2023-12-07

日本において、第二次性徴抑制ホルモン投与して、幸せ人生を歩みはじめた事例を紹介しておきます

TERFさんは「ごくわずかな」トランスして後悔して「でとらんす」している事例を好んで広めようとしていますけど、その一方で(おそらく「でとらんす」とは比較にならないくらいの多くの事例の一つとして)、きちんとした大学病院にかかってきちんとした医療を受けることができた少女の事例ですよん。

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2017/7/31 06:55 神戸新聞NEXT

「心の性」で小中高通学 GIDの18歳、社会人

12年前、心と体の性が異なる性同一性障害(GID)のため、体は男ながら女児として小学校入学した兵庫県播磨地方出身の優さん(18)=仮名=が、高校まで女子生徒として生活し、この春卒業就職した。小中高と「心の性」で受け入れられた全国初の事例とみられる。優さんは、GID治療指針に影響を与えたほか、同様の子どもに対する学校配慮全国的に広まるなど、社会理解が浸透するきっかけとなった。優さんは「周りの助けでここまで来られた。カミングアウトした友達にも理解してもらい、大変感謝している」と話している。

1歳のころからスカートぬいぐるみが大好きだった優さんは、5歳のとき、体の性への拒否感が強くなり、ほとんど食事をとらなくなった。そのため母親医師の助言に従い、女児として小学校入学できるよう教育委員会に依頼し、認められた。トイレ身体測定も女児扱い。2006年神戸新聞が報じた際、幼い子どもである点や、ほかの生徒に知らせない状態での異例の受け入れなどに賛否両論が噴出したが、中学高校でも同様の配慮教育委員会などで引き継がれ、女子制服生活した。

治療面では、小学6年生で第二次性徴が始まり思春期の体の変化を一時的に止める「抗ホルモン剤」を全国で初投与された。身体面の男性化が抑制され、精神的苦痛が軽減。主治医の康純(こうじゅん)・大阪医科大准教授は「副作用はまったくなく、思春期患者特有ホルモン療法への焦りがなかった」と振り返る。日本精神神経学会は、優さんを契機に、心の性に合わせて体を変える「ホルモン療法」の下限年齢を、条件付きながら1 8歳から1 5歳に引き下げた。優さんは高校入学直前に女性ホルモンを始め、すでに体は女性化している。

今年2月高校卒業式。母親は、優さんが学校生活を終えることについて「一般のお母さんと同じ気持ちだと思う。こんなに大きくなってくれてありがとう」とかみしめるように語った。4月には県南部の肉牛牧場就職牧場主は「性同一性障害から心配したというのは特になかった。取引先にも連れて行くが、特に性別について聞かれることもない」という。

周囲の配慮に包まれ学校生活を終えたが、体への違和感は続いている。高校2年の秋には「お風呂に入っていると、(ホルモン療法で)胸も出てきたのに男でもあるから中途半端キモい」と話し、「女友達うそをついている感じがする」とこぼしていた優さん。就職して間もなく4カ月。「将来は(性別適合)手術をして戸籍性別を変えたい」と話している。

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