2008-08-27

株式会社ガンバ大阪サポーター対応に思う。

http://www.gamba-osaka.net/staff_blog/2008/08/post_54.html

この文章・誓約書が出てから、他サポも含めて、『どうなっちゃうんだ、コレ』的な感じになってると思うんだが、

他サポ(一部の方の予想通り、自分は川崎サポなのだが)から見た、今回の件について、ちょっと書かせてもらいたい。

サポーターって何だ』という話でよく出てくるのは、「サポーターなんてわざわざ分類するような特別な客じゃない。ただサポーターという言葉に踊らされているだけ」的な話。

おそらくそれは本当なんだが、その場合、「サポーター」と呼ばれる人たちを躍らせているのはチームであると思われる。

そのチームから、いきなり甲乙の関係を突きつけられたら、どう思うか。

今回の件はそういう問題を含んでいる気がする。

クラブを運営している会社が、本来は顧客である「サポーター」に対して、「あなたたちは私たちと一体です」的プロモーションをしているんだから、

ブーイングをはじめとする抗議行動をしたりするのは、ある程度は仕方が無い話なんじゃないだろうか。

(と、ブーイングしない川崎サポが書くと説得力が出るかな?)

チームと自分は一体ということになっているので、チームへの抗議行動は「自浄作用」の1つなのだから。

逆に言うと、チーム側からサポーター側に改善を求めることも、本来ならば「自浄作用」のうちに入るはずだ。

なのに、今回のガンバ大阪からの誓約書は、甲乙の関係を明確にして話をしているようにみえる。

もう、「自浄作用」とかいう話ではなくなってしまっており、

つまり、会社サポーターは完全に別物ですよ、という、チーム側からの手のひら返しにみえるわけです。

今回の件に関するサポーター側の動揺を見ていると、ガンバフロントは今までいいフロントだったんだろうな、とも思う。

これが、今までサポーターとチーム(フロント)は別物です、ってな対応のフロント、またはサポーターフロントを信用できないような関係が続いていたチームだったら、

ここまで大事にはならずに、シビアに文章の中身を詰める作業に入っていた気がする。

いままで、ガンバ大阪サポーターフロントの「あなたたちと私たちは一体です」というのを信じてこれたから、

今、ここまで動揺しているんじゃないのか、と。


自分は他サポだけど、この件を解決するための方法は、もともとの「あなたたちと私たちは一体です」という対応に戻すことなんじゃないかと思う。

サポーターと腹を割って話をして、例えば、このままじゃスポンサーが減ってしまう、とか、念願の新スタジアム建設にも支障が出る、とか、そういう話もした上で、「チームと一緒に改善に向けて頑張ろう」と話すこと。

おそらく、ガンバ大阪サポーター(主に応援団の人々)は、初めて見る「株式会社ガンバ大阪」に動揺しているのだ。

そして、「ガンバ大阪」として、チームとサポが一体となった話がしたいのだと思う。

インターネットでの言葉の応酬ではなくて、仲間として、顔と顔を突き合わせて。

どうせ躍らされるなら、最後まできっちり躍らせて欲しい。

他サポながら、そう思う。

(これは余談だが、ガンバ大阪が前株なのか後株なのか、探すのに少しだけ苦労した。なぜなら、公式HPのチームプロフィールに載っていなかったからだ。

やはり、チーム側も、自分たちが株式会社であることを前面に出さないように今まで配慮していたのではないかと推察する。)

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