完全在宅(業界的に完全在宅は恐らく珍しい)かつ、正社員であることが決め手だった。
28歳まで働いていた前職は公務員で、正直「公務員」でしかない仕事内容・キャリアだったので
会社の人も担当制であるため、なかなか関わる人が限られているけれど
公務員時代とは考えられないほど優しい人ばかりで精一杯頑張ろうと思っていた。
① 退職者が多い
2・3カ月に1人は退職する。
中小企業なので1人退職するだけで結構なダメージだし、自分の後に入社した半数は退職した。
またその退職者のほとんどは仕事が滞り、体調不良でそのまま復帰することなくいきなり退職のパターンである。
新人同士で多く交流するわけでもないため詳細は不明だが、なんとなく精神を病んでしまったのかなと思う。
だが現在に至るまで昇給はない(これはわたしが至らないからという理由はありそうだが)。
わたしが知らないだけで中小企業にはあるあるかもしれないがこれといった指標がない。
面談は年1で社長とオンライン面談をするが、それも実務に関わらない社長と話してもなんのためにもならず
なのに社長が昇給指示をするらしい。今年はその面談すら実施されない。
「社長に直接お礼を言うように言われてこの会社やばいかもと思った(笑)」と言われてちょっと会社にひいた。
小さな会社だからコミュニケーションの1個かもしれないけど、業務に大きく関連する資格だし、昇給になって当然だと思ったので結構ひいた。
③ 給料が低い
これは業界自体の平均給与から見ても相場、若しくは少し低いくらいだから多くは語れないが、
物価が上がり続けようが昇給や手当はないし、なにより手取り20万以下で賞与がない。
地方在住でそんなにお金を使うタイプではないため、貯金が出来ないほどではないが
すごく余裕があるわけではないな、と思うようになってきた。
なによりこれだけしか貰ってないし評価制度や昇給もないのにモチベが維持できなくなってきた
顧客ごとに柔軟に対応しているといえば聞こえはいいが、柔軟すぎて二転三転する。
スケジューリングしても、またスケジューリングしての繰り返しである。
また、柔軟すぎるが故顧客ごとにルールや作業が異なるため複数社の担当を割り振られていると
お金に関わることなので精密性があるのに、細かいルールの把握がすべて網羅できておらず、1つ1つの作業に時間がかかる。
⑤ 仕事量について
前述したとおり退職者が相次いでいる上、
突然退職にいたるため不十分なまま引継ぎがされる。
初めの頃は先輩に仕事が割り振られていたから所詮他人事だったが
最近は自分にも割り振られるようになって年始の頃から業務量が単純に倍になった。
これだけ書き連ねているんだから「転職すれば?」と思われそうだが、
完全在宅でかつ正社員、なんだかんだ自分はおおむね定時に退勤が出来ている。(残業は月に20時間くらい)
土日祝もきっかり休みだし、有給も都合がつけば自分でスケジュールをいれるだけでなんのストレスもなくとれる。
特別つらいことはない。そのはずだ。