2012-06-13

不整脈期外収縮)のほぼ完治までの道のり

長年悩まされてきた不整脈が、ほぼ完治してきたので、自分なりの方法を書きます

個人ブログはあるのですが、テイストも違うしこちらに。

もし、不整脈に悩まされている方がいましたら、参考になれば幸いです。

結構患者は多いらしいですからね。

■発症

25歳の5月に突然、心臓の鼓動に違和感を覚える。

リズム表現は難しいけど、

ドン ドン ドドン ド ドン

のように、食い気味の拍や、本来は休符の場所に拍を入れる感じ。

今まで、ひどい風邪をひくとたまに不整脈が出ることがあったので今回もそれかな?と思ってたら、一週間続いたのでこれはよくないと思い病院へ。

最初の通院

計3つの病院に行ったけど、最初総合病院循環器科

触診や心電図検査などを行い、診断結果は「期外収縮」。

医者曰く、「よくある病気である。基本的には対症療法しかない。カテーテルアブレーションというのもあるが、そこまでの症状ではなく、普通に運動もできる。なんなら私も不整脈なんだよ」ということを言われた。

最後の言葉は、ちょっと医者としてどうなんだ?と思ったけど、結局これといった解決策もなく病院をあとにする。

運動をしてみる

対策として、あえて運動をしてみた。

やったのはジムで長距離ランニング

走ってて、最初は胸に違和感があったけど、ある程度激しく運動をすると胸のつかえが取れる感覚を覚えた。

その後しばらくは、不整脈が出なくなった。

なんだ、ただの運動不足か、と安心しきってたら数日後あっけなく再発。

また走ればいいやとしばらく放置したのち、再度ジムに行って激しく走ってみたものの、何と不整脈持続。

軽く焦り始める。

■二回目の通院

つまるところ、この手の不整脈は往々にして精神の問題から来るもの、とネットには書いてあった。

確かに、当時の自分は悩める子羊で、仕事の事や将来の事、家族の事など、今となれば「やりゃいいだろ」というような細かいことまで悩んでおり、

それが原因だという自覚があった。

なので次の一手としては心療内科に行ってカウンセリングを受けることにした。

これが解決すれば不整脈も治るかなと足繁く通った。

結果、悩みの一つである将来の事に関しては、転職をしてみようという決意に至り、活動をすることにした。

しかし、不整脈は完治はしなかった。

■サンリズムという薬

この時もらった薬は「サンリズム」というもの

直接療法ではないが、症状を軽減してくれる。

服用後5時間ぐらいはピタっと止む。

仕事に集中できるためしばらくの間服用を続けた。

こんな状態の最中転職活動を行った俺すごい、と一応自画自賛もしとこう。

加えて、こんな状態でも日々の通院や転職活動を容認してくださった前職の関係者の方に、ホントに御礼申し上げます

■三回目の通院

転職を果たし、新たな地に移り住む。

サンリズムを処方してもらうために、近所の循環器科へ診察に。

さすがに三回目となると、こっちとしても説明も慣れたもの

自分で「期外収縮」だと言うと、医者もあまり関心がないのか、たまたまその先生が専門外なのか、あまり親身になって聞いてくれなかった。

「あまり気にしないことですよ。運動もほどよくしたほうがいいです。悩みすぎないように」

という、俺でも言えそうな言葉をもらい、何となく釈然としないが薬をもらうためにしばらく通院。

■薬への耐性

薬も服用を続けると、体に耐性ができてしまって、なかなか効かなくなってきてしまった。

成分の密度が濃いワンランク上の薬をもらうこともできたけど、いたちごっこのようにまた効かなくなるだけなので、もう服用をやめた。

その頃には、多少の諦めもあった。

不整脈が出る周期

長年付き合うと、不整脈が出るパターンも把握してくる。

何か、凄い緊張や不安があった後は、ものすごく乱れる

説明がものすごく難しいけど、胸のあたりにドーンという深い重みが襲ってくるような感覚、一瞬の焦り、息が詰まる、のような体験をすると、翌日には不整脈の激しさが増す。

かといって、打つ手はなかった。もうカンセリングも受けたし、また受けても同じかなと。

ただ、解決策は徐々にわかり始めてた。

自律神経失調症

一般的に不整脈の原因の一つとして「自律神経失調症」があり、副交感神経の働きが弱いと不整脈が出やすくなるらしい。

副交感神経が弱い=リラックス時間が少ないことになる。

そこで鍼をうってもらい、無理矢理にでもリラックス状態になってみたら何か改善されるんじゃないかと思い、試しに鍼灸院に行くことに。

結果、かなりリラックスはできた。

その他、温泉に行ったりマッサージを受けたりと副交感神経が優位になるようなことを行った。

しかし、完治はしなかった。

光明

はいえ、今までなかった「不整脈が出ない日」というのが、ちょっとずつ増えてきた。

何か、もう少しな気がしてきた。

ポイントは、やはり「リラックス

家に居る時は不要な悩み事をしない、腕組みなどの交感神経が優位になるようなことをしない、

などを行った。

そういうクセってなかなか治らないけど、

「もうこれ以上不整脈が続くと、いくら心臓に問題の無い期外収縮はい負担はかかってしまう」

と考えたら、ある種の防衛反応で悩みすぎる事もなくなってきた。

だって死にたくないもん」と考える事で、細かい悩みは持たなくなってきたように思う。

■とどめの対策

それでも症状は出る。

あとちょっとなのになぁ、と歯がゆい気持ちになり、それが悪循環になり症状が悪化したり。

でも、自律神経の乱れが原因と決めつけて、いろいろ調べた結果、以下のことを試す。

それは、「マグネシウム摂取

マグネシウム摂取は、体の神経系の異常を正常に戻す、という記事を発見し市販のサプリを購入し服用を始めた。

すると、服用後1ヶ月でほとんどと言っていいほど症状が出なくなった。

今も再発の不安は残るけど、このまま無くなる気がしている。

買ったのはDHCの「カルシウム / マグ」。

一袋300円弱。すごくリーズナブル。今まで高い薬を買ってたのがアホらしく思える。




■まとめ

というわけで、ここまでご覧頂きありがとうございました。

期外収縮タイプ不整脈にはマグネシウムだ!」

という結論に至るにはちょっと自信ないです。

結果としてそうなったけど、精神的なものの兼ね合いだと思っています

発症後すぐに投与しても変わらなかったのかもしれませんし。

ただ、マグネシウムは安いですし一度お試ししてはいかがでしょうか。

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