2016-02-14

もしかして、敵はドキュンではないのか?

俺は、どーもドキュンを恨んでいた。今もうらんでいる。

しかし、この感情おかしいような気がしてきた。

  

俺は、高学歴エリートだし、給料保障もされている。親も金持ち資産家だ。

でも、ブサメンチビモテナイと思っている。

世の中ドキュンクラスかわいい娘とセックスしまくっていて、ヤリサーのリア充がやりまくって。そいつらが我が物顔。

こんなん絶対おかしいと思っていたし。多分そいつドキュン達にも正義ってか、正しさみたいなのは無いんだって確信していた。

戦争中に子供特攻隊にやっちゃった「空気」に流されたように。ドキュン空気でやってるだけだろ、理性的に考えればドキュンリア充ノリはおかしいと思っている。

なのに、そいつらが我が物顔なのが納得いかなかった。

  

でも、違うんじゃないか。

俺が苦しいのは、マダマダ中途半端なんじゃないか。

年収1億以上の稼ぎを持つ人間日本では1万人くらいらしい。

俺の親もそのくらいだ。

いわゆる上級国民だと思っていた。実際地元の県ではそれなりに発言力もあるし、1分野を牛耳っている。

  

でも、それって全然足りないのでは。

凍牌』って漫画見てたら、芸能界アイドルとヤリまくれるとかレベルのヤーさんがでてきたりして。

ああ、こういう奴らっているんだろうなって思った。

全然、1億とかってレベルではなく、数百億レベル資産で世の中牛耳っているレベル世界があるんだって

ドキュンリア充すら奴隷にしているレベル世界もあるんかなって、漫画ながら感じた。

  

俺の感覚では、システムが敵なような気がする。

ドキュンリア充キチガイノリは、目をそらすためにマスコミが盛り上げているだけで。

実際は、そういう社会システムコントロールしている人間、あるいはシステムに苦しめられてるんじゃないか。

  

俺は、俺の立場を守るために、努力を強いられている。

また、その努力ってのもたちが悪いことに、社会のためになっている。

俺個人が普通に努力するより、システムにそって努力したほうが社会のためになる。

すでに、俺の人生は、俺が能動的に生きるより、システム奴隷になったほうが有意義になるように組み込まれしまっている。

もちろん、降りることはできる。でも、降りたところでじゃあ何ができる。降りた先での努力に俺の生きた意味を残せるほどか。

  

ポーカーでいうところの、『コミット』ってやつだろうか。

たとえ勝率が30%しかなくても。100万円をかけて、1000万円得るチャンスがあるなら、100万円をかけるべきであるように。

そう、引き返すポイントはあった。

500万持っていて、勝率30%で500万を得られるチャンスに投資するかといわれれば、しない。降りるなら、そこだったんだ。

でも、手元に200万しか残らず、勝率30%で500万もらえるとなったら、これは降りにくい。

これを、コミットって言うんだけど。

  

人生も、俺は、29歳までの内、15年ほどを学歴資格などに使ってしまった。

降りれない。

社会状況が変わってしまい、当初の夢も形が変わってしまった。世の中ドンドンよくなって、もう俺が良くしたいと思っていたことも達成されてしまった。

ドンドン世の中よくなるので、もう張り合いが無い。俺がやりたかったことは終わってしまった。

なのに、俺はこのレールから降りられない。

夢が無い。

  

セガールの娘が出ている映画を見た。

かわいくって、メンヘラっぽいブログ書いていて、芸能人で、

ただ人生楽しむだけに生きてればOKって感じだった。

うらやましいわ。

俺みたいな、中途半端立場努力を強いられるような人間ではない。

圧倒的な勝ち組の子供。今まで何人か見たことあるし、同じ立場で一緒に努力もしたことあるんだけど。

やっぱ、違うなって思った。

彼らは、いつでも降りられるし、降りるだろう。

俺は、一生努力しなきゃいけない。

  

夢が無さ過ぎて、じゃあ現実を見ようとしたら、ドキュンかわいい娘をかっさらって。アラサーには無理だよ。ブサメンには無理だよ。

夢のために横に置いていた、恋愛などに挑戦してみたが。

数年、格好や髪型、体型など努力してみたが、全然足りない。ドキュンに勝てない。

からドキュンをうらんでみたんだけど。

  

最近、違うと思った。

コミットさせるようなシステムゲーム設定を作ってる奴がいる。

それは、神の手のように、人為ではないかもしれない。

あるいは、個々人が自分の有利になるようにゲームプレイしていたら勝手にできあがったシステムなのかもしれない。

とにかく、敵っていうか、問題の根幹は、社会システムだ。

リア充ノリを肯定するような、システム

第二次世界大戦の時は、軍部暴走アメリカドイツ恣意だった。

現代は何だろうか。

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