2021-08-18

五輪が始まっていた実感も終わった実感も無い

意識していたわけではないが、仕事が忙しいので競技は全く見れなかった。

スマホの通知で各種ニュースサイトの速報が流れてきて「へーメダル獲ったんだ。多いのか少ないのかわからんな。ふーん」程度の感想しか無かった。

 

ただ私は一応エンタメクリエイターの端くれだったので、開会式閉会式だけはちゃんと見ようと思ってリアルタイムの予定を空けていた。

リオの演出には本当に心震えていたし、色々最後までゴタゴタがあったがそれでもどこかで

「なんだかんだ兆円規模の大会にふさわしい演出があるんだろう?」とどこかで期待をしていた。

なんなら恥をしのんMIKIKO案でもパクってくるんだろ?さぁどんな禁じ手をやってくるんだ?とソワソワしていた。

どうであれどこかで楽しみに待っていた。

そして開会式中継番組が始まった。

 

虚無だった。

虚無だけがそこに広がっていた。

 

もはや今更感のあるプロジェクション演出

しかもリオのときオブジェクトと連動した光の演出だった気がするのに、会場をただスクリーン見立て映像演出

森山未來パフォーマンスすげー。

座頭市劣化版みたいなタップダンスを背景に掲げられる五輪

漫画吹き出しプラカードを手に虚空に向かって手を振る選手団の入場。特に関連性のないゲームBGM

度々キャスターの口から出る「多様性」の言葉。何が多様性???

リオの煌めきは何だったんだ? ん、いや待て待て、ここから本番が始まるんだろう?

なんて思っている間にピクトグラムの余興。24時間テレビとかで見そうな演出ですね。

ドローンで描かれる地球。あーなんかドローンスクリーンにするのって中国イベント映像良く見るなぁ。

そして長嶋茂雄の痛々しい聖火リレーの姿。いや車椅子かにしたげてよ、見てるほうが辛いよ。

聖火台はきれいだなー、あ、大坂なおみだー。点火したなー。

開会式、終わり。

ところどころ順序が違う気がするけどまぁもう見返す気も起こらないのでご愛嬌

 

終始私の頭では「なんだ?今私は何を見せられているんだ?」というはてなマークの嵐だった。

そっとFireStickのリモコンを手に取り、アマプラ配信中の東京リベンジャーズを見た。面白かった。

 

それから大会間中は、冒頭に触れたとおりで、五輪が始まったこともあまり意識に無いまま日々を過ごした。

かぶ言葉は「虚無」

私の中で五輪ははじまっていなかった。

はてなでの連日のコメ欄でのバッシングなどを見て、あー今日非難されてるわーと思った程度だった。

 

それでも私は諦めなかった。

 

閉会式閉会式だけはきっとすごいことやってくれるんだろう?

私は五輪はどうでも良かったが、閉会式エンタメクリエイターの端くれとして楽しみにしていた。

そして閉会式中継番組が始まった。

 

虚無だった。

虚無だけがそこに広がっていた。

 

キャスター言葉として今やっている演出の補足を入れるんだが、それがいちいち薄ら寒い

語らないと伝わらない演出意図意味不明パフォーマンスの数々。

演者たちが各々パフォーマンスを最大限やり遂げているというのは伝わってくるんだけど

なんの一貫性も感じられず、共感性羞恥みたいなものを感じてしまってただただ辛い映像が流れた。

日本人以外の誰がこのパフォーマンスを驚いて見るんだろう?

日本人というより大会関係者以外の誰が喜んでるんだろう。

後で何かの記事で、これは混沌を題材としたと言っていたが、カオスとは演出されて成り立つものであって

一応クリエイターの端くれの私からたらこれは演出拒否したただの無法地帯しか見えなかった。

演者に全てを丸投げし、現場はどうにかい舞台を作ろうともがいている、そんな苦しい空気勝手ながら感じ取ってしまった。

突如差しまれ日本美しいデスネな映像前後脈絡が無く、空虚もの

パリPV結構賛美されてたけど、私は特にさらなかった。リオがあまりに良すぎたので。

 

そして、終わってみれば、私にとっては開会式以上の虚無が眼前に広がっていた。

 

虚無を終えたところで、何かが始まって終わった感じが無い。

から私にとって五輪は実感のないままただ過ぎ去っていったもの、だった。

 

私は日本五輪やるんだから自分の中でどこかでお祭り気分みたいなテンションの振れが起こると思ってたんだ。

でも本当に、何も私の中に起こらなかったんだ。

クリエイターの端くれとして、こんなに心が動かない自分に驚いてしまったんだ。

 

みんなはどうだった? 五輪終わったなーって感じある?(パラがまだあるっていうのは置いといて)

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