マスクはもちろん不織布。一日に一回必ず変えている。
会社でもリモートワーク、ソーシャルディスタンス、衝立などの万全な感染対策を自らが指揮をとって行っていた。
当然一人外食もない。料理が好きなので、家で食べたほうが安心できる。
ところが、一昨日から発熱して、今日検査を受けたら陽性だった。
まさか。
同じく発熱外来にくる若い人たちが大きな咳をするのを横目で見ながら、俺は陰性なんだからうつったらどうするんだ。くらいの気持ちで検査結果を待っていた。
それなのに結果は陽性だった。
ワクチンは11日前に1回目を接種済み。おかげさまで症状は肺炎もなく軽症という判断とのこと。
コンビニだろうとどこかに入るときは絶対にマスクを外さなかったし、この暑い中、屋外でも確実に人が視野にいないときしかマスクを外していない。
コンビニのドアも指は使わず、基本足で開閉をする。出入りの消毒も徹底してきた。
上の階の窓から無音のくしゃみを飛ばされたのなら仕方ないけど、それ以外に考えられない。
それで思いついたのが、先週の日曜日に、大手家電量販店の取り置き商品を受け取りに行ったときのことだ。
特定はされるだろうけど悪戯な風評被害はやめたいのでこのまま伏せて書く。
そのあたりは駐車場料金が高く、買い物ついでではないととてもじゃないけど車でなんか行ける場所ではない。
その時は1万円を超える買い物だったので2時間の駐車サービスがついたのだ。
人とみつにならないように気をつけながら受け取りカウンターで支払いをすませる。
考えた結果、別のフロアにあるカメラコーナーだけを回ることにした。
それも、駐車場から一貫してエレベーターは使わずエスカレーターだ。
ネットで気になっていた現物を、触ることなく一通り眺めて、時間にして10分くらいだろうか。
店員と話をすることもなく、そのままそこをあとにした。
もうこれしかない。
おそらくどこか途中でエアローゾルがマスクに付着してしまったのだろう。
それはほんの僅かな量だったかもしれない。
しかし、その後マスクを交換することなく呼吸を続けたことで、付着したエアローゾルを吸い込んでしまったのではないかという可能性だ。
これなら、コンビニでも同じことが起こり得る。
(屋外を通る分、殺菌は期待できるが。)
しかし、言いたいことは、清潔な不織布マスクを使っていたとしても感染のリスクは十分にあるということだ。
1日に1回の交換頻度を高いと取るか低いと取るかは意見が分かれると思う。
しかし、身近な人間に聞いた限りだと、不織布マスクが半分、そのうち少なくとも1日未満で交換する人は1/10しかいなかった。
1日一回のマスク交換しかしなかった僕を責めてほしいのではない、毎日交換していれば感染を防げると油断している人がいるのであれば、そうではない可能性を考えていただきたい。
今回指摘したいのは、不織布に限らず、マスクに付着したウィルスを吸い続けることでマスクを貫通してしまう危険性だ。
それは不織布に限らず、すべてのマスクにおいて同じだと言える。
しかし、不織布を交換して使っていれば安全ではないということに警鐘を鳴らしたい。
いつ連絡があってこれからどうなるかなんて全くわからないが、一人でも感染しないように感染した人間は知恵を出すべきだと思うし、そうして知恵を出した人間を愚かだという切り捨てるだけの世の中であるべきではない。
そんな状態にも関わらず、医療従事者の人たちは感染者の不安を少しでも取り除こうと丁寧に丁寧に説明をしてくれた。
あとから発熱外来に来る人間は、絵に書いたようなマイルドヤンキーみたいな若者で、こんな人間たちと一緒に感染してしまったことがどうしようもなく悔しかった。
職域接種が完了してるビッグカメラなら安全安心だったのにな
不織布マスクの交換頻度の記載ありがとうございました。 通勤の行きの電車でついたのか、帰りの電車でついたかもの可能性を考慮して、2回では少ないかもしれないですね。 一日数回...