりました。

特にマスト理由があった訳ではないですが、コロナ以降完全リモートワークになり、仕事PC の傍らで 自宅 PC を使う頻度も増えたので、ついに 8 年ぶりの大規模変更をすることにしました。

5万円ちょっとで、ついに Sandy おじさんから Ryzen おじさんになることが出来ました。

本当は一念発起して Ryzen7 5800 を購入しようかと思ったのですが、Ryzen3 3100 との差額でメモリSSD が買えることに気づいて我に返り、結局また CPUコスパ重視になってしまいました。

しかし、長く使うであろうマザーボードは最新チップセットの B550 なので、CPU を交換すれば長期的に使うことも可能でしょう。また、SSD は最新の PCIe Gen 4.0 なので、シーケンシャルリードライトともに 7GB/sます。圧倒的なブレイクスルーを感じます

Windows7 から無償ライセンスアップグレードした Windows10USB メモリからインストールし、ライセンス認証も無事通りました。

行程が最適化さされたというのもあるでしょうがSSD爆速なおかげでインストール10 分程度でした。

昔は CD から 1時間くらいかけてインストールして、インストール後にもドライバーやらアップデートやらを順番を守ってインストールするのに 1 日がかりだったのが嘘のようです。

動作OSインストールし直したというのもあり、ブラウザサクサク動いて Youtube 視聴も快適そのものです。

ゲームFactorio や Satisfactory、Civilization などをプレイしましたが快適です。

5000 番台 Ryzen が手頃になってきたら CPU だけ変えることもできるので、この PC も長く使うことが出来そうです。

2020 年、色々あったけど今年もおつかれさまでした。よいお年を

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