はてなキーワード: プロモーションとは
洋楽が好きなので、全米音楽チャートやリリース情報などをよくチェックしてるけど、
アメリカじゃリリースされていないCDが日本でだけリリースされていたりする。
なんでだ? もちろん、日本で制作したのでもないし、日本独自のベスト盤とかでもないやつだよ。
それって、大体がやや落ち目気味のアーティストか、裏方長年やっててデビューした人なんだ。
もしかして、
一時期とても人気があって、でも今は落ち目。または、売れるかどうか未知数のアーティスト。
↓
でもレコード会社との契約があるからCDはリリースしなくちゃならない。
↓
↓
↓
という図式なのではないか?
ビヨンセってメジャーだけど、彼女の新譜のアメリカでのセールスは、先週までで30万枚弱くらい。
日本ではこーんな小さな島国なのに、さらっと何万枚も売れちゃうし。
以上はただの憶測だけど、以前から不思議に思っているのだ。
なぜ日本でしか出ないのがあるのだろう?
モーリー:i-morley、今日は久しぶりにジャーナリストの津田大介さんにお話を伺おうと思います。よろしくお願いします。
津田大介:よろしくお願いします。
モーリー:最後にインタビューさせていただいてから、かなり著作権世界とかネットのカルチャーがまた激変している感じなんですけれど。
津田大介:そうですね。変りましたね。いちばん変えているのは、ボク自身二年とか三年ぐらい審議会に参加して思ったことなんですけれど、実際審議会で、インターネットでこのような問題、著作権の問題が起きているので対応しましょうと審議会で二年とか話すわけですよね、話して問題が出てきましたと、こういう問題が生じていますよということがおきて問題確認で終るという審議会もかなり多くて、じゃあ次は来年以降の検討課題ですねみたいに終るのも多くて、そうじゃなくてこれをこうしましょうということが決まったとしても実際に法律が施行されるのはその翌年の国会に提出されて、国会で決まりましたと、その次になります、と。やっぱり三年とか四年のタイムラグがあるんですよね。
モーリー:うーん!
津田大介:だから、いまネットで起きてるそういう問題と言うものに対して、なにかしらの対応策と言うものを考えましたといって実際に法律が動き出すのに、三年後とか四年後とかだったら、モーリーさん逆に四年後のインターネットってわかります?って言ったらまったくわかんないじゃないですか。そういうのが実際に法律を作る現場とか審議会で行われているということが、すごいこのギャップはひどいなあと思いましたね。
モーリー:どんなに早くやっても三年後にしか法律は変らなくって、その頃には状況が全然違っている。
津田大介:ほんとに最短で二年、三年後とかですから。だから例えば今回ぼくが参加していた審議会で違法コンテンツのダウンロード、ダウンロードすることを自体を違法にしましょうというのがほぼ決まりそうなんですけれど、決まりそうといっても今年のいま開かれている通常国会で法案が提出されて、それが施工されるのが来年の1月とかですから、来年の1月にようやく法律が変るみたいな世界ですから。それにいま政治情勢が非常に不透明じゃないですか。そうすると法案を普通に提出するような三月とか四月の時期にもし選挙があってその辺が混乱とかしたら、もう本来提出されるはずの著作権の改正案というのはとんじゃうんですね。とんじゃって今年の九月の臨時国会に行くか、もしくは来年まで国会までとばされてしまってあと一年法律の施行が遅れるということがあって。
モーリー:もう一年さらに現状とのギャップが広がるということですよね。
津田大介:政治状況でそういうことが平気で行われてしまうというのが、政策ができていく過程なので、それはぼくらの専門的な分野の知財とか著作権ってあんまり政治の争点にならないんですよね。民主党と自民党とそんなに大差があるわけじゃないので、そういう意味では提出されればだいたい通るんです。提出されれば官僚が文を書いて通して、そのまますんなり国会を通過して変るんですけど、でも逆に言うとそういう政治的な争点にならない法案というのは後回しにされちゃうんです。政治だからいまみたいに非常に混乱している状態だと、特にいまは衆参がねじれちゃってますから、そうすると法案が非常に通りにくくなってしまうので、そうすると予算とかが一番重要な法案で、あとは特措法の問題とか、そういう重要な問題があるとそっちが紛糾しちゃうんでそっちに時間をかけてしまうので、そうすると著作権みたいにある種国全体からみたいら優先度が低いというかどうでもいい問題は後回しにされるんですね。後回しにされて、官僚のほうにもいまはほんとに政治が混乱しているから重要で無い法案は提出するな、どうせ否決されてしまうだけだからみたいなかたちになってしまうので、そういう状況も法律ができるのを遅くするのに拍車をかけているということがある。
モーリー:津田さん、私がやってるポッドキャストなんですけど、最近かなり人が増えてまして、そろそろ累計登録人数が50万いきそうなんですね。
津田大介:ほー。すごいですね。
モーリー:ということは、かなり著作権とか、かなりディレクトリの奥の奥にあるような話を原点から知らない人が多いんですよ。いま一番津田さんがやばいと思っている、あるいは一番つらいと思っているトレンドをまず解説していただけると。
津田大介:ぼくは最近著作権関連でインパクトがあったのは、ユーチューブなんですよね。去年の11月ぐらいにユーチューブが横長になったのってご存知でしょうか。
モーリー:ああ、なんか長くなったような気がする。
津田大介:いままで4:3で画面が小さかったんです。320ピクセルと240ぐらいで、ある意味ユーチューブのいままでのいいわけみたいになっていたんですけれど、ユーチューブってネットの動画とかテレビ番組とか、売り物が全部勝手にコピーされる違法行為の温床になっていたんですけれど、ところが突然横長になってさらに画質が滅茶苦茶良くなったんですね。
モーリー:ふーん。
津田大介:H264という非常に、実際にブルーレイとかでも使われている高圧縮のコーデックに対応して、いまユーチューブはフル画面で見てもかなりきれいに見れるようになってるんですよ。走査線のもともとのファイルが良ければ地デジ並の画質でユーチューブがフルスクリーンで見れるみたいになってきてて、それが去年の11月のリニューアル。
モーリー:マイナーコンテンツばかり見ているせいかぜんぜん良くなったという印象が無いので。(笑) もとが悪いものばかり見ているから。
津田大介:そうなんです。そういうところが結構ユーチューブが変り始めていて、それまでやっぱりユーチューブが質が悪いから見逃してもいいじゃんみたいなある種言い訳が成立していたのが、今は成立しなくなりますよね、そうなると。よくコンテンツホルダーとかが許したなあと、怒んないのかなあとかそういうのがあるんですけれど。ぼく自身は結構ユーチューブの著作権問題ってこれからあまりたいした問題にならないんじゃないかなあというフェーズに入ったと思っていて。
モーリー:ユーチューブにとって?
津田大介:そうですね。
モーリー:ああ。
津田大介:というのは、去年から、ユーチューブに最近よく見るんですけど、ユーチューブに最近広告が入ってるんですね、動画とか見てるときに。
モーリー:うざいです。
津田大介:うざいんですけど、あれがやっぱりすごく著作権問題を解決する切り札になっているところがあって、実際に権利者の人が権利者用にちゃんとIDを発行していて、「もし権利者が違法行為を止めたいんだったらおまえらがオフィシャルに動画を提供しろ」ということを言い出したんですね、去年から。それでフィンガープリントという技術を使って公式の本物の動画をきみらがアップしてくれれば、その本物の動画を一部切り出したりとか、音声とか動画のコマとかををぜんぶ照らし合わせてコピーを全部判別します、という技術が去年ぐらいからどんどんそれが進化していて、実際にその権利者の人のIDでログインしていたところを見ていたところがあるんですけれど、それで自分のコンテンツを違法なものを探すってところをワンクリックでガーッって50とか10とか出てくるんです。それで権利者がそこで、昔だったらじゃあこういうものは認めませんよ削除しますって、全部にチェックを入れて、
津田大介:ユーチューブのメールブラウザ上で、権利者用のツールが裏側に用意されていて、削除すると全部落とすことができたんですけれど。
モーリー:へー。
津田大介:ただ、それが二年ぐらい前の話なんですけれど、去年の春ぐらいから状況が変ってきて、もしこれで、落とすこともできるけれど、べつに黙認してもいいじゃん、その方がプロモーションになるってものもあるのでそういうものは黙認してもいいよっていうオプションと、あと最近広告を入れてその広告から得られる収入をユーチューブとあなたがた権利者でシェアしましょうよというオプションが去年の春ぐらいからできているんですね。それが結局功を奏しているみたいな感じ。そうするといままでだったら違法で全部落とすんだったのが、それが違法な動画だけど広告つけちゃってお金にかえるということが権利者が主体的に選択できるようになったので、それを日本のコンテンツフォルダーの角川とかやっていて、このまえの報道だと自分たち角川が認めた違法動画に広告をつけて合法化することで月間で一千万円の収入が入ってきたという話しだったんで、そういう意味で言うと、向こう側からして見たら権利の上手い転がしみたいのが自動で出来るようになるんですね。逆の言い方をすると、ユーチューブがジャスラックみたいに著作権の処理を行う場所になっているという。そうすると角川がそういう態度を、角川が著作権を持っている著作権コンテンツをユーチューブにアップするというのは、いままでは違法行為だったんですけど、角川はデキがいいものだったり、角川にリスペクトがあるようなMAD動画とかだったらそういうんであれば認めるらしいぞという方針を出していると、作る側も逮捕されたりするリスクが無くなるわけですよね。
モーリー:あの、逮捕ってまだあるんですか?
モーリー:ええっ? 著作権で?
モーリー:たとえば、売り物になっているのをそのまんまなんら変らない状態で安く転売しているっていうんだったら海賊版だから逮捕っていうのはわかるんだけど、ただ乗せただけで逮捕っていうのはあるんですか?
津田大介:一番最初にそれが日本であったのが、動画投稿サイトだと多分2005年だったかな。ファイナルファンタジーのアドベントチルドレンっていうCGの映画があったんですけど、スクエアエニックスに。あれがユーチューブが買う前のグーグルビデオという似たようなサービスをやっていて、あそこでDVDからリッピングしたデータをそのまんまあげてた日本人ユーザーがいたんですね。そしたらそれでスクエアエニックス側がそういう売り物が全部見れるようになったのはとんでもないっていうんでユーザーをつきとめて、逮捕寸前まで行ったんですけど、ユーザーが反省しているということで罰金を払うことで和解をしたっていう事件があったんですけれど。
モーリー:民事ならわかるんですけどね、損害賠償だったら、それだけでもキツイと思うンだけど、刑事ですか?
モーリー:はあー。
津田大介:MAD動画みたいなもので逮捕というのはなかなか無いですけれど、実際に売り物をネットにあげているということで逮捕と。
モーリー:そのまんま頭からお尻まで買わなくて済むような目的だけという感じの?
津田大介:そうです。そういうのはありますね。ただ、実際に逮捕までいくケースは二種類なんですね。逮捕する前に、いきなり逮捕というのは結構少なくて、プロバイダーとかのいろんな開示請求とかをして、ユーザーに警告がいくんです。警告をした時に意図的にそれを無視するような悪質なユーザーか、もしくは匿名のプロバイダーをどんどんいろいろ使って逃げ回っているような悪質性の高いユーザーは、GOサインが出て逮捕されるっていうケースがあるので、だいたいどっちかなんです。だから無邪気にとりあえずアップロードしていてそれでいきなり逮捕というケースはまあ少ないです。
モーリー:ふーん。階層別っていうか、道路の車が早く走るレーンと遅く走るレーンみたいにすごくスピード差みたいのを感じてまして、今日もまたウィニーで大変だったみたいで記事をネットで読んだんですけど、いまだにウィニーってまだ使っている人がいるというか
津田大介:ウィニーのネットワークは逮捕者が出ると一時的にトラフィックが減ったりするんですけど、ファイル交換ソフトって昔っからそうで、逮捕者が出ると一気にガッて減るんですけど、ほとぼりが冷めるとどんどんみんな使い出して増えていくというのが。で、ウィニーのネットワークはまだまだ動いていますし、ウィニーと似たようなシェアというソフトがあって、あれもやっぱり利用者がいますからね。だからそういう人が、実際ウィニーとか使っていると非常に情報漏えいのウィルスに感染する可能性も高いし、あとセキュリティー的にもあぶないところもあるんですけど、それでもタダで音楽とかエロ動画とかを含めたいろんなソフトとかをそこが魅力で使いつづける人はまだいっぱいいますよね。
Posted by i-morley : 2009年01月16日 17:46
年末やアルバムの発売前になると必ず不幸や怪我に見舞われる浜崎あゆみ
SMAP中居くんとの偽造交際で羊水イメージを払拭しようとした羊水くみ
デビューアルバム収録曲のすべてにタイアップを取ったが、実はそれしか話題のないGIRL NEXT DOOR
やることなすことすべてが“うそ臭い”EXILE(>出来レースのレコ大受賞、乙です!w)
↑ この辺は何でもかんでもとにかくメディアに露出することで必死にプロモーションしてる感じがする。
一方、大塚愛とかELTとかDo As Infinityとかは割と放置!?
こうも力の入れ方が違うのはなぜなんだろう?
上は音楽というよりはキャラクター商売みたいなもので、下は一応音楽商売みたいなものかな。
上は音楽的にはどん詰まりだから、とりあえずいじくられて何ぼっていうのもあるのかもね。
友達から聞いた話だけど、来年出る大作のプロモーションについての会議があったそうだ。
いわゆる友達は広告代理店で働いていて、誰でも知ってる大作ゲームのプロモーションを担当している。
それも、テレビやラジオではなく、ネットのクチコミ専門の部隊だ。
深夜のマックで長々と話を聞いたのだけれども、以前は必死にブログなどを捏造していたのを、
最近では釣りとバレても商品名が広まればそれでおkという方針になっているらしい。
漫然と宣伝を書き込むのではなく、ケースごとに厚いマニュアルと、部員同士のチェックがあるという。
その部署の実働部隊は30名くらいで、ADSLを何本も引いたり、IPを変えるやり方を使って書き込み、
固定して更新しているブログで使っているIPは、絶対に自作自演では使わないというルールもあるそうだ。
一般人のブログのコメント欄に書き込んだIPと別のところで晒されたIPを照合したヒマ人がいてプチ炎上した経緯があるからだそうだ。
以下、伝え聞いたことの一部。なんだかもっと複雑なやり方も聞いたが文にするのが面倒だ。
・2ちゃんに直接書き込むと釣り確定が早まるのと、あまり長く書けないので一旦別のところに書いてそれを転載する。
・まとめサイトなどが取り上げるように転載後の掲示板では煽りと擁護の応酬を演出する。
・書き込む場所に合わせた文体にし、事前に回覧してチェック。
文体や書き込み方のマニュアルは社内に蓄積されている。
教えて○○や●●小町向けのマニュアルを最近使い、成功した例がある。
・コメント欄で、反論や信じたくない人を演出して盛り上げる。
書き込む内容については、
・友達から聞いた話、下請けの末端からの内部情報の漏れ、派遣社員の解雇腹いせ、などがキッカケであったかのようにする。
・「〓らしい」「〓と聞いた」「〓のようだ」「〓だったらどうしよう」など伝聞は明らかに伝聞として、書き手の心情も伝聞したかのように混ぜる。
・ストーリーやシステムに触れる部分については、既に雑誌に出している内容と微妙につながりがあるようにし、本当なのかそうでないかの議論をしやすくする。
・プロデューサー、ディレクターの横暴や、女関係、金遣いが荒い、取材と称して旅行三昧など、食いつきの良いゴシップ内容をからめる。
・コピー&ペーストでバイラル的に広まるように、少々頭の悪そうな文にする。
そんなことを聞いたばかりのところへ、来年出る大作についての増田の文章が出て本当にびっくりしている。
風説の流布、NDA、そんな言葉がコメントで飛び交っているから、
あいつの思い通りになっていて、きっと笑いが止まらないだろうな。
これが本当に風説の流布などで訴えられたり、NDA違反で下請け会社の社内粛正が始まってしまったらどうしよう。
代理店と企業はべったりだから大丈夫らしいけれど、女関係の悪いイメージをつけられたプロデューサーは心証悪いんじゃないだろうか。
そいつには言えないが、こういう下世話な方法で広告展開をする代理店には腹が立ってしょうがない。
友達がかわいそうだよ。お前達nあにやってんだよ?
ウェブ上の知人である女子大学生Aさんと就職活動についてある議論をしていて、意見が真っ二つに分かれた。
やりたい仕事、行きたい業界、将来の具体像、勉強している専門分野、、、なんでも良いから自ら行動して得た知識なり経験を文章にまとめて
アウトプットする事で、自分がどういう人物かを客観的に判断する材料になるし、もしかすれば就職の面接の際に人事担当者が目を通してくれて、
面接だけでは出てこない人間性をブログから知ってもらえるかもしれないという理由である。
Aさんは当初、保険業界に行きたいと言っていた。
だが、私がアメリカのサブプライムの話や、少し前に話題になったAIGの話をした途端行きたくないと言い出した。
保険業界の景気は微妙という理由で行く気が失せてしまったようだが、私個人の意見としては大きな流れを心配するよりも
もっとスケールダウンして自分がやりたい仕事に就く事の方が重要だとその時思っていた。
今回話した内容は総合職か一般職どちらを受けるかというものだった。
恥ずかしい話であるが、私はつい最近まで総合職と一般職という区分がある事を知らなかった。
一般職は定型業務をこなし、その仕事のエキスパートを目指し、総合職はその会社の基幹業務に携わって、
Aさんは総合職を希望していたが、日が経ち今では一般職へ応募しようと考えているようだ。
理由を聞くと、「転勤したくない」「定時で帰りたい」「男性社会の中プロモーションを狙う気になれない」
「総合職のスタッフをサポートしたい」など納得出来るものからそうでない事まで色々出てきたが、
幾つか先入観があるように見受けられたので本人の考えの変化を敢えて聞き入れずに、私は総合職からまずは応募する事を勧めた。
Aさんはいつも私がAさんの意見の反対を言うと思っているらしく、少しイライラしていた様で、勧める理由を手短に説明して欲しいと言った。
こういった話題を手短に説明しても、必ずどこかに誤解が出てくると思ったので、
ある商社を例にとり総合職と一般職でどういった道に行くであろうか私自信その実際は知らないが、イメージ出来る範囲で説明しようとした。
しかし、その話を聞かずに手短にと言うので、私も自宅で仕事をしながらだったので少しイライラして
「そんな態度なら総合職も一般職も務まらないでしょ」というような事を言ってしまった。
この一言でAさんを怒らせてしまい、
「自分の意見をさも正しいかの様に人におしつけないほうがいいよ」と言われた。
確かに私は聞かれてないことまでベラベラ話してしまう癖はある。
だがAさんの言う普通の大学生では無いなりに自分が経験した事を言っているので、
「そんな敵作るような言い方しか出来ない人が仕事しても誰もついてこないよ」
「上には一生立てないよ。壁にぶちあたると思う。」
Aさんは相当私の話に怒りを覚えたようだ。
「18から職種や待遇変われどずっと仕事は続けてるし、誰に対しても君の言う敵を作る言い方をしているわけではない」と言えば、
「今はうまくいっていてよかったね」
「所詮今でしょ。先の事を言っているの」
と返ってくる。
こんな不毛な話に時間は割けないので、話を整理し、Aさんは冒頭にあったブログの話を持出した。
「大手は100%みないよ(おそらく人事担当者が)そんなの、という意見をみなさんからもらいました」
と言ってきた。
さすがにこれはカチンときた。
私はAさんにブログを書く前の心構えとして、
「内容が第三者にとって興味が無ければ誰も読まない自分だけの日記になる」
「担当者が必ず見るわけでもないし、それを期待して日記を書いても意味がない」
「ブログを書いて、それを担当者が仮に読んでくれたとしても、企業側の求める人物像と合致していなければブログがマイナスになる場合もある」
と何度も言っておいた。
初め就職活動のツールとしてのブログの話をした時に、Aさんはブログがある=就職に有利と考えてるフシがあったので、
決してそういうものでは無くて、あくまで自己表現や自己分析に役立つ手段に過ぎないと再三にわたり説明しておいた。
それにAさんが聞いた人達のブログに対する「(おそらく人事担当者が)100%見ない」という意見は私の周りでいえば同意できない。
自分自身の経験として、仕事を探したり、履歴書や作品集を送る際にブログを自己紹介の1つとして紹介している。
実際全ての担当者さん達が読んでくれたかどうかは解らないが、面接の時にブログで書いた記事に対する質問があったり、
ウェブ系の面接ではブログを持っていて当たり前といわんばかりの内容だったので、数十分の面接だけでは自分をプレゼン
出来ない部分をカバーできるツールとして本当に重宝している。
こういった経緯があったので、「コンテンツを用意せずに人の意見だけで少数派の私が間違いだと思い込んでいる。
100%見ないという意見が正しいかどうか判断する前に実際ブログを書いて自分で実感してからにしてほしい」と言った。
返ってきた返事は「そんな事に無駄な時間をかけたくないんでね。」である。
私は
「ブログを書けば必ず担当者が読んでくれて就職に役立つ。ここまでしか考えずに相手が読みたくなるような内容にしようと考えようともしない」
「面倒くさいから?他にやることがあるから?」
と半ば挑発気味に羅列した。
そして
Aさん「意味が不明。わからない。」
私「(内心)わかっているでしょ」
Aさん「わからないっていっているのに、そんな所まであなたは信用してないの?」
私「俺に今までに信用あるかどうかを質すような話をしたか?」
Aさん「無いけど、普通分からないと言われたら分かりやすく詳しく説明するのが当たり前、常識人ならね」
私「それがあなたの常識なんだね」
Aさん「常識無い人は知らない。じゃあ分からないって言われたらどうするの?」
私「相手によるが、上司とか重要だと思えば教えてもらうか自分で調べてくるし、
興味無い話であればわざわざ詳しく説明してもらわなくてもいいと思う」
私「じゃあ詳しく説明しますよ」
Aさん「じゃあって何?詳しく説明しない事があなたの常識ならあなたはどうするんですか?」
私「(相手によるって言っているだろ)」
Aさん「じゃああんたの当たり前は何?」
私「君がもし説明をする側立場で、相手が興味無さそうだったり上から目線でそういう事言われても説明できる?」
Aさん「しない」
私「ですよね。ならどういう事かわかりますよね。」
Aさん「信用の質おとすこといったか?と聞いておきながら結局は自分が鼻から信用してないでしょ」
私「質じゃないよ。質す(ただす)だよ。」
Aさん「ただすって何?」
私「信用しているかどうかを確認するようなことをした?っていう事だよ。」
Aさん「よくわかんない。結局信用されていないと分かったけど全否定もするよねそれなら。」
Aさん「別にいいけどね。それならそれで。」
ログアウト
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経緯と補足 12/05 11:30
私は夜学に通う社会人学生(24)でAさんは現役女子大学生(21)。
某メッセンジャーでたまたま知り合って顔も名前も知らない間柄。
私自身新卒枠で就職活動をする予定でいる事と、専攻も年齢も違っても同じ三年生なので私が知っている事は教えてあげて、逆に現役の大学生は具体的にどんな就職活動をしているのか気になっていたのでお互い聞きあったりしていた。
この話は伏線が幾つかあって、
SPIやら筆記やらを勝ち抜いて面接で企業が求める人物であるとアピールする事が就職活動だと思っているようだ。
私は新卒で大卒が受ける就職活動は経験した事も無いが、就職はお見合いだと思っている。
その会社の求めてる人材では無ければ会社なんて無数にあるわけだから、ウェブや直に会って自分がここに入りたいと思える会社以外は相手の意向に合わせなくてもいいと考えているからだ。
Aさんは勝ち進む試験。私はお見合いのようなもの。この時点で就職というもの対する考え方が違っていた。
Aさんは確かに人の意見を信じ込んでしまう所があり、「就職活動用に名刺作らないと」と言いだした事がある。
私「作りたいなら作ればいいけど採用担当者がセミナーとかで膨大な数の学生から
挨拶代わりに学生名刺を渡されたらその人どう思うか想像してみ。」
Aさん「名前覚えてもらえるし連絡先も書いてあるから色々と便利でしょ」
私「名刺ってただの紙っきれじゃないんだよ。俺は色々なシチュエーションがあるかも
わからないけど社会人同士が対等の立場で各組織を代表して自分の身分・分野を相手に
知らせる重要なものだと思ってるから学生の分際で会っていきなり名刺交換って自分の
立場わきまえていないと思われるんじゃない?」
Aさん「だって今年内定貰った先輩が絶対必要って言ってたよ」
私「その先輩は必要だったかもわからないけど、採用担当者に会うたび会うたびに自分
の個人情報をバラまく人は信用出来ないし、立場関係理解してないと思っちゃうし、
なんか権力者に媚びてます感丸出しで気味悪いから、数回会ったとか長時間話してそれが
自分が検討してる会社であったら名前と所属学校名とか学校で使ってるメールアドレスを
書いたメモを渡す程度であとはエントリーしてから頑張ればいいでしょ」
Aさん「メモは失礼でしょ笑」
私「んーでもメモすら渡す必要も無いと思うけどね。
採用担当者だけじゃなくて、相手に興味があれば顔とか名字くらい覚えるものじゃないかな。
どうでもいいと思っていれば名刺は処分するし、顔も忘れるよ。」
数日後
Aさん「作り方がよく分かんないからやめたよ」
私「(ググレカス)」
こういった流れを幾度となく繰り返し、どんどん口調が変わってきて遂に臨界点に達したのが昨日晩のようだった。
TBより
Aさんの価値感を『正そう』としている元増田さんにも違和感が残ります。
他人を正すのは難しいと思います。
確かにその時その時では正そうと思っていっている訳では無いのだが、読み返してみるとAさんの意見を殆ど私の意見に「正そう」としているように見えるし、きっとAさんもそう思っていたに違いない。
次いで別のTBより
アドバイスじゃなくて「そうだよね、そうだよね」とひたすら承認してあげたらOK。
これは本人に一度聞いた事がある。
「俺の意見をしっかり読んでから反論するんじゃなく、少しでも自分の意見と違う事を言えば聞く耳持ちませんっていう態度をとるよね。だったら同意するしないに関わらず全て肯定したほうがいいの?」と。
Aさんは「それじゃ話す意味無いじゃん」と返ってきた。
一方通行の話合いは価値が無い事は解っているみたいだが、私が「それは違う」と思った事を説明し、それに対し「主観でモノを言わないで」と言われればなすすべが無いのが現状だ。
Aさんは「こんなこと常識でしょ」と良く口にする。
その常識さえも疑って検証して欲しいのだが、いくら丁寧に言ったとしても押しつけの一種である事に変わりは無いのでもう言わない事にした。
それは「中身がすべて」ということ。
失敗する奴というのは、はじめからプロモーションだとか、人を集める仕組(笑)から考える。
まあ、ユーザーなめてるんだよな。
人が居るから、人が集まるんだ。くらいにしか考えない。
違う違う。おもしろいから集まらんだよ。それ以外理由ないから。
つまり、人が集まらないお前のサイトはつまらないんだよ。
端的につまらないんだよ。糞つまらないの。価値がないの。Are you understand?
その現実に、どれだけ真摯に向き合って、じゃあどうしたらユーザーは楽しんでくれるかということを血を吐くほど考えられるか。
その一点だよ?人が集まらない→プロモーションが下手なんだ!じゃないんだよ?
楽しようとするなよ。たかがwebとか思ってるかもしれないけど甘くねーんだよ。
たとえば、糞の代名詞みたいなモバゲーだって、その点に関しては真剣だよ。
業種は違うが、ラーメン屋だってそうだ。
なぜ人気があるか?美味いという以外の理由なんてないんだよ。
まあ、ラーメンなんかは、個人の趣向が大きいからにわかに理解できないこともあるが、
それでも、美味いんだよ。それは認めないと。
それをなんか適当な理由探して、自分を納得させて、あまつさえ貶めるような奴は一生負け組み確定だと覚悟しとけ。
結局のところクレバーぶって、自分は特別だと思ってる奴は、何もできずまま一生を終えることになるんだよ。
その点に関しては、ほんと人生って平等だから。
まあ、蛇足だが、ブログとかで人気のあるサイトを貶めてることばかり書いてる奴は、間違いなく負け犬な。
とにかく、中身だよ中身。もっとやることあるだろ。
水村実苗氏の小説『本格小説』の副産物で、図らずも「ケータイ小説(笑)が許し難い理由」を得たので紹介したい。
(小説を読まない私が水村氏の著作を読んで見ようと思い至ったのは、梅田氏のトピhttp://d.hatena.ne.jp/umedamochio/20081107/p1に因る)
もちろん小説家が自分の人生を書いた小説、あるいは、書いたように見える小説は、どの言葉にも存在する。そしてそのような小説は、どの言葉で書かれていようと、もっともたやすく「真実の力」をもつであろう。なにしろそこには一人の人間の一人の人生そのものがある。だからこそ、小説家はどの言葉で書こうと、自分の文章を売るよりも自分の人生を売りたいという誘惑と、常に、そして永遠に、戦わなくてはならないのである。しかも私たち人間は例外なく他人の幸福よりも他人の不幸に興味を持つ。小説家が、自分の不幸を売りたいという何よりも大きな誘惑と、常に、そして永遠に、戦わなくてはならない所以である。ゆえに、小説家にとって真の不幸とは、自分の不幸を売るのが文学として通るようなところで書くということにある。「私小説」的なものが日本語で栄えるということは、日本語で書くことが、小説家が自分の不幸を売るのが文学として通るようなところで書く不幸を意味することにほかならないのであろう。
以前より私は、ケータイ小説(笑)に対して朧気ながら嫌悪感をもよおしていた。
・そもそもビッチの生態が気にくわない
・ページをめくる作業もめんどくさい
だが、理由のどれもこれも個人的の嗜好で、ケータイ小説が根本的に駄目な理由としては弱い。
が、水村実苗氏の『本格小説』の上記引用部分に触発され、ケータイ小説(笑)に決定的に欠けている点が良く分かった(と私は感じた)。
まさしく、これだ。ケータイ小説(笑)の著者(笑)は、たやすく誘惑に屈する。
自分の人生を切り売りして描くことは、水村氏が言うように、「真実の力」を得やすい。故に、並の小説家が「真実の力」を小説に込めたいがために己の人生を己の視点のまま書いてみようという安易な姿勢に堕するのは想像に難くない。
こうした誘惑に踏みとどまり<何故この小説でなくてはならないのか?>と自問し続けることができるかどうかが、小説家の値打ちを決める。
『蹴りたい背中』綿矢りさ等々(例が古くてゴメン)、若年の著者による小説が隔年間隔で大々的にプロモーション展開がなされている。
が、彼らは少なくとも<己の部分>をそのまま表出していては、選者の評価を得られなかったであろう。
まさしく、そう。
感情の垂れ流しを嬉々として受け入れる読者層も不幸ならば、己の姿勢を問い続けることのできないケータイ小説(笑)の著者も不幸。
前回のレポート→http://anond.hatelabo.jp/20071030133534
10時開始、25分程度で監査報告と事業報告が終わり、その後質疑。議案を可決して10時55分に終了。
参加者は50人くらい、半数以上はスーツ(社員か?)、私服の人は10人強。
会場で事業報告書を貰えると思って持って行かなかったら、今回は貰えなかった。反省。
・剰余金処分(配当)
・定款の一部変更(事業内容の追加)
・取締役選任
・監査役選任
全部可決
一人目
Q. 配当金の方針について
A. ヒット作がでないことには配当も厳しいため、安定配当より利益を還元する方針である。
Q. 前期の会計を見ると特別損失が大きすぎるのではないか。中には期初に予想できた損失もあるのではないか。来期の予想にはあらかじめ損失は考慮してあるのか。
A. 現段階で、具体的に損失につながりそうなものがあり、ある程度は折り込んである。しかし、先行きが不透明なので特別損失が多くなることは勘弁してほしい。
Q. 株価対策について
A. 具体案は特にないが、ヒット作を出すことが株価上昇につながると考えている。
二人目
Q. 第2号議案について、映像・音楽関連事業についてはわかるが、労働者派遣事業とは何をするつもりなのか。
A. グループ会社(インデックス等)との人材交流や、アミューズメント施設への業務を予定している。
Q. アミューズメント事業について、今後店舗数はどう推移する予定か。また減損会計の可能性はあるか。
A. 店舗数は圧縮していく予定。減損会計は前期で3店舗あった。来期は大きな減損会計はない見込み。
Q. 来期の業績予想が低すぎるのではないか。
A. 前期で世界樹2とペルソナ4が大ヒットし、この2作が来期の業績を前倒ししてしまった感じになった。来期は特に大作を出す予定はないため、低めの予想となっている。
三人目(たぶん一人目と同じ人)
A. 招集通知にあるとおり、落合善美はインデックスホールディングスの取締役も務めており、人脈等含め有益な取締役です。
四人目
Q. ペルソナ4はニコニコ動画でプロモーションを行っていたが、どれくらいの効果があったのか。また今後も同様のプロモーションを行う予定か。
A. ニコニコ動画では初期からプロモーションを行い、それなりの効果はあった。今後もニコニコ動画やYouTube等は活用していく予定。
五人目
Q. ペルソナアニメ中にCMをしていた世界樹2とペルソナ4はヒットしたが、まだこれらの購入層はプレイ中だと思う。ライドウの発売はちょっと早かったのではないか。
A. 今後のソフトの発売スケジュールも考慮し、今月の発売が良いと判断した。
六人目
Q. 現在家庭用ではWii、DS、PS2でタイトルを出しているが、PS3、Xbox360での開発予定はあるか。
A. ユーザーの要望やマーケットの流れを見て判断する。ペルソナ4のユーザーアンケートでは50%がPS2での発売を希望していた。
Q. 家庭用タイトルでバグが出た場合最悪回収しないといけなくなるが、何か対策はあるか。
A. 社内外のデバッグスタッフを動員しバグつぶしをしている。
DSの救急救命カドゥケウス2(2008/8/7発売)
社長の猪狩氏よりも板垣氏の方が貫禄あるよなーと毎度毎度思う。
質疑は全体的に後ろ向きな印象を受けた、「来期はビッグタイトルを出す予定はない」とか「ヒット作出ないと配当無理」とか。
お前らやる気あるのかと問い詰めたい。
自分のブログを日誌+α時々論争に参戦として使っている人が、定期的に色のついた媒体に露出してお小遣いも少しだけもらうために使う。
このような使い方をしている人はよく見かけるし、悪くはないんじゃないかと思う。
しかし別に普段堅い話を書くためのブログを持っているわけでもなく、肩書などからバイアスが掛かって見られる可能性がないにもかかわらず、これは放言です!とうれしそうに宣言する理由がさっぱりわからない。これこそがブログの終焉というものなのだろう。
しかもニュースサイトとして広く知られているサイトに置かれているのだから、企画した人の知能が疑われる。もっともそのブログはすでに自分のプロモーションの場としてしか機能しておらず、見ている人もバイアスを持ってみているだろうから何の問題もないのかもしれない。
例のネタですといえば全てから逃げられると思っている人たちとさほどかわらんね。
プロモーションにおいて圧倒的不利な状況になるというのが普通。
どうしても自分名義で発表したくない(できない)システムというものは
結局のところ世に出ないか、情報の波間に飲まれてしまうのが常であった。
だがしかし、ここで世にはばかられるようなサービスを好むことを明言し
一切の抵抗を持たない奇跡の存在を仮定したとすればどうだろうか。
本来であれば表に出ることのなかった匿名の開発者の手によるいくつかのシステムが
その存在によって発表、プロモーションされることで日の目を見ることとなり
更にそのうちのいくつかは当初の予想に反して誰かを楽しませるかもしれない。
実際のところサービスなどその価値を世に問うて見なければ真価などわからないものではあるのだが
そのためのプロセスは人によってしばしば大きな障壁となることがある。
これはもはや大きな社会的損失であると言って差し支えないであろう。
それを容易に回避できることを考えれば
彼の存在のちっぽけな嘘など瑣事瑣末に過ぎないと断じることはできないだろうか。
ただ、その恩恵を実際に享受するためには
しばしば閉鎖さされた環境で集団を維持するため嘘やお話を共有したことと同様に
ある意味における公然の秘密として、その存在の実際を秘匿する必要がある。
暗黙の了解を語り継ぐための祭り事としてその真実を探る過程を繰り返すことがあっても
決して2択の回答を強いた上で答えるまで寝かさない等といって困らせることがあってはならない。
また、その存在も絶対に自身の所業に関して明確な回答を示してはならない。
あくまで嘘が嘘である間のみ受け取ることが許される恵みなのだ。
そしてそれを共有することによって集団はその結束をより強固なものとする。
日本だと非常に細かい範囲にわたって撮影されている件だけど、
これって日本向けプロモーションの一環なんじゃね?と思えてきた。
# 日本のITリテラシが低く、サービスの事前停止とかありえないって話はさておく。
米国嫌いのフランスですら90%近いシェア取れてる(http://dailysemnews.org/2008/07/google-5.html)のに
日本だと5割行ってないわけで、なんかここらで一発あてときたいところに
Street Viewやる話が出た->ちょうど良いから俺たちの技術力見せてやろうぜ!てな感じで。
滅茶苦茶べらぼーなコストかかってるわけですよ。ガソリン高も相まって。
それなのにあえて日本で撮影を強行したということは、
やはり日本のシェア獲得はグーグル株式会社の最優先事項であり、
力を入れていることは間違いないと見ていいのではなかろうか。
結果的に裏目っただけで、別段悪いことしてるつもりはGoogleには一切無いんだろう。
米国ですでに法廷闘争に発展してるから多少は想定してるとは思うけど。
http://d.hatena.ne.jp/Britty/20080827#p4の文面の変遷は
「何でここまで反発されるんだ?!」みたいなうろたえとも思える。
ま、それがわからないからあそこまで事細かに撮影してまわったんだろうが。
結局日本に軸足が無い外資って大変ですねって話なのかもしれんね。
http://www.gamba-osaka.net/staff_blog/2008/08/post_54.html
この文章・誓約書が出てから、他サポも含めて、『どうなっちゃうんだ、コレ』的な感じになってると思うんだが、
他サポ(一部の方の予想通り、自分は川崎サポなのだが)から見た、今回の件について、ちょっと書かせてもらいたい。
『サポーターって何だ』という話でよく出てくるのは、「サポーターなんてわざわざ分類するような特別な客じゃない。ただサポーターという言葉に踊らされているだけ」的な話。
おそらくそれは本当なんだが、その場合、「サポーター」と呼ばれる人たちを躍らせているのはチームであると思われる。
そのチームから、いきなり甲乙の関係を突きつけられたら、どう思うか。
今回の件はそういう問題を含んでいる気がする。
クラブを運営している会社が、本来は顧客である「サポーター」に対して、「あなたたちは私たちと一体です」的プロモーションをしているんだから、
ブーイングをはじめとする抗議行動をしたりするのは、ある程度は仕方が無い話なんじゃないだろうか。
(と、ブーイングしない川崎サポが書くと説得力が出るかな?)
チームと自分は一体ということになっているので、チームへの抗議行動は「自浄作用」の1つなのだから。
逆に言うと、チーム側からサポーター側に改善を求めることも、本来ならば「自浄作用」のうちに入るはずだ。
なのに、今回のガンバ大阪からの誓約書は、甲乙の関係を明確にして話をしているようにみえる。
もう、「自浄作用」とかいう話ではなくなってしまっており、
つまり、会社とサポーターは完全に別物ですよ、という、チーム側からの手のひら返しにみえるわけです。
今回の件に関するサポーター側の動揺を見ていると、ガンバのフロントは今までいいフロントだったんだろうな、とも思う。
これが、今までサポーターとチーム(フロント)は別物です、ってな対応のフロント、またはサポーターがフロントを信用できないような関係が続いていたチームだったら、
ここまで大事にはならずに、シビアに文章の中身を詰める作業に入っていた気がする。
いままで、ガンバ大阪のサポーターはフロントの「あなたたちと私たちは一体です」というのを信じてこれたから、
今、ここまで動揺しているんじゃないのか、と。
自分は他サポだけど、この件を解決するための方法は、もともとの「あなたたちと私たちは一体です」という対応に戻すことなんじゃないかと思う。
サポーターと腹を割って話をして、例えば、このままじゃスポンサーが減ってしまう、とか、念願の新スタジアム建設にも支障が出る、とか、そういう話もした上で、「チームと一緒に改善に向けて頑張ろう」と話すこと。
おそらく、ガンバ大阪サポーター(主に応援団の人々)は、初めて見る「株式会社ガンバ大阪」に動揺しているのだ。
そして、「ガンバ大阪」として、チームとサポが一体となった話がしたいのだと思う。
インターネットでの言葉の応酬ではなくて、仲間として、顔と顔を突き合わせて。
どうせ躍らされるなら、最後まできっちり躍らせて欲しい。
他サポながら、そう思う。
(これは余談だが、ガンバ大阪が前株なのか後株なのか、探すのに少しだけ苦労した。なぜなら、公式HPのチームプロフィールに載っていなかったからだ。
やはり、チーム側も、自分たちが株式会社であることを前面に出さないように今まで配慮していたのではないかと推察する。)
議論しても仕方のないことだけれども、このテーマだけはどうしても一度は向き合わずにはおれない。自分の頭を整理するためにも、文字にしてみたいと思う。
米国にはSI業界ってあまりなくてコンサルティングとかプロフェッショナル・サービスに分かれているのに対し、欧州では日本的なSIerが結構あって、富士通サービスなど日本勢も頑張っている。この違いはどの辺からきているかというと、結局のところ雇用流動性だ。米国では要らない社員をいつでも切れるから、プロジェクトの中核には技術を分かった人間をインハウスで採る。そういう連中を必要に応じて雇える労働市場の厚みがあり、要らなくなったらクビにしても問題ない。
日本のソフトウェア産業が弱いと言われる一つの理由として、この説明は自分にはしっくりくるし、それが政策的な問題だと言われると、とても悲観的な気持ちになる。職場環境の上でも技術の上でも、本気でソフトウェアをやるなら海外に行った方がいい、というのは少なからず感じるのだけれども、じゃあ自分も海外へ、という気持ちにはなれない。一度は暮らしてみてわかった。自分は日本が好きだ。
だから大前提として、日本で何が出来るんだろう、という話になる。あるいは、日本のソフトウェアエンジニアは何に力を振り向けるべきなんだろうか。
今の時代、どんな業界でもソフトウェアは必要とされるし、仕事がなくなることはないだろう。そして日本人が必要とするソフトウェアは、どうせなら日本人が作った方がよいだろうと思う。別に世界に打って出るようなものではなかったとしても、必要とされるものは誰かが作らないといけないんだ。
問題は、コストか。日本の優秀なエンジニアがみんな海外に出て行くのだとしたら、誰に仕事を頼むのかということになる。同じお金を出すならば、日本の平均的なエンジニアよりも、アジア各国の優秀なエンジニアに頼む方がいいのではないか。少なくとも日本の経済的優位が続いている限りは。
日本でソフトウェアの仕事がなくなるわけではないけれども、日本のエンジニアが負けないためには、海外のエンジニアと比べてコスト優位性がなければならない。そのためには安い給料に甘んじる・・という選択肢は考えないことにする。前向きに行こう、うん。
人件費を下げることなくコスト競争力を上げるには、どれだけ付加価値のあるものを作り出せるか、ということだ。
どうすれば価値の高いものを生み出せるか、なんてのは自分にはわからないし、自分はただ目の前で必要とされているもの、自分が価値あると思うものを精一杯作り続けるだけだ。
ただ、それでもなんとなく時代の変化みたいなものは感じている。
ただ著者は、物理的インフラが集中する一方、情報は各ユーザーがつくるuser-generated contentとして分散化し、ウェブが「バルカン化」する可能性が高いと予想する。その結果、在来型のメディアは無料化して産業としては縮小し、新聞は広告媒体となり、映像・音楽はインフラ産業のプロモーション・ツールとして買収されるだろう。意外に時代は、ソフトがハードのおまけだった時代に戻るのかもしれない。
コンピュータの世界は集中と分散を繰り返すと言われるが、今はまた集中の時代へと向かってきている。Googleの言う「クラウドコンピューティング」が成功するかどうかはわからないけれども、そうでなくともサーバの集約や仮想化といった話はとても身近だ。
インフラが集中し、ハードウェアのコストが上がれば上がるほど、ソフトウェアのコストは相対的に小さくなる。ソフトウェアの開発費が「おまけ」と言われるくらいに小さく出来るならば、逆にソフトウェアの付加価値は非常に高くなる。集めたハードウェアを生かすのはソフトウェアなのだから。
集中の時代には、ソフトウェアを作りやすくなるのかもしれない。
そうであるなら、自分たちも集中の時代に合わせたソフトウェアを作るというのはどうだろうか。必要なものはいくらでもあるだろう。多数のマシンを効率的に活用する基盤システム。多数のユーザにサービスを届けるウェブシステム。業務をサービスとして行なうSaaS型アプリケーション。システムを集中管理し、プロセスを改善していくバックエンドの技術。
個々の技術がビジネスとして成功するかは全くの別問題なのでここでは考えないけれども、個々のエンジニアの立場として考えるならば、集中の時代を意識して技術を磨くというのは一つの方向ではないかという気がしている。