コミケで15サークルから本を買ったら4サークルには感想を送る。といっても全員フォロワーなんだけれど。
同人活動をする上で、感想は必ずしも必要ではないけれど、あると嬉しいものの最たるものと思う。私生活の時間を削って成した作品を、読んでくれた相手がいると実感できて、かつ自分の思いを受け取ってくれたことを確認できるのだから。
いい作品を書いてくれて有難うという御礼の気持ちと、これからも頑張ってねのエールと、あとは打算だ。私はコミュ障で、かつ駄文を書き散らしている。だから「褒めてあげるからこれからも仲良くしてね」と「私が書いた時も感想くださいね」が、フォロワーに感想を送る裏の意図として、まあ普段は言わないけれど存在する。自分の性格が悪いことは重々承知している。
さて、そこで結果はどうか。相手の性格にもよるが、まあ4人に送って1人から返ってくればいい方である。相手が漫画描きの場合まず100%返答はない。これは、まあ100歩譲ってしょうがないと思う。ことにしている。問題は同じ小説書きだ。
文章を書くのに慣れていて、私の小説も確実に読んでいる(新作を投稿するとイイネ等をつけてくれるし、新刊を買いに来るときに挨拶もしてくれた)。でも感想はくれない。感想送りますね、と言ってくれた人も、新刊を出して半年経ったけれど後沙汰無しだ。ちなみに私はイベント直後に感想を送った。
ちなみに私は、感想をくれた人が何か作品を公開している場合、一度は必ずお返しの感想を送る。そうでなくても有難うございましたと返信する。褒めてくれて有難う、だから私も褒めてあげるね、である。上から目線かもしれないが、私はそれでも褒めてもらえたら嬉しいからそうすることにしている。っていうか感想くれたら感想送り返すのは人としての礼儀だと思っていた。
感想を送り続けてわかったことは、感想を書かない人ほど感想を求めるということだ。
感想を書くのにはパワーがいる。一度読んで、要点をまとめつつ二度読んで、感想文を推敲しつつ三度四度と目を通す。感想を書くことを念頭に入れて一度目を読んだとしても最低三度は読み返す。その労力を、全く理解せず、もらった感想をぺろっと読んですぐ忘れる。
そういう人は、感想を求める頻度も多い。感想ください、という人は、自分が素晴らしい作品を物していることを疑わない。気軽でいいなあと思う。しかし、相手が感想を書くことにどれほど労力を割いて感想を書いて送っているかを、送られる側はもっと理解してほしい。
感想を書くことが大変だということを知っている人は慎ましい。くださいと言うこともあるが、頻度はそれほど多くない。だから私も褒めてあげよう、頑張ってもらおうという気持ちになる。
一番腹が立つのは、私が感想を送った後、味を占めてもっともっとと感想を求め出す人だ。私の感想だけでは物足りなかったのかと悲しくなる。
私は友達が少ない。だから外交手段として感想を用いている。でもそもそも私は彼女達と友達ではないから、私の感想は彼女達にとって「たいして嬉しくない」のだ。友達から褒められた方が嬉しい、それはわかる、それは理解できる。痛いほど。
それを認めるのが悲しくて苦しくて、こんなことをつらつら書いてしまったけれど、つまりそういうことなのだ。内容に問題があるのかもしれない。文章が拙いかもしれない。筆者が意図したものを汲み取れていなかったのかもしれない。でも私はどんな感想も等しく嬉しいと思うし、もらった感想は何度だって読み返す。感想をクレクレする人は、根本的にそういう配慮に欠けている。と、思いたいのだ。私は。
【追記】
いつの間にか沢山コメントを頂いていて驚いた。反応、ブコメ、すべて有難く拝見しました。こういう相談をできる友達がおらず悩んでいたのでとても参考にさせて頂きました。
私にとっての感想はコミュニケーションツールとしての意義が大きいので、書きたくもない感想を無理やり書いたこともあった。これが「感想をほしいと嘆いていたので書いてやったたら増長して求めだした」パターンにあたる。正直これがめちゃくちゃしんどかった。
この投稿の後、感想文に対する御礼状を頂いた。御礼を強要していることにものすごく申し訳ない気持ちになったし、「見返りを求めている」自分に気付かれた気がしてめちゃくちゃ恥ずかしくなった。
実際、感想を書くことで悩んでいる間は創作意欲が全く湧かなかったし、書いても全然楽しくなかった。感想を求めすぎていて、でもそれを素直に言葉にできなくて、感想に固執していたのは誰よりも自分だったんだと気付くことができた。
感想互助会なるものがあることは知らなかった。だが以前、自然発生したそういう趣旨の会合に(今思えば)所属していた時期があるため、互助会意識がいつの間にか植え付けられてしまっていたのかもしれない。
「あなたの感想に救われてる人もいる」と言ってくれた方、有難うございます。そういうことを言ってくれる人のために私は感想を書きたいと思ったことを思い出した。
これからは素直に書きたいものにだけ感想を書いて、書きたくない人には書かないでおこうと思う。私は友達からも、友達じゃない人からでも、もらった感想は等しく嬉しい。でも頂いた感想について御礼をすることはやめないでいるつもりだ。とりあえず、思わず感想を送りたくなってしまうようなものが書けるように頑張りたいと思います。
善意のお気持ちボクシングだ! こう言うので心と人生をすり潰さないようにしたいね。
こんな気を遣ってまで同人作家応援しないといけないの?趣味なのに。 増田優しそうだから同人以外での友達見つかるよ。
女の悪いところが出てるな。特に女で同人やってる奴は繊細過ぎ。他者に求めすぎ。 他人なんてクズだから、自分の理想通り動かないし、自分の思う道徳規範なんて守っちゃくれねーん...
感想が来ないと発狂し、来たら来たで1から1000まで自分の思い通りじゃないと発狂するしな めんどくせえ連中
単純に、増田の作品が面白くないから感想言いづらいんやない?
だから私は同人で交流をやめた。 ただ無心に本を作って出すだけだと気持ちは楽だよ。 ときどきジャンル内で交流している人達を見て羨ましいなと思うときはあるけど、何年も交流続い...
共感したり同情したりする能力がないくせに、空気読んで共感したしぐさを何十年もし続けなきゃいけない。 それが女
こんなエントリを書いてる暇あったら 感想かけよ ついでに洗濯物も乾燥機にかけろよ
返事なんか描いてる暇、というか余裕ないんだよなぁ リプに簡単な返信書くだけでも10もくれば10分はかかる、気持ちの切り替えも考えれば20分位のリソースを奪われる。平日の20分はキ...
仮にあなたの文章がつまらなかったら わざわざつまらんかったって感想を送るのは相手もしんどいだろう だからって嘘をつくのも嫌だろう そういうことなのでは?
自分が好きでやっていることなのに、相手から求めるのはおかしいでしょ。 感想を書くのにはパワーがいる。一度読んで、要点をまとめつつ二度読んで、感想文を推敲しつつ三度四度...
どっちもどっち感がある 感想もらえると嬉しいよね。感想出してるあんたは偉いよ。でもそこにお返し的なものを期待しすぎたら感想クレクレの人らと変わらなくなっちゃうよ。 長い...
今日も女はめんどくさい
人間だれしも面倒くさいという話では
中学のときにポップンミュージックにはまり、登場するキャラクターが好きになり、腐女子になり、絵を描くようになった。 学校で絵を描き、友達と交換をする。 ポップンミュージック...
うんち
そんな中途半端な人間関係は断ち切ったほうが楽 絡むだけ損
元増田です。 お叱りや叩きは予想してたのでノーダメージ。 色々なご意見を読みましたが、やっぱり私は、感想クレクレ無理ですね。 たかが同人、されど同人。 まあいつもの同人女の...
【仲良くしたい】【だけど感想を送るのがしんどい】のだったら、【感想】という形で相手にコンタクトを取らなかったら良いんだよ。 イベント終了後、日にちをあまり空けずに【イベ...