2021-09-28

anond:20210928124350

ガテン系問題ないと考えて」そこでよしとしているわけじゃなくて、ガテン系職種などへの就労による(実家からの)生計的自立を足掛かりにして、そこからさらに本人が希望するキャリアパスに移行できるよう、相談なりカウンセリングを続けていくわけです。そのときに本人が建設業種での就労を続けたいなら、当然それも選択肢になるでしょう。

そもそも子どもシェルターしろ自立援助ホームしろ別にその場で教育を授けたりとか、学費支援してくれたりするわけではないんです。子どもシェルターあくまで「主に18歳〜20歳の、親の親権下にありながら児童福祉法保護対象からは外れている、虐待や不仲などの事情で自宅にいられなくなった子」を短期・緊急支援するための施設で、入所して2ヵ月経ったらそこを出て自活しなきゃいけません。その時には中長期的支援目的とした第二の受け皿として、自立援助ホームに移ることもあります。このフローをみて「『子どもシェルター』というワンクッションがあるかどうか」の違いで「女子高校卒業でき、男子は中卒のままになる」という学歴差が生まれると思われますか?

安定していない、加齢により厳しくなる、危険が大きいなどほとんど同じなのに、男の子ならそういう環境でもよしとして放置してしてきた、そういうところです。

私はこの「そういうところです」という中身のない批判表現が苦手なので、もう少しはっきり言葉にして批判していただけると助かります

私はセックスワークガテン系には、ご指摘の安定性・将来性・安全性などの点で、圧倒的な差があると思っていますガテン系に「若いうちに身体を使い潰す危険仕事」というイメージをお持ちかもしれませんが、今の建設現場は平均的な中小企業よりも労務管理が進んでます現場仕事でも65歳以上まで働け、現場管理ができる人は70歳でも引き合いがあります危険防止についても、例えば安全からフルハーネス義務化へなど、安全基準は継続的に厳しくなっており、万が一事故があった場合労災保護され、指名停止や許認可停止など厳しい罰則があることから元請・下請の法令遵守も徹底され、安パト執拗なほどに行われています建築キャリアアップシステムなどの形で専門職としての能力向上や資格認定も整備され、経験技能玉掛け、職長、現場管理者など)が向上すれば収入増も期待できます。もう10年近く慢性的な人不足で、この先それが改善していく目処も全くないので、待遇も良くなっています外国人労働者特定技能2号資格で永続的に在留できるのも建設業造船業だけです。

セックスワークはどうですか? こうした業としての安定性・将来性・安全性を向上する取り組みが行われていますか?

男性ガテン系従事することが好ましくないというあなたは、誰が建てた家に住み、誰が建てたビルで働いているんでしょうか。あなた批判したいのは、全ての若者高卒以上の学を身に付けさせる体制が整っていない日本社会ですか、高卒未満の学歴の人を企業雇用することですか、建設労働者という職種自体ですか。よく考えてください。

記事への反応(ブックマークコメント)

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん