はてなキーワード: 文革とは
古墳を「自ら壊しちゃう」の問題っちゃ問題だが(つーか、遺跡なんて東京辺り掘り返せば幾らでも出て来るんで、工事会社の人が「見なかったこと」にして工事続行しちゃうんだよね、色々大変になるから)それ以上に問題なのは日本は「古墳がほれない」ことなんだよ。俺にアレとかアレとか掘らせろとここ十年研究室から叫び続けてるんだが、宮内庁が「ダメです」って言うんだもの。
しょーじき言って、ちょっとキモいくらい親中派な増田さんとか韓国大好きさんの大喜びするものが多分出るだろーと思うし、俺自身がそれ発見するのは全く持ってやぶさかでないんだが。そっちの方に声上げてくれよ。イデオロギー的にアレな人の少なくない考古学者に掘らせるより、文化人類学者に掘らせたほうがいいと思わん?
そんでね、中国は結構ガチで文書焼きまくったの。いや、これはマジで。
「ぼくが見たのが多かった」でなく、文革ではインテリ皆殺しでどんだけ少なく見ても数百万の人間が死んでて、当然ということで資料が焼かれまくった。批林批孔運動なんてその最たるもので、「孔子読んでる奴はぶっ殺せ!」ってやったわけよ。そりゃ、大学に編纂されていた資料も当然残らない。っていうか、資料だけならまだしも学者すら残らなかった。文化的空白が出来ちゃったのよ。そりゃもちろん、難を逃れた資料もあったと思うよ?でも相当数が失われた。そこで出て来たのが、中国大好き学びまくり国家の日本。そりゃわが国は中国に散々学んできたわけだから、そりゃ資料も残ってるわけですよ。
あの規模の国であんだけやるってのは「流石中国、虐殺の国士無双!」って感じなんだけど、そりゃもう色々足りないのよ。あの国って資料が。当事なんか共産主義イデオロギーに反するようするに「インテリ」なものは片っ端から焼いたからね。
こっちが聞いたとこでは、って言っても中国の歴史書に出て来る日本はぶっちゃけかなり存在感が薄くて、「なんとか出て来る記述を探す』ってレベルに留まってる場合が多いのよ。それでも中国の歴史書に出て来る日本を探す研究者は一杯いるけどね。
でも、「歴史的資料の空白地帯が出来ちゃった」ってレベルで資料を探しに来るのはやっぱり中国の歴史家なんだよね。
結局、中国と日本のどっちが優れているとかどっちが悪いってわけではなく。中々悲惨なことをやらかしてしまった中国さんのバックアップとして日本が機能してた、って事実が歴史的に生まれてしまったってだけ。
んで、幾ら日本が「めんどくさいもん出てくるから掘るな!掘るな掘るな!」って国であるとしても、インテリ皆殺しをリアルでやった中国さんに「言える筋でもない」なんてことは全くなく。そこは全くもってレベルが違うんですよいやホント。ヘタすりゃ億単位でぶっ殺してる大虐殺と「古墳見つけてもめんどくさいから見てみないふり」は同格ではないよ、流石に。
いやー・・・。結構な比率で焼いたんだぞ。
しかも、四人組辺りが超元気な頃とか学者弁護士医者などなどぶっ殺し放題で、そりゃもうインテリが死ぬ死ぬ死ぬ死ぬ死ぬ死ぬ死ぬ死ぬ死ぬ死ぬ・・・ってザマで。眼鏡かけてるからあいつはインテリだ家ごと焼き払えーみたいなものを経てきてるからそりゃもうガチで資料が無い。その上若者を片っ端から徴農して荒地に放り出したもんだから、餓死するわ疫病で死ぬわ反乱を戦車でキュラキュラするわ大学に向かって迫撃砲ぶっぱなすわもうそりゃもうスサまじい状態で。当時、大学組織にあった文物の8割くらいは焼かれたと一般的に言われてるよ。死者も数百万から3億と言われている。多分、人類史上最大の文化大破壊だったと思うよ。
というかだね。日本と中国の関係みたいに「別の国が文化を保存してた」ってのは珍しいことじゃなくて、例えばアリストテレスやタレスと言ったギリシャの諸学問についてもイスラム学者が保存していたものが再輸入される形で戻ってきてるって事実があるんだよ。文革に代表される政変でやらかしてた中国にとって日本が文化のバックアップフォルダになってた事実は間違いなくあると思うよ。
日本人は元々中国大好きだし、非常に敬意を持っていたからね。超必死で文化を学ばせていただいてた。だから、非常に古い時代の資料を超大事に保存している。国宝なんて大半が日本にとっても中国にとっても国宝になり得るものでしょ。ある意味で、中国文化が日本に保存されているのはいかに日本人が中国って国に対して敬意を抱いていたかってことの現われでもある。
実際、近代に入る以前の中国はギリシャ、ローマと伍して全く劣らない世界最強クラスの先進国だった。それ以降、2000年代になるまで「んで、いつ目を覚ますのこの獅子?阿片効き過ぎたんじゃね?」状態だったのは、真に哀れというか悲惨というかアレだけれども。
というわけで、日本に残っている中国の資料を参照する中国人学者は非常に多いよ。
それは、日本が中国に対して飽くなき興味と敬意を持ち続けた国家だという事実に根ざすよ。近代になって中国が歴史に残る大バカな所業をやったため、それは非常に明確な形で現れてるよ。ところで君は、何をそんなにカリカリしてるんだ?俺が言ってることは結構な事実で、自分の大事な大事な文化をモリモリ焼いたのは、そりゃ間違いなく中国人ですよ。
でも、例えば北京大学にあった資料なんかは文革の時にバッサバサに焼かれて
日本の図書館や資料保存館にしか保存されてないのが多々ある。インテリ皆殺しやった国だからねぇ。
俺がいる大学にも結構あってしょっちゅう中国の方が来てるよ。特に政治に関する資料なんかはホントあの国はすぐ焼く。
それから、中国では政権が変わるたびに過去の「正典」をぐちゃみそにぶっ壊す傾向があるので
その間に日本に伝来した資料が極めて貴重な価値を持つことが結構多いんだよ。ちなみに、論文参照数で中国のものは
ぶっちゃけ話になってないよ。学会で(在外及び中国系は除く)中国人の存在感はすごく薄い。
多分、中国の大学から出てる論文全部合わせても「中国系アメリカ人」より少ないんじゃないかと思う。
北京大学の紀要にも検閲が入る国だから、ある意味しょうがない。
ちなみに、「日本研究をしている人間が中国に資料を求める」ってことはあんまりない。
これは、良かれ悪しかれ中国にとって日本っていうのは所詮「どっかその辺にあるちっさいくに」であったのが原因だろうね。
それほどたくさん資料があるわけでないんだ。まぁ、あの国の文化資料はただでさえ閲覧しにくいってのもあるけど。
えーと日本は中国(現在の中国ではなく、中国大陸のあのへんって意味)に強い影響を受けている国で、
文化レベルでいえば歴史の9割くらいは中国の下にあったのはそのとおりで、実際中国の文化はすばらしいよ。
でも、それを踏まえても「嫌中」ってのはごく普通のことだよね。(だって、現在の中華人民共和国が嫌いなんだから)
天皇って文化にも確かに影響はあると思うよ、うん。でも天皇自体はもう完全に日本文化だよね。
よーするに、俺はラーメンは好きだけど刀削麺はあんま好きじゃない。それだけの話じゃないのか。
別に、嫌中の人間だって二郎でニンニクマシくらいするだろう。中国が嫌いなくせにおまえラーメン食うの?みたいなこと言われても。
まー、あと「中国」が一つの継続的国家みたいなこと言うのはさすがにおかしいよね。
人種も勢力も替わりまくりだし。現在の中華人民共和国は歴史のほとんど無いに等しい新参国家だよなぁ。
マルクス主義以降、新しいイデオロギーを取り込みまくったせいで「伝統」とか「文化」なんて消えたい放題でしょ。
中国の研究者が日本の大学に「中国史」の研究に来るんだよ最近、自国よりよく資料が残ってるから。
強硬中国、根拠なき楽観論砕かれ手詰まり感
沖縄・尖閣諸島沖の中国漁船衝突事件は、中国政府が求めた「謝罪と賠償」に対し、菅首相が26日、拒否する考えを公に表明するなど、日中間の対立は長期化の様相を深めている。
首相らは26日も今後の対応について協議したが、25日の中国人船長釈放後、中国側が態度を軟化させると見ていた日本政府は、中国の真意の見極めに苦心している。
前夜に訪米から帰国した首相は26日、中国政府が求めた「謝罪と賠償」について、「尖閣はわが国固有の領土だ。謝罪や賠償は考えられない。全く応じるつもりはない」と述べた。都内で記者団に語った。首相はさらに「(日中)双方とも冷静になって、大局的な観点に立って行動することが必要だ」と強調した。
これに対し、中国側は強硬姿勢のままだ。省エネ家電部品などに不可欠なレアアース(希土類)の輸出停止が続いていることから、外務省は26日も中国側に再確認を求めたが、前日同様、措置を否定したという。予想外の展開に「政府は事実上、手詰まり状態なのでは」(民主党関係者)との指摘が広がっている。
船長釈放を発表した24日、首相官邸には楽観論が満ちていた。政府筋は「中国の反発は一気にしぼむはず」と語り、首相側近は「この先の中国の動きを見て評価してほしい」と自信たっぷりだった。
だが、事実上の「政治決断」は外務省幹部らにも事前に相談されていなかったため、結果的に「首相らは中国側と落としどころを調整せず、根拠なく事態が収拾すると楽観していた可能性が高い」(外務省関係者)との見方も出ている。
首相は26日夜、仙谷官房長官らと首相公邸で今後の対応を協議した。同日夕に訪米から帰国した前原外相も、そのまま外務省に直行し、政務三役や同省幹部らと協議。外相は三役に「日中関係の再構築が外務省の仕事だ」と語った。
要するにこの件の「A級戦犯」は仙谷なんだろ?
ドイツも比較的分散してると思います。
ご指摘の通り、連邦制を採っているドイツはイタリアと並んで、ヨーロッパでもっとも一極集中から縁遠い国です。
但しこれはあくまで「例外の無い都市への人口集中」の範疇に含まれる話です。経済発展に伴う必然なのはあくまで「都市化」。都市化=一極集中ではないので、そこは区別してください。
都市化の受け皿がある一つの都市になるか、幾つかの都市になるか、とういうのは国土の広さや地方分権の政治的歴史的状況によって差があるというだけことです。近代における都市化のトレンドには原則として例外はなく、トレンドとは言い難い範囲まで視野を広げても、都市から田園への人口拡散として挙げられる例外は、
といった異常事態時くらいになっちゃいます。一国一都市圏とは限りませんが、経済が発展する限り、田舎は衰退するものなのです。
国家規模、面積で一極集中してる例ってあるんでしょうか?
欧州の典型はフランス。連邦制国家でありながらイギリスも一極集中が強く、実は欧州の大半の国が一極集中型の国家です。欧州33カ国で一極集中していない国は独伊蘭瑞(西が微妙?)くらいでしょうか。さらに言えば、実は先進国の多い欧州諸国より、急激に経済成長を遂げているアフリカ、アジア、中南米といった発展途上国の多い地域の方が、一般に一極集中の度合いが激しい国が多いです。コートジボワール、メキシコ、韓国、バングラなんかの一極集中度合いは凄まじいです。世界では一極集中している国の方が圧倒的多数派で、その度合いからすれば、日本は決して一極集中が激しい方の国ではないですよ。日本は世界有数の人口と比較的広い国土を持つ国なので、その割には一極集中具合が大きいと言えるかもしれませんが。
「都市化」は近代国家、特に全体主義的な強力な統制を行わない国家では必然で、一極集中の程度については、日本のような
・特別に広大な国土を持っているわけではない
という条件の国では「一極集中しつつも、他にも数個の有力な都市圏が生き残る」という方向に進むのが自然でしょう。今後の日本について言えば、東京圏、中京圏以外はかなり地位が低下していく、と予測されていて、関西圏でも安泰とは言い難い感じです。道州制等を実施すれば、福岡、仙台等発展する都市圏がもうちょっと増えることになるでしょうけど、都市化の受け皿となるような都市圏の数を増やすには、かなり思い切った地方分権政策を採る必要があると思われます。
経済原理が何を指すのかよくわかりませんが、
大雑把には「経済成長を高めるための原則」という意味で使用しています。
物流、自動車関連、インフラ整備、農業、これらがほとんど死滅するんですけど、経済原理を日本に当てはめてこれが本当に望ましいんですか?
特定産業があまり急激に崩壊すると、問題が大きくなりすぎることも考えられますが、経済原理上は、基本的には「死滅OK」です。
建設土木(特にインフラ需要が大きい土木)と農業は日本で最も生産性の低い産業に分類されます。この産業の規模縮小は原則的には経済にプラスです。物流については人口集積が進めば効率化が進む産業です。自動車産業は日本で最も生産性の高い産業の一つで、これが滅ぶのは困った話なのですが、田舎が滅んでも自動車需要は若干へこむ程度。そもそも少数派の非都市住民が減ったからといって
「(非都市住民が自動車にかけるお金-都市住民の自動車にかけるお金)*非都市住民の人口減少数」
分が減るだけですので死滅には程遠いです。自動者産業は基本的に輸出産業ですし。
以上、先進国の経済成長において重要なのは「雇用」より「生産性」であるのが通常だ、という経済学の見解を知らないと、なかなか納得しがたい話ではあるのですが、それが経済成長における経済原理です。
周囲の国家から出稼ぎにくる労働者があって成り立つようなモデルを日本に持ってきていいんですか。
「周辺国からの出稼ぎ」を「(国内)農村部からの『移民』」に置き換えていただければ、成り立つのはおわかり頂けるかと。まあ、本質はそこではなく、現在地方経済を支えている一次産業と建設土木の低生産性(特に資本投下比のリターン)なんで、そんなことにお金使ったら資本の浪費ですよ、ってことなんですけどね。
今回の事業仕分けでの科学政策の予算削減になりそうだという件を見て「赤の女王とお茶を」というブログのこのあたりの記事を思い出した。ブログは新しい記事に注目が行きがちなのでリンクをはっとこう。
http://d.hatena.ne.jp/sivad/20070129#p1
http://d.hatena.ne.jp/sivad/20070224#p1
事業仕分けに対する意見はさまざまだけど、ネット上では悲観的な意見が多く目につくように思う。しかし
この方のようにかなり悲観的で海外へ脱出しよう、後輩も海外へ脱出させようという意見も出てきてる一方、
そういう声を受け止める必要がある。研究者はラボをでよ、街に出よう、ということだ。
『行動を起こそう』
この方のように日本の状況を変えようという声も上がってきている。
民主党の政策は、自民党時代のように市民から国の統治を丸投げなどされては困ると明確に語っている。だから、民主党の政策には2言目にはディスクロージャーやオープンの文言が出てくるのだ。
『神保哲生:検証・民主党政権で日本はどう変わるのか!<第1回>「まかせる政治」から「引き受ける政治」へ──マニフェストだけでは見えてこない民主党の政策理念を』
http://www.the-journal.jp/contents/newsspiral/2009/07/1_1.html
今回の事業仕分けには人民裁判とか文革という批判も出ているが、最悪上記の神保哲生氏の言うようなオープンネスさえ確保できていれば少なくともすぐに行動を起こすことができる。だから記者会見の開放などにこだわっていかなければならないというのも理解できるし、それができないなら民主党には退いてもらわなければならないと思った。(というよりこの状況にならって言うなら民主党にやらせなければならないと言うべきか)
【政治】 「政治の文化大革命が始まった」 民主・仙谷行政刷新相、事業仕分けの意義を強調 都内シンポで★2
ttp://tsushima.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1258070747/100n-
125 :名無しさん@十周年:2009/11/13(金) 09:31:27 ID:HUDvzAr50
いまどき「文革」の言葉を肯定的な意味で使うその感覚がわからない
128 :名無しさん@十周年:2009/11/13(金) 09:31:34 ID:fiBpAfJr0
129 :名無しさん@十周年:2009/11/13(金) 09:32:19 ID:IvCbFMO50
文革で納得した。
返答するだけで反論は許されない裁判形式の進行なのに、
成程、文革か。
143 :名無しさん@十周年:2009/11/13(金) 09:35:03 ID:+brupUy+0
149 :名無しさん@十周年:2009/11/13(金) 09:36:22 ID:1EcXO/T40
»143
民主党内にキリスト教徒とかイスラム教徒って一人もいねえのかな。
http://diamond.jp/series/analysis/10112/
ハイテク技術を吸収しやすいか否かは、文革の影響を受けた40代以上とそれ未満で大きく異なると言われている。前者は「断層の世代」とも呼ばれており、私企業、特に技術屋集団においては断層の世代の社員は非常に少ない。
これは言い方を変えれば、若手の頭を抑える年寄りが少なく、若手が比較的自由に行動できることを意味する。自由な創意工夫が行われることは経済発展に欠かせない条件であるので、もしかするとこれが今の中国の経済発展の原動力の一つになっているのではないか。(ちなみに日本でも敗戦後は混乱もあって守旧的な年寄りが退場したために企業の発展が促進された部分があると言われる。)
しかし見方を変えれば「断層の世代」にとっては企業に居場所が無いことを意味する。人的資源を有効に活用できないような状態では多少の経済発展があったところで社会全体としては割りに合うのか疑わしい。その点も敗戦で全てを失った日本と似ている。なお、日本も戦争なかりせば高度経済成長は20年早く訪れたろうと言われる。
そしてそのような状況が長く続かない。日本もかつての若者はいまや高齢者となり、若手の発想を阻害する存在と成り果てた。中国にもおそらく遠からず似たような状況が訪れるのだろう。
sorarisu0088さん、コメントどうもありがとうございます。
sorarisu0088 腰抜け野郎, 匿名(笑), バカサヨ発狂, 中国の狗 ダイアリーでもキーワード編集した際はそれに関連したエントリ書いてます。なるべくね。何をどうやるかは私の自由ですから、好きにやらせていただきますw これでよいかな?>id:islecape 2009/07/17
http://b.hatena.ne.jp/entry/anond.hatelabo.jp/20090715114840
はてなキーワードを編集するにあたって、はてなキーワード作成・編集ガイドラインというものがあります。それには次のように書かれています。
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少なくとも上に書かれたルールは守る必要があります。
morimori_68 歴史 文革の暗部は言うまでもない。問題は犠牲者数の実証的根拠。まともな出典を示すべき。南京事件とのリンクには無理あり。毛沢東はプチ・マイブームなので近いうちに。(文革の"理念"の伝播・受容の問題も興味深い) 2009/07/18
http://b.hatena.ne.jp/entry/anond.hatelabo.jp/20090715114840
id:sorarisu0088の編集には客観的でない点があるとの指摘があります。この指摘が事実とすると「客観的事実ではない内容」にあたりガイドライン違反になります。また、これらの指摘に答えずに「自由に編集」することは「悪意や嫌がらせを目的とした内容」、場合によっては「自分にしか意味がわからないなど、他の人に理解できない内容」にあたり、これもガイドライン違反になります。
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id:sorarisu0088は「何をどうやるかは私の自由ですから、好きにやらせていただきますw」と発言しています。
sorarisu0088 いちいち慇懃無礼なクズだな貴様はw応答するかどうかもこちらの自由ですよw何言ってるのw 貴様は何様なのよwwww>id:islecape 2009/07/18
islecape メタブ id:sorarisu0088 お呼び立てしてどうも。行為としては自由でも、その主張が批判されうることと、応答責任が伴うことはお忘れなく。
http://b.hatena.ne.jp/entry/b.hatena.ne.jp/entry/anond.hatelabo.jp/20090715114840
上で述べた「キーワード編集・削除時の責任」より、id:islecapeさんの発言通り、「応答責任が伴う」のは自明です。id:sorarisu0088さんの一連の発言は説明する責任の放棄とみなされ、これもガイドライン違反です。
私たちは、過去から現在へ至る、中国共産党の民族浄化政策に基づくウイグル人の差別、弾圧、虐殺に抗議します。
6月26日、中国広東省の玩具工場で強制連行で労働に従事させられているウイグル人が、シナ人のデマが発端となる集団暴行事件に巻き込まれました。200人のウイグル人が6000人のシナ人に暴行を受け、100人が撲殺されるという恐ろしい事件が起きました。
7月5日、この事件が発端になり、東トルキスタン(新疆ウイグル自治区)のウルムチで、積年のシナの弾圧に対する抗議デモが行われました。しかし、中国政府はウイグル人の「暴行」と宣伝し、情報を統制して真実を隠しています。そして、現在、ウイグルを中心にシナ全土でウイグル人への徹底的な弾圧が人民解放軍、治安警察、それらによって操られたシナ人暴徒らによって行われています。
中国の武力弾圧やシナ人の攻撃で虐殺されたウイグル人は、5日から現在までで最大3000人に及んでいます。
私たちは、以下のことを要求します。
●中国は直ちに東トルキスタン(新疆ウイグル自治区)でのウイグル人弾圧を止めろ。ウイグル人の強制連行、民族浄化政策を止めて、思想・宗教・言論・教育・結婚の自由を認めよ。
●中国は7月7日に不当逮捕した、北京の中央民族大学副教授イリハム・トフティ氏を
直ちに釈放せよ。
●中国は1964年から1996年までの46回にもわたる核実験によって、「核の砂漠」が現出し、ウイグル人ら19万人以上が急死し、129万人以上が白血病、癌などの急性放射線障害に罹った疑いを、国際機関の査察で明らかにせよ。
ウイグル自由人権アジア委員会(7月13日「外人記者クラブ」記者会見出席者)
Asian Committee for Freedom & Human rights in Uyghur
イリハム・マハムティ(世界ウイグル会議日本全権代表・日本ウイグル協会会長)ウイグル人
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来日して、17~18年になります。内モンゴル人です。1981年の内モンゴルで起こった文革の折に学生運動をしており、今日まで人権を訴えてきました。
今も、内モンゴルから逃れて、人権、自治、独立を要求して活動している人が多数います。
チベット、ウイグルでのこの度の事態、悲劇、このようなことがいまも続いていることに遺憾の意を表します。
幼いころより常にどこかで暴動が起きていました。それが今日まで国際社会、独立、人権、自由に関心を持った人々の目に届いていなかった。こうした悲劇に会った人々は、戦い続けます。力を合わせ、国際社会に訴えていきたい。この度の(ウイグル)の犠牲者の方々には、心より冥福を祈りたい。
イリハム・マハムティ(世界ウイグル会議日本全権代表・日本ウイグル協会会長)ウイグル人
皆様ご存じのように、今回の事件は、自分の同胞が殺されたことの説明を求めるために、人々が集まったところから始まりました。それに対して、無差別発砲が為された。政府は、それが自らの責任でないとするために、世界ウイグル会議の責任にしてきた。
なぜ、学生に発砲したのか? チベットでの事件が経験になったのだと思う。
最初、少ない人が抗議し、その日は解散させられたが14日後にまた集まったところ無差別発砲があり、政府は鎮圧できると思ったがそうはならなかった。
ウイグルに政府が入って60年。自分達は静かな生活を奪われた。「何もやっていないのに、銃殺された」それを聞いて驚いて、人々が集まったところ、トラックで突っ込んで来て、17人が死亡した。そこから始まった。何もなく、漢民族に暴行したのではない。さっきまで自分と一緒にいた人が死んでしまった。そのことを受け入れられなかった。軍が気を配ることがなかった1~2時間で、中国人を襲撃した。その時に、既に軍は発砲をしている。156人死亡と発表したが、何人がウイグル人で、何人が漢人と発表しなかった。
顔がわからないくらいに損傷していた。軍はどんな武器を使ったのか?先日、184人の犠牲者と発表した。70~80%が中国人とアピールした。
私は、5日から6日までに、逃げた人以外は全員死んだと思っています。今、どこに何人いるのか、わからない。外国メディアに入ってもらい、ウイグル人がやったのか、中国政府がやったのか、第三者が入っての調査を求めた。それに対して、中国は、「これは内政問題である」と主張した。なぜ隠すのか?ウルムチに多くの記者を入れて情報を伝えているとアピールしているが、その他の地域ではインターネット、電話が繋がらない。世界のメディアにはウルムチ以外にも目を向けて欲しい。
7月8日、生産者に銃を配り始めた。生産建設団は、中国人。ウイグル人はいない。6日から7日に全員に銃を配った。町の中で銃を買う? なぜ民間人が銃を持つのか?軍しか持っていなかったのを。ウイグル人に発砲しないと保証できますか?
世界に向けて訴えたけど、アメリカなど西欧諸国は世界に強いメッセージを訴えなかった。「ジェノサイド(大虐殺)」とのメッセージを送ったのはトルコのみ。
ウイグル人は、世界に対する希望を失っています。これは、命だけを残したということは、堂々と死にたい。世界にこの危険を認識して欲しい。多くの中国人が世界に間違ったメッセージを送っている。全世界が、この問題の重さを認識しないといけない。
いま、イリハムさんから世界に訴えたいのは「中国にやりたい放題のことをやらせてはいけない」ということ。世界の人が第二次世界大戦のホロコーストを悪と認識している。
ICJ、国際司法委員会は、60年代にチベットでの中国共産党の行為に、「大規模虐殺があった」と判決を下している。トルコの首相も、(それを)「大虐殺」と明言している。1989年3月、ラサで軍による弾圧があった。6月4日、天安門事件が起きた。軍が民衆に銃を向け弾圧した。こうしたことには世界が抗議をした。
中国のチベットに対する先般の虐殺への抗議も、このところ下火となった。
そうした時に、ウルムチで大虐殺が起こった。イリハムさんが言うように1000人以上の人が犠牲になっている。チベットの先般の虐殺でも中国は20名と報道した。180数名の名前、性別、年齢まで報道されたにもかかわらず、世界は世界第三位の経済大国からの情報をそのまま流した。
世界の人は、全ての人々を平等に扱うべき。白人であっても、黒人であっても、ユダヤ人であっても、チベットやウイグル、モンゴルの人であっても、命は命と普遍的価値として等しく扱うできです。
先程からイリハム氏が言っているように、世界の人々が無関心である限り同じ罪を犯している。この度、ウイグルの人と連帯し、世界の人達に対して、このまま中国に対して何の咎めもなく許すなら、この世界から正義がなくなる。
私達が訴えている相手は、世界67億の良識です。世界に対して「自分たちの同胞である。自分の家族が子供達がそのようなことになったらどう思われますか」と訴えている。これから、このようなことが台湾に起こるかもしれない。チェックせずにほおっておいたら、この流れが広がる。米国大統領は、核の非拡散を訴えている。核は人間がつくり、人間を破壊する。同陽に、いま、中国という国が人間の命を命とも思わない、嘘も100回言えば本当になるというようなことを許せば、正義のない社会がこの地球を包むことになると危惧している。そういう意味で、今日が、世界の人々の良識を覚醒する日としたい。
元中国人の石平と申します。日本人になっていますが、漢民族です。今回の事件のこと、そしてこれまで60年、チベット、ウイグルなどへの侵略行為に対して、心よりお詫び申しあげたい。
私も当事者です。20年前、天安門で戦った。中国共産党政府が軍まで出して、学生を手当たり次第に殺していく。そのことに憤りを感じた。絶対に許してはいけない。
しかし、今回は、中国政府に対して、天安門の時のような国際社会の批判が聞こえてこない。理由は、中国共産党政府の情報戦略にある。事実を隠し、違ったことを公表した。
ウイグル人が漢民族を暴行したイメージを作った。目的の為には、手段を選ばない。
こうしたやり方は、欧米ではマフィア。日本ではヤクザ。中国では共産党のやり方だ。
最初から死の弾圧を加えた。
7月12日の朝日新聞の朝刊は、こう報道している。「でも最初は平穏だった」
住民の証言です。ウイグル人は、平和的にデモを行った。警察―と言っても中国は日本と違って武装警察です―は、水平に銃撃をした。これは、虐殺。
有無を言わせず、警察が銃を発砲し、暴動となり、さらに軍が攻撃した。それが今回の粗筋であり、真実ではないかと思う。
中国共産党が残忍極まりない虐殺を行った。国際社会は糾弾しなければならない。黙っていれば、中国共産党に「何をやってもいい」という間違ったシグナルを発することになる。
国際社会の弱腰が世界にマイナスの影響を与える。かって、ヒトラーが何をやっても英仏は当初黙認していた。それが第二次世界大戦となってしまった。内部の弾圧にも、対外的な侵略、拡張政策に対しても、断固とした姿勢を示すことが世界の平和を保つことに繋がる。世界の政治学者に「あの時に、断固として対応していれば」と書かせるようなことがあってはならない。
【 質疑応答 】
質問者:中国胡錦濤主席がG8から帰国した。一部には、昨日のデモなどでも中国共産党政府を崩壊させないと問題解決にならないとの見解もあったが石平氏はどのような見解か?
石平:中国共産党には、崩壊して欲しいが、すぐに崩壊することにはならない。
しかし昨年からの一連の事態の発生は中国共産党政府にとってたいへんな事態となっている。国内暴動も起きている。これらの全体の動きからすれば、チベット、ウイグルに対処するよりも国内情勢に対応しなけらばならない。13億の漢民族だけでなくチベット、ウイグルの土地も奪って中国としていることが時代錯誤で、彼らの妄想。故に、いずれ崩壊するが、そのプロセスでいろいろなことが起こると思う。中華帝国の崩壊は、これ以上いいことはない。その可能性は大きい。
イリハム:ウイグル地域で起こっていることは、インターネットでわかるようになった。
中国人の暴動で、あれだけの軍を派遣することはない。ウイグル人だと、あれだけの軍を派遣している。世界には、そのことに注目して欲しい。
いまは、もう信じているのはアラーの神だけ。
イスラム世界も信頼したが、彼らも何もしてくれなかった。自分の国民を退避させるだけしかしなかった。アメリカやヨーロッパからも強いメッセージは来なかった。
258万の生産建設団、50万の軍隊、こうした勢力が、ひとりが数人を殺せば、中国政府は800万のウイグル人は、すぐに全て抹殺できる。
私は、最後に、死ぬ時、何もできなかったとしても、「ウイグル万歳」とそう言って死にたい。
統一日報ミゾグチ:(世界に訴えたいことは、という主旨の質問であったと思う)
イリハム:中国政府がアラビア世界に対して、9・11以降、ウイグルなどを「テロリスト」「反政府主義者」というレッテル貼りに成功した。
もう、信じているのはアラーの神しかいない。金曜日の礼拝は、一週間でイスラム教徒にとって一番大切な日。アラーの神の家に行ってお祈りを捧げる。この日、イスラム教徒は、懺悔する。そして家族の、国民の、民族のそして世界の平和を祈る。
60人の(ウイグルの)女性、男性が、BBCの記者の目の前で、武装警察が殴って、紐で縛って連行された。でもアラブ世界は何のメッセージも発信してくれなかった。
これでは、BBCの記者の前で、(ウイグル人は)殺せると思います。なぜなら、それを世界が批判しないから。世界からのメッセージがないから。
イスラム教徒である前に、我々は人間なんです。私の声を、イスラム世界に聞いて欲しいです。
ペマ: イリハムさんの気持ちはよくわかります。でも中国共産党は、チベット、ウイグル人が、中国の挑発に乗ってくることを待っている。
中国共産党の崩壊の前に、殺されてしまうのではないか、同化されてしまうのではないか、この危機感はよくわかります。しかし、この度のことは、長い間起こっていたことのひとつの局面に過ぎない。
「観光のアトラクションとして行え」というような民族を挑発するような事を、中国共産党はやってきて、多くの人が衝動的に、私の故郷でも「ダライラマ万歳」と叫んで捕まり、家宅捜査をされたりしている。そこに私の家族の写真などが出てきて、「外と繋がりがある」と監視をされたりしている。軍が、そのように押さえつけているのです。イメージ戦略がある。チベット人、ウイグル人が暴動を起こしているのだというイメージを作りたいのです。でも現実は、チベット人やモンゴル人、ウイグル人が中国に入っていってるのではない。中国人が入ってきているのです。チベット自治区の総督の言葉で、我々ははっきりと認識をしたのです。何と言ったか。中国人に「家に帰りなさい。敵は、私達が対処する」そう言ったのです。我々がどのように扱われているのかが、ハッキリと分かりました。
「チベット青年会議はテロリストだ」と、そういうレッテル貼りをしている。
私達は、神様への希望を持っている。それしかない。同時に世界の良識にも希望を持っている。その世界の良識に我々は訴えたいのです。
死者は500人以上に達した模様・・・しかし新華社筋は156名死亡と情報操作
「7.5ウルムチ事変」と後世の史家は名付けるかも知れない。
暴動に発展したウィグル人の怒りは文革以後最悪の被害をもたらした。
世界ウィグル人会議(議長=カディール女史)が呼びかけた平和裡の抗議集会は、混入した過激派や公安のスパイなどの策動によって暴動となった。日頃の漢族に対する鬱積、不満、憎悪が一気に爆発し、多くの一般ウィグル人も加わったためだ。
新彊ウィグル自治区の省都=ウルムチは人口230万人、漢族が七割をしめ、経済の90%を支配する。
新彊ウィグル自治区そのものは原油、ガス、レアメタルの宝庫。砂漠は核実験場として無造作な実験を繰り返し砂漠の民、およそ十九万人が被爆して死亡している。
ガス、原油は漢族によって「盗掘」され、これもウィグル人から見れば、自分たちの財産が不当に収奪され、利益は漢族が独占している構造となる。侵略者としての漢族、宗教弾圧者としての漢族、支配者としての漢族。
したがって父祖の地を自分たちの手にもどそうとする独立運動が起きるのは当然であり、「東トルキスタン」としての独立を求める主流派と「ウィグルスタン」としての独立を求める派、さらにはアルカィーダに走る若者のグループがある。
中国はこれらを「分離主義」として、あたかも犯罪者のごとく扱ってきた。
7月5日夕方から発生したウルムチ暴動は、官製情報によっても、死者156名、負傷800名、パトカー二台、タクシー10台、公共バス190台などが焼かれ、106軒の商店や民家が放火、損壊被害にあった、という(日本マスコミ大手は新華社発表の140名死亡という数字を使っているが、BBC、フィナンシャルタイムズ、NYタイムズなどは156名としている)。
中国政府は外国人特派員のウルムチ入りを禁止せず、いやむしろプレスセンターを設置して情報の一元管理、官製情報だけをあたえ、インターネットは切断されている。
中国は「ウィグル独立過激派による暴力」というイメージを外国プレスに宣伝しているが、ワシントンのカディール女史は暴力を根底から否定、ミュンヘンに本部のある「世界ウィグル人会議」も、暴動の原因を否定し、あくまで平和な行進を呼びかけたに過ぎない、としている。
暴動は伊寧、ホータン、カシュガル、アクスなどにも飛び火した模様だが、軍四万が動員されたという以外の情報はいまのところない(7日午前五時現在)。
ウルムチでは王楽泉・党書記が「企業の三日間の休業」を命じ、ただちに戒厳令を敷いた。以後、情報が管理されるため、正確な数字の把握は不可能。血の弾圧が開始される。
もし本当なら二億四千万人がメンタル・ディスオーダー(精神障害)となる。
ヘラルドトリビューン紙にでた、その記事はあまりに小さく見逃すところだった。
6月17日付け同紙は「中国では成人の17%が精神障害を煩っており、従来の報告で中国の精神患者は1%からせいぜい9%とされた(1984-2004年の調査)が、これらの数字をはるかに凌駕する脅威のデータが飛び出した」。
コロンビア大学と北京、山東、浙江省、青海、甘粛省の精神病医師らが協力し合い、実に16000名の精神科医が、63000人の住民に面接調査したものを『LANCET』誌がまとめた(同誌は世界四大医学雑誌のひとつ)。
http://www3.kmu.ac.jp/medicine2/topics/lancet.html
この調査はロックフェラー財団などの支援で国連WHOが財政支援をなした本格的調査である。
地方の患者の多くは精神病院に行ったことも精神科医にかかったこともなく、僅かに8%が診察を受けたことがあると答えた。
患者は、とくに地方に多く、強度のアルコール依存症、酒乱が40歳以上の婦人にもみられる。ただし、調査では近年の都市移住者のメンタルイルネスに関して詳しい報告がない。
中国では文革前後、とくに共産党幹部で失脚した階層に精神障害が頻出し、華国鋒も治療したという説がひろく信じられた。
中国の有名な精神科医で米国に研修留学にでて、一年後に台湾へ亡命した張文和氏を亡命先を尋ねてインタビューしたことがある。
張医師は「精神病の原因はメランコリーと猜疑心が二大要素。だから文革のようなショックが尾を引く」と言い出した。
そのうえで「中国では精神病棟は設備が劣悪なうえ、鍼灸と漢方で治療していた。米国では電気ショック療法が広く用いられ、これを中国式と併用した臨床実験で有効な治療結果が多かった」と語った(詳細は講談社『現代』に掲載後、拙著『中国の悲劇』天山文庫に所載)。
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清朝崩壊のキッカケとなった辛亥革命は1911年。かくて生まれた中華民国は間もなく四分五裂。混沌・混乱の時代を経て、共産党一党独裁(というより毛沢東王朝)の中華人民共和国が建国されたのが1949年。
つまり40年にも満たない時間の中で、中国人は封建帝国、民国、人民共和国の3つの異なる政体に身を委ねざるをえなかった。
この三代を生き抜いた《怪人》の筆頭は政治家ならダントツで毛沢東、知識人なら陳寅恪。この本は、その陳寅恪の栄光と悲劇の生涯を描く評伝だ。とはいうものの陳寅恪といったところで、その名を知る日本人は皆無とはいわないまでも、限りなく少ないことだけは確かだろう。
中国語で怪人とは、たとえば「怪人二十面相」という言葉から連想される“怪しい人”という意味ではなく、己の信念を実現させるためには天下を敵に回しても構わないという鋼鉄の意志・執念の持ち主を指す。
京劇「捉放曹」の舞台で曹操は「寧可我負天下人 天下人不負我(俺は天下に叛いても、天下を背かせはしない)」と大見得を切るが、この台詞が表現する己を恃む志操こそが怪人の真骨頂。
怪人とて政治家なら権力を握れば、コッチのもの。毛沢東のように正々堂々・公明正大・勝手気侭に「寧可我負天下人 天下人不負我」の世界を愉しむことができる。
大躍進も文革も、毛の身勝手な「天下人不負我」の悲惨な結末だろうに・・・。
だが同じ怪人でも、陳は中華文明の精華たる文史(=文学と歴史)を命を賭して守ろうと任じた精神の貴族たる文士、つまり文化・文明を守護する武士だ。そこで政治家と文士の怪人の激突となる。
1953年、共産党政権は中古史研究所所長への就任を陳寅恪に要請した。
建国から4年。毛沢東が進める政策の「倫理的側面」が盲目的に賞賛され、彼の声望は一気に高まっていた。
であればこそ、そのポストは“毛王朝の貴族”への道を確約するもの。
だが陳は!)マルクス・レーニン主義を信奉しない。!)そのことを、最高権力者が公式に認める――を所長就任条件とした。
文史という中華文化の根幹を支える学問領域には権力者であれ容喙を許さず。文士の怪人たる陳は決然として「天下人不負我」といい放ってはみたが、そんな“我侭”を認めるほど政治の怪人は甘くはない・・・冷徹・峻烈・酷薄・残忍・非情。
50年代後半から文化大革命へと続く疾風怒濤の政治の季節の中でも、陳の志操は挫けない。
広東の中山大学に在る彼は、広東を中心に中国南部で強い影響力を発揮していた陶鋳の厚い庇護を受け研究と教育の日々を送る。
陶からすれば、陳は食客ということか。失明、大体骨骨折による両足切断の悲劇にもたじろがない。
全ての中国古典の一字一句まで刻み込んでいるような彼の頭脳が研究を止めることはなかった。ほぼ寝たきりの彼を支えたのは妻、助手、同僚、看護婦――すべて女性である。
怪人は硬骨漢。
だが朴念仁にはあらず。
頼みの綱の陶鋳が文革で失脚し、紅衛兵の攻撃は堰を切ったように激化。スピーカーのボリュームをいっぱいに上げ耳元で悪罵を浴びせ続けると、陳の「全身に震えが来て、ズボンが小便でぬれて」しまう。
窮状を訴えるが、紅衛兵からの反撃を恐れる大学当局は取り合わない。
69年、惨死。79年の生涯だった。清末光緒十六(1890)年、湖南省長沙の産。
陳のような知識人を産み育て生かし尊敬し畏怖しながらも、とどのつまりは笑殺、やがて封殺・謀殺・愁殺・・・中国の社会は、そうやって続いてきたようにも思えるのだ。
張霞は毛沢東の遺体が収められている毛主席紀念堂に勤務する女医。
夫は香港生まれの台湾育ちで香港証券公司北京事務所首席代表。たまたま2人は留学先のハーバード大学で知り合って結ばれた。
現在の住まいは北京の超高層マンションで子供はいない。彼女の父親の張豪は、北京を中心に超高級大型マンション開発を次々と手がけるやり手不動産デベロッパー。
祖父の張軍は毛沢東から強い信頼を寄せられていた身辺警護責任者。共産党長老であればこそ、様々な恩典を享受している。
いわば歴代共産党政権の“いいとこ取り”を享受する典型的な老壮青三世代一家。毛主席万々歳で改革・開放もバンザイだ。
ある冬の日の午後、アメリカ人の友人に誘われ北京郊外でゴルフを楽しんだ疲れからだろう、毛主席紀念堂2階の執務室で英文で書かれた『この目でみたソ連解体』を読みながら、彼女は寝入ってしまう。
どれほどの時間が過ぎたのか。ふと彼女の耳に、コツコツと怪しげな音が。夢か現か。目覚めた彼女が階段を降りて音のする方へ向かうと、ケースに納められた毛沢東がカッと目を見開き、ジッと彼女に見入る。
20数年の眠りから目覚めたのだ。彼女は祖父に連絡し、誰にも知られることなく祖父の家に毛沢東を案内する。
毛沢東を長患いがやっと癒えた書家の文潤之に変装させ、張霞と張軍が連れ出す。
先ず北京の街をドライブだ。因みに文は毛沢東の母方の生家の姓で、潤之は毛沢東の号である。
張豪が自家用車を2台持っていることを知るや、毛沢東は「断固として改めねばならない資本主義的傾向だ」と、いきり立つ。
毛沢東の目の前に車庫から引き出された「桑塔納(サンタナ)」のハンドルを握っていたのは張霞。
「若い娘が車の運転か」と怪訝な顔つきの毛沢東に、彼女は「英語、コンピューター、車は今時の中国の若者にとって当たり前よ」と追い討ちをかける。
「20年ほど眠っていたが、まるで1世紀も後れを取ってしまったようだ」と嘆く毛沢東。サンタナはドイツのメーカーと合弁で上海で生産され、目下の中国では一般的な大衆車だとの彼女の説明に、「自力更生。独立自主という我が国工業政策の大方針に真っ向から違反している」と、トンチンカンにも心の底から不満をぶちまける。
北京の街並みは一変し、文革当時の面影は皆無。「M(マック)」や「KFC(ケンタ)」の看板に驚き、若い男女の派手な服装に眉を顰める。繁華街を歩く彼の手に若い娘がパンフレットを手渡す。
「文革の宣伝ビラ。それとも中央トップの講話かな」と喜んだのも束の間。高級マンションの宣伝ビラだった。
落胆頻り。自分と共に、周恩来、劉少奇、朱徳の横顔が並んで印刷された100元紙幣を手にし、「劉は党内外の一切の職務を解任され永遠に党籍を剥奪されたのに、なぜいま、多くの人民が使う紙幣に印刷されているんだ。
これは文革をひっくり返そうという陰謀だーッ」と激怒。当たり前の話だが、まさにKYの極致。
以後、故郷の韶山を訪ねては資本主義的変貌に驚き、蒋介石、江青からフルシチョフまで因縁浅からぬ人々と再会し論争し往時を語る。
ついには彼のソックリさんに見間違えられ公安まで出動する羽目に・・・。
暫しの眠りから目覚めた彼女は慌てて一階へ。やはり毛沢東は、目を閉じてケースの中に横たわっていた。
だと思ってる。喫煙者はむしろ被害者だよね。非喫煙者も、人生のどっかでたまたまタバコに手を出していれば、あっさりニコチン依存になってタバコをやめられなくなってたかもしれない。その辺想像力足りん非喫煙者が多いなとは思うよ。喫煙者の多くはタバコをやめたがってるのにやめられないわけだし。
http://anond.hatelabo.jp/20081013145121
ところで、挙げられている中で問題行動だと思えるのは人格批判だけしかないのだが……。煙で苦痛を味わわされていることを表明したり、事実を語ったりしていったい何がまずいの?
ナチスやら文革やらは、喫煙者を相手にそれを言う人間っているのか?って感じだし(タバコ産業相手ならわかるよ。タバコは年間540万人を殺しているので、数字だけ見れば
以外の何者でもない)。
それでも嫌暴力家にはなりたくないと思う。
暴力を嫌いな人の中には、異様なまでに自分が暴力をいかに嫌いかということについて熱弁を振るう人がいる。
某所でヤンキーに蹴り飛ばされてどれほど嫌な思いをしたかについてまくしたてたり、
暴力を容認する害についてあれやこれやとデータとか割れ窓理論とかを喧伝する。
さらにエスカレートすると、暴力を振るう人の人格批判までし始める人がいたりする。
自分は傷害事件を起こしたという理由だけで無視したり誘いを拒否する、ということを人前で平気で語ったり、
あまつさえナチスの虐殺や文革の実行者と同列に扱うような輩までいる。
やはりこれだけは言わせてもらいたい。
こうした嫌暴力家は非常に醜い。
(さらなる改変ネタも募集中です)