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2022-08-06

サマセット・モーム『月と六ペンス』を読んだから感想を書く

英語の小説を挫折せずに読む方法というエントリをこの前書いた増田だよ。その後『月と六ペンス』を英語で読み続けて、とうとう今日読み終わったよ。めちゃくちゃ面白かったよ。

サマセット・モーム小説テンポがよくて、英語も簡潔で読みやすいよ。エンタメ要素が多くて普通に楽しいよ。人物描写がとにかく上手いよ。

ロンドン株式ブローカーとして40歳までわりと平凡に暮らしいたストリックランドという奴が、絵を描きたいとか言ってパリ失踪して、その後タヒチに渡って絵を描き続けて、死後になって美術世界革命をもたらした偉人扱いされる話だよ。このストリックランドという画家ポールゴーガンがモデルになっているらしいよ。

バルガスリョサゴーガンを題材にした『楽園への道』という長編小説を書いていて、そっちの方を先に読んでいたから、『月と六ペンス』を読んだらなにかしら既視感があったよ。こっちの方が時代的にはもちろん先の作品だね。バルガスリョサモーム作品についてどう思っていたんだろうね。

それはともかく、『月と六ペンス』の前半はストリックランドという男がどれほど周りの意見を気にしない自己中心的な男で、どれほど他人残酷に扱ってきたか、嫌というほど読ませられて、強烈な印象を受けるよ。それで小説の後半はストリックランドの死後に周りの人間傍証をたどる形で、色々な人の声が挟まれていく文体になっているよ。いわゆるポリフォニー小説だね。

ストリックランド最後タヒチハンセン病になって、まったく治療を受けず壮絶な最期を遂げるんだけど、この描写がかなり強烈だったよ。ストリックランドが追求し続けた世界を作者は垣間見させようとして、けっきょくよくわからないので、読んでいてもどかしい感じがするよ。

小説の始めの方で、ストリックランドの(最初の)妻は、ストリックランドが他に女を作ってパリ駆け落ちしたと思っていたんだけど、じつはそうではなく、恋愛絡みではない理由自分が捨てられたと知ると、この女はストリックランドを激しく憎むよ。

小説ラストシーンは、それから20年ぐらい経って、語り手がロンドンでこの妻に、ストリックランド最期を告げるシーンだよ。この時になったら妻の態度はガラリと変わっていて、すっかり有名人になったストリックランド自分との関係性を周りに触れまわりたそうにして、馴れ馴れしくストリックランドのことをチャーリーとか呼んで、家にきたストリックランド研究者からノリノリでインタビューを受けているよ。この妻の俗物ぶりがとにかく胸糞悪いよ。この胸糞悪さは、それだけモームによる小説構成がうまく行っている証だと思うけど、それにしても胸糞悪いよ。

最後最後ストリックランド家族聖書引用して何か言って、語り手がそれをうけて自分の思いを語って終わるんだけど、これはぜんぜん意味がわからなかったよ。

たぶんこの小説はまたいつか読むと思うよ。


はじめてiPhoneのBooksアプリだけで英語長編小説を読んだら、まずまず快適だったよ。英語のわからないところはその場で辞書を引けるから楽だったし、新しい語彙をけっこう覚えたよ。

2021-03-02

おれの経歴を見てくれ

日生まれて1万日を迎えたので経歴を整理してみた。見てコメントくれたら嬉しい。

フェイク少な目なので、あ、あいつかもしれないと思ってもそっとしておいてくれ。

17歳 高校3年生

初めてできた彼女が躁鬱を発症し、別れる。

希望大学に受から浪人生活する。

18歳 浪人時代札幌

予備校にもいかず、ゲームフットサルバンド

滑り止めで受けた琉Q大学に進学。

19歳 大学1年生(沖縄

水泳部サッカー部軽音サークルに入るが

二つは3ヶ月でやめ塾のバイトを始める。

彼女ができるもすぐ別れる。

札幌沖縄環境の違い、彼女生活環境等コンプレックスの嵐にさいなまれる。

20歳 大学2年生

平日は単位を落とさないように大学に行き、

週末はバイトして、たまにバンドマンと飲む生活をする。

21歳 大学3年生

ツールド沖縄で完走できたら好きな子告白しよう(キモイ)としたもの

普段練習するわけでもないので見事にリタイア

冬休みに一ケ月の男二人で東南アジアバックパッカー旅行をする。

ゴーゴーガールと仲良くなる。

22歳 大学4年生

かろうじて卒業

23社会人1年目(東京

上京。朝出社して、空アポ業務中家に帰り

寝て疲れを取ってから会社に戻るのを週3でやる生活を送る。

まらない仕事の割に上司の詰めが酷く、11か月で転職

24社会人2年目

転職先でパワハラに合い退職

その間にADHD(グレー)傾向が悪化

療養をしつつ宅建士の勉強を行い無事合格する。

1ヶ月半の引きこもり生活の後、再就職

25歳 社会人3年目

業務的な負担は少なく、伸び伸び会社勤めをし、悠々自適に過ごす。

引きこもり生活を支えてくれた彼女海外留学を決める。

遠距離恋愛生活開始する前に女遊びがばれる。

26歳 社会人4年目

上記彼女と将来の結婚約束するも彼女勉強プレッシャー

フラッシュバックに悩まされるようになり、帰国

それを期に人生転落し、結婚もなしとなる。

別れてから別の女性と付き合いだすも適応障害となる。

ちなみにここで株を始める、が苦戦。

27歳 社会人5年目

筋トレを開始する。仕事量の多さに嫌になる。⇒イマココ

 
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