2020-10-18

推し漫画が大流行したら自称古参はどうなるか

推し漫画が大流行した。

このように書くだけでおそらく既に一つの漫画タイトルが思いつく方もいるだろう。

現在日本代表するといってしまってもいいほど大流行し、老若男女に親しまれるあの漫画、もといアニメである

私はこの漫画を1巻から発売日に購入し、映画ではタイトルで涙ぐむほど大好きな漫画なのである

この大流行を機に、なぜ古参オタク老害になっていくのか、私の心の変化を書き留めておきたい。

私は、これまで推していた漫画が大流行したことはなかった。

私の本棚には3巻打ち切り漫画が多くある。

この漫画も、当初は大きな危機感をもって購入した。

実際、3巻が出るころまでではインターネット評価は芳しくなく、揶揄するようなコメントも多かったことを覚えている。

私も久しぶりにアンケートはがきを出し、延命に微力ながら期待しつつも、どこか危機感がぬぐえぬままであった。

しかし、あれよあれよと長期連載化、アニメ化、大バズである。この世は恐ろしい。

さて、私の心境であるが、もちろんとても嬉しかった。世間がこれほどまでに推しで一色に染め上げられるとは。夢でも見ているのではないか

その一方で、どうしてもいわゆる老害的なオタクの面も顔を出し始める。

そのような友人がいないため古参顔ができないことが不幸中の幸いか

前書きが長くなったが、同じようなオタクたちに、そしてこれからの同志たちに伝えたいことをつらつらと書き連ねていく。

なぜ、一般的に嫌われるとわかっていながら古参オタクの一面が覗くのか。

もちろん、単純にムカつくことはある。例えば、先日〇〇みたいな漫画描け、というような文脈引用されているのを見た。

先述したように序盤は評判もあまり高くなく、新連載の順位としては…だった時期を知らないでそんなことを言ってんじゃないよというムカつきだ。

しかし、古参アピの本質を語るにはあまりふさわしくない。古参アピはもっと醜いものなのである

まず第一に、流行っているものに飛びついているのがダサいという気持ちは確実にあるだろう。

社会的流行に限らず、メジャーデビューテレビ出演など、注目を浴びているものに無条件で飛びつくことはダサい

これは「ミーハー」という言葉があることから共通認識として認知され得ると思うが、まさに「ミーハー」と思われたくないのである

そして、自分が「ミーハー」でないことの証明として挙げられるのがファンの期間の長さなである

私は偶然1巻の購入時、買ってきた旨のツイートをしていたのだが、それがあって本当に助かったと思っている。

ツイート披露する機会は現実にないが、これがなければ信憑性の高い古参アピールをするのはなかなか難しい。

オタク諸君はもし、今推しているものがあったらすぐツイートするのをお勧めしたい。(ひけらかすのはよくない)

私はこのツイートがなければ他の「ミーハー」と何が違うのか。メンタル崩壊していただろう。

次に、勝てる要素が歴史だけという点がある。

例えば、私は1巻から買っている古参オタクだが、〇〇の誕生日は?とか、〇〇の好きなものは?と聞かれてもわかるものは少ない。

人生で最も好きなもの作品だとしてもそのオタク1000人を集めて知識で上位に行けるか、といわれたら自信を持てる人は少ないだろう。

私は声優もあまり知らないから、今街に出て、「〇〇の声優をやっている人は誰ですか?」と聞かれても答えられない。

私はグッズを収集していない。本誌に載っている応募者全員サービスなどは所有しているが、ぬいぐるみカードなどは所有していないのだ。

単純に収入金銭面の問題もあるし、集め始めると途方もないということもある。

しかし、いわゆる「ミーハー」として蔑んでいたはずの人達が、自分より圧倒的な熱量をもって自分を超えていく。知識を、金を積んでいく。

もちろん、推し作品が盛り上がり、ファンが増えることはとても嬉しいことである。お爺ちゃんみたいな気持ちになってファンを見て感傷に浸ることもある。

しかし、それと同時に私より後に、流行りに乗っかっていた「ミーハー」が、黎明期を支えた我々よりも上に行く事実嫉妬してしまうのだ。

からこそ、「歴史」を盾に講釈をたれようとするのだろう。

ミーハー」たちがどうやっても覆せない「歴史」を盾に、マウントを取りたがる。

だが、冷静に見てとても悲しく、醜い姿であることは間違いない。

古参アピしようとしている人たちは今一度自分見直してほしい。

そして、今古参アピされる人、この記事で「ミーハー」と呼んでしまった人達あなたたちは本当に何も悪くない。作品を支えてくれて、好きになってくれてありがとう

古参が幅を利かせてムカつくときもあると思うが、悲しいマウントだと思って流しながら聞いてほしい。

書き連ねてきたが、私自身初めての体験だったため、こんな気持ちが芽生えるとは、と自身の心境にはかなり驚いた。

これを読んでいる人の中にもきっと自分はそうならない、と思っている人がいるだろうがそういう人にこそ、自戒をしてほしいと思う。

そして、新規ファンを受け入れ、ともに楽しくオタクを続けていこうではないか

  • やっぱり「オタク」っていうよりかは「追っかけ」なんだよなぁ。

    • なるほど、言い得て妙だ。 そのあたり、分類するにあたって「追っかけファン型」みたいな用語はあると助かる。

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  • 最初の読み切りからずっと追いかけ続けた血界戦線がアニメ化して大人気になった時は色々と複雑な心境だった アニメも出来は良いけどちょっとアニオリ要素が気になる感じで、それよ...

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