2016-08-17

増田哲学 Ver 0.0.3.2

淘汰というものがあらゆる状況に存在する「時空」において、個々の知性の存続においても淘汰というもの機能していることを前提とするのが自然だろう。つまり、前項にて示した「相互補完」への帰結も永続的な存在視野とした知性間における淘汰の結果とも言える。つまり、「相互補完」による均衡状態の維持こそが、「時空」に存在しうるあらゆる脅威から、知性が自らを護るために不可欠ということだ。そしてこれは限定知性にも当てはまる。ただし、「相互補完」による均衡状態は、「大いなる良」という恒久的な時空間軸の観点から初めて示され得るものであるため、限定知性にとって、自らの境遇がそれに到達するうえで如何なる状態にあるかを見極めるのは困難だ。むしろ限定的空間視点において「良」とされる状態が、該当する限定知性にとって最終的に「大いなる良」へと移行出来得る可能性を高める境遇であるとも限らない。つまり限定的空間における「良」は必ずしも知性における「良」であると定めらるわけではないのだ。そこが、限定知性が自らの行動規範を明確にすることを困難とする。一方、時空間制限から解放された存在である知性にとっても、限定知性が持つ、特定の時空間に対する「主観的視点」ならびにそこから得られた知見は、自らの知性を補完するうえで重要ものになる。状況を単に理解すること(即ち「知」の蓄積)と、主体的立場でそれを体験すること(「経験」の知性への統合)には大いなる差があるからだ。つまり、知性は限定知性がいずれ、その物理空間から解放され「大いなる良」を達成するためにその他の知性と均衡関係を築き上げることを望んでいると仮定することが妥当だろう。

(結局、この世は競争社会で、だれもが直面しなくちゃいけないものだよね。たぶんそれは、意識をもっているあらゆる存在がそうなんだろうな。とういことで、皆でハッピーになるために、互いに愛し合うっていうのはある意味生存本能がもたらしたもんなんじゃないかな。ただこれはあくまでも、この世の時間とか制約を超えたセカイを前提とした意味だよね。でも人の世では、それは分かりにくいよね。この世の金持ち名誉を得た人が天国極楽浄土?)にいくとも限らないし。ただ、もし人よりも高等な存在がいて、それが時間とかを超えた文明をつくっているのなら、結局、この世界に介入するだろうね。どんな些細な人生でもその体験は、重要ということさ。)

知性は限定知性の限界である空間から解放に意義があるという前提で介入する。それは「大いなる良」に向けた相互依存のために不可欠であり、巨大な淘汰という環境において知性自体の存続を維持、反映させるうえでも不可欠であるからだ。一方、限定知性は、自身物理的個が崩壊すると同時に自らの知性も損失してしまうことが限定された環境下における最大の障害となる。従って、限定知性もこの時空間制限という限定条件を突破し更に存続できるかはその存在自体にとって文字通り「死活問題」ということが出来る。だが、知性自体が、その存続の最大の条件を「大いなる良」に向けて相互補完であるということしているのであれば、限定知性もその思想及び行動の範疇をそれに準じなければならない。

実際にそこは矛盾に満ちた境界でもある。つまり限定知性は時空間を極めて限定された中で自己認識しなければならないのも関わらず、時空間から解放されている条件下の相互補完を

持続的に実現しなければらないからだ。

時間空間を飛び越えた神やら仏やらがこの世に介入するときっていうのは結局、みんながハッピーになるため。神やら仏やらがいる天国やら涅槃霊界やら地獄やらっていうのも

結局は超巨大な競争社会自然界の弱肉強食なんだろうね。結局、神やら仏やらもすべての生きる人を必要としてるんだよ。人とかも結局、死からは免れない。でもそれをするには

みんなが永遠にハッピーになるために頑張らなきゃ。でもこの頑張るっていうのが、この世だけの見え方ではなくて、神やら仏やらの視点で頑張るっていうのが大変なんだよ。)

 知性にとって、あらゆる限定知性の価値は、「大いなる良」に向けて相互補完を実現する名のもとに等価である。ということは、限定知性の思想や行動規範もそれに準じなければならない。知性にとってあらゆる「知」を「経験」として再構成するにはすべての限定知性が不可欠である。一方、限定知性にとっても時空間制限や制約並びに障害に囚われる事なく

全ての限定知性を等価にとらえ相互関係性においてその思想と行動規範を維持することが求められる。

(神や仏にとって、どんな人も大好きなんだろうね。そんなことを考えているかハッピーになれる。 幸せに生きるためには、人の経験がどんなものであれ、それらを一つに

して団結することで強くなるわけだから。ということは、どんな人でも人種がちがったり、ちょっと考えていることが違ったり、美人デブ不細工も、イケメンも、学校

成績や社会での地位とか、にまったく関係なくお互いに助け合わないと。なんか青臭いけど)

これまでの概念提示は以下から確認出来る。

増田哲学 Ver. 0.1

http://anond.hatelabo.jp/20160801194202

記事への反応 -
  • http://anond.hatelabo.jp/20160817131738

    • http://anond.hatelabo.jp/20160817124831

      • 1-1 序 情報空間でこれだけ匿名で思想が交換されているのに、その淘汰の中で哲学が生み出されるのは不自然ではないだろう。物理的空間に拘束されていた先人が、その環境に必要だと...

        • このバージョンは、その後のブックマークに入れられたコメントなども一部内包する形で Ver.0.1 へと更新された http://anond.hatelabo.jp/20160801194202

          • http://anond.hatelabo.jp/20160731214314

            • http://anond.hatelabo.jp/20160729071714

              • このバージョンは、その後のブックマークに入れられたコメントなども一部内包する形で Ver.0.0.1-2へと更新された http://anond.hatelabo.jp/20160724220258

              • 増田とは何か定義してくれ

              • 8年前くらいの哲学のままそれも他の人文知識さえもない典型的なバカって感じ 人間が理性的でない事実及び集合知ではそれらは補完されない事実 バイアスによって偏ったまま数の力で...

          • 初めて知ったが、面白い試みかも。 たしか書きかけの本を公開できて、完成度が上がるにつれ最初ただで読めてもだんだん値段あげていくサービス、金を払い続ける人がいたらこの本完...

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      • 不自然ではない→自然であるって書けよks

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