はてなキーワード: 大手病とは
14卒予定、内定出ません。
自分が頭が悪いことも能力がないこともわかってるから、簡単に内定をもらえるなんて甘い考えはこれっぽっちもなく、自分で言うのもなんだけど真摯に就職活動をしてきたつもり。
受けた企業は100社以上。
大手病だったわけでもないと思う。
ここまでくると、自分は何処かに欠陥があるとしか思えなくなってくる。
勉強は好き。
だから大学の授業は真面目に受けてきたし、試験勉強も楽しくやってきた。ゼミも頑張った(つもりなだけかもしれないけれど)。
部活もやってた。
ボランティアもやった。
それなりの大学生活は送ってきたつもり。
地方に住んでるから、就活費用は50万をこえた。自分でバイトで貯めたお金。
もう、辛い。
ES書いて書いて書いて書いて
落ちて落ちて通って落ちて落ちて落ちて通って
面接落ちて落ちて落ちて落ちて落ちて。
街を歩くと、色んな人がスーツを来て社員証ぶら下げてランチをしていた。
みんな働いている。
Twitterなんかでは「仕事いやだな。でも頑張る」が氾濫してる。
みんな働いているのに、自分は働けない。
働きたいのに。
働きたい働きたい働きたい。
どんなにゼミやバイトで褒められても部活で成績残しても「でも自分は内定の出ないダメなやつ」と思ってしまう。
多くの14卒生がもらっている「一緒に働きましょう」という言葉。自分にそう言ってくれる人はいない。
よく考えてみれば、ゼミやバイトで褒められたり部活で成績残したりしたのは、自分が頑張ったからで、そんなの誰でも出来ることだ。
やった分の成果が出ることなんだから、別に大したことじゃなかった。
でも面接を経て「一緒に働きましょう」と言ってもらえるのは自分の頑張りだけじゃ足りない。
相手に「この人と働きたい」と思ってもらうことが出来ない人間、イコール自分。
それなのに死ねない。
辛いのに死ねない。
まだ頑張れば幸せになれると思ってる。
なれるわけないのに。
でもまだ頑張れるし頑張りたい。
希望を捨てられたならどんなに楽だろう。
中小が経験者や資格スーパーマンしか採らないから大手に絞っているという事も考えられないかと思う。
大手ほど新卒のような就労未経験者を採ってくれる会社はないし、そのために教育制度や人事考課にかなりの予算を費やして人事教育を施している。
けれど、中小は規模が小さくて景気の波に常に悩まされているから人事教育にお金を費やす事ができない。
それだから経験者や資格スーパーマンを積極採用するものの、大手ほど新卒者受け入れ体制が整っていない現状がある。
つまり「大手ばかり狙わず中小に行け」という忠告は本当は間違いなのだ。
中小に行くのが厳しいのは、明らかな職場引き継ぎであり、それ以外はいわゆる3Kで肉体労働中心の本当に誰にでも出来る仕事という事でやりがいも魅力もない。
給与のピンハネやサビ残、不透明な組合費など労働水準が低い事もよく見る光景だ。
業界にもよるだろうけど、どこの業界も大手以外はいつ倒産してもおかしくない状況も相俟って中小に行く事が如何に無謀なことか。
不人気と言われている業界ですら、他業界であぶれた人がそっちに行くから飽和状態でとても人員を割く余裕がないし、中小は中小なりの経営方針で
例えば同族経営だと不透明な予算運用や旧態依然の丼勘定のために人材採用にお金を掛けない事も考えられる。
画期的なシステムの効率化も中小にしてみれば、会社のやり方に逆らう不良社員だとレッテルを貼られパワハラが横行するものだ。
そう考えると、そうした悪循環が待ち受けている職場に行って新卒枠をわざわざ潰したい人もそうはいないはずだ。
そうした背景や昨今の倒産速報、株式動向から安定性を求めて安易に大手を狙うのは実は間違いではない。
むしろ、状況が好転しても変わらない中小に行く方が自殺行為に近い。
それで新卒枠を消滅させる位なら就職留年という道もあるわけだ。
また大手に落ちまくったからといって大手は絶対落ちるわけではなくて、時勢とか運とかそういう些細な事が重なっただけに過ぎない。