2024-10-20

Skeb)作品クリエイター非表示にすると締切厳守率が下がる仕様

概要

Skebの納品作品クリエイター側で非表示にすると、締切厳守率が下がるのが納得いかいからやめてくれっていう話。

ちなみにクライアント視点の話です。

①前提(用語説明

クリエイター

 Skebでリクエスト募集し、作品を作る人。

クライアント

 Skebでリクエスト募集しているクリエイターに、リクエストを送る人。

非表示設定

 リクエストによって作られた作品が、Skeb上で表示されないようにする設定。

 クライアント側がリクエスト時に指定できるほか、

 納品後にクリエイター側が後から非表示に変更できる機能がある。(今回のテーマ

・締切

 Skeb上でリクエストに課される納品期限。クリエイター側が日数を指定する。

 締切を超過すると、そのリクエストキャンセルされた扱いになり、費用クライアントに返金される。

・締切厳守率

 各クリエイターが、リクエストの納品期限をどれだけ守ったかを示すパーセンテージ

 クリエイター評価指標として公開されている。

おかしくねポイント


作品クリエイターが後から非表示にする機能についての、Skeb運営公式ポスト

https://x.com/skeb_jp/status/1459140741007953921

> クリエイター任意作品非表示にできるようになりました。

> ただし締切厳守率が低下し、

> 30日間手数料の割引を受けられなくなります

↑なんで!?

クリエイター側でも任意作品を後から非表示にできる ←わかる
・その機能を使うと締切厳守率が下がる ←わからない

本来表示される作品を後から非表示にする行為に対して、何かしらペナルティを与えたい、という意図なのだろうとは想像できる。

でもそのペナルティが、まったく関係のない締切厳守率の低下なのは不可解だ。

③いちクライアント視点意見

私はクライアント、つまりリクエストを送る側の利用者だ。

私は、リクエストを送る際、めちゃくちゃ時間をかけてリクエスト文を考える。数か月にわたって下書きを温めながら推敲を繰り返すことも多い。

それだけ時間と熱をかけたリクエスト文は、やはり無駄になって欲しくない。なので私は、クリエイターの締切厳守率をかなり重視している。

そんな私にとって、上記②のペナルティ仕様はめちゃくちゃ困る。

締切厳守率が低いクリエイターを見かけたとき、そのクリエイターが締切を守らなかったことで厳守率が下がっているのか、後から非表示機能を使ったことで厳守率が下がっているのかがわからない。

前者だったら私にとっては重要だし、後者だったら私にとってはどうでもいい。なのに、その区別がつかない。

せっかく好みにぶっ刺さる素晴らしいクリエイターの方なのに、締切厳守率が低いと、リクエストを送ることを躊躇してしまう。躊躇した結果、送らないことがほとんどだ。

これが先述のペナルティの為に発生してしまうとしたら、クライアントである私はもちろん、クリエイターの方にとっても機会損失なのではないかと思う。

④なぜ後から非表示機能ペナルティがあるのか(憶測

なぜSkeb運営は、後から非表示機能ペナルティを設けているのか。これは完全に私の憶測だが、

おそらく機能悪用を抑止するため、気軽に使えないようにしているのではないかと思う。

Skebは有償リクエストサービスだが、

リクエストの結果として納品される作品について、その品質指定することはできない。

極端な話、たとえばイラストリクエストに対して、リクエスト内容を一切無視したイラスト投稿されようと、チラシの裏にグチャグチャ殴り書きした線のカタマリが納品されようと、

クライアント側はそれに対して一切異議を申し立てることはできず、返金も再納品も要求できない。リクエスト費用が500円であろうと10万円であろうと同じだ。

Skebはクリエイター有利を謳うサービスなので、仕様上はこういう横暴も許される仕組みになってはいる。

では、そんな詐欺まがいの行いが実際には横行せず、Skebがサービスとして正常に回っているのはなぜか?

それはもちろん、クリエイターの実績が信用となり、品質がある程度担保されるからだろう。

Skeb上に表示されている作品を見れば、クリエイター過去どんなリクエストを受けて、それに対してどんな作品を納品したのかがわかる。

素晴らしい作品を納品していれば、それは多くの人の目に触れ、クリエイターの信用につながり、より多くの人がリクエストを送るようになる。

反面、期待にそぐわない品質作品が納品されていれば、当然それも不特定多数に閲覧され、クリエイターとしての信用の低下につながる。リクエストを送る人も減っていくだろう。

から非表示機能は、そういった「品質の低い作品を納品した実績」を隠す使い方ができてしまう。

満足のいかないクオリティ作品を納品してしまったとき、その作品非表示にして、よくできた作品だけを表示設定に残す。こうすれば、自分の信用の低下を防ぐことができる。

実際にやる人がいるかどうかはともかく、仕様上はできる。

Skebが今のサービス形態を成立させるためには、クリエイターの信用は生命線だろう。

からクリエイターの実績を都合よく隠蔽するような使い方をできる機能に対して、ペナルティを課しているのかもしれない。

ただ、仮に悪用を抑止したい意図があったとしても、それは別の形でペナルティを与えてほしいと思う。

③に書いた通り、私のようなクライアントにとっても、そして多くのまっとうなクリエイターの方々にとっても、デメリットの多い仕様だと思うからだ。

何より、信用の為に表示している「締切厳守率」という数値自体を信用できないものにしている、迷惑仕様しかないと感じるからだ。

私はSkebの自由さと気軽さが大好きだから、このサービス形態を守っていって欲しいと思っている。

でも、それはそれとして、表示されている情報信頼性を損なうようなペナルティは、利用者にとって不利益だと思う。

ペナルティ撤廃してほしいし、それができないなら、作品を後から非表示にする機能自体撤廃してほしい。

(この機能活用しているクリエイターの方も多いと思うので、あくまで私個人意見

⑤要するに

「締切厳守率」という名前の数値を「締切を厳守したかどうか」以外の要素で変動させたら、数値の意味がなくなるからやめてくれ!!!



以上です。

  • 何でこんなところに書くの? skebの運営にでも要望出せば良くね? ここに書く意味は何?

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