はてなキーワード: 思想差別とは
>「ドリーム」おすすめ。邦題でなんやかんやあったけどストーリーはまじで面白い
この助言を頼りに無名の戦士・増田は映画の深淵を歩いていたが、落下死した。
とんでもない。
具体的にいうとトイレが分けられてる、
ポットが分けられてる、
図書館が使わせてもらえない、
大学で学ばせてくれない、
昇進させてくれない、
この程度。
なんか登場人物たちが有能故に各々勝手に解決して勝手に助かった。
主役の職場問題なんてヒステリー起こして「正直すまんかった」みたいな雰囲気になって解決。
俺を殺したいのか。人権侵害です!
まあ白人に侮蔑発言を言わせまくるとそれはそれで問題起きるんだろうな。
でもそれならこんな映画作んなよ。
そうだよ。
NASA博物館とかでこの映画流してればいいんじゃないですかね。
良いよ。
わざとらしくもない。
むしろ演技がうまいからこそ話が面白くないのが際立ってしまってたよ。
これがジャニーズ主演の邦画ならお遊戯を見に来た微笑ましい感覚になれたのに。クソ!
うん。
話に盛り上がりが2つあって、
でもそこまでインパクトがない。
大した伏線もないし優秀なスペックで解決したみたいな話でしかない。
まあ、実話なんてそんなもんだよね。
最後にコーヒーを指し入れしてできた書類を上司に渡してたくらいか。
黒人差別を訴えたいのか、
女性差別を訴えたいのか、
仲間の大切さを訴えたいのか、
合理主義を訴えたいのか、
何ひとつ大きな主張にならないまま終わった。
実話に忠実にしたからこうなったのか、
そうとも限らない。
ところどころ面白かったところもある。
昔の映像がところどころ使われているのも
ただそれをピックして観に行くべきだとは口が裂けても言えない。
「アカ(ソ連)に立ち向かうために、黒人と白人で分けて考えずに団結して立ち向かおう!」
この辺りに差別が根本的になくならない理由がギュッと詰まってる。
これがドリームが最も言いたかったことなんじゃないかと今ではそう考えている。
この冷戦より引きずったままの思想差別によって引き起こされるということを
努々忘れるなかれというのがドリームの警告だったのではないか、と。
これが事実だとしたらこの映画は相当計算されて作りこまれている。
アメリカ人たちが気づかない本当の暗黒のような差別がこの映画には潜んでいる。
なにせ、その思想差別の果てに殺し合いの道具を開発しているのが、
そして今現在も、それは続いている。
全く持って、ハッピーエンドではなかった。
てっきり
結果こそ全てであり
その結果には肌の色は関係がないので
故に差別をしない。
みたいなNASAの完全合理主義思想で差別撤廃を訴えかけるのかと思っていたら
東の果ての異国の地に住む黄色いチンパンはスクリーンを前に恐怖に慄いた。
俺が肌が黒いだけで不当な差別を受けているならこの映画に共感できて感動したかもしれない。
でも俺は肌が黄色いし黄色いことで不当な差別も受けたことが無いので全く共感できないし、
面白くもなかった。
なのでドリームは☆5つで採点すると、3.5かな。
素直にダンケルク観に行けばよかったです。