アメリカに数年間住んでたことがある、診断済みのADHDです。
個人的に感じた発達障害者を取り巻く日本との違いを振り返っていきたいと思います。
かなり偏った話になるとは思いますが、ご了承ください。
まず呼称。
自閉系の障害全般は「Autism(オーティズム)」と呼ばれます。
アメリカ人は診断済みであれば、どんどん発達障害をカミングアウトしていきます。
「僕もADHDだ」、「私の妹もautismだ」など、
当事者やその家族が自ら手を挙げて発言していて、本当に驚きました。
(アメリカの学校自体、授業では積極的に発言することが推奨されています。)
ちょっと仲良くなれば、「実は発達障害なんだ」と面と向かってカミングアウトされることもあります。
よくネットでは「アメリカは発達障害に理解があり、周りが寛容である」という話が見受けられますが
それは違うかな、と。
日本での生活同様アメリカ人から避けられることは多々ありました。
それから、前述の発達障害をカミングアウトしてくれたアメリカ人や
カミングアウトはなくても「この人もしかしたら発達障害なんじゃない…?」
と感じたアメリカ人。
ただ、日本人が普段の人格と能力を結び付けて総合的に他人を評価するのに対して
アメリカ人は、コミュニケーションや性格に難があっても、何か特出する能力があれば
受け入れてくれる人が多いと感じました。
私はとある特技を持っているのですが
発達障害起因のコミュニケーション難のせいでぼっち気味だった私に対しても
その特技に関しては彼らはきちんと認めてくれました。
と大きなリアクションをしてくれました。
何か面白いことを言ったり、凄いことをしても「し~~ん」となる空気がありますよね?
グループ内で影響力のある人がリアクションを取らなかったら、残りのメンバーも右に倣えで「し~~~ん」。
もしくはコソコソ顔を見合わせて、誰も反応をしないと察するやいなや「し~~~ん」。
アメリカ人もその場にいる全員が反応をくれるわけではないですが
少なくとも彼らは、「自分がいいと思ったものは素直に評価する」という線引きができているように感じました。
普段のキャラに左右されずに能力そのものを評価される分、自信をつけやすいです。
ただ、何か得意分野を持った発達障害の人は
人種差別って容姿差別でしょ 額に日の丸マークが入ってるわけじゃないしお前の人種は何打はタブーのはす