2020-11-06

アライさん界隈から得られたコミュニティ的知見

アライさん界隈というコミュニティ

もうみんな覚えているかからないがTwitter上にアライさん界隈というコミュニティがある。

アライさん界隈はけものフレンズのアライさんのなりきりをしながら交流を楽しむ特異なコミュニティで、

人生が終わっているアカウントが多いので「メンヘラおもちゃ」「害獣」などと散々なことを言われている。

アライさん界隈の歴史

みんな興味がないかもしれないが書く。

前史(アライさん界)

実はアライさん界隈が成立する前にも複数のアライさんアカウント存在していた。

主にいたのは以下のようなアライさんで、一見もうアライさん界隈が成立しているように見えるが、実際は全員違う界隈(パチンコ界隈やけもフレ界隈)で活動していて特に交流はなかった。

この時代、これらのアライさんやTwitterにいるアライさんbot達をウォッチしていた人間がおり、彼らがそのアカウント群を「アライさん界」と呼んでいた。

ただアライさん同士は特に関係のない互いに独立したアカウントだったので勝手にそう呼んでいただけである

アライさん界隈の成立

2019年3月、突如「新生活が辛いアライさん」というアカウントが登場し、アライさん界隈が成立する。

この新生活が辛いアライさんはどこの界隈にも属していないアライさんで、登場直後は独り言のようなつぶやきをしていたが、

けもフレ界隈で活動していた徳が低い食事をするアライさんとTwitter上で出会ってからリプライ飛ばし合うようになった。

そして、そのやりとりを見ていた新生活が辛いアライさんのフォロワー達が新たにアライさんとして参入し、新生活が辛いアライさんと交流を行うようになったことで、

現在多種多様なアライさん同士が交流するアライさん界隈の基本形が成立した。

新生活が辛いアライさんは今でこそ典型的なアライさんだが、以下の特徴によって「アライさん界」を基盤として「アライさん界隈」を成立させた。

  • どこの界隈にも属していない
  • アライさん同士の交流を本格的に始めた

これ以降のアライさん界隈は順当にアライさん達が増えていく拡大期に入る。

拡大するアライさん界隈

2019年4月に「リボ払いを返済するアライさん」が現れ、自己紹介ツイート漫画家小林銅蟲RTされて相当RT数が伸びた(1000RTくらい)。

その後いくら面白い人達が入ってきて、「アライさんアカウントが闇すぎる」みたいなツイートが3万RTくらいされた。

この辺り(2019年4~5月)がアライさん界隈の全盛期だった気がする。

正直この辺りから記憶曖昧なので書いていて辛い。

よって以下言いたいことを言うだけ。

面白い人が面白いことをする」というわけでもない

有名なコピペを見るとコミュニティの始まり面白い人達のような印象を受けるがそうでもない。

少なくともアライさん界隈は最初に「面白そうなことをしていた人達」がいて、「面白い人達」がそれに目をつけて参入する形だった。(アライさん界隈がそもそもまらないというツッコミはやめてね)

初期のアライさん界隈はただ人が交流しているだけで、その後それに目をつけたアライさんを使わなくても面白い人達オモシロ経験談や専門的な話をしてコンテンツとしての強度を高めていた。

具体的に言うと「樹海彷徨って死体を見つけるアライさんbot」や「奇書が読みたいアライさん」はわざわざアライさんアカウントにしなくても面白い人達だったし、交流目的アカウントでもない。

から面白い人達が作ったもの」を凡人が台無しにしたという認識は必ずしも全てのコミュニティには当てはまらないし、

コミュニティは「面白い人達」が面白そうなものに目をつけて利用しているという側面もあるのでコミュニティ論は安易に語れるものでもない。

面白い人が面白いことをする

面白いから凡人が集まってくる

住み着いた凡人が居場所を守るために主張し始める

面白い人が見切りをつけて居なくなる

残った凡人が面白くないことをする

面白くないので皆居なくなる

何らかのコミュニティに対して上のコピペのような認識をしていたらもう一度よく考えてみた方がいいかもしれない。

(なおアライさん界隈に対してこのコピペのような認識がされているかは知らない。「アライさん界隈がつまらなくなった」というような意見を見たわけでもなければそう思っているわけでもない。)

それでもアライさん界隈がマシな理由

上述したようにアライさん界隈は「メンヘラおもちゃ」「害獣」などと散々なことを言われている。

これはその通りで実際最悪な面が多いが、それでもTwitterコミュニティとしてはまだマシだと思っている。

Twitterパーソナリティを見てくれないし趣味がないと繋がれない

例えばTwitterでは絵描きは絵を上げないと価値がないし、絵描きフォロワー絵描きパーソナリティには興味がない。

正直俺も絵描き焼き肉食べたとかどうでもいい。

ネット上のコミュニティで仲良くなってパーソナリティを見てくれることもあるが、結局趣味で繋がっているし見えているのに参加できない。

絵描き絵描き同士でDiscordで会話しているし、車オタクは車オタク同士でオフ会をしている。

Twitterは開かれているようで開かれていない。悲しい。

Twitterで失ったものを取り戻す

アライさん界隈は誰でも参加できる。趣味の壁もなく、まぁまぁパーソナリティを見てくれる。この特徴は趣味で繋がっているTwitterコミュニティにはない。

「誰とでも交流できる」というTwitterで失ったインターネット特性もっと大事にしてもいい。楽しいから

  • 対岸の火事、他山の石!

  • コミュニティに属していなくても、しんどいとき、何かに依存しちゃった時に「ーなのだ」って呟くことが文脈になる。

  • 他人が作り、他人が好きなキャラクターの皮を剥いで被って我が物顔してる時点で印象悪いのにマシもクソもない

  • 単なるネタ垢がだんだんメスの匂いをさせるようになるのが興味深い 性的に爛れてるんだろうな~~~~

  • なんかよく分からないけどおもちゃにされてんだなっていう印象しかない。自分が作ったキャラクターがこんなことになったら悲しい。

    • 某タナカ『自分の息子をホモにされて嬉しいわけないだろう!』

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