2015年8月16日、tehu君が二十歳の誕生日を迎えました。
今までは、彼が未成年という事で批判も肯定もしなかったが、もう立派な大人なので、それもこれから解禁して、
彼のよろしくない点ははっきり指摘しておこうと思う。
tehu君個人というよりは、彼の周りにいる大人たちに伝わればそれでいい。
彼の名が知られ始めた頃は、あどけなさの残るプログラマーだった。
日本語のiPhoneアプリがさほどなかった時代、中学生でありながら、健康計算機というBMI測定アプリをApp Storeに登録し、
正直、言って、しょぼいアプリではあるが、中学生がApp Storeにアプリを登録したんだから、これはがんばったと思う。
なかなか出来ることじゃない。
ここから、どんどん飛躍して、物凄いプログラマーに成長していくんだろうと考えた人も多いだろう。
自分で売り込んだのかそれともメディアの方が見つけたのかはわからないが、大人達の餌食になり始めた。
彼は様々な媒体で「天才IT高校生」「次代を担う若き天才」等々、それっぽい言葉で形容されるようになってしまい、
いろんな大人と関わり、みんなが贈ってくれる社交辞令の称賛に彼は酔いしれる。
これが後の人脈自慢に繋がっていく。
灘高時代、様々な媒体の取材を受け、高校生らしからぬ忙しさのせいでプログラミングのスキルもまるで上達しなかった。
いろんな物を吸収できる一番大事な時期に肝心な勉強ができなかったようだ。
結果、元々目指していた東大の受験も断念し、AO入試でSFCへ行くことになる。
本人曰く東大に行く意味を感じなかったようだが、実際はどうだろう?
彼はAO入試というとっても楽な道を選んでしまっただけなのではないか?
考えてみれば、当然かもしれない。
自分以上に頭がいい奴らがいる環境で受験勉強するより、自分を褒めてくれる大人たちとお喋りしてる方が楽しいに決まってる。
かつての彼は取材でこう答えていた。
いずれはアメリカへ留学してプログラマーの事がわかる起業家になりたい。
尊敬する人間はジョブズでありザッカーバーグで物凄く大きなことをやりたい。
とても素晴らしいし素敵な事だと思う。本当に。
しかし、そんな素敵な夢は現在進行形でどんどん遠のいている状態である。
ここ数年でtehu君が話題になったことは、例の「小学四年生なりすまし事件」である。
衆議院の解散の正当性を小学校4年生が問う という謎のコンセプトで企画がスタートし、その制作にtehu君が関わっていた。
実際、どこまでtehu君が制作作業していたのかは謎は残るが、公開された物はお粗末なものだった。
小4という設定でありながら、サイト出来栄えが小4らしからぬ出来栄えだったり、小4でありながら、AWS(クレジットカードの登録が必要)を
利用していたりなど突っ込みどころ満載のサイトはすぐに炎上し、ドメイン情報や画像データなどから主犯格の青木大和とtehuの名前がすぐに判明してしまった。
この件については、各所で言われているとおり、実に下手くそなやり方で、騙すならもっと巧く騙せと思った人も少なくないだろう。
この事件がきっかけなのかどうかは、わからないが、彼はWebサイトの制作なども辞めてしまう事になる。
誤解のないように言っておくと、彼は自分にプログラマーとしての才能がないと名言している。
そのため、彼はプログラマー・エンジニアとしての道は早々に断念したようで、最近は芸能方面へ進もうとしているようだ。
芸能方面と言っても、彼はアイドルとか芸能人のプロデューサーとか仕掛け人のようなことを目指しているらしく、
堀江貴文との対談ではプチ秋元康と自称しており、知り合った芸能関係者のイベントに顔を出しては、何かイベントの手伝いをしているらしい。
どうやら、アメリカ行きはほぼ消滅したようだ。
かつては、ジョブズやザッカーバーグを目指した若き天才の目標は秋元康へシフトチェンジした様子(容姿は似てるけど・・・)。
いや、もちろん、秋元康だってすごい。しかし、上記の2名と比べると流石に劣る。
tehu君、どんどんショボくなってるよ。
とにかく、華やかな場所へ行きたいらしい。
しかし、華やかな場所って結構ブラックな世界だったりするから、彼が耐えられるメンタルを持ち合わせているかどうかが非常に疑問だ。
tehu君を評価する際、一体、何をどう評価すればいいのか非常に困る。
彼は自身の事をプログラマー、クリエーター、ライター、メディアアーティスト、演出家、プロデューサーなど様々肩書を自称しており、
おそらくは、学生でありながらマルチに活躍する「天才クリエーター」というのが現在の彼の理想像なのだろう。
あまり彼を悪く言いたくないのだが、
『なんかよくわからない肩書で着飾ってお仕事ごっこをしているイタイ大学生』にしか見えない。
彼を潰すな。彼に勉強させろ。まだ二十歳だぞ。
校内校外を問わず、さまざまな依頼が舞い込んでくるようになった。デザイン、ディレクション、プロデュース、記事執筆。会いたいと言ってくれる人も多くなっていった。
「まるでシリコンバレーのピッチのように、いろんな方々が輝かしい経歴と共に自己紹介してくれました(笑)。その紹介が終わった後、僕は彼らに必ず『で?』と聞き返したんです。すると、8割方の人は黙ってしまいましたね」
目上の人にそんな事しちゃダメだよ。芸能関係に進みたいなら尚更ね。
謙虚ライオン!今現在、君が見下しているであろう同世代の奴らは君より勉強してもっともっとスゴイ奴らになってるぞ。
勉強熱心なtehu君に戻ってくれ。
君に対する厳しい指摘もおそらく、君に近しい人間が書いてる可能性が高い。
そう、今の君は残念ながら、笑われてる。これは嫉妬とかそういう類のものではなく、ガチで笑われてる。
頼むから気づいてくれ。
そして、誕生日おめでとう!
[追記]
tehu君については、この辺の指摘もあながち間違いではないと思う。
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「そろそろ○○について一言いっとくか」の、「そろそろ」部分に合理的な体裁がつくパターン
tehu君 しくじり先生出ないかな~