2017-11-05

座間9人連続殺人事件Twitter

長文なんてここ数年来書いていないので見苦しい点も多いと思うがご了承願います

どうしても、ここ数日心に重くのしかかる思いを吐き出したくなり、いてもたってもいられず文を書きました。

座間9人連続殺人事件(ざまくにん れんぞくさつじんじけん)は、2017年10月神奈川県座間市で発覚した複数死体が遺棄された事件

神奈川県座間市は、東京都から約50km離れたベッドタウンだそうで。名産品や観光名所はあったのだろうか?

関東在住ではない私には、座間という地名は、推理小説タイトルさながら、目と耳を覆いたくなるような猟奇的事件が起こった場所、としてインプットされてしまった。

3ヶ月で九人。本当にその”一人目”が初犯なのかと疑われる。

生首の入った複数クーラーボックスのそばでの衣食住など普通なら考えられない。

間違いなく、コイツシリアルキラーであり、サイコパスだ。

事件が発覚したのは、被害者の兄が行方不明になった妹を必死に探したからなんだけど、

どうして、身近にこんなにも頼りになる兄がいながら、SNSで怪しい「首吊り士」なんていうアニメアイコン野郎なんかに引っかかってしまったのか。

そう思う人はすごく多いと思うし、私だってそう思う。

でも、あまり存在が近すぎて、見えなくなっちゃってたのかもしれないね

当たり前にあった優しさだからこそ、視界が曇ってると気付けなくて。

気がついていたとしても、心が鈍ると、何も感じなくなってしまって。

結局は、何かのせいにしながら、何かに寄りかかって生きようとする。

そうしないと生きていけない子だったのかもしれない。

肉親でも友人でもないのに、自分の心の叫びを聞きつけてどこからともなく現れる自分を救ってくれるスーパーヒーロー

そんなものを求めて、そして殺された。

この事件を受けてか、Twitter規約が一部変更されて、自殺自傷行為助長は明確な違反行為と定められた。

この変更に怯え、反発しているのは、皮肉にも恐らく被害者たちが持っていたものと同じようなアカウント所謂病み垢”の住民たちだ。

病み垢Twitterには以前から存在していた、所謂メンタルヘルスを病んでいる人(またはそう思い込んでいる人)が己の心の苦しみやリアルでは吐き出せない気持ち吐露するアカウントだ。

病み垢病み垢同士繋がって、傷の舐めあいをする、そんな独自コミュニティ形成されていた。

自分たちの居場所を奪われるかもしれない、危機感を持った彼らは、#病み垢凍結反対 というハッシュタグを使い、抵抗活動をしている。

そもそもTwitterWEB上でのいちサービスに過ぎず、Twitter社が彼女らのインターネット上の居場所を確保してやる義務必要性もないんだから

いくら権利を主張したところで、運営マイナスとなる危険性が高ければ非情に冷静に事務的自動的にそのアカウントは消されて終わる。

だけど、そんな時少しでも、被害者の兄の事を思い出して、自分たちにとって、その兄のように必死に助けようとする存在が意外なほど近くにいるのかもしれない。

そう思えることが出来たら、少しは、被害者も浮かばれるんじゃないか、そう思った。

この文章最後に、この事件については新しい情報仕入れないようにしようと思う。SNSでもこの話題は避け、ニュースで流れ始めたらテレビを消そう。

暗く暴力的なこの世界が、思った以上に自身のそばにある気がして。近づきすぎたら引きずり込まれるような気がして、すごく、怖いから。

  • 病みアカ専門のマストドンを立ち上げれば、いくらでもカモを集められそうな気がする…

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