2020-04-24

コロナウイルスによる障害者の通所支援の難しさについて

首都圏で成人の重度知的障害者日中支援している。

障害福祉サービスでいうと生活介護にあたる。

コロナウイルスにより、利用者職員安全利用者支援の両立の難しさや、従事していて自分が感じたことを書く。

多少ぼかしていることを承知の上で読んでほしい。

長期欠席。その反動を考えるだけで虚無になる。



ある中高年の利用者

日々の積み重ねを通じてできることを少しずつ増やしていた。

コロナウイルスを気にし始め早い人では2月から休んでいる。

通所再開時、どこまで覚えているだろうか。

公共交通機関を使っていた。でも今は使っていない。

自力でできていたことができなくなっているのではないか

覚えているといいけれど、障害があるからからない。

自主的に通所を止めている利用者

一緒に住んでいる家族負担大丈夫だろうか。

利用者は在宅の時間がのびて感情が爆発していないだろうか。

知的障害を持っているだけあって、彼らは「なぜ、自分が家にいるのか」理解できない人が多い。

理解できないからこそ、健常者よりストレスたまる量もスピードも早いはず。

家族にとっても利用者介護時間が増えてしんどいと感じているだろう。

虐待がおきていないことを願う。

コロナウイルスきっかけに、利用者のもっている力が落ちるケースがが出てくるかもしれない。

長期欠席で通所に拒否を示したり、生活リズム不安定になった利用者が出てくるかもしれない。

利用者ができていたことがコロナウイルスのせいでなくならないでほしい。

長期欠席する一方で、毎日来る利用者もいる


休ませている家もあれば週2~毎日通う利用者もいる。

1日家で面倒見切れないほど重度の利用者虐待リスクがある利用者

他害、自傷、多動。上げればキリがない障害特性

職員を小グループに分けて分散勤務しているのに毎日利用って何。

毎日利用する利用者のおかげで分散勤務の良さが半減しているよ☆

家族毎日通えばそれだけコロナウイルス感染するリスクが高くなることをわかっているのを理解したうえで利用している。

からまあ、いいんだけど。

全日欠席の利用者もいる中でお前は毎日来るんかい!お前が感染したら濃厚接触者として職員全滅になる(自宅待機により通所支援できない)んだぜ!

難しいとはいえ、利用日減らしてよ!!!

ツッコミ叫びたくなるのは内緒だよ。もやもやする。

からお互い絶対感染しないように気を付けるしかない!!!!!

利用者、重度知的なだけあって病院受診ハードル高い。あと基礎疾患あったり。入院したとしても拘束ルート不可避もいる。

でも介助により利用者と日々濃厚接触しているし誰か症状出るのは時間問題な気もする。

ニュースで出ている通り、全国の障害施設感染報告されている。明日は我が施設気持ち。怖い。

(消毒と換気はしているけどね…利用者ソーシャルディスタンス守れない、マスクしない方々だから

職員通勤による感染リスク


誰が持っているかからないコロナウイルス

人が減ったとはいえ電車通勤している職員も数多く。

時間通勤している職員だっている。

車内は換気はしているけれど、通勤コロナウイルスもっている人と同じ空間いるかもしれない。

利用者からじゃない、職員だって感染するリスクはもっている。

私も感染リスクにおびえながら、でも割り切った気持ちも持ちつつ通勤している。

とにかく手洗いうがいをするしかない。

ほんといつまでこんな状態続くんだろうね。

まとめ


職員利用者家族もみんなしんどい

もうギリギリ、ってかアウトに近い、そんな事業所もありますうちです。

しんどいです。

ってことを書きたくてはてな投稿

自分もやもやしていたのでストレス解消になった。

内心、感染怖いと思いながら仕事してます。濃厚接触オンパレードからね。

行きたくないっすよ。

もっと緊迫した事業所もある。

書いた通り、生活介護生活の場を保障するので閉所は難しいけど縮小や休業の保障をしっかりと示してほしい。

障害福祉サービス出来高制だから

もし緊急事態宣言が延長されたらまた現場は混乱するでしょう。

どうか延長か解除かGW前に示してほしい。

対策利用者の案内もできない。

一番怖いルート

長期欠席もう限界、通常利用します→密な環境になり施設コロナウイルス感染→通所できない

命が何より大事です。みんな。

こんな地獄ルート突入する前に終息してほしい。

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