剣盾ネタバレ有
自分は初代からスピンオフ作品、アニメや漫画まで広く手を出す信者だった。
特にポケダン空は今でも遊ぶしED迎える度にわんわん泣くくらいには好きだ。
この作品に対してはじめて不信感を覚えた作品は剣盾の前に発売されたUSUM。
「ここは君の知ってるアローラではない」のキャッチコピーを謳うこの作品、SMをプレイした人たちにとっては9割は知っているアローラだった。
従来のマイチェンとは違い主人公があたかも別人かのようにデザインが変更され掲げられたキャッチコピーの内容からファンが連想したのは間違いなくBW2という作品だと思う。自分もそうだった。
めっちゃ信じていた。
余談だがBW2みたいに○年後が舞台と勘違いした絵描きが未来の姿のキャプテンを描いていたのが印象的だった。
で、
SMで相当不評だったのかリーリエに関するイベントが一部削られていたが、開発者はどうしてもリーリエをピックアップしたくて堪らなかったらしい。
USUMの伝説ポケモンであるソルガレオ・ルナアーラは不自然なほどにムービー中リーリエしか頭にないしリーリエしか見ない。
誇張抜きにこのポケモン、主人公がまるでその場に存在していないかのように振舞っているのだ。
主人公がネクロズマと融合した伝説ポケモンを救った後に流れるムービーでも目と鼻の先にいるはずの主人公とは一切目を合わせず、言わば救世主ともいえるその主人公そっちのけでその場にはいないリーリエに思いを馳せるという徹底っぷり。
そのイベントの後伝説ポケモンに乗って帰れる選択肢があるのだがもちろん選ばなかった。誰が乗るか。
むしろ嫌いなポケモンは自分の中に存在しないので永久にワースト1位。
文句は言ってるけどこの主人公のみを認識できないアホ伝説ポケモンをのぞけば作品としてはよくできていたし、なによりぬるぬる動くアニメが最高だったので自分の中の評価として割と高い方だ。マオちゃんはカワイイ。マオちゃんはいいぞ。
そして、問題の剣盾。
信者の自分は迷うことなくアートブック付きのダブルパックを購入し、文句言ってた連中が手のひらクルクルする様を見るのが楽しみにしていた。
が、結果自分は完全なアンチと成り果てていて、こうして書き込みをしている。
何があっても「ゲーフリそういうとこだぞ~」って茶化す程度にしてやろうと思っていたのに。
カセキメラとかいう断面図丸見えのグロポケモン出してきたり、レイドでわざと負けるよう仕向けてるとしか思えないNPCが出てきたり、マジカル交換で永遠にマッチしなかったり、過負荷が原因なのかはわからないがワイルドエリアでエラー落ちしまくったり、滑るように回転するまるで機械のような伝説ポケモンだったり、物語の超終盤でいきなり悪役になる委員長だったり、そういうの全て笑って許せた。
ウルトラビーストが存在せず、そういった驚異に晒されているわけでもないガラルで何故か量産されているヌル。
グラジオという救世主が存在しないこの地でヌルは意味もなく生産され続けるのだろうか。
もしヌルが単に財団で作られただけの背景しかなかったらここまで拒絶反応はでなかったと思う。
1人と1匹の絆を見てきた人間として、これだけは許せないよゲーフリ。
一般職員が適当に手渡してきたり、タワーで当たり前のように使われていたり、そういうヌルの姿を見たくなかった。
世界観やクオリティ重視の為にリストラしたんじゃなかったのか。
SNSでの「少しでも不満を口にするとすっとんでくるポケモン警察」の連中にもウンザリ。
もう無理だ。
リストラするなだ、リストラするべきだどっちなんだい!
>物語の超終盤でいきなり悪役になる委員長 これよくネット上で言われてるけど、明らかに序盤から伏線はあったと思うよ エネルギーどーのこーのとか、エンジンシティの地下とか、エ...
警告もなくいきなりネタバレくらわされた!訴訟!
およそ一年前、ネタバレ訴訟は冗談だった…
USUMがだいたいSMと同じだった件は同意するけど、委員長は伏線だらけだったやないかい