※特定を防ぐために細かな設定などを改変していますが、受けた被害は全て事実です。
色々と落ち着いてきたので、大分昔のことですが今回は自分が誹謗中傷されていた時の話をしたいと思います。
普段長文を書くことに慣れていないのですが、温かい目で読んでいただければ嬉しいです。
私(以降A)は主にYouTubeで歌ってみたなどの活動をしています。
詳細は申し上げられないのですが、界隈で名前を出せば半分くらいはくらいあーあの人か...と分かってもらえるくらいの知名度ではあると思います。
SNSでファンアートを募集しており、定期的に反応して気に入ったものがあれば(ファンアートはアイコンに使う場合があるという注釈を書いた上で)アイコンに使わせていただくこともありました。ありがたいことに多くの方に描いていただいております。
ある時、私が有名になる前から交流のあったイラストレーターさん(以降B)もファンアートを投稿してくださったのに気づいたので、お礼のリプを書きました。
それから数時間後、Bさんは「私の絵はアイコンに使ってもらえなかった、差別だ」と愚痴をツイートしていました。
私はDMで不快にさせてしまったことを謝罪した上で、全員のイラストをアイコンに使うわけではないことなどを説明しましたが、反応はありませんでした。
分かっていただけたのかな、と思い安心してその日は寝ましたが、ここから地獄が始まりました。
それまでほとんど誹謗中傷なんて来ることのなかった自分の質問箱サービスが、その日を堺に「早く◯ね」 「障害者」 「生きる価値がない」など何十件もの罵詈雑言で埋まっていたのです。
その文章はBさんの文体によく似ていたため、もしかしてBさんが関係しているのでは?と考えてBさんのリプやDMに「何か知っていませんか」と何度も質問を書きましたが、まるで隠蔽工作をするようにリプ元の投稿を次々と削除していきました。
それどころか、私のDMを晒して「こいつに誹謗中傷されていると決めつけられた、事実無根なのに」とツイートされてしまい、Bさんにもそれなりのファンがいたのでそれなりに拡散されてしまいました。
もちろん決めつけるような言動は一切しておらず、本当に何か知っていませんか?と聞いただけなのですが、これは私の不手際かもしれません。
精神的に参ってしまった私は1ヶ月近く活動休止を発表しましたが、その間にも山のように誹謗中傷が届き、メンタルの弱い私は一時は本気で死ぬことを考えました。書き込まれたIPアドレスは一応分かっていたのですが、当時一応学生だったため開示請求などは金銭的にも非常に難しかったのです。
そんな時、質問箱はIPアドレスがSNSのログイン必須にすれば誰が書いたのか特定できることを知り、気づかれないことを願ってっそりログイン必須にしてみました。
案の定、届いた誹謗中傷のログを確認すると「全て」Bさんのアカウントから書かれており、それ以前のIPアドレスもBさんのアカウントの書き込みと全て一致していました。
めちゃくちゃ驚きましたよ。「たくさんのアンチが生まれたと思っていたのに、実は全部1人で書いていた」ってことが分かったんですから。
あと、調べたところBさんは自分の通っている高校の教師や友達の個人情報を出して何度も陰口をツイートしていることが分かりました。
もう無理だ、と思った私は「Bさんから誹謗中傷を受けていた、向こうは事実無根と主張しているが事実です」という発表をしました。(同時にBさんの高校にも高校関係者の陰口が書かれているとこっそり問い合わせました)
Bさんは速攻でアカウントを削除して転生を繰り返していましたが、「校長先生を交えて話し合いになった、もう学校に行けない」という書き込みを最後に放置され、現在どうしているのかは分かりません。
私はBさんの絵がとても好きでしたし、たかが高校生の将来を潰してしまってよかったのか、と今でも悩むときはあります。
この話でみなさんに言いたいことは、「君が心配するほどアンチは多くないこともあるよ!」ということです。ふと見れば、活動休止中も心配の言葉をかけてくださったり、手を差し伸べてくれた方がたくさんいました。もしこれをご覧になっていて誹謗中傷に悩まされている方がいたら、ぜひ諦めないで行動を起こしたり、周りに助けを求めてほしいです。
最後に、活動休止中も励ましてくれた友達には本当に感謝しています。今では親友...といっていいか分かりませんが、少なくとも私はそう思っています。大好きです。