当時のユダヤ、というかあそこらへんの民族の血族主義はちょっとすごくて、アブラハムから数えて○代の誰それ、誰それから数えて○代のあいつ、そいつの娘婿の~みたいなノリは100%本気。
婚前交渉なんて許されないし、不義姦通なんかしたら生きていけなかったらしい。
今でもイスラム圏だとレイプされたらした側よりもされた女が罰せられる場所があるし、法律はそうでなくったって世間の目はそう。
そんな土地柄で、婚姻前に身篭った許婚を捨てず(当時だったら死とまでいかなくても一生の不幸を意味する)に一緒になった。
当時の掟だと姦通を世間に公表した上で離縁するのが普通のところを、世間に公表せずにひっそりと縁を切ろうとした。とマタイによる福音書には書いてある。
そして結局は一緒になった。
無駄飯喰らいのニートを育てあげた。(といっても親が死ぬくらいまで長男は家事手伝いという生き方は近代まで普通だったからそう叩くこともない)
のっけから愛に満ちてる。
また聞きだけどね。
個人的には我慢できなくてヨセフがマリアを孕ませちゃったと思うんだけどな(笑
追記
イエスは
「まずしきものは幸いです」
なんて言いながらも、旅先では徴税人で金持ちの家に泊まったりしてる。
徴税人=ローマの犬
みたいな空気の町で、あえて名指しでそんなやつの家に泊まった。
(ついでにそいつが身長コンプのチビだったりする記述がひっそりとあるあたりがすごく好きだ)
そんで、その人が回心するって話。
つうかすすんで救う。
処女懐胎って夫はまだしてないのにマリアが妊娠したってことだろ 合理的に解釈すると妻が他の男としたってことだろ 夫に問い詰められてとっさに神の子を宿したって嘘ついたところか...
当時のユダヤ、というかあそこらへんの民族の血族主義はちょっとすごくて、アブラハムから数えて○代の誰それ、誰それから数えて○代のあいつ、そいつの娘婿の~みたいなノリは100...
状況的には、一応結婚の約束してた女の子と「どうせ結婚すんだしさ」ってやりまくってたら妊娠→「婚前交渉したことばれるとやばいし、自分はやってないってことにすると他の男と...
んなもん、どこの宗教にも大なり小なり矛盾なんぞあらあ。
マリアの処女懐胎は、「イエスはマリアの連れ子だった」or「イエスはマリアの不義の子だった」を意味する。