はてなキーワード: 原理主義とは
アフガニスタンへの最大兵站拠点を失う。
米国退役統幕幹部のリチャード・マイヤーズはAFP(2月20日付け)のインタビューで、キルギスのマナス空港を米軍が使用しているのは主として燃料補給であり、代替はいくらも可能という「強がり」の見解を示した。
米軍はマナス基地を撤収することになる18ヶ月後にそなえ、ひそかにカザフスタンとタジキスタンに基地使用交渉をしてきた(ユーラシア・ディリー・モニター、2月23日)。
またウズベキスタンとも基地使用再開の交渉を秘密に開始したという噂も飛び交った。
理由はトルコがNATOの一員でもあって米軍との共同作戦が多いうえ、トルコは地政学的にもカフカス、中東、そして中央アジアに近く、恒久的な戦略ポイントであるからだ。
オバマ政権によるアフガニスタンへの増派が決定した以上、2010年8月までに代替基地を建設するか、外国の既存の基地借用を決める必要がある。
それも早急に代替基地を見つけなければならない。
一方、受け入れに熱心に見えるトルコだが、この世俗イスラム国家の国内にはイスラム原理主義が猖獗を極めており、アルカィーダがトルコ国内に多数が潜伏、とくにユダヤ人を標的にテロを再開する動きがある。
08年12月にもトルコ警察はアルカィーダのメンバーと見られる二十数人を拘束している。
テロリストの攻撃目標は国際都市イスランブールのほか、NATO海軍基地があるイズミール、加えて首都のアンカラだ。ユダヤ人観光客を狙うという情報もある。
こうしたテロ情報により、これまでテルアビブとトルコを結んでいた航空機もフライト中断に追い込まれた。
ユダヤ人観光客への攻撃を恐れたこともあるが、トルコの飛行機は、イスラエルの警備員を登場させないため、安全保障上問題があり、同時にイスラエルの「サンドル航空」も、トルコ乗り入れ便を休便とした。
ビシュケクの国際空港マナスに米軍は2000人規模で駐留しているが、そこから30キロだけ離れた場所がロシア軍の駐留するカント空軍基地だ。
イシククル湖はソ連時代、秘密のベールに包まれた保養地だった。このイシククル湖を囲むようにキルギスという国家は地形的になりたつが、湖にロシア軍の海軍施設が残っている。
沿岸警備というより湖沼警備隊で、主たる任務は武器密輸の取り締まりである。
ロシアにはCSTO(緊急展開部隊)があり、キルギスのカント基地に駐留している700名は、このCSTO所属。
第一にビシュケクとカザフスタンを繋ぐ鉄道計画の着手と見られる初期工事を始めた。モスクワから鉄道工作兵30名がキルギス入りしたのが2月20日に確認されている。
第二にキルギス南部オシにある飛行場も軍事利用する可能性を探っている。これは近未来にタジキスタンのアンイ空港を本格化させて、カントーオシーアンイを結ぶ空のルートを確定する動きと見られる。
第三にロシアのカント基地にはミグ21が、48機配備されているほか、スホイ25,スホイ27,アントノフ輸送機(AN26)、武装ヘリにくわえて、L39訓練機などが駐機している。
オバマ政権のアフガニスタン増派に対して、米軍の有力な兵站基地がキルギスのマナス空港。背後から政治的に圧力をかけてバキエフ政権を動かし、米軍を撤退させる一方で、ロシア軍は着実に増加させる。
これがロシアの対応である。
「根っから」って言うほどそいつのこと知ってんの?そういうやつらが世界を支配してるとでも思ってんの?ネガティヴ原理主義者くんよ。文句言わずにきみの道を行け。
なんというか、結構Wikipediaの編集ルールに関して勘違いしている人が多いので、解説してみる。
それで大見出しの「Wikipediaの編集は難しい」となる。まあ当然ですよ。「百科事典」っていう大義名分が有るんだから。要出典や独自研究を貼られてキレるのはお門違い。ググるなり図書館に行くなりしてソースを探して書けばいいんですよ。それやいやならWikiaなりチャクウィキなりもっと気楽にやれるところにいけばいいんです。
以下のやりとりを読み、麻生総理大臣の考えを選択肢の中から選べ (複数回答可)
民主筒井
「先日の総理の施政方針演説でひとつだけ賛成した部分があります。小泉・竹中路線
からの決別を宣言した部分です。アメリカのオバマ大統領もブッシュによる市場万
能主義との決別を宣言しました。そこで総理に確認します。
小泉・竹中路線とは完全に決別するんですよね?」
「(小泉政権発足の)2001年当時は、重苦しい時代だったと記憶している。
そんな中、小泉政権で経済の活性化に成功した事は認めなくてはならない
と思っている。しかし、その結果として、格差や社会の歪みも生まれてし
まった事も認めなくてはならないとも思っている。
私は(小泉路線の)改革をいっさいやらないというつもりはない。
個別に検討すべきだと思う。改革を格差や社会の歪みに対応させなくてはならないと思う。」
民主筒井
「麻生総理のよくないところはそこだ。発言が玉虫色になるところだ。
言ってることがはっきりしない。だから、国民にわかりにくいんだ。
オバマ大統領はもっと明確だ。改革の良いところも悪いところもあったではダメだ。
小泉・竹中っていうと言いにくいんでしょうけどw
市場万能主義との決別をするんではないのか?」
民主筒井
認識なんでしょうが、そこはどうでもいいでしょう。
今までの路線の政策は全て検証し、見直さなければいけない
ですよね?」
「いろいろな部分で検証は進行中だ。わかりやすい所では郵政民営化。
郵政については、改善案もいろいろと出てきている。」
民主筒井
「今、郵政民営化についてお話がありましたが、これはまさに小泉・竹中路線
の象徴と言っていいと思う。今の答弁は分割民営化を見直すという事なのか?」
「もう一度、国有化すべきって事を聞いてるわけではないですよね?」
民主筒井
「そうです。そうです。」
「私は民営化された以上、儲からないシステムではダメだと思います。
この今のシステムで本当に儲かるか3年後、5年後、きちんと黒字でやっていけるか
どうかチェックしなければならない。すごく大事なことだと思う。
だって、民営化したんだから。」
民主筒井
「(なにかしら文句を言う。小声で聞き取れない。)」
「いや、その程度のレベルじゃ困っちゃうなw
民主筒井
「今、分割民営化で弊害が出てきている。
窓口会社と郵便事業会社が分離してしまって、局長が郵便事業に口出しで
きないとか、あるいは、地方の事業はいずれも赤字だから、集配局が廃止
になったり、簡易郵便局が休業状態になったりしている。
だから、窓口会社と郵便事業会社の一体化をするとか、郵便事業の連携を
もっと、強化すべきではないのか?
民主党ではこういう方向で議論がなされているが、総理の方針もそうなのか?」
民主筒井
「いや、総理総理!」
「え?担当じゃないって話をね。」
民主筒井
「いやいや、ダメダメ」
「ちょっと待って下さいよ。担当じゃないって話くらいさせてくださいよ。
事実ですら。総務大臣がやってる話だから。これは所管ですから。
大事なところですよ。いつも混線させてるけど。」
民主筒井
「逃げないで逃げないで」
「逃げるような話をしてるわけじゃないでしょ。聞いて下さいよ。
前段の話くらいさせて下さいよ。筒井さん。それくらい。
1時間あるんだから、いいでしょう?
話がややこしくなるので、そこはきちんとしておかないといけない。
所管の話はきちんとさせていただきます。
その上で、現在進められている話の中で、どういった形が望ましいかについては
現場の最新の状況はまだ把握していない。その中にいないので。
ただし、特定郵便局がどんどん減っているのではないかという話ですけど、
最新の数字ではそうなってる。あとで見て欲しい。
それも含めて、いろんな部分で修正や検討がされているんだと思います。
4分社化した形が本当に効率がいいかどうか、もう一度、見直すべき時に来ている。
3年と5年で見直すのは前から決まってたことだから。
問題があれば、見直すと言うことがあっても別におかしくないのではないか?」
民主筒井
「それを聞きたかった。最後の答弁の部分を聞きたかった。4分社化を見直すと
いうことを総理自身が考えている。その方向でやっていかなくてはならない
と思う。しかし、総理の責任もはっきりさせなくてはならない。
4つに分社化したのは、この民営化の柱だ。自分自身が担当としてやった事を
民営化がはじまったばかりなのに、見直さなければならないというのもどう
かと思う。総理は責任を感じるべきではないか?」
「ごもっともな意見です。しかし、郵政民営化について筒井さんがどの程度詳しいかは
知りませんが、私はそもそも賛成ではなかった。サインするしないでだいぶ揉めた。
そういった意味では自分の意見は言ってきた。しかし、内閣の一員だから、最終的に
賛成した。
みんな(野党)、勘違いしているようなので、たった一つだけお断りしておきます。
私は郵政民営化担当大臣ではなかったんです。忘れないで下さいよ。これだけは。
みんな(野党)は一緒にしたがってる。意図的にかどうかは知りませんけど。
私は総務大臣だったんです。
郵政民営化担当課は私だけ反対だったので、外されてましたからw
ここだけはきちんと記憶しておいて下さい。濡れ衣は面白くないから。
(野党の野次)
ただ、国会の中でいろいろ議論はありましたよ。
賛成も反対もいろいろあった。しかし、民営化は決定されたんです。
聞こえてなかったかもしれないので、もう一度、言わせて下さい。
聞こえたくない人も含めて。
国会において議論の末、最終的に民営化は決定されたんですから、
今度は国民へのサービスの向上を考えていった場合、健全な企業にするという
のは当然の話。筒井さんご指摘の問題もいろいろあるんだと思いますので
そういった意味でやっていただくというのは大事な事だと思います。」
民主筒井
「これは本当に揉めました。私だけサインをしなかったから。
民主筒井
「麻生総理が反対だったのは、はっきりしてた。
説得されたかどうかは 知りませんが、結局、賛成をしたわけですね。
今日は他のことを聞きたいので、郵政についてはこれで終わりにします。」
問1:民営化見直し問題について
問2:小泉・竹中路線について
大元のエントリーの追記をもってこの回答が本人のものだっていう証拠にしてね。
質問1への回答
別のツリーで書いたんだけどさ
自分のサイトを持つと更新しなきゃ、みたいな強迫観念とか湧く人いるでしょ。
俺はそのタイプだから、自分で運営する必要がなくて身軽なまま、思いついたときにエントリーとして書ける増田を使ってるだけ。
まさに気持ち悪いと言われた「コメントツールとしてのはてブ」の拡張版みたいな感じ?
要するに気持ち悪いってのは俺が言われたことで、それを増田で書いただけ。
増田に書く事とidでダイアリーに書くこと関して匿名とか非匿名の差はあるけど、俺にとってそのあたりは重要じゃないし。
余程の実績の違いとか知名度の違いがない限り、誰が言ってるかより何を言ってるかのほうが大事でしょ?
実際にブコメでは俺が増田であることに関して問題にしてるものって殆どないし。
質問2への回答
俺は元より村民だから答えに関してはどうでもいいよ。
反論しようと思えばいくらでもできるだろうし、更にそれに対して反応する人間も出てくると思う。
それはそれで俺を含め見るほうは色んな意見が聞けて面白いと思うけど、いつもの如く議論という名の俺理論発表大会でしかないだろうし、結局一般化することなんてできないんだから、そもそも明確な答えが出るとは思ってない。
最終的に曖昧なものを結論にして終わるだけになりそうな気はする。
俺個人がはてなを利活用している人間とそうでない人間の間の決定的な文化的差異についてどう思うかに関してだけど、はてな基準で考える自分の思い込みや勘違いや傲慢さみたいなのを突きつけられて、元エントリーで書いたとおり「目から鱗が落ちた」って感じ?
だから、直接「はてな外」の人間の反応に接する機会があって、こんなこと言われたぜーっていう報告みたいな感じで元のエントリーは書いたし、彼らの反応を説明したつもり。
文化が異なる事に対して「理解は出来ないけれど容認出来る」という態度であるのか「理解も容認も出来ない」という態度なのか「私の文化以外は認めない」のかいずれですか。
こういう形で言うとしたら、俺個人については「理解もできるし容認もできるけど、他者にまで容認を求めるものではないと考え始めた」になるのかな?
どこまでが自分の属する文化で、どこからが相手の属する文化なのか、見極める意識・慎重さを心掛けることにした、ってほうが正確なのかもだけど。
容認しろと言う側と嫌悪感を示す側がいたとして、容認派が求めるものって理屈を捏ね回してまで求めるほどのものなのか、それってただの原理主義者でしかないんじゃないか、とかも合わせて。
っていうかさ、郷に入っては郷に従え、は相手の文化圏に踏み込んだ時に言える言葉だし、そもそも容認とかどうとかって言う事自体おかしいような気もするけどね。
文化圏が違う人間は容認できるできない関係なく、自分の属する文化圏ごとに自然と「住み分けてる」もんだから。
ネット上だとあっさりその境界を踏み越えて(わざとにしろ知らずにしろ)衝突が起こりやすんだなぁって今更実感したってだけの話じゃないかな。
この手の話題ではいつもそうなんだけどさ、ブコメとかトラバとか、すぐにネットの理念的なこと語りだすのいるでしょ。
あれって「はてな内という文化圏」「はてな外という文化圏」で考えずに「ネットという文化圏」っていうものを持ち出そうとするからだよね。
これってすぐにメタ視点で語ろうとする村民の持つ弊害なのかもね。
同じ国に住む間でも文化の違いってあって、法として定められているものでもない限り、必ずしもその文化圏が属するより大きな文化圏の慣習だとかに従う必要ってないはずなのに。
語るにしても適切な粒度ってあるんじゃないかなって今回のを通して思い始めたよ。
マクロに語って何も見えなくなるんじゃ、それってただの盲目だなって。
こんなんでいいの?
ラビンが暗殺されて以降、ずっとパレスチナとイスラエルの情勢は気になっていた。でも今の情勢はひどすぎる。
あいつらは多分、有史以来殺されたユダヤ人と同じ数だけの「異教徒」を殺すまでは何をしても許されると思ってる。
ハマスごとパレスチナ人とパレスチナに肩入れする人達を皆殺しにする事なんて何とも思っていない。むしろそれが狙いだろう。
→ 「待ってました」とばかりにありとあらゆる火器で「自衛」、100倍の人間を殺す
「挑発」の仕方もすこぶる露骨。
ウェストバンクに人を送り込んでパレスチナ人のオリーブ畑を焼き払い、焼け跡を占領、勝手に入植。
占領した地域のパレスチナ人の家をブルトーザーで破壊。それを止めようとした人は轢き殺す。
イスラム教の聖地に武装集団で乗り込んで「ここ全部イスラエルのもの」発言。
人々の「まとめ役」、精神的支柱である宗教指導者や政治指導者を非常に分かりやすい形で暗殺。
アラファトは2001年から死ぬ直前の2004年10月までイスラエル軍によって自宅に軟禁され体調を悪化させて死亡。
2004年にはアフマド・ヤシンを。モスクへ早朝の祈りを捧げに行く途中だった70歳近い全身麻痺の車いすの老人に向けてヘリでミサイルを撃ち込んで殺害。
今度もまた。
http://mainichi.jp/select/world/news/20090116k0000e030017000c.html
【エルサレム高橋宗男】パレスチナ自治区ガザ地区に侵攻するイスラエル軍は15日夕、同地区北部ジャバリヤ難民キャンプの家屋を空爆し、ガザ地区のイスラム原理主義組織ハマス「政府」の内相、サイード・シアム氏を殺害した。対イスラエル強硬派の同氏は、同地区のハマス最高幹部5人のうちの1人に数えられ、ハマスには大きな打撃となった。
イスラエル軍はシアム氏が潜伏しているとの情報を基に、同氏の兄弟宅を空爆。強力な爆弾が使用されたとみられ、現場には巨大なクレーターが残された。ロイター通信によると、同氏と息子、兄弟らのほか、隣家の住民4人の計10人が死亡した。ハマス幹部の殺害は今月1日のラヤン氏に続き2人目。
ガザ市包囲網を狭めるイスラエル軍は15日、先月27日の攻撃開始以降で最も激しい砲撃を同市中心部などに加えた。国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)や報道機関が入居するビルのほか、数百人の入院患者らがいたクッズ病院も被弾した。AFP通信によると、パレスチナ人死者は1105人に達した。
理由も無く家を破壊されて今まで住んでいた土地を理由も無く追い出されて怒らない人がいるか?
大事にしていた場所に土足で上がり込まれて憤慨しない人がいるか?
「国の偉い人の近くに住んでいた」というだけで家族を殺される理不尽に怒らない人がいるか?
大事な人を殺されて悲しみ、怒らない人がいるか?
武力では何も解決しない事なんて、占領と暴力がどれだけ「イスラエルの敵」を弱体化させてもパレスチナ人の怨嗟を増大させるだけだと、紛争の種はなくならないという事なんて、イスラエルもアメリカもよ〜く分かってる。それこそ1987年のインティファーダの前から。「自衛」だの「ハマス、PLOはテロリスト」だの白々しい。
今起こっている事は戦争でも紛争でもない。イスラエルによる一方的な大量虐殺だ。
http://www.asahi.com/international/update/0117/TKY200901170096.html
「爆撃、常に身体は緊張」ガザ入り桑山医師、惨状伝える 2009年1月17日14時8分
【ラファ(エジプト・ガザ境界)=田井中雅人】病院に運ばれた少年の遺体に泣きすがる母親。砲撃で建物や道路が壊滅し、町は死にかけ、唯一の大きな人だかりは葬儀の列……。イスラエル軍の激しい攻撃が続くパレスチナ自治区ガザに入ったNPO法人「地球のステージ」代表理事の桑山紀彦医師(45)=山形県上山市=の目に飛び込んできたのは、圧倒的な暴力による市民惨殺の悲劇だった。
桑山さんは現在、ガザで活動する唯一の日本人医師として、南端のラファ市立病院の救命救急室(ER)で緊急医療支援にあたる。空爆や砲撃のすきを縫って、救急車で近隣の病院に患者を搬送することもある。ガザ入りして3日目の17日、朝日新聞記者に電子メールで現地の様子を伝えてきた。
ラファ住民らによると、町の銀行は閉まり、水と電気は地域によって完全に止まっているところも多い。食事用のガスボンベは入ってこず、薪を使って煮炊きをしている。
住民らは攻撃が激しい境界に近い地域を離れて比較的安全な市中心部に逃れ、親族や知人の家に身を寄せる。主食のパンを作るための小麦が極端に不足。ペットボトルの水は姿を消したという。
市立病院に16日に運ばれてきた即死状態の少年は、薪を拾っていたところを「ロケット弾を発射しようとしている」とイスラエル軍に誤認されての狙撃だった。頭部が撃たれ、脳が飛び出した遺体にすがり、母親は泣き崩れた。
午後には別の通称「ヨーロッパ病院」に患者を搬送。イスラエルとの境界に近く、帰りの救急車を待っている時にも病院近くに爆撃があった。「戦争状態にいる感覚は一時も薄れることはない。爆撃の音や振動が、常に身体を緊張させている」と桑山さん。
山さんを受け入れた福祉団体のダルウィーシュ氏は「世界中から見捨てられた気持ちだ。こんな非人道的なことが起きていることを、どうか世界中の人に分かってもらいたい」と話しているという。
・中学校2年まで、母親に近親相姦(軽度)されていた。俺はノンケな男。
・小5から高1入学まで、周りに日本人がいない英語圏に放り込まれてたこともあって、母親のいっていることは特に疑わずに信じていた。
・最初は摩擦がすごかった。カルチャーショックかと思ったけど、母親に都合よくゆがめられていた世界の解釈がおかしいということだったんだろう。
・母親によって作られた人格は母親のit、マリオネットにしかならないことがわかった。
母親を信仰する、母親による、母親のための、家庭内宗教。 そんな感じ。
・なにかがおかしいとはカルチャーショックとして捉えられてはいた。
・母親に育てられた人格は到底役に立たないばかりか、僕を原理主義的な行動原理に拘束する有害なものだととらえるようになった。
だから人格を作り直すことにした。 徹底的におかしいところを列挙して槍玉に挙げてもらうようにする。
たとえば高校では母親を騙して寮にはいった。「勉強したいから」という口実にした。
内心、母親原理教から抜け出すことは、勉強以上のプライオリティだった。
自分で、自分が再洗脳されるようにする。 毒をもって毒を制し、その上に健全な人格を作る。
旧人格を徹底的に潰す。 「殺す」といってもいい。
・・・・この計画は成功した。僕はもう、毒親のマリオネットではない。
・・・ただ、「毒親」が理由になっていることを認識すること、言語化してそれを捕らえることは一番難しい課題だった。
僕は母親が気に食わないであろうことをすることを本能的に恐れてる。 言語化しようとしても、怖くて怖くてたまらない。
だからいつも、別の口実をつくってきた。
旧人格を壊してる間のダメージは相当なものだった。 2年で、35キロやせた。
その間は勉強はまったくできなかった。 ・・・そのときは、自分の内面的な課題に向き合うのに精魂を使い切っていた。
外界に、他人に、向けるエネルギーは残っていなかった。
うつ病なのかと思った。 抑うつではあるけど、うつ病かははっきりしなかった。
ふとした理由で、「毒になる親」という本に出会った。 ありがとうはてな。
それまでは、もっともらしい理由を見つけないといけなかった。
母親に性的なあれこれや、盛大に釣られて手のひら返してもてあそばれたりしたことが、今の僕を苦しめているのだと立証するすべがない以上、それを口実にはできなかった。
「毒になる親」にはチェックリストがあった。 ほぼ全部YESになってしまって、うれしかった。
これで、僕が抱えてる問題を他人に知ってもらうことができる、と。
・・・・他人に知ってもらう。 信頼関係を築く。
この本を使えばできるかもしれない。 涙が出るほどうれしかった。
少なくとも、親との問題を言語化する糸口が見つかったように思えた。
この本曰く、「常に親の都合やニーズが子供のそれより優先する自己中心的な人間で、愛情というものが決定的に欠けている」ことは、欧米では虐待とみなされるらしい。 20年以上前から。
一方、日本では専門家ですらこの「毒親」に抵抗を示す人が少なくないらしい。 この本の訳者あとがきが正しければ、日本は虐待への認知にかけては後進国らしい。
・・・僕は喜怒哀楽の一部が欠けてる。
喜ぶこと、自分を表現すること、リラックスすること、素の自分を他人にさらすことがどうしてもできなかった。
「公私」の「私」がなかった。 ・・・マネはしてたけど。
・・・いつもいいようのない虚無感と、フラストレーションと、恐怖感に襲われていた。
それは家庭で、母親にも父親にも、怖がること、従うこと、イェスマンになること以外のことをしてこなかったからなのかもしれない。
・・・昨日初めて親しい友達に、「毒親」を中心とする僕の問題を打ち明けた。
・・・友達って、顔色を伺って普通を演じるだけの関係ではなかった。
・・・一般概念的にそうだと認識できていたけど、自分の身でそれが起こるなんて。
初めて、人間と話したような気分だった。
・・・・夜明けは来るだろうか。
・・・自分の子供には、「ふつう」になってほしい。 代々続いた虐待の連鎖は僕が断ち切る。
・・・・僕ができることをしっかり検証して、これから自分の人格を取り戻していこうと思う。
◆追記
この本のいっていることをいえば、「育てられ方が悪かったことに関しては、子供は一切責任を負わない。」
親のせいにできることもある。
それは、心のケアを怠ったことも含む。 虐待というのは、アザが残るような暴力に限らない。
ただし、「真実に向き合い、精神的に独立した人間になり、親が自分にしたことを他人にしないように身を律すること/健全な対人関係を築くこと」は自分でやれ、といってる。
そして「適切にサポートし援助してくれる人を見つけること」。 こういうことが、この本の12章に書いてある。(青い表紙の文庫版のほうで確認)
日本にはおそらく、毒親によって潰されている人がたくさんいると思う。 僕の先輩はその典型だった。
日本は・・特に儒教の影響もあって、立場が強い人に対して矛先が向けられることがあまりない。
つまり、親に問題があるなんて言論は社会的に避けられやすい。
欠陥育児の非を「自己責任」という論説で子供に押し付けるのは、日本の限界なんだとおもう。
大切なのは、育児が子供に何を残したかだ。 親の意思、意図、愛情とはまったく関係なく、親は毒親たり得る。
有害な善意ほど恐ろしいものはないっていうしね。
子供側は、自分の潜在意識にたまってるかもしれないフラストレーションに向き合えばいいとおもう。 それはとても恐ろしくて、心が折れそうになることだけど。
まず、本人が親に立ち向かう決心をしなければいけない。
なんでもかんでも親のせいにしろというわけではない。
「育児」には良し悪しがある。 それによって責任の所在が左右される。
自己責任論で苦しんでる人は、一度自分と自分の過去に向き合ってみたらどうだろう。
この本を持ち上げすぎてる気はするけど、僕は問題を言語化する取っ掛かりを作るのに
http://www.amazon.co.jp/dp/4062565587
この本が役立った。 お勧めしておく。
◆追記その2
読みやすくなるようにちょっと補足いれてみた。
書籍について。
「不幸にする親」という姉妹本を読んでみた。 こちらの方がチェックリストが多いし、うまく整理されているように感じた。
http://www.amazon.co.jp/dp/4062144484
どんなものかを理解するには「毒になる親」がいいと思うけど、抱えている問題を言語化するツールにするにはこちらの方が便利だと思う。
みんな、健やかに生きれるようになったらいい。 そう思った。
◆後日談(随時追加する予定)
○毒親のいとおもしろし国語力測定 (前編)
http://anond.hatelabo.jp/20090118194006
コメントもらって元気が出たので文体が変わっています。
→処女の肉体を求める
→他の男を知ってる女だと、自分と比較されたら困る(ベンチマーク禁止厨)
→(浮気するのは男の甲斐性だが、)女は貞操を守るのが務めだ(悪しき伝統)
→男も女も等しく、結婚した相手とだけにしなさい(キリスト教原理主義的純潔主義)
→結婚前に数々の男と軽々しく寝るような女が、結婚したからといってすぐ性格が変わるわけないだろ(疑りと嫉妬)
→肉体の結びつきははかないが、魂と魂の結びつきは永遠だ(精神重視)
→処女だからって、否定すべき理由は特にないよ
→とりあえず、ふしだらな女よりいいんじゃない?(消去法)
→そもそも女に興味がない(女嫌い)
→むしろ、男の方がもっと興味がある(ホモ)
何故聖書とニセ科学や歴史修正主義を同列にしている、その発想がわからん。
それは俺の脳内で勝手に補完するとして、現代に繋がる科学や化学、経済の重要なとこを作ったのはキリスト教徒。
イスラムや古代中国の文化だって負けてないけど、ニセ科学や歴史修正主義は自分たちの正当性を主張するばかりで、世のため人のために役立つ何かを作ってないから。
聖書に認められてるとか退けるべきとか書かれていること以外の新しいモノが世に出た場合、基本的には主の代理人たるローマ法王や法王庁が○か×かを決める。それだけ聖書は柔軟な余地がある。この余地が一切認められなかった時期が宗教裁判や宗派間戦争ばっかりの世の中。今でも非主流派にそういう原理主義はいるけど、力を持たないから問題視されてない。
非モテが鳴いていたので
http://anond.hatelabo.jp/20081121140306
http://anond.hatelabo.jp/20081107102013
夫が私の気持ちをわかってくれない理由は?
http://anond.hatelabo.jp/20081116102631
織田信長を勧められて
http://anond.hatelabo.jp/20081108215534
釣師の誇り
http://anond.hatelabo.jp/20081009221757
http://anond.hatelabo.jp/20081122160451
新しい書店のかたち
http://anond.hatelabo.jp/20081123182932
入場料を取る本屋は必ず潰れる
そろそろ、そんな季節なんで何となく候補を考えてみた。去年は「アサヒる」だっけ?
2chとかあまりチェックしてないので一般的な単語も含まれるけど
ネットでの言及が多かったと思われるものを列挙。
今年、大活躍した毎日新聞の別名。去年の朝日に続き新聞関連で2連覇か。
発売前にはいろいろと煽られましたが、マカーしか買ってないのが現実。
今年初めて知りました。便利な世の中になったもんだ。DS持ってないけど。
橋下さんは今年からなんだよね。2chでは、かなり評価が高い気がする。
予告.inとかまぁーいろいろありましたが、候補にはコレを。
アニメの方ね。まぁ昔からあったんだろうけで話題になったのは今年か?
これも前からあった気がするけど、「痛ンブラー」など一般的になったのは今年?
モンスターペアレントの略。これはネット外でも使われていた気がする。
オリンピックよりこっちが面白かった。
秋葉原の人。
原理主義的な萌え絵好きが、動き重視のキャラデザのアニメを罵倒する、ということに関しては自分も良い印象は持ってないので、彼らの排他性を非難する分には元増田に対する異論は無いんだぜ。そこのところは誤解なきよう。
自分がしているのは、萌え絵原理主義的なアニメオタクの排他性を非難するに当たって、自らも排他的であろうとすべきではない、という話。
※再投稿されたようなので、リンク修正した(11/18/23:05)
正直、「アニメオタク」害悪論を今更説き始める人もどうかと思うよ・・・。
言葉の使い方が乱暴すぎやしないかな?
しかし、アニメオタクは萌え絵以外の絵柄のアニメを「絵が変」と言って嘲笑し、批判する。ここがアニメオタクの一番の問題点であり、私が害悪と言い切る理由だ。
アニメオタクの人を見ていても、この表現があんまりピンとこないんだよね。括弧つけた『アニメオタク(笑)』というような意味でならそれなりに理解可能ではあるものの、はっきりした定義も示さずに「アニメオタク」なんて言葉を使うのにはあまり賛同できない。てかさ、中度??重度のアニメオタクであれば、元増田が言うような問題意識って、ある程度共有しているんじゃないかな。
それと、「動かす」という目的に沿ったデザインを評価し、その目的と対立しがちな「萌え絵」を批判するというスタンスは理解可能なんだけど、「だから、(元増田の定義する)アニメオタクはアニメにとって有害な存在である」みたいな話にするのって、どうなの。問題提起としては分かるよ。「動かしているアニメ」を嘲笑するようなアニヲタはアニメをより狭苦しいものに押し込めてる、ということなら。でもさあ、増田の言い方だと、なんか萌え絵の存在そのものに否定的な香りが感じられてげんなりしちゃうな。いいじゃない、別に。萌え絵でアニメやったって。っていうか萌え絵を動かすことが技術的に難しいからこそ、それを動かそうとすることがアニメーションの限界への挑戦だ、という風に受け取ることも出来るんじゃないの。そこで萌え絵批判しなくてもいいじゃん、別に。
元増田の文章からは、萌え絵原理主義的なアニメオタクとは別ベクトルの排他性を感じてしまう。意識的なのか無意識的なのかは分からないけど、そういう姿勢が「アニメの進歩」に繋がるものなのかどうかはもう一度考えてみた方がいいんじゃないかしら・・・。自分がアニメを真に愛しているという自負があるんならさ、偏狭なアニオタの排他性だけじゃなく、自分自身の排他性にも目を向けてほしいなあ。
※追記
なんか書き終わって投稿したらもう元増田削除されててがっくりきたわ。
アニメ愛してるっていうならさ、もう少しぐらいは粘り強く話をして欲しかったわ。
ほんとがっくり。
>カブール(CNN)
>登校中の女学生の集団がバイクで接近してきた男2人に水鉄砲で酸をかけられ、
>少なくとも2人が失明した。軍報道官が明らかにした。
>事件では女学生4人が負傷し、病院で手当てを受けた。うち2人は既に退院し、
>男2人は現場から逃走した。
>今のところ犯行声明は出ていないが、カタールの衛星放送アルジャジーラは、
>イスラム原理主義勢力タリバーンの戦闘員による犯行の可能性を伝えた。
>カンダハル当局者は負傷者数を6人、うち1人が重傷と述べる一方、
>旧タリバーン政権時代(1996─2001年)には、女子の通学が禁止されていた。
>アルジャジーラによると、犯行に使用された酸は電池由来で、負傷者には姉妹も含まれていた。
通学どころか教育すら禁じていただろうというニュースへのツッコミは別にして、
こんな機会でないと書けない思い出話。
>アフガニスタン中部パルワン州で今月6日、民間ラジオ局の女性ディレクターが殺害された事件に対し 、
>ローラ・ブッシュ米大統領夫人は10日、犯行を非難する異例の声明を出した。
>同日までにイスラム原理主義勢力タリバーン系の武装勢力の関係者6人を逮捕した。
>ザキさんはラジオ局での仕事のほか、女子学校の経営や地方政治にも取り組んでいた。
>アフガンでは今月1日にも、女性ニュースキャスターが首都カブールの自宅で殺害されており、
>相次ぐ女性ジャーナリストへの攻撃に、国内外の報道関係者も危機感を募らせている。
>2007.06.11 Web posted at: 15:31 JST - CNN
当時、某×××Aのアフガニスタン支部で働いていた知人が、語ってくれたこと。
その招待リストの中に、当初はザキさんの名前もあったのだという。
ところが、日程直前になって、ザキさんの父親が×××A支部を訪ね、
娘の招待を取り消してくれと申し入れてきた。
その理由は「娘を日本にやったら、留守居の家族を殺すと脅迫を受けた」と言う。
どのような検討がされたか知らないが、結果として
そして
…………
…………
…………
なるほど、家族は殺さなれはしなかった。
なんか悲しいなあ、という口ぶりから察するに、「原理主義者」という言葉がムスリムを貶めている、と感じたのかな。こちらにはそういう意図はないよ。
「原理主義」そのものには本来ネガティブな意味合いはないし、穏健なイスラム原理主義者も当然に存在すると思っていたので(イスラーム主義とかもっと偏見の少ない言葉を使う方がベターだったかしら)そういう批判はちょっと意表を突かれた。確かに原理主義者という言葉は、親イスラーム的な研究者は使いたがらない、という話は聴いたことがあるから、その点は確かに自分の手落ちだと思う。
「正しき非モテの教義に回帰せよ」「非モテの安寧とコミュニティを侵し、非モテを未開人として扱い、恋愛資本主義的な価値観で征服を試みようとするモテに、抵抗しなければならない」というような感じでまとめられそうな態度って、西欧によるムスリム国家の抑圧からの解放を訴える原理主義者の姿勢とダブって見えるなあ、という直感的で安直な態度で持ち出したことは事実だし、十分な検証・比較をした表現ではないのは非難されても仕方がないとこだなあ。まことに申し訳ないんだぜ。
あ、折角だから、増田がもっと詳しい人だったら、イスラームの現状について啓蒙していただければこれ幸い。俺も在学中にイスラム法の先生に教わった程度だから、そちらの方面に凄く教養があるわけではないんで。非モテトークからイスラームトークに発展する、そういう増田があってもいいじゃない・・・(遠い目)
本題からはまっっったくずれていて申し訳ないのだが
なぜイスラーム?
歴史や教義に深く関わった隠喩なのかなと思ったがどうもピンと来ない
なんか悲しいなあ
きみは正しきイスラームの教えに戻れ、という感じだなー。非モテ原理主義者・非モテ求道者とでも呼べばいいのか(揶揄・悪意ではない。為念)。
まあ、深刻に悩みを抱えている立場の人間がいるところに、軽いノリで「あっ、俺も俺もー、超悩んでるんだよねー」とか言い出す奴が来るとすげーむかつくというのはよく分かる。
たださ、そういう感情を真正面からぶつけてってもあんましいいことないんじゃないの。それこそ、非モテはモテへの嫉妬・ルサンチマン丸出しの未成熟な人間、みたいな社会的イメージを作りかねない(そういうイメージが非モテの正しい評価とは思わないんだけど、過剰に攻撃的な態度は多くの人にそう受け取らせてしまう)。そういうイメージがパブリックに広まったら、非モテが社会に生きる苦しみを一層増やしてしまうことになると思うんだけど。
それとも「とにかくこういうヘラヘラした奴が俺達の悩みを理解したつもりで説教してくるのが許せねえ」という感情が、損得勘定を上回るということなんかい。だとすれば、さすがにそれ以上どうこう言うことは難しくなるんだけどさ。奴らが許せない、という気持ちは分かるけど、そこはある程度感情を抑えて客観的な指摘に留めるほうが非モテの現状の苦しみを和らげるには賢いやり方なんじゃないかしら。一時の激情でモテをdisっても、その数倍の数でフルボッコされるだけなんだぜ・・・。