はてなキーワード: ヨセフとは
毎週1回園長先生の聖書のお話があったが、内容は何も覚えとらん。
食事前の挨拶が、いただきますじゃなくてお祈りだった(「天にましますわれらが父よ」から始まってたのは覚えてるがその後の文句は覚えてない)
毎年クリスマスに学芸会みたいな劇をやるんだがその題材は必ずキリストの誕生だった
(ヨセフ役とかマリア役とか東方の三博士役とかがいるわけだ、年少は全身白タイツで「羊」の役とか)
あと北欧からサンタ呼んでた。サンタ協会?かなんか所属のやつ。
ざっとそのくらいは覚えてるが、それで別にキリスト教徒になったとかそんなこと全くないし(うちの親なんかガチの天理教だし)
特に悪影響があったとも思わない。
だから
っつーことよ。「」の中だけ都合が良いので聖書に残したのよ。
マリアは逃亡した。
ヘロデ王がベツレヘムのすべての嬰児を探して殺せと命じたからである。
手をつけたマリアが逃げた。管理外にある庶子など戦乱の元であるから追っ手を差し向ける必要があるが、マリアを特定して捕らえたり亡き者にするためには、手をつけた事実が明るみにならねばならない。これは都合が悪かったのではないか。
そこで追っ手を放つ。近隣で単独行動しているすべての妊婦をとらえるなら簡単である。
しかしマリアは迅速に協力者ヨセフを従えあまたの夫婦の中に埋没する。
ヘロデ王はイエスを殺害するため同年代の嬰児を全滅する作戦に出た。しかしマリアとイエスは逃げ延びた。
大量の殺人をして巻き込んででも殺したい嬰児というのはどういうものか。よほどの禁忌が隠されていると私は考える。単なる召使いに手をつけたからといって必死で隠すとも思えない。
それを考えると、マリアはもしかしたらヘロデの近親者なのではないだろうか。娘か、孫か。
誰にもいえない、望まない姦淫の結果の妊娠。でもマリアにとって自分の子であるのは確か。
なに不自由ない生活をしていたはずの姫は信頼していたヘロデに犯され裏切られ、腹心ヨセフを連れて落ちのびる。自分と大切な子供、ともに生きるために。
なにこれ燃えてきた。
当時のユダヤ、というかあそこらへんの民族の血族主義はちょっとすごくて、アブラハムから数えて○代の誰それ、誰それから数えて○代のあいつ、そいつの娘婿の~みたいなノリは100%本気。
婚前交渉なんて許されないし、不義姦通なんかしたら生きていけなかったらしい。
今でもイスラム圏だとレイプされたらした側よりもされた女が罰せられる場所があるし、法律はそうでなくったって世間の目はそう。
そんな土地柄で、婚姻前に身篭った許婚を捨てず(当時だったら死とまでいかなくても一生の不幸を意味する)に一緒になった。
当時の掟だと姦通を世間に公表した上で離縁するのが普通のところを、世間に公表せずにひっそりと縁を切ろうとした。とマタイによる福音書には書いてある。
そして結局は一緒になった。
無駄飯喰らいのニートを育てあげた。(といっても親が死ぬくらいまで長男は家事手伝いという生き方は近代まで普通だったからそう叩くこともない)
のっけから愛に満ちてる。
また聞きだけどね。
個人的には我慢できなくてヨセフがマリアを孕ませちゃったと思うんだけどな(笑
追記
イエスは
「まずしきものは幸いです」
なんて言いながらも、旅先では徴税人で金持ちの家に泊まったりしてる。
徴税人=ローマの犬
みたいな空気の町で、あえて名指しでそんなやつの家に泊まった。
(ついでにそいつが身長コンプのチビだったりする記述がひっそりとあるあたりがすごく好きだ)
そんで、その人が回心するって話。
つうかすすんで救う。
1.「限りなく透明に近いブルー」 村上龍
5.「国のない男」 カート・ヴォネガット
7.「夢渓筆談」 沈活
8.「神は妄想である―宗教との決別」 リチャード・ドーキンス
11.「冬の夜ひとりの旅人が」 イタロ・カルヴィーノ
12.「高い城の男」 フィリップ・K・ディック
13.「しあわせの理由」 グレッグ・イーガン
16.「きつねものがたり」 ヨセフ・ラダ
20.「フェルマータ」 ニコルソン・ベイカー
21.「四十七人目の男」 S・ハンター
22.「逆転世界」 クリストファー・プリースト
24.「謎の女」 福田恆存
28.「神秘の島~ミステリアスアイランド~」 J・ヴェルヌ
29.「連射王」 川上稔
34.「ほとんど無害」 ダグラス・アダムス
35.「黄落」 佐江 衆一
38.「リレイヤーⅢ」 鴻上 尚史
39.「糞尿大全」 柳内伸作
40.「十六の話」 司馬遼太郎
45.「穴」 ルイス・サッカー
46.「宇宙の戦士」 ロバート・A・ハインライン
47.「ギャシュリークラムのちびっ子たち」 エドワード・ゴーリー
50.「伊平次とわらわ」 坂田靖子
51.「食肉の帝王―巨富をつかんだ男 浅田満」 溝口敦
52.「だれも知らない小さな国」 佐藤さとる
55.「楽園の知恵」 牧野修
56.「鳩どもの家」 中上健次
57.「古事記」 倉野憲司
60.「魔獣戦士ルナ・ヴァルガー」 秋津透
66.「モルグ街の殺人」 エドガー・アラン・ポー
67.「世界の中心で、愛をさけぶ」 片山恭一
69.「百頭女」 M・エルンスト
74.「不可能性の時代」 大澤真幸
79.「他人をほめる人、けなす人」 フランチェスコ・アルベローニ
80.「星虫」 岩本隆雄
83.「おとなもブルブルようかい話」 木暮正夫
84.「ヨーロッパ文学講義」 ウラジミール・ナボコフ
85.「サマー/タイム/トラベラー」 新城カズマ
87.「死の蔵書」 ジョン・ダニング
88.「死のロングウォーク」 リチャード・バックマン
91.「フロイト先生のウソ」 ロルフ・ゲーデン
92.「ライ麦畑でつかまえて」 J・D・サリンジャー/野崎孝訳
94.「針の上で天使は何人踊れるか」 ダレン・オルドリッジ
95.「歴史」(上・中・下) ヘロドトス
97.「愛はさだめ、さだめは死」 ジェイムズ・ディプトリー・ジュニア
98.「幾千の夜を越えて」 神月摩由璃
100.「アルジャーノンに花束を」 ダニエル・キイス
「キリストの処刑を見守りながらただ涙を流すだけだったマリアは冷たい。
母親なら自分で身代わりになっても止めようとするのではないか」という趣旨の記述があった。
無茶を言うなぁと思いながらも、どこか説得力を感じたのは
マリアが違和感を覚えた(大意)』といったエピソードを思い出したからだ。
(詳しくは各自がどっかで確認するように;ルカ記2章41節あたりから)
ヨセフにしてみれば、自分の子供ではないことがはっきりしているし、
血を分けた子は他にも沢山いるとなれば、そちらに感情移入もしてしまうだろう。
そして唯一つながりを持つマリアまで、こんな状態だとしたら
とても言えない状態だったのかもしれない。
実に対照的なのだが、
どうして二人とも、同じようなルートを歩むことになったのやら。