2020-06-16

ある発達障害者が競プロを辞めた話

特定防止に色々ボカして書いているため、情報量が少ないのをご容赦願う。

自分語り

プロを始めたきっか

プロを辞めたきっか

  • 何度か参加したが結果が芳しくなかった(下記の長文も参照)
  • 大学課題学習だけで手いっぱいで、過去問の復習を思うように進めることができなかった
  • 別の経路で就職が決まった
  • 以下長文

長文

必ずしもADHD全般に当てはまる特徴ではないかもしれないが、私は元々調子の波が激しい人間である。それは『日ごと』のレベルもあれば『5分単位』まで様々である。それゆえに、『決まった時刻から』『決まった時間内に集中して課題をこなす』というのが非常に苦手である。こんなことを書くとすぐにでも「大学試験とかも全部そうだろ」という指摘が飛んできそうであるし、全く正しい。実際、過去に私が単位を落とす理由でもあった。(脚注1)

しかし、それでも苦手なりになんとか考え、特にADHD治療開始後は

等の工夫をすることで、本来アンコントローラブルな調子の波をどうにか本番に合わせてきた。

これだけの工夫してもなお、苦痛であることに変わりはない。とはいえ、これは1年のうちのたかだが4回ないし8回程度の試験期間だけどうにか行っていたこである

しかし、競プロではそれが毎週のように課される。断続的に『調子の波を本番に合わせる』タスクを行うことは、大げさに言えば精神的な自傷行為のようなものであった。

それらを総合的に顧みて、最終的に競プロを辞めるに至った。

現役コーダー(特に発達障害持ち)へ

まず、競プロ総合的に『楽しい』と思っているならば全く問題ない。ぜひ続けてほしい。

プロに対して不安苦痛を感じてる人達は一度、自分なりの競プロとの付き合い方を考えてみると良いかもしれない。

趣味でやっている人へ

趣味で始めたけど今はちょっと……』という人は、しばし距離を置いて競プロを休んでみたらどうだろう。少し胸のつっかえが取れたらまた楽しく参加できるかもしれないし、他の趣味(CTFとか、特に関係ない娯楽全般)に出会うこともあるかもしれない。

就職意識して参加している人へ

これは私の偏見だが、『競プロの成果がなければ就職できない 』かつ『競プロの成果があれば就職できる』という必要十分なケースはそう多くないと思う。潜在的にでも競プロの成果を出せる人は、大学(院)の研究なり講義で学んだ内容なり、何かしら他の方法でそのコーディング力や数学的・論理的思考能力アピールできないだろうか。逆に、それらを評価できない程度の採用担当者が『競プロ』という物をそもそも評価できるのかとも思う。大学との両立に悩むのなら、やはり競プロを休止して大学学習課題に専念するのもアリだと思う。

まとめ

プロは、無理のない範囲で参加しよう。

免責

記事に対し競プロ関係者などから怒られが発生した場合、当記事は予告なく消滅する場合があります

脚注

1:最も大きな理由課題の未提出・未完答あるいは遅刻であったことは、ADHD持ちの多くが共感してくれるだろう。

  • 全体的に同意。 趣味でやってる人は勿論やればいい。 アルゴリズムやプログラミングの勉強がしたいならそのための勉強をすればいい。競技プログラミングが、モチベーションアップ...

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