2019-03-03

中国語技術書ジャンル分けの話

Amazon中国語の本のカテゴリーを見に行くと下のようになっている。

  1. テクノロジー
    1. 写真技術
    2. 建築
    3. エレクトロニクス通信
    4. 電気工学
    5. 軽工業手芸産業
    6. 林業
    7. 化学工業
    8. 冶金産業
    9. オートメーション技術
    10. 冶金および金属加工
    11. 機械器具産業
    12. 石油およびガス産業
    13. 油圧工学
    14. マイニングエンジニアリング
    15. エネルギー・電力工学
    16. 原子力技術
    17. 武器産業
    18. 情報科学と知能の仕事
    19. 車と交通
    20. 産業経済
    21. 産業技術
    22. 参考書
    23. 一般産業技術

本の内容をみた印象だが、日本だといくら本を読んでも実務との間に溝がありOJTで頑張らないといけないが、

中国本だと実務にすぐ使える印象がある。


写真技術普通に写真を撮ったりRAW現像する類のものだ。ストロボスコープのようなものではない。X線撮影はこのジャンルに入っている。

ライトフィールドのような計算機を使っての撮影も入っていた。


建築Autodesk Revit、BIMなど。コンクリート下水処理などもある。


エレクトロニクス通信は、FPGAPLC光ファイバレーザーなど。

日本と違う点だと、衛星からターゲットトラッキングするといった本がある。

Space-TimeAdaptiveProcessingというのがあり、Google検索かけたら英語がほぼなく中国語ばかりだった。

ステガノグラフィなどの暗号もそこそこ見かけ得る。

MATLABの本も定期的に出ている。

LTE-V2Xなどの無線系の書籍もある。MIMO、5Gの信号アルゴリズム実装など。


電気工学は、送電関係スマートグリッド太陽電池パワーエレクトロニクスなど。

品質管理事故防止についても目立つ。


軽工業手芸産業は、なぜかCNCが入っていたりすが、食品加工高分子など。

食品ハイパースペクトルで検出するもの食品トレーサビリティエビの加工技術微生物、精度保持技術食品大量生産する際の技術

3Dプリントもここ。光硬化樹脂。


林業ザリガニ繁殖方法と疫病予防があるのは流石と思う。鯉やガチョウやうさぎ、亀もある。

ぶどう野菜きのこなど商業的に育てるのに着目した本が目についた。


原子力に関しては、もう日本タブー化されていると思うが、普通にある。

原子力発電所のモデリングシミュレーションといったエンジニアリング寄り。


武器産業が一番違うところかと思う。

ミサイルシミュレーションや、弾頭のデザイン兵器開発のプロセス品質管理ミサイル誘導制御システム設計

武器テスト化学兵器毒物魚雷発射システム原理設計スーパーキャビテーション理論基礎、

砲兵弾道学、核兵器防護技術弾薬製造技術などなどガチ理論本がある。


情報科学は、検索エンジン関係がある。


車だと、AUTOSARの制御ソフト開発といったニッチものがある。

自動車コーティング技術タイヤ力学など。

トラック修理ように内部の電線回路図エンジン制御回路、シャーシ制御回路)もある。

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