来年度から一人暮らしで自炊どうしようと思っているなら、これだけは心に留めておいて欲しい。
母ちゃんのことは忘れろ。
もう一度言う、母ちゃんのことは忘れろ。
人によっては父ちゃんかもしれないし爺ちゃん婆ちゃんかもしれないが、ここでは便宜上今まで飯を作ってくれた人という意味で母ちゃんを使用する。この呼称が気に入らない人にはこの話は多分有益なものではないので帰ってくれ。
いいか、自炊においてもっとも大切なのは自分のレベルにあったものを作れるかということだ。
卵焼きでもカレーでもなんでもいいが、まずは自分のレベルを見極めろ。
自炊の失敗でよくある話がこの手のレベルを見誤って嫌になるパターンだ。
そしてそのレベルを誤る要因になりやすいのが母ちゃんなわけだ。
一人暮らしをするぞ、よし母ちゃんに料理を習うぞと意気込んで母ちゃんの料理を真似しようとすると大抵失敗するかハードルが高くて諦めるわけだ。
何故かといえば理由は簡単だ。レベルが違うのだ。料理は基本スキルではなく、経験値によって左右されるものだと思って欲しい。
料理したことなければ雑魚オブ雑魚だし、大して美味いもの作れなくても場数さえこなしていればある程度のレベルには到達する。
自炊未経験者が味噌汁作るのにヒーヒーしてるのに何で母ちゃんはあんなに簡単に作れるのかと言うと、母ちゃんにとって味噌汁は毎日戦ってる雑魚モンスターだからだ。
母ちゃんはゲームを何周もしているしRTAも縛りプレイもこなしてきている。そんな歴戦の強者の母ちゃんの「簡単」と所持ポケモンがせいぜいヒトカゲとコラッタ程度の「簡単」には天と地ほどの差がある。
あと動画のレシピも危険だ。簡単そうにみえるが、あれも中身はミュウツー複数所持の危険な奴だ。ミュウツーを瞬殺できる奴だけが使えると思え。
実家にいるなら、まずは皿洗いだ。
皿洗いの経験値が増えると料理に必要な道具を理解することが出来る。
それにいきなり料理の手伝いをしたいと申し出ても、母ちゃんは忙しい。くそ雑魚に構っている暇はない。
台所の動線も料理の大事なポイントだ。間違っても一人暮らしハイで変な便利グッズは買うな置くな。必要最低限の動きをマスターしろ。
包丁を使うのが難しい、億劫だという声に負けずに包丁を振るえ。10年もすれば自然と包丁を動かせるようになる。それまではトキワの森で修行していると思え。お好み焼きのキャベツは適当な大きさでもいいので練習にちょうどいい。思うままに切れ。
味付け、火加減も慣れの賜物だ。最初は「油がはねそうで怖いよ~」なんて恐る恐るフライパンに野菜を入れていたのが母ちゃんは無心で入れられる。何事も経験だ。母ちゃんクラスになると目分量というスキルが使えるが雑魚には真似できないものだと思え。目玉焼きは何度も焦がして作れ。卵焼きは塩でも砂糖でもいい。思うまま好きに作れ。
それから一人暮らしをするなら、どんな自炊生活にするかを事前に考えておくと台所に余計なものがなくて快適な自炊ライフを送れるぞ。
母ちゃんが「よかれ」と思ってアナログのスケールとか泡立て器とかおろし金とか買ってくれるかもしれんが、マサラタウンにさよならバイバイした直後のやつにかいふくのくすりなどいらないのだ。まずはキズぐすりだけ使っとけ。
更に自炊を毎日と設定するか隔日にするか、週末に作り置きを作るかなど頻度や量も予めいくつか考えておいた方がいいだろう。
勝手に毎日やるもんだとハードル上げてもくじけるだけだ。最初は週末作り置きから始めておけ。
まとめると、自炊初心者が心折れて自炊を止めてしまうのは自炊のレベルを見誤ったことが原因のひとつと考えられるということだ。
母ちゃんは労れ。
その瞬間が母ちゃんの報われる瞬間だ。
長い もっと短くまとめろ 低能か
自炊初心者に皿洗いだとか野菜切るとかハードル高いから止めさせた方がいい 箸の上げ下げが限界で、食器をシンクに持っていくのも難しい人間は多いんだから それに味噌汁がポッポ...
お湯しか作れんぞ 旨いカップラーメンをおすすめしろやで
アドバイス始める中年にその道通った増田の初老から一言言ってあげてください